保冷剤にはもう期待しない ダイソークーラーボックスでクーラーバッグを強化

冷蔵庫を買ってから、クーラーバッグや保冷剤がいかに頼りないかが身にしみました。もちろん、春先や秋以降であれば、クーラーバッグで十分ですが、そんな時期は保冷剤なんて使わなくても、自宅の冷蔵庫で作った氷とかサツドラのロックアイスを途中で買えば、食材も氷もある程度もちます。結局保冷剤なんてほとんど不要というのが結論です。

ですが、冷蔵庫とはいっても、8Lですし、我が家の場合容量の半分以上は氷なので、初日の食材くらいは、クーラーバッグでなんとかしたいと思うわけです。

クーラーバッグは、DCMのちょっと良い方のものを使っているのですが、これ、AOとかに比べると全然ですけど、ソフトとしてはまぁまぁの性能だと思うのです。それとサイズが非常に便利で、クーラーボックスとかクーラーバッグとかって、やたらに四角のばかりで、使いづらいのですが、この横長の形状は車でとても使いやすいのです。食材の収まりも良いですし、外側についているポケットにウエットティッシュや箸などを入れておけるのも便利です。ある意味、ランチバッグ的な使い方ができます。外側は、CORDURAが使われていて、デザインも好きです。

ですが、これ、夏場は全然ダメ。氷点下保冷剤x2 +普通の保冷剤 x3 とか入れても、車で移動してその後炎天下なんて状況では、ほぼ瞬殺です。1度チャックを開けたら終わり。というか、チャックを開けた時点のがっかり感は半端ありません。

しかし、おそらく、AOの高いものを買っても値段ほどの大きな違いは無いような気がしますし、使い買っても悪そう。ハードクーラーボックスなんて車中泊ではじゃまでしょうがないですし、性能が良いものは、同じ容量でも、ボックス自体はデカくて重たい。

もう、なんともならないから、諦めるかなぁと思ったのですが、今日、ダイソー行ったら、150円のクーラーボックス?を発見。どう見ても、単なる発泡スチロールの箱なんだけど、ちゃんとクーラーボックスって書いてあるんです。それに、発泡スチロールというのは、クーラーボックスの素材としては安い方ではあるんだけど、クーラーバッグの素材と比べると結構いける方なんです。なので、ちょっと期待してしまったんですよね。それに、このサイズが良かった。なんと、DCMクーラーバッグに入ります。ソフトだからこその「入ります」ではなく、世にいう、シンデレラフィットです。

ということはですよ。そう、これを使うことで、DCMクーラーバッグの性能を、飛躍的に(かどうかは誰もしらない)高められるのです。サイドに持ち手をつけるための出っ張りがあるので邪魔に思う人は削ってしまえば良いと思いますが、そこはソフトクーラーの強みで、出っぱりが全然気にならないので、私はこのまま使います。

これで、冷蔵庫に入らないけど、ちょっと冷やしておきたいものは、この中に入れて保冷剤をいれておけば良くなるのではないかと期待しています。もし、道中、保冷剤が役に立たなくなった後にも継続したい場合は、氷を入れます。氷は冷蔵庫に沢山ありますし、無くなったらサツドラでもコンビニでもロックアイスを買い足せば良いので、全然OKということになります。

結局、保冷剤は、出かける時に、1つ入れておくくらいで良いということになります。

ちなみに、クーラーボックスとかクーラーバッグの使い方ですが、良く、出発までに食材を冷蔵庫で十分冷やしておいた方が良いという話を聞きますし、私もそうだと思いますが、実は、それだけでは不十分なのです。冷蔵庫でも、何も入れなくても、室温 25度くらいの状態から、0度までもっていくには、1時間以上かかります。まして、クーラーボックスに保冷剤を入れただけだと、最初の温度を下げるだけでも結構保冷剤の能力を使ってしまうのです。しかしクーラーボックスを冷蔵庫に入れるなんてできませんし、冷やす手段はありません。なので、保冷剤は2つ、できれば氷点下保冷剤を用意して、1つは出かける前にクーラーボックスに入れて、クーラーボックス自体を冷やし、でかけるときにはできるだけ速やかに冷蔵庫、あるいは冷凍庫の食材と新しい保冷剤を入れると良いです。少なくとも最初に開けるときまでは結構維持できると思います。

そういう意味で、このクーラーボックスINクーラーバッグは、先に取り出したようなものをボックスの外に入れておけば、ボックス側は開けずにすむという利点もあります。また、ダイソークーラーボックスは余計な外装がありませんから、その分軽く、コンパクトでクーラーバッグにINするには最適ではないかとさえ思えてきました。 :-p

カテゴリー: ZAKKI | 保冷剤にはもう期待しない ダイソークーラーボックスでクーラーバッグを強化 はコメントを受け付けていません

キャンプ・フェス アウトドアの暑さ対策

昨日のPMFのピクニックコンサートは、快晴。 ほぼ無風。逃げ場の無い炎天下のアウトドアで、11時からゲート前の列に並び、12時から入場、13時スタートで、17時過ぎまで、5時間以上の(オーディエンスにとっても)過酷なコンサートとなりました。 雨よりましですけどね。

途中退場者多数、虫の多い木ノ下への避難者多数でしたが、我々は最後まで日の当たる場所で耐久レースとなりました。

キャンプの場合は、タープやテントがあります。特に最近は、コールマンのダークルームや、ロゴスのソーラーブロックのような、優秀なマテリアルがあって、ほぼ完璧な日陰が作れますし、1家族あたりのスペースも広くとれますが、音楽祭は、日傘を射すのも、後ろの人の事を考えると躊躇われる状況ですから、帽子くらいしか日光を防ぐものがありません。

そこで、今年は、できるかぎりの暑さ対策をしていきました。

まず、我が家のPMFピクニックコンサートの場合、このような状況であるにもかかわらず、要求は、次の様にかなり高いです。

  • 昼食を食べる
  • 昼食は、パンと冷奴、サラダなどフレッシュなものを食べる
  • 昼食の残りは、夕方に食べることもあるので、夕方まで腐らないようにする
  • 常に冷たい飲み物が飲めるようにする
  • 白ワイン+炭酸、赤ワイン+炭酸を、冷え冷えでみかこさんが飲めるようにする
  • 最初から最後まで、そして、帰宅時に車の中で飲む分も含めて、氷を用意する
  • 炎天下で熱中症にならないように、体温を下げる工夫をする
  • 無風状態に備えて、うちわ、扇風機を用意する。

