STANLEY(スタンレー) クラシック真空グロウラー1.9L

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我が家では、ロングドライブ、キャンプや車中泊でのロックアイスは必須です。春から秋、特に夏は氷を切らすことができません。ドライブ中は、KINTOのタンブラーに氷を入れて、そこにアイスコーヒーやお茶を入れて飲みますし、夜はハイボールや時には白ワインなんかを飲むのに使っています。

しかし北海道と言えども、クーラーバッグでは、1kgのバッグ入りのロックアイスは数時間で水になってしまいます。買った時にタンブラーに入れて残りを持ち歩いて、次に入れようとしたときにはもう水になっていて悲しいです。長距離の時は、8Lのポータブル冷蔵庫を車載しているのですが、容量が小さくて、氷を入れてしまうと、サラダとかハムとかチーズとか他のものが入らなくなります。氷の為にそれらをクーラーバッグに避難したりもしているのですが、高性能なAOのクーラーバッグをもってしても、サラダとかメルトダウンしてしまうし、クーラーバッグの為に更に氷を買わなければならないのももったいないです。氷を解かさないようにするために更に氷を買うってなんか変です。

ずっとそれで悩んでいたのですが、一つの方法として冷蔵庫を大きなものに買い替える方法がありますが、フリードだとこれ以上のサイズの冷蔵庫はちょっと厳しいです。15L のものならなんとか積めそうな気もするのですが、8Lでも重たいのに、+2kg は結構重いですし、今の冷蔵庫が問題なく使えているのに買い替えるのももったいないですよね。

そんな折、先日友人から、スタンレーのグロウラーの事を教えてもらいました。実は友人が娘さんにこれをプレゼントされたという話は聞いていたのですが、グロウラーというのはビールの量り売りとかを持ち運んだりするものだと思っていたので、自分には縁が無いなぁと思っていたところ、友人はこれを氷の保存に使っているとのこと。しかも、なんと1週間くらい保つと言うではないですか。まさかの一週間?高性能なクーラーボックスだって厳しいと思うのですが、振ったらまだ氷の音がしたそうです。一杯に氷を詰めて、蓋を開けずに、ある程度涼しい場所に放置していたらそうかもしれませんが、いずれにしてもグロウラーが高性能であることは確かなようです。我が家の使い方なら 24時間もってくれれば十分です。

そこで友人から話を聞いて、みかこさんと、これは使える!という話となり、さっそくAmazonを除いたら、なんとタイミング良く、ロイヤルブルーが、7,621円とディスカウントされているじゃないですか。速攻で注文してしまいました。ただし、配達が7月中旬から9月末ということで、いつ届くかわかりません。(そのためにディスカウントされていたみたいです)結果的に 7/9 に予想以上に早く届き、今回の旅行で使ってみました。

我が家の使い方だと、1週間は無理だと思いましたが、1日ー2日はいけそうですから、保冷性能に関してはもう期待以上の満足度です。蓋もしっかりしていて、倒してもこぼれませんから車の中で邪魔になることもありません。まさに、いつでもそこに氷があるといった感じです。

ただし、いくつか欠点があります。我が家はコストの関係でサツドラの氷を使っているのですが、サイズがすこし大きいので、入ることは入るのですが、出す時にちょっと苦労します。クーラーバッグだと解ける一方なので大丈夫なのですが、これは性能が高すぎて、氷が中でくっついてしまうことがあります。そうなるとシェーカーのように振って中で分離させないと出てきません。また、この形状から、取り出し時は、アイストングでつまみ出すのではなくて、逆さにして氷を振り出すような感じになります。少し溶けている時は水が出てきますし、そうでないときでも、氷が勢いよく出てくるので、例えば飲み物が入っているカップとかにいれるとか、タンブラーに移し替える時とかにカップの液体が水で薄まったり、びしゃっとなったりとなにかとやりづらいです。今回は、サーモスのアイスペールを持っていたので、そちらに移し替えて使いましたから大丈夫でしたが、これ単体だと氷の取り出しには何か工夫が必要だと思いました。長いサイズのアイストングとかがあれば良いかもしれませんね。