といった感じです。例えばクーラーバッグに、冷蔵庫で数日間凍らせた保冷剤を入れても、余市から札幌まで車で1時間30分移動、入場まで、炎天下で1時間以上待っている間に、ほぼ常温かすこし冷えているかなぁくらいになってしまいます。ロゴスの氷点下保冷剤x2 なんて、凍らせるのに2-3日かかるくせに、まったくもちません。もちろん高価なハードクーラーボックスを使えばもうすこしもつかもしれませんが、それはクーラーボックスを開けなかった場合の話であって、食事をしたり飲み物を取り出したり、氷を取り出したり、開け締めしている間にあっという間に常温です。保冷剤というのは、その名前の通り、冷えた状態をキープするものであって、一度クーラーボックスの中が常温になってしまうと、そこから冷蔵庫の4度くらいまで冷やす力はありません。

つまり、我が家のPMFの場合、いくら高価なクーラーボックスとたっぷりの保冷剤を使っても、昼食までもたせるのが精一杯で、帰宅まで氷を維持するためには、どれだけ大量の氷を用意すればよいのか、そしてその大量の氷を入れるために、大型の重くて高価なクーラーボックスが必要ということになると、現実的な話ではなくなります。

そこで、今年導入した秘密兵器が、冷蔵庫だったわけです。数回のキャンプで使ってみて、使い方もわかってきました。-20度まで冷やせるからといって、-20度だとあっというまにバッテリー切れです。特に炎天下で頻繁に開け閉めするとなると、バッテリーはもちません。

車で使え、かつバッテリーでも動作可能な冷蔵庫は、何種類か形状やサイズがあるのですが、私が選んだのは、F40C4TMPの一番小さい 8L のものです。縦型という形状が車にピッタリでじゃまになりません。特に先日のブログで書いたように、専用の居場所を作ってからは、持っていくのが全く苦にならなくなりました。容量は小さいですが、値段は高価なクーラーボックスよりずっと安いですし、場所も取りません。重さも大きめのクーラーボックスとくらべてそれほど重いものでもありません。そして、なにより、自分で「冷やす」力があるので、どんどん温度が上がるだけのクーラーボックスとは比べ物にならない安心感があります。万が一バッテリーが切れてもしばらくは保冷しますし、予備バッテリーやソーラー充電(あ、今回ソーラーパネルを持っていこうとしていたのを今思い出しました。絶好のチャンスだったのに痛恨のミスです。冷蔵庫のバッテリーは最後までもったので不要でしたけど、実験したかったです。)という手もありますし、車に戻ってエンジンをかけて充電するという手もあります。

ただし、8Lという容量と、バッテリーをもたせつつ使うために、どうつかうかがポイントになります。最初に使った時は、-20度設定にして、冷蔵庫には食材は入れず(凍ってしまうので)保冷剤を入れ、食材はクーラーバッグに入れて、保冷剤を交換しながらもたせるという作戦でしたが、これは完全に失敗。保冷剤というのは、まったく効率の悪いもので、冷やすのに冷凍庫で何日もかかるくせに、効果はせいぜい数時間しか持続しません。保冷剤を一度交換したら、次は旅行中はありませんし、冷凍庫で冷やしていた保冷剤も交換後数時間でアウトですから、みごとに、サラダを腐らせてしまいました。おまけに、停車後も-20度設定のままだったので、バッテリーが朝までに空っぽ。冷蔵能力まで失いました。

次は、車で移動している間だけ-20度で、停車したら、氷を維持できる程度(-5度くらい)に設定変更する手段。これはまぁまぁ良かったですが、-20度にしている間は食材が入れられませんから、食材はクーラーバッグの中です。結局食材がクーラーバッグの中であぶない状態に。それに、温度設定によって、食材をクーラーバッグと冷蔵庫の間で行ったりきたりでめんどくさい限りです。

で、結論としては、冷蔵庫は冷蔵庫として使おうという、考えてみれば当たり前な方法でした。しかし8Lという容量ですから、二人とは言え作戦が必要です。特に我が家の場合半分以上は氷ですから。というわけで、温度設定は、-5度。飲み物は入れない。サラダなどの腐りやすいものを入れて、常温付近でもある程度もつものは入れない。ということにしました。サラダもタッパーに入れるとタッパーの分もったいないので、ジップロックにします。氷もジップロックにして、形状に柔軟性をもたせます。飲み物は冷やせませんが、実は、保冷機能のある真空タイプのマグカップに氷をいれて、飲み物をいれれば、飲み物自体は冷やさなくても、いつでも冷たい状態で飲めるのです。この方法は我が家ではずいぶん前から実践していて、旅行中、あるいは帰宅時には、サツドラに寄って、900ml/97円のUCCアイスコーヒーと100円のロックアイスを買って、氷とアイスコーヒーをマグカップに入れて冷え冷えで飲むことになっていましたので、その応用です。

冷蔵庫の話でずいぶんと文字数を使ってしまいましたが、これが今回の要になります。ここまでで、食べ物と飲み物については、全部クリアです。

次は、体の方ですが、大きく3つの手段を用意しました。

  • USB扇風機
  • アイスバッテリー / クールリング / おやすみん
  • オキシー 冷却デオシャワー / ギャツビー アイスデオドラントスプレー / シーブリーズ

USB扇風機は、バッテリー式で、リズム風機能と首振り機能がついたすぐれもの。3,000円くらいで買えて、車中泊でも、自宅でも活躍します。自宅では家庭用扇風機をつかわずにすむので、省エネにもなります。

アイスバッテリー系は、保冷剤の一種なのですが、冷凍庫ではなく、冷蔵庫で十分冷やせますし、普通の保冷剤の様に冷たすぎません。だいたい12度くらいを、普通の保冷剤より長くキープする上、冷蔵庫に30分も入れればある程度復活します。クールリングは首に使いますが、これは頭がかなりすっきりしますし、直接的に熱中症予防になると思います。アイスバッテリーとおやすみんは、手の平を冷やします。人間の手の平と足の裏には、AVA血管というのがあって、ラジエターの役割を果たしているそうなので、そこを冷やすことで、血液を冷やし、結果的に全身の体温を下げることになるようです。これはクールリングほど直接的なクール感は無いのですが、じんわり確実に効きます。暑さでバテバテになってやばい状況になった人を回復させたという話もありますので、当然そうなる前の予防にも使えます。おやすみんは、もともとは寝る前に20分だけ、両手を冷やすことで、入眠を助けるための商品なので、手のひらに固定するバンドがついているので便利ですが、アイスバッテリーはスポーツ用途なので、固定バンドはありませんが、持続時間は長いです。また片面には断熱材が入っているので、例えば、座っている場合、冷たい側を上にして、ももの上に置いて、その上に手を置くという使い方が便利です。他、帽子の中に入れたり、額にあてたりしても気持ち良いです。冬のカイロみたいに、あるいは夏に自販機で買ったばかりの缶ジュースみたいに、気持ちの良い温度が長く続くというもので、今回はアイスバッテリーの方が役に立ちました。

オキシー / ギャツビー / シーブリーズは、体に吹きかけるというか塗るというかそういうものですが、制汗作用、デオドラント作用、そしてクーリング作用があります。似たもので、シャツクールのように、服に吹きかけるものがあって、こちらも車に常備していますが、今回の状況では、直接体に使えるもののほうが良かったです。これらは、冷やすというより、ひんやり感とかさっぱり感を得られるもので、不快感を軽減させます。どちらかというと精神的な作用が大きいものになるかと思います。

カテゴリー: ZAKKI | キャンプ・フェス アウトドアの暑さ対策 はコメントを受け付けていません

最強エアポンプか?

評判が良いので、安永の YP-15A を買いました。

60cm水槽が1つに、30cm が2つあって、それぞれ Gexのスリム型の外掛けフィルタをつかってはいるのですが、基本は、底面濾過なので、エアポンプは欠かせません。底面濾過はエアリフトなので、いままでいろいろなエアポンプを試してきましたが、寝室なので、半分はうるさくてまったく使い物にならず、静かなのはパワー不足。キョーリンの C-8000みたいに静音性とパワーを両立しているかに見えるものは、半年程度でパワーダウンするし、交換部品で交換しても全然復活せず、コストがかかりすぎます。

最終的にバランスしたのは、水心 SSPP-3S なので、これを3台、各水槽に1台使っていたのですが、これも、あまり長期はもちません。それに結構熱を持つので、下に敷いている布が怪しい色に… 音もうるさくなってきたし、そろそろ寿命だと思うのですが、同じものを買うほど、気に入っているわけでもなかったので、試しに安永を買いました。サイズで悩みましたが、6ではちょっと心もとないし、20はオーバースペックだと思ったので、15。消費電力はSSPP-3S3台と同程度で、パワーは上かな。エアーアウトが1つしかないので、3分岐して設置。キョーリンの時は、3分岐のパワー調整をしないとならなかったのですが、こちらはパワーがあるので、3つとも全開でも余裕でエアー出ています。

これでようやく水心3兄弟ともおさらばです。そして、今までより静かになりました。

外掛けフィルター、外部フィルターもいろいろ使ってきましたが、結局 GEXのスリムが一番使いやすいかな。水作のドライブ(投げ込みの水中ポンプバージョン)も結構長く使いましたが、フィルタ掃除が面倒。外掛けだと、フィルターパネルの抜き差しでいけるので楽です。ただし、取水口のフィルターがすぐに詰まるので、そこは毎回手を突っ込んでシュポシュポしないとなりませんが… 安永で底面フィルターが十分に機能するようになったら、外掛け外そうかなとも思っています。

カテゴリー: ZAKKI | 最強エアポンプか? はコメントを受け付けていません

冷蔵庫の居場所

荷室のテーブルの片隅に冷蔵庫を置いていたのですが、ちょっと使いづらいので居場所を作ってあげることにしました。

縦がた冷蔵庫なので、テーブルの上だと、まず走行中不安定なので、(実際には倒れないようですが)ベルトで留めていました。また、開ける時に、上がぎりぎりなので斜めにしないと開かないとか、自分の身長では、中身が見えないとかがあり、苦労していました。

そこで、一番うしろのテーブルに冷蔵庫用の穴を開けることにしました。高さを測ってみたら、ちょうと取手の部分がテーブルの上にくる状態で、荷室の床に直置きできました。奥行きが22cmで、手前にすこし余裕を出すので、車中泊時に私の足元が30cm弱短くなるのですが、邪魔な場合は、寝る時だけテーブルの上に移動しようかと思っています。

身長を考えるとみかこさんの足元が良いのですが、それで万が一文句言われたら怖いので、私の足元にしました。

ドリルとジグソーで適当に素人仕事で穴を開けて完成。かなり使いやすくなりそうです。

カテゴリー: ZAKKI | 冷蔵庫の居場所 はコメントを受け付けていません

ポータブル冷蔵庫をソーラーパネルで動かす

いままでキャンプ用とか災害用とか言いつつ、揃えてきたものがいろいろ繋がりつつあります。

8Lの冷蔵庫は期待以上に高性能かつ省電力で、本体にもバッテリーを一つ搭載しているので、小さいポータブル電源だけでもなんとか1泊2日氷と保冷剤を保つことができました。食材の方はソフトクーラーバッグに入れて、冷蔵庫は冷凍庫として使い氷と保冷剤を冷やす形で使いましたので、温度設定は冷凍庫の標準である -18度。

キャンプ場についてからは翌日の昼過ぎまでクルマのエンジンはOFFなので、ポータブル電源も空になりましたが、その後も冷蔵庫内蔵バッテリーで動き続けて、帰宅の為にエンジンをかけるまで氷を保っていました。今週末は車中泊+キャンプの二泊の予定なので、ポタ電を容量が倍のG-500に代える予定です。(G500は持っていたのですが、大きいし、重いし、今までそこまで容量必要なかったので小さいのを使ってました) ※G-500は待機電力が大きくて使いづらいので、結局いままで使っていたものに戻して、その代わり、S270を2台追加しました。G500が500Wh, S270 が150Wh で、小型のが298Whなので、合計598Wh。ロスを考えても、だいたい同じくらいかな。