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スーパーの買い物の仕方で見る株式投資のセンス

世間一般の考えではないかもしれないし、もしかしたら大いに間違っているかもしれないけど、自分の感覚では、株式投資とスーパーの買物とは案外似ているのではないかと思う

価値を知る

それが安いかどうか、買うべきかどうかは、それを欲しいかどうかの前に、それの本当の価値を知っている必要がある。価値がわかってこその、適正価格である。つまり自分の生活にまったく関係なく、価値の判断もできないようなものは、他人が安い安いと言って買っていたとしても買うべきではないのだ。誰がどういおうと、買うのは自分だし、自分に責任がある。買った後に値下がった時に、自分で価値を判断した結果であれば、再び上がるのを待てるが、他人に振り回された買ったのであれば、他人のせいにして捨ててしまうかもしれない。捨てないにしても後悔はするだろう。

安い時に買う

価値を知った上で、適正だと思える価格で買うというのは正しい買い物だろう。しかし、できれば、何らかの理由、割引セールとかで、自分が想定している価値より安い時に買えるとかなりお得感がある。自分が 1,000円が適正だと思うものが、800円で売ってたら、そりゃ買うよね。ただ、食べ物とかだったら、いくら安くても自分が食べたくないものは買わないけど、株の場合は、それが好きかどうかは関係なく、適正よりやすければ買いだ。ま、適正かどうかを判断できるのは、好きなものだけかもしれませんが。

割引を狙う

スーパーも夕飯の買い物のピークを過ぎると、そこから閉店までの間、割引シールの時間になることが多い。例えば、寿司コーナー。スーパーとしては売り切ってしまいたいので、10%, 20%, 30%, 半額と時間とともに値下げをする。株式のマーケットでも、年に数回こういう状況が発生する。さて、何%引きで買うか。もちろん半額で買えればよいのだけれど、まわりを見ると、同じ用に割引率が上がっていくのを待ち構えている連中がいる。カートを横付けして陣取っている婆さんなんかもいる。そんな状況で、いくらで買うか。半額を待っていたら、誰かがしびれを切らして30%引きで買ってしまうかもしれないし、お、今日は誰も競争相手がいないし半額だ!と思って買ったら、実はその日はイベントの日でスーパーが客入りを期待して定価自体が高かったとか。よしっ!と思って買おうとしたら、バァさんのカートに邪魔されて横取りされてしまったりとかするわけですが、そんな時に、今までいなかったとにたまたま買い物に来て、「お、今日は安いなぁ。ラッキー」とか言いながら、さっと買っていてしまう人なんかもいたりします。株も押し目を狙うとか、逆張りとか言いますが、まさにスーパーで割引を狙っているのと似たような状況ではないかなと感じます。株式マーケットというので、競りみたいなものを想像していましたが、値段を競って吊り上げていくという市場の感じより、スーパーの戦いのほうが近い感じがするのは、私だけだろうか???

お!安い!どれだけ買う?

いよいよ、ラッキーにも、自分が安く買えるチャンスがやってきた。さぁ、どうする? 例えば焼酎とかウイスキーとか、私の場合は、いずれ飲むものだし腐らないし、買えるだけ買っちゃえみたいな感じで、籠いっぱい大人買いしてしまうことが多い。もちろん財布とも相談するけど。それは物の価値がはっきりと分かっているし、いずれ飲むから無駄にはならないし、次来たらその値段で買えないということが十分に想像できているからなのだけど、みかこさんは、トマト一箱900円とか、きのこセットが1袋300円なんてラッキーに遭遇しても、何故かわからないけど、一人一箱とも書いていないのに、一つしか買わない。そして、家に帰ってきてから、もっと買っておけばよかったと後悔して、翌日行って、倍ほどの値段になっていて愕然としていることが多い。もちろん、ただ安いからといって買ってしまうと、実はそんなに安くなかったというか、もっと安いのがあったと後悔することもあるけど、自分がそれは絶対に安い、産地とかもしらべて本物だと確信したら、全力外だ!それができるかどうか、それで勝負が決まる。

負ける人

なけなしの1,000円を握りしめて、これで絶対に今晩オトクな夕食にありつけるように頑張って買い物するぜ!という人は負ける。執念とかせっぱつまった状況ではチャンスも判断力も失ってしまうからだ。今日買えなくても冷蔵庫の残りを食べて明日またくればいいさ、たまたま安いのがあったら買おう。うんと安いと思ったらカードで買おうといった余裕を持って行く人は、ラッキーをものにできる。ラッキーは、こちらの都合に合わせて来てくれないのだから、ゆったり構えて、それに遭遇したら、その時そのチャンスをつかめるようにしておくことが大事。幸運の女神には前髪しか無いらしい。ハゲなのか?