これとは別に、s270と一緒に買った60Wソーラーパネルがあり、例の停電の時に活躍しましたが、それ以来眠っていたので、引っ張り出してきて実験しています。実はこの冷蔵庫はソーラーパネルからの入力用端子を持っているので、内蔵バッテリー搭載が条件になりますが、電気代0円で動かせます。

今日は生憎のくもりですが、それでも現在ソーラーパネルからの電力で駆動していて、かつバッテリーへの充電もしていますので、夜はバッテリーで動かせそうです。ただし、内蔵バッテリーはあまり容量が無いので、朝まで動かすには温度設定を4度くらいにして、冷蔵庫として使う必要があります。-18度のままでは6時間くらいしかもたないようです。今時期だと、18時までなんとかなったとして、翌朝7時までだと、13時間といったところですが、冷蔵庫設定だとバッテリーで22時間もつとのことですから余裕ですね。

実は、この冷蔵庫は、クーラーボックスとしても案外優秀で、ただの入れ物ではなく、高密度ウレタンを使用した保冷機能を持っています。つまり電力が無くなっても、急に温度があがるわけではなく、クーラーボックスになるわけです。私の場合冷凍庫の中には、保冷剤と氷が詰まっていることになりますし、蓋の裏側には専用の保冷剤が取り付けられるようになっているので、車中泊の場合は、 -18度設定であっても、エンジンOFFから、ポタ電に切り替わり、G500なら朝まで余裕。仮にG500が空になっても、そこから6時間は内蔵バッテリー、万が一それも空になっても、中の保冷剤が氷をキープしますから、我が家はほとんどありませんが、例えば長期の旅行でも十分使えることになります。更に、キャンプサイトに持ち込んでソーラーパネルと接続しておけば、ソーラーも使えます。

この性能が購入の決めてで、同程度の金額を出せば、シマノの中程度のクーラーボックスが買えるのですが、クーラーボックスはどれだけ性能が高くてもクーラーボックスでしかありませんし、車内でがさばることには変わりませんから、この縦型の高性能冷蔵庫はかなりお得感があります。

カテゴリー: ZAKKI | ポータブル冷蔵庫をソーラーパネルで動かす はコメントを受け付けていません

フリードベッド修理と車内紹介

土日の函館旅行で、フリードベッドの床を壊してしまったので、今日作り直しました。 今日は義母を病院に連れて行くために有給を取ったので、午後に時間がありました。義母を病院へ連れて行くには車いすを積まなければならず、全キャンプ装備を一旦車から出さなければなりません。そして、戻ってから全部もどします。そのついでにベッドの修理です。

フリード+は、後席のシートバックを前に倒し、ラゲッジルームの床と完全にフラットになって、セミダブルベッドサイズのフラットな床面が作れます。床の下は、ラゲッジルーム側には、4WDで高さ約20cmの収納があり、キャンプ道具のうち、ある程度大きなものはそこに収納できてしまいます。なので車中泊時には、服類を前席に移動するだけで、荷物は大きく移動させる必要はありません。

とは言うものの、快適さを求めて荷物は徐々に増えていき、というか車中泊なので、キャンプ道具以外にもいろいろ必要で、天井の網棚とか荷室の奥行90cmのテーブルとかにいろいろ置いています。この二か所も車中泊の時にまったく動かさなくて良いので、楽です。ただしテーブルの上は走行中に暴れるので、ネットで抑えておいて、車中泊時にはネットを取ります。このネットが意外と邪魔。

問題は、後席の背中と荷室の間に40cmの隙間ができるということなのですが、この隙間を埋めないと寝れません。おまけにこの場所はもともとはあまり体重をかけない場所かなと思っていたのですが、我が家のフリードのテーブルの位置関係だと、座る位置は少し前(車の前)側なのですが、テーブルの物を取ろうとすると丁度一番踏み込む位置になるんですよね。

フリード+には、後席の背中に純正のブリッジボードがついているのですが、これが厚み2.5cmというやっかいもので、強度はあるけど厚みでせっかくのフルフラットが台無し。結局取り外して、納戸行です。その代わりに風呂蓋を使っていたのですが結構重いし使っていないときに邪魔なので、桐集成材に代えていました。集成材もブリッジの両端をある程度長めにすれば耐えていたのですが、それだと60×40が2枚に、90×15が3枚(60×15でも良いのですが切るのが面倒だった)必要になります。それを毎回並べるのが結構めんどくさいというより、みかこさんがセンスなくて何度教えてもちゃんとブリッジにならないんです。で、いろいろ実験して、90×15 を3cmくらい切り詰めて、荷台のボードの下に横に潜り込ませてステーとして使い、60×40 x2枚をそこと、後席の背もたれのジョイントの間に横向きに置くことで90×15を2枚減らしました。これで落ちないのですが、さすがに、両端が引っかかっているだけで、板にかなりの負荷がかかるので、今回割れてしまったというわけです。応急処理として割れたものを縦にして、みかこさんのところに配置して、私の方は、横のままそーっと寝ました。そもそもこの部分は下にエアクッションとかの詰め物をしても良いのですが、このボードの下が靴置きだったりちょっとした荷物置き場になったりするので、空間として残しておきたいのです。

銀色の板がラゲッジルームボードの下にもぐりこませたステー部分
手前のパイン材が今回新調した板。2枚に分ける必要もないので、120×601枚です。

というわけで、構造はこのままにして、強度のあるパイン材に代えました。ちょっと重たいですが、割れることはありません。実は15cm幅のステーとして使う板ですが、これは、休憩時に運転席横のトレイを引っ張り出して、後席のシートにひっかけるようにすると、丁度運転席と助手席の間のテーブルになるので、寝る時以外はテーブルとして使う為に、色を塗りました。(物置に銀色のスプレー缶しかなかった)

そして、ブリッジボードを載せるとこうなります。15cm幅のステー板を潜り込ませた部分が若干浮きますが、上にシュラフを敷いてしまうとまったくわからないほど、フルフラットです。幅もあと10cmあるとベターですが、これでも落下の心配はありません。

シュラフが無い状態(実際はこんな状態にはしませんが)で、車中泊の時の状態を再現してみました。LEDランタンをルームランプ部分に設置した根付にぶら下げています。最後部にはプロジェクタースクリーン。後ろに向かって右が私のエリアで、前にはポータブル電源のG-500と、冷蔵庫があります。ここにはアクセサリーソケットがあるので、ポタ電を置くには最適です。テーブルは奥は桐集成材で軟ですが、手前はパイン材でがっしりしています。しかし、フリードの荷室のユーティリティなんとかに取り付けた、L字金具のステーは長さが足らず、かといって延長してしまうと後席が下げられなくなるので、上から左右の赤いロープで吊り構造になっています。ロープは+ではない方のフリードの3列目用のフック両端にあるルーフラック用の隠し穴にターンナットを止めて、そこにフリード純正のフック?をねじ込んでひっかけています。このフックと、運転席上のハンドルとで天井に四角形ができるので、緑のパラコードをぐるっと一周させています。このロープはなにかと便利で、邪魔にならないので、常時そのままです。後ろに向かって左側がみかこさんのエリア。間にあるのが、2本脚のテーブルです。2本脚がポイントで、この上にシュラフを敷くことができますので、脚が床の上にある形になりますから、安定します。。4本脚だと脚が、シュラフの上になるので、不安定で酒が置けません。

この板は走行中は邪魔なように思えますが、実は、後席の背中に入るのでまったく気になりません。ただし、上のテーブルもあって、後席は一番前ではありませんが、かなり前に出ています。後ろに座れないほどではありませんが、長距離は無理でしょうね。我が家は二人で後ろは荷物置き場なので関係ありません。

走行中の状態をテールゲートから見るとこんな感じです。上の板は先日作った、車中泊時に運転席と助手席の上の空間を利用したベッドサイドテーブルです。ここに無理やり押し込んでしまうと、ネットと同じ高さになるので、運転の視界の邪魔になりませんし、ちょっとしたものは置けます。(あまり置くと車中泊時に移動させるときに大変)

荷室のボード下は、こんな感じ。右側は、お土産用(野菜とかその他を傷つけないようにしまっておくところ)に、ホーマックで買った衣料用薄型プラケース(コロ付き)を入れています。お土産が無い時には、三角表示板とかロープ類、マイバッグ、緊急用トイレ、等々、こまごましたものを入れてます。プラケースの手前の青いバッグは風呂道具。バッグはお風呂用で、下がメッシュになっています。これはみか子さん用で、私のは選択用の小さい袋に入れてバッグの中に入っています。左側はキャンプ道具。自作のトレーに載せていますが、このトレーはひっくり返すと、キャンプ時のローテーブルになります。載っているのは、タープ、焚き火台、テーブル、陣幕、ポール(太いの1と、通常の太さのアルミが2本)、今は下ろしていますが、ランタンスタンドも載ります。焚き火台はメッシュなので、丸めると筒状になり、かなりコンパクトです。

というわけで、フリードの車中泊モード中心のご紹介でした。

カテゴリー: ZAKKI | フリードベッド修理と車内紹介 はコメントを受け付けていません

車中泊用ウインドファン

北海道なので、内地(本州)ほど暑くはないのですが、やはり夏の車中泊は暑さ対策が必要です。幸い夜はある程度気温が下がるので寝苦しいということは稀で、網戸にすればなんとかなることが多いのですが、朝は暑くて目が覚める事が多いです。

我が家では、本当に暑い時は、フロント1枚、リア1枚のドアに被せるタイプのメッシュスクリーン(網戸)を使っています。リアゲート用のも持っていて、フリードカフェにする時に使ったりしたのですが、ちょっと大きくて面倒なので、今は持ち歩いていません。

網戸を使っても使わなくてもそうなのですが、実はパワーウインドウは車中泊では不便で、エンジンをかけるか、アクセサリーモードにしないと窓を開けられないのは、かなり面倒です。

ネットで調べたら、「何時でもパワーウインドー」とうものがありました。ヒューズボックス取り付けで簡単そうなので、いずれ使ってみたいなと思っているのですが、一昨日バッテリーを上げてしまったばかりなので、今は躊躇しています。

で、普段我が家がどうしているかというと、当然ですが、エンジンOFFでもリアのパワースライドドアは動く(あれが動くのになんで窓開かないんやって思いますけどねぇ。安全面の問題もあるらしいのですが)ので、ドアをちょこっと開けて、すぐに止めます。パワースライドドアは外からだとハンドルを引っ張る動作しかないので、開くか閉じるかの方向は定まってしまいますが、内側からだと、ハンドルを押す向きでどのタイミングでも好きな方向に動かせますので、もうちょっと開けるとか閉めるとかができます。慣れないとタイミングが難しいですが、慣れの問題です。

というわけで、普段ドアの開け締めだけで対応していたりしますが、マジで暑い時期は、やはり網戸を使いたくなります。その場合は、フロント片側、リア片側にウインドウネットを被せて窓を開けます。このネットは簡単で、単にドアに被せるだけです。ですが、先程も書いたように、エンジン停めると窓が開けられないので、まどの開閉が調整できないのが、やはり辛いところですね。

話が大きくずれていますが、ウインドウネットを使えば風が適度にある時はそれだけで結構快適になるのですが、時々無風状態だったりして換気がしたいときがあります。頻度はあまり高くないので大げさなものではなく、何か簡単に作れないかなぁと思って、多くの方がやられているUSBファンの簡易版を作ろうと思ったのでした。

まずは、USBファン選びなのですが、自作されている方がよく使っているものが、こういった感じのものです。

PC用みたいにして売っていますが、こんなものPC周りで使っている人がどの程度いるのかなぁ。大抵はなにかの自作だったり、車中泊用途だったりするような気がしますけどねぇ。形状としては、PCのケースについているファンにスイッチとUSBケーブルを接続しただけのようなもので、以前はみなさんPC用のファンで自作されていたかと思います。最近のは、スイッチが良くなって、回転数を3段階くらいで切り替えられるようになったものが出てきました。

私も最初これを買おうかなと思っていたのですが、いろいろみていると、最近の空調服流行りで、空調服用のファンが結構出回っていました。空調服は前から興味があったので、これは一石二鳥だということで、空調服のセットを買いました。