同じような理由で、他者のラッキーを見て真似するような人もチャンスを掴めない。チャンスを掴むには自分で考えて判断して行動する事が大事だからだ。他者の事を羨ましがる人は、他者ののラッキーしかみていない。なぜその人がそのラッキーを手にしたかを見ていない。多くの場合ラッキーは単なるラッキーではなく、合理的な判断をもとにした努力の結果だからだ。新NISAを信じて年初から初めて、4月の下落にもめげずに積み立てを続けている人は、いま結構な利益を手にしているはずだが、しかし、信じきれずに、とりあえず1,000円だけとか10,000円だけで様子を見ようとした人は悔しい思いをしているだろうし、証券口座を作らなかった人、口座を作っただけで始めなかった人は、そうとうな機会損失になっていると思う。では、今から始めようとしても、今のマーケットでは入りづらいし、月初から続けている人の含み益を知ってしまっていると、入っても思った程増えずにがっかりしてやめてしまうかもしれないね。一旦始めたのに、さしたる理由もなく一回やめてしまった人もまた同じ。短期・中期で意図的にやっている人は別だけど、長期投資を一回やめてしまうと、次になかなか入れないというのはよく言われることだ。株価は上下を繰り返しながら緩やかに右肩上がりしている。一回やめたということは、利確したにせよ、損切りしたにせよ、やめるタイミングを判断したということで、タイミングを気にしている人は、この読むことが出来ない株価の動きに再度飛び込むのは難しいものだ。たとえ買った直後に大きく下がっても気にせず持ち続けられる人が生き残ると言われている。

アノマリー

信じるも信じないもあなた次第。 セル・イン・メイ に代表されるようなアノマリーがたくさんある。統計データでも多少は傾向を感じるものもあるけど、誰にも明確な説明ができないのに、なぜかそうなることが多いような気がする的なやつだ。〇〇が〇〇したら雨とかいう天気にまつわるものも多いけど、株式投資の世界にはそれがいっぱいあって、本気で信じている人はあまりいないかもしれないけど、みんながなんとなく気にしている。なんか集団催眠みたいで、みんなが気にしているからそうなってしまうのか、あるいは説明できない理由がどこかにあってそうなるのかわからないけど、これは、多分、ある程度は意識しておいたほうが良いのかもしれない。節句のときのお寿司は高いとか、年末は寿司の値段が高くなるとか、買い物するなら 1/2,3 あたりが狙い目だとか、いやいや、みんなそう思っているから、1/7,8 あたりのほうが狙い目だとか。面白いのは、みんながそれを意識するようになると、いつしか、その裏をかこうという奴らが出てきて、結局どっちでもなくなってしまったり。結局愚直にタイミングを計らずに積み立てていったほうが良いよって話になっちゃう。

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インフレ時代の 60歳の出口戦略

年間生活費 年金 取り崩し分 20,000,000 20,000,000 20,000,000
65 2,400,000 1,800,000 600,000 19,400,000 17,400,000 20,400,000
66 2,448,000 1,800,000 648,000 18,752,000 15,012,000 20,772,000
67 2,496,960 1,800,000 696,960 18,055,040 12,813,840 21,113,640
68 2,546,899 1,800,000 746,899 17,308,141 10,785,557 21,422,423
69 2,597,837 1,800,000 797,837 16,510,304 8,909,164 21,695,707
70 2,649,794 1,800,000 849,794 15,660,510 7,168,454 21,930,698
71 2,702,790 1,800,000 902,790 14,757,720 5,548,818 22,124,443
72 2,756,846 1,800,000 956,846 13,800,874 4,037,091 22,273,820
73 2,811,983 1,800,000 1,011,983 12,788,892 2,621,399 22,375,528
74 2,868,222 1,800,000 1,068,222 11,720,670 1,291,037 22,426,083
75 2,925,587 1,800,000 1,125,587 10,595,083 36,347 22,421,800
76 2,984,098 1,800,000 1,184,098 9,410,985 -1,151,386 22,358,792
77 3,043,780 1,800,000 1,243,780 8,167,204 -2,280,028 22,232,951
78 3,104,656 1,800,000 1,304,656 6,862,548 -3,356,681 22,039,943
79 3,166,749 1,800,000 1,366,749 5,495,799 -4,387,762 21,775,191
80 3,230,084 1,800,000 1,430,084 4,065,715 -5,379,070 21,433,866
81 3,294,686 1,800,000 1,494,686 2,571,030 -6,335,848 21,010,874
82 3,360,579 1,800,000 1,560,579 1,010,450 -7,262,843 20,500,838
83 3,427,791 1,800,000 1,627,791 -617,341 -8,164,350 19,898,089
84 3,496,347 1,800,000 1,696,347 -2,313,688 -9,044,262 19,196,647
85 3,566,274 1,800,000 1,766,274 -4,079,961 -9,906,109 18,390,205
86 3,637,599 1,800,000 1,837,599 -5,917,560 -10,753,097 17,472,116
87 3,710,351 1,800,000 1,910,351 -7,827,912 -11,588,139 16,435,371
88 3,784,558 1,800,000 1,984,558 -9,812,470 -12,413,883 15,272,581
89 3,860,249 1,800,000 2,060,249 -11,872,719 -13,232,744 13,975,961
90 3,937,454 1,800,000 2,137,454 -14,010,174 -14,046,924 12,537,305
インフレ率2% 現金 現金(円安考慮) 米国株運用