ファン単体でも 3,000円くらいなので、服らしきものがついて 4,000円なら、ダメ元で良いかなと思ったのと、ウインドファンを使うのは車中泊に限られているので、それ以外もファンを活用できる(できたら良いなぁ)と思ったためです。まぁ、結論としては、空調服ってどうなのよ?って感じで、未だに使い所が見つからないのですが…

それと、もう一つ。空調服用のファンは、服の穴に止められるようになっているので、板とか布に、9cmの穴さえ開ければ固定が容易なのです。四角いPCファンだとネジ止めとかめんどくさいじゃないですか。とその時は思いました。最終的に私が作ったものは、四角いファンの方が良かったじゃんってものになってしまいましたが…

というわけでファンが手に入ったので、クルマの中で、バッテリー上がりも経験しながら、あれやこれや考えて、取付方法を決めました。プラダンとかを加工して窓に挟み込むような加工をしている人が多いと思いますが、私の場合常時使うものではないし、パワーウインドウにあまり負荷をかけたくなかったこともあって、網戸の内側に吊るす形にしました。これなら網戸で済む時は網戸だけで、換気が必要になったら、ファンを引っ掛けてバッテリーにつなぐだけですみます。窓の大きさに合わせる必要もないので、小型で、使わない時もじゃまになりませんし、ドアの開け締めでボディに干渉する心配も不要です。雨も気にする必要ありませんしね。

まずはどんな感じか、ダンボールで試作してみました。フリードプラスのリアにはもともとメッシュスクリーンがあって、それをひっかけるフックがあるので、それに引っ掛けています。このまま更にメッシュスクリーンを閉めることもできますので、虫の心配がなければ、網戸(メッシュネット)すら不要です。ファンの向きですが、排気か吸気かで悩んだ末に、いや、今考えれば、悩む必要も無く、ひっかける向きを逆にすれば良いだけですけど…. 2つのファンを反対向きに付けました。そもそも窓にはめ込まず、ひっかけるだけの形状にしたので、方向を決める必要が無く、それなら、送る側と取り込む側両方ともパワーがかかっていたほうが良いだろうというのが結論です。空調服とふくらませるだけのものだけあって、音はそれなりですが、パワーも十分。安いUSB扇風機よりずっと良いですね。風の方向は扇風機よりサーキュレーターに近いのかもしれません。体に風を当てるのが目的でないので、こちらの方が好都合です。

このままダンボールでもいいかなぁとも思ったのですが、いつ壊れてもおかしくないほど弱々しいので、100均に資材を物色しに行ってきました。最初 9cm の穴を開けて留める気満々でしたので、板の様な形状で、穴が簡単に開けられそうなものを探していて、ちょっと硬めのプラのランチョンマットとか、下敷きとか、フォトフレームとか、コルクボードとかにしようかなと思い、最後までコルクボードがカゴに入っていたのですが、最終的にハンガーネット?用の小物置きに決めました。これなら穴あけ加工すら不要で、タイラップで止めれば良い上に、バッテリー置き場も自動でできてしまうと思いました。

そんなこんなで、最終的に、こうなりました。テストで自室の窓に吊るして、昨晩動作させて寝てみましたが、まずますの性能だと思います。ちょっとうるさいですけどね。バッテリーは朝まで使って半分くらい残ってました。車だと、これを吊るす位置の近くに、ポータブル電源があるので、そこからUSB延長ケーブルで引っ張ることもできます。左側はタイラップで留めていますが、右側はケーブルを上から回しているだけで留めていません。固定する必要はなさそうなので、左もタイラップ切っちゃいます。で、あぁ、四角いので良かったなぁと思った次第です。 :-<

カテゴリー: ZAKKI | 車中泊用ウインドファン はコメントを受け付けていません

フリード+ 補機バッテリー上がりの恐怖

最初に、わかってしまえば大丈夫と申し上げておきますが、何しろハイブリッドのバッテリー上がりは初めてでしたので、かなりビビりました。

昨日の午後、リアウインドウにウインドファンをつけようとしていろいろ試行錯誤していたのですが、最終的に網戸(メッシュスクリーン)にして、その内側に、USBファンを吊るすという構造を思いついて、試していました。試すにはリアのスライドドアの開け締めや、パワーウインドウの開け締めが必要で、停車状態だとできないし、かといってエンジンをかけるほどでも無いと思って、アクセサリーモードで作業していました。時間にして5分から10分といったところで、パワーウインドウを動かすには、どうしても最低でもアクセサリーモードにしなければならず、車中泊でもそのくらいのことはちょくちょくやっていたので、バッテリーの事は心配していなかったのですが、突然ピーーーーーっとヤバそうな音がして、最初に気づいたのはリアのスライドドアが動かなくなった事でした。この時は軽くバッテリーの事が頭をよぎったのですが、直前まで特に不調も警告もなく何、何?って感じで、とりあえず、エンジンをかけておこうかと思ったのですが、時既に遅しで、パワースイッチをONにしてもあやしげなチリチリ音がしてハイブリットシステムがスタートしません。ハイブリッドバッテリーはそれなりに充電されているはずだし、システムがスタートすれば、DC-DCでハイブリッドバッテリーから、補機バッテリーに充電されるはずなので、仮にセルがまわらなくてもEVモードでハイブリッドシステムが起動して補機バッテリーに充電されてセルが回せるようになるのではと思ったのですが、甘かった様です。ハイブリッドシステムの起動はセル回すより電力を使わないのかと思ったのですが、どうもそうでも無いようですね。

何度か始動を試みましたが、状況は徐々に悪くなるようで、仕方ないのでOFFにしようと思ったのですが、なんということか、OFFにできない! スマートキーでなければ機会的にキーをOFFに回せばよいだけですが、何しろスイッチです。ONにもならなければOFFにもできないというなんとも矛盾した状態に突入しました。システムは起動しないのですが、スイッチがゆっくりと点滅している状態で、当然ですが、スマートキーなんてまったく使えません。私としてはバッテリーあがりの可能性が高いので、すぐにでもOFFにして回復を待ちたいところだったのですが、OFFにできなければ、状況は悪い方にしかすすみません。