65歳まで働いて、そこから年金生活をすることを考えてみる。

数字は仮のもので、2000万円問題が現実だとして、更にインフレを2%と仮定する。

年金は夫婦合わせて、手取りで 180万 だと、こちらも仮定した上で、2000万問題に対応すべく65歳まで頑張って貯蓄できたところから始める。そこまで貯蓄できなかったら、生活レベルを落として調整するか、より長く働くかすれば良く、その場合はシルバー人材センター?とかで差を埋める分だけ働いて、取り崩し金額を抑えれば良いので、この計算は一種の基準だとして、計算してみる。

夫婦ふたりの生活費は、月20万くらいだとすれば、年間で240万、これに対して年金が180万なので、年間60万足りない。このあたりが、2000万円問題の根拠になっているのだが、これは、物価上昇を考慮していないので、デフレ時代の話だ。

なので、物価上昇を年2% として、計算しなおすと、この表の様になって、65歳の時は60万取り崩せばよかったのに、66歳では、年間生活費が2%上昇し、しかし年金は上がらないので、64.8万円取り崩す必要が出てくる。 実際には年金はわずかに上がるかもしれないけど、下がるかもしれないし、上がってもマクロ経済スライドがあるから、良くて変わらないくらいに考えていたほうが良いとも思う。

この計算だと、現金で持っていた場合には、83歳で破産、生活できなくなるが、医療費などの突発的な出費も考えると、75歳あたりからは、生活を切り詰めてなんとか年金だけで収まるような状況に追い込まれると思うので、人生を楽しむのは75歳くらいまでということになるのかな。しかし、これは、円安を考慮していない。

次の列は円安を考慮した場合で、若干極端な例なのかもしれないし、案外そうなってしまうのかもしれないけど、銀行預金が円安分 毎年10%目減りすると考えた場合。実際には円の額として減るわけではないけど、円の価値が目減りするので、同じ金額で買えるものが少なくなってくる。もちろん円安とインフレは組み合わさってくるので、円安分は年間生活費の方で計算すべきかもしれないけど、ここでは比較の為に、現金が目減りするという形で計算してみる。この円安分は、純粋な?インフレの2%とは切り離して考えるので、インフレ2%はそのまま。そうすると、76でマイナスになるので、70くらいまでが今の生活を続けられる限度ではないかと思われる。これはなかなか厳しい。

では、NISAで、米国株で運用した場合は、どうか? 2千万からスタートするのに、2千万を全額NISAで運用するなんてのは非常にリスキーだけど、例えば、60歳の今から、現金預金と収入をNISA満額積み立てでいけば、元本1800万に対して、200万くらいは増えているだろうと考えれば、多少の現金を持った状態で、2000万スタートできるのではないかと思う。

米国株運用の場合、ドルで資産を持つことになるので、円安の影響は受けない。逆に円高になると減ることになるけど、そこはどうなるかわからないので、今の日銀や政府の対応、円安歓迎みたいな馬鹿げた考えが一部あることを考えると、円高方向に振れることは、今はあまり期待できない。これについては考えても仕方ないので、ここは円安にも円高にもならないと考える。加えて、米国株はS&P500を基準として考えて、年率 5% が期待できるものとする。実際のS&P500は、年率10%くらいとも言われるが、取らぬ狸の皮算用になるので、5%だとしても、65歳の時点での生活を継続していても、90歳になっても、まだそれなりに残るので、突然の出費があっても耐えられるし、我慢の生活を強いられることも無い。ような気がする。