結局ホンダのサービスに電話して、保険会社、JAFFと経由して、エンジン始動してもらったのですが、これ、自宅だし、ガソリン車だったら充電器かジャンプスターターで自分でできたような内容で、ちょっとはずかしかったです。ただ、何しろハイブリッドは初めてで、万が一余計な事して悪化したらいやだったし、ホンダのサービスの女性も自分でやらないほうが良いかもなんて言うので、安全を見て頼みました。保険の範囲内なので無料でしたけどね。結局補機バッテリー上がりだったみたいで、JAFFの人がバッテリーを並列に接続して一発でシステム起動できました。一度起動してしまえば大丈夫みたいで、数分様子を見て(というかJAFFの人に今後の為にいろいろ聞いていたのですが)、試しに一旦切って掛け直しても良いか?と聞いて、外部バッテリーをはずして掛け直したら、何事もなかったかのように起動しました。

で、JAFFの人とも話ていたのですが、こんな短時間でバッテリーあがるとしたら、オルタネータが調子悪いか、バッテリーがかなりヘタっているんだろうねということで、明日(今日)ホンダに見てもらうというような話になり、万が一明日(今日)かからなかったらまた呼んでね。どうせ無料だし。ってな話でバイバイしました。

その後、しばらくエンジン(というかハイブリッドシステム)オンにしてからOFFにして、再度オンにしたところ、なんと、ほぼすべての警告灯が点灯していることに気づきました。ずっとそうだったようですが、その時初めて気づきました。警告は全部で5つくらいあるのですが、ブレーキ、パワステ、ACC、あれやこれやで、警告灯オンパレードで、まじ、焦りました。

エンジンはかかったものの、一旦バッテリーを上げてしまったのか、あるいは、そもそもバッテリーあがり以外に何かトラブルがあるのかわからない状態で、この警告灯オンパレードはかなりつらいです。

運悪く、水曜日はディーラーがお休みなので、聞くこともできず、とりあえずエンジンはかかって、走行可能と出たので昨日はそこでおしまい。スマートキーも使えました。

Googleで調べたところ、似たような症状の人を何人か発見。警告はしばらく走っていたら消えましたって書いてあったので、補機バッテリーの電圧が十分回復していないせいかもしれないと思って、今朝は、エンジンオンで、キーでロックして30分くらい放置しました。その後再始動しましたが、やはり警告は消えません。ハイブリッド車は、EVモードでエンジン止まっていても、ハイブリッドバッテリーから、DC-DCで補機バッテリーを充電するということは知っていたのですが、それでも、バッテリーを充電したいのにエンジンが止まるというのは恐怖を感じますね。エンジン=>ハイブリッドシステムという置き換えが、どうもまだ頭に入っていないので、こういう状況で、エンジン停止はビビります。

いろいろ試してもダメそうなので、というか、ほぼバッテリーだろうと確信したこともあって、そろそろバッテリー交換しないとやばいなと思い、今朝ホンダに電話したら、「警告灯はこちらでオフにできます」とのことだったので、ついでに今日バッテリー交換できますかぁ?と聞いて、いつでも大丈夫ですということだったので、行ってきました。いろいろ点検もしてくれて、約1時間。洗車までしてもらって、アイスコーヒー2杯ごちそうになって、2,000円値引きの約12,000円でした。自分で安いバッテリー買って交換すれば運がよければ半額くらいになったかもしれませんが、勉強料と安心料だと思えば、このくらいでしょう。

警告灯ですが、実は、小樽のディーラーまで30ほど走っている間に徐々に消えて、正常にもどり、最後にパワステーだけ残ったのですが、ディーラーについてから、女の子に、どうですかぁって言われて、再度起動したら、全部警告が消えて正常になってました。やっぱりねって顔してました。警告灯が消えたということは、大きなトラブルではなく、バッテリーあがりと考えて間違いないのかなぁなんて話をして、キーを預けました。

せっかくなので、いろいろ聞いたのですが、次のような感じでした。

原因は補機バッテリーあがりで間違いなく、他のシステムの異常は無し。ルームランプとか電装系はそれなりに動いても、ハイブリットシステム起動にはたりない状態だったと思われるとのこと。4年目なのでほぼ寿命と考えて間違いなし。OFFにできなかったのは仕方ないことで、システムが起動しないのでOFFにもできない状態に陥ったと思われる。どうしても切りたい場合は、バッテリーを外すしか無い。警告灯は、電圧不足のため。走行中に充電されて、電圧があがって警告が消えたとのこと。

で、結構前から気になっていた事なのですが、自分でバッテリー交換するときに、バックアップしなかったらどうなるのか?って話。セキュリティシステムとかのリセットとかがありそうでめんどいなぁと思っていたのですが、カーナビ系は一定時間メモリするかも、コンピューターのメモリはリセットされてしまうでも、ドライバーの癖の学習がリセットされるだけで、要するに新車状態に戻るだけで、特段心配は不要とのこと。セキュリティーシステムは全然大丈夫。バッテリーを完全に切り離してリセットになっても、全然問題ないですよぉとのことでした。これで次回から全部自分でできそうです。

ということで、まぁ、振り返って考えれば、バッテリー上がってジャンプスタートしておしまい。バッテリーがヘタっていそうだったので、交換した。ってだけの話で、ガソリン車と何も変わらなかったです。ですが、途中経過は、まったく初めてのことだったので、いろいろと罠があって、知らないと焦りますので、同じ様な目にあうかもしれない人の為に、そして今日の事を忘れてしまうかもしれない自分の為に、書いておきました。

教訓としては、せっかく持っていたジャンプスターター、使ったこと無いからとためらわずにつかってみればよかった。これからはちゃんと充電して、遠出する時はもちあるこう!って事かな。充電器だった持っているのに、宝の持ち腐れじゃん…

カテゴリー: ZAKKI | フリード+ 補機バッテリー上がりの恐怖 はコメントを受け付けていません

ACCとエコモードと燃費

結論としては、ACCは状況次第で積極的に使う。エコモードは常にONが良いと思っている

フリードを購入したときは、燃費に関していろいろな噂に振り回された。大きなところでは3つ

  • ACC使うより自分でアクセルコントロールしたほうが燃費が良い。特に運転のうまいひとは。
  • エコモードを使うと燃費が落ちる。特に運転のうまいひとは
  • 交差点での一時停止では、ハイブリッドのクリープ現象シエミュレートをブレーキで止めることになるので、Nレンジに入れた方が燃費が良い

年々かフリードに乗った今は、全部ウソだと思う。特に「運転のうまい人」は大嘘で、これは「ACCとエコモードを理解できてない人は」に置き換えるべきだ。

クリープ現象については、たしかに本来モーター走行では発生しないのでエミュレーションしていると思うが、確認したわけではないけど、ブレーキを踏んで停車しているときまでエミュレートしているとすれば、ホンダの開発者は馬鹿としか思えない。コンピュータはブレーキを踏んで停車していることはわかっているはずだから、まともな開発者なら、そんな状態でクリープ現象のエミュレートなんて発生させないだろう。

ACCは、一定速度での巡航がメインの時は使ったからといって燃費が落ちるものではない。しかし、一般道や渋滞気味の高速など、巡航が難しい場合にはデメリットが大きくなる。例えば、高速を 100km/h で巡航している時、前に70km の車がいた場合に、早めに追い越し車線にでて、アクセルで多少補ってやれば良いのだが、ACCで速度が落ちるくらいまで近づいてからでは無駄な減速・加速が加わるので燃費が悪くなる。仮に70kmで追従したあとに、前の車がICで降りたような場合だと、ACCが 100kmまで急加速することになる。こういう時は一度ACCを切って自分で加速すれば良いのだが、面倒なのでそれに任せてしまって燃費が落ちる。そういう状況が連続して発生するような状況だと、自分でコントロールしている場合は状況を見て、速度調整するが、ACCは、100とセットされたら、100を維持しようとするしね。私は、一般道でも結構ACCを使うのだけど、道路状況に合わせて頻繁にオン・オフ・速度変更を行っている。更に頻繁にそうしなければ走れない状況では、ACCを切った方が楽だ。

エコモードは、ACCを使っている時にその特性がわかりやすいが、簡単に言えば、急加速をしない機能だと言える。先程の 100km で 70km の車に追いつき、その車がいなくなったとき、エコモードをいれておかないと、ものすごい勢いで100kmに戻ろうとするが、エコモードONだとそれがかなり緩やかになる。前の車がいなくても、走行中に上り坂になったような場合、エコモードオフだとなんだかんだ100kmを維持しようとするが、エコモードONだと、それなりにスピードが落ちてから徐々に100kmまで上げていく感じになる。つまりエコモードに従って無理な加速をしなければ燃費が良くなるのに、スピードが落ちるのを嫌って、無理やりにでも速度を維持しようとすれば燃費が悪くなるのだ。そういう性格の人は、かえってエコモードを切った方が燃費が良くなる。なぜか、ACCは車速が落ちたから加速するという理屈だが、人間だったら、前に上り坂があることを把握して、車速が落ちないようにアクセルをコントロールするから、無駄な減速が生じないから。それと、赤信号停車からの発信では、エコモードONだと、かなり加速が緩やかで、北海道だと、ほとんどの車に置いていかれる。次の信号がまだ赤なのに元気よく加速して、そして案の定信号で止まる車も多い。エコモードに従って無理にアクセルを踏まなければ、自分の走りたい速度に到達するには時間がかかるものの、トータルでは到着時間もさほど変わらず、燃費も良い走りになる。

私なりの上手なドライバーの定義は、無駄な加減速、レーンチェンジを抑えて、トータルでそれなりの時間で安全に楽に目的地に到着できる人ということになるが、1秒でも早く到着したい、自分の走りたい速度よりちょっとでも遅い車は抜かなければ気が済まないというドライバーほど、自分は運転がうまいと思っているらしく、そういう運転では、ACCもエコモードもデメリットにしかならない。

カテゴリー: ZAKKI | ACCとエコモードと燃費 はコメントを受け付けていません

ルーフバッグ改良 解決編

答えは意外なところにあった…

で、失敗した件ですが、底板は良かったものの、荷物を入れる時に、ルーフバッグの入り口をちょこっと持ち上げる仕掛けがまったくの失敗だったわけですが、いろいろむずかしい仕掛けを考えては見たのですが、どれもコスト面でいまひとつでした。例えば、テーブルを作る時の脚。ちゃぶ台の脚みたいな太い針金でできているもので、必要な時だけパチンと立てるようなものがあって、それを買おうかなとも思ったのですが、一脚800円くらいするんですよね。バッグの縁をちょこっと持ち上げておけばそれで良いのですから、そんなにたいそうなもので無くても良いなぁと

そこで例によって、ダイソー行ってきました。いやぁ、家の近くにダイソーができてほんと良かった。(^^) ダイソー行く前に、コメリとホーマック行きましたけど、収穫なし。

1時間以上、あーでもないこーでもないと、ダイソーをうろうろして、ダメ元で買ってきたのが、これ。

左が前回失敗した角材で、右が今回買ってきたもの。これ 100円ですよ!奥さん。

実は、ものがものだけに、めっちゃくちゃ悩みました。買うべきか買わざるべきか。だって、もし失敗したら、一体何に使うのよ。いまどき。トイレの角にしらっと立てておけばいいかなぁ。なぜこれにしたかというと、前回角材で失敗した理由が、バッグが結構重くて適当な力だと簡単にペタっとつぶれてしまうんですよね。これなら、吸盤付いているじゃないですか。ちょこっと床に試してみたら、結構効くんですよこの吸盤。だから板にペタっとやればちょっとの間立っててくれないかなぁと思って…

そして…

どうです! この勇姿!しっかりと入り口をささえてくれるではないですか。これがやりたかったのです! よくよく見れば、色も、白と黒でモダンな感じだし、みかこさんの好きなパンダカラーと言えなくもないし。ま、どっちにしても、バッグの中に格納してしまうから車の中に積むわけでないしね。100円ということもさることながら、軽いんですよ。これ。

というわけで、目的に対して、これ以上無いという最適解ではないかと思っております。

ひとに勧められるようなものではないかもしれませんが。

カテゴリー: ZAKKI | ルーフバッグ改良 解決編 はコメントを受け付けていません