それにしても、90歳で、年間の生活費が、400万って、インフレというのは厳しいなぁ。今の若い人たちはインフレなんて経験が無いからわからないかもしれないけど、私達が小学生の頃は、お豆腐一丁、5円とか10円 だったものが、毎年どんどん値上がりして、15円、20円、100円、いまや200円なんてのを経験しているので、寧ろ物の値段がどんどん上がっていくのが普通だった。それが、バブル崩壊あたりからおかしくなり、通貨安政策とも言えるアベノミクスでめちゃくちゃにされた結果、今の急激なインフレと円安につながっている。その間にデフレに慣れてしまっている、あるいはデフレしか知らない人たちにとって、このインフレはかなり厳しく感じるはずだ。

国内でラーメン一杯 1,000円 海外だと 3,000円 ニセコも 3,000円という状況は、日本人で良かったではなくて、日本が世界から取り残されつつあると考えるべきではないのか?

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円安の恐ろしさを知る

これは、2024年の年初来のチャートですが、チャートのロウソク足はUSD/JPYです。上に行くほど円安を示しています。それとほぼ平行しているのがS&P500(米国株の平均的インデックス)で、一番上の紫色はETF1655です。このETF1655は、S&P500を円ベースで換算したものであり、日本の投資家が円で米国株市場の動向に投資できるように設計されています。

今年は、S&P500が歴史的な上昇をしていると言われていますが、見てわかるように、円安もそれとほとんど同じ割合で進んでいます。株は暴落して怖いから、金利がほぼ0でも銀行預金で持っているという人も多いですが、このUSD/JPYを上下逆転して見ればわかるように、実は持っている現金の価値は、インフレや為替変動によって調子の良い時の株と同じペースで下落しています。

インフレの原因の一つとして円安が挙げられます。輸入品の価格が上昇し、結果として物価全体が上昇することになります。これは日常生活における出費の増加を意味し、現金の価値がさらに目減りすることを示しています。しかし、なぜそれは恐ろしくないのでしょうか? 自分の持っている財産の価値が目減りしていき、先月まで買えたものが来月には買えなくなるという状況に対して、私は強い懸念を感じます。

しかし、株式投資のリスクを受け入れて、財産を米国株に投資した人はどうなるか、それが1655のグラフになります。もちろんこれは為替を含んだグラフなので、円安の部分を相殺すると、株としての実質の上昇はS&P500と同じチャートになりますが、現金で持っていた人と比べる場合は相殺の必要はなく、チャートそのままとなります。つまり、この1655のグラフは、新NISAで投資を始めた人と現金でそのまま持っていた人との差を示しています。

わずか半年でこれだけの差がついてしまいました。ちなみに、チャート中央あたりでS&P500が少し下がっているところがありますが、これは今年の4月末、ゴールデンウィーク前あたりに米国株式全体が下がったところです。チャート全体から見ればたいした下げではないように見えますが、この時、怖くなって年初から始めた投資をやめてしまった人も少なくありません。当時はかなり辛い状況でした。年初からNISAで積み立てていた人は含み益が減ったかもしれませんが、元本は割っていないはずです。この程度の落ち込みでパニックになる人もいる一方で、銀行預金が目減りしている現状に対して無関心な人の心理は不思議です。預金にも安全性や流動性といった利点がありますが、それを理解した上での選択が重要です。

昨年、新NISAが話題になり、私の周りの人たちはほとんどNISA口座で投資をしていますが、昨年よく言われていた「これからは、投資をしている人と、していない人とで大きな格差が生まれますよ」というのは、まさにこのチャートが示すことだと思います。

もちろん、株が今後どうなるか、円安が落ち着くか、円高に進むかは誰にも予想できませんが、少なくとも今はこういう状況です。相場の動きが変わったら、それに応じて自分で判断して対応すれば良いと思います。NISAは長期運用に向いていますが、売ろうと思えばいつでも売れます。ただし、NISAだからということではなく、投資信託は売りを入れてから約定するまでにタイムラグがあるので、それが心配な人はNISAでは買えないETFにしておいた方が良いかもしれません。インデックス投資は結局右肩上がりだということを信じて、何があっても売らないと心に決められる銘柄や金額をNISAで運用し、それ以外を特定口座で運用する方法も良いと思います。

特定口座だと利確したときに利益に対して20%の税金を取られますが、普通のサラリーマンが収入に対して課せられる税金よりは安いので、例えば、ある程度の金額までは1655で運用し、適当なタイミングで大丈夫だと思える金額だけ売ってNISA口座に移してしまうのも良いでしょう。移すときだけ20%取られますが、NISA口座に入れた後は税金は取られません。

最終的には、NISA口座に元本と含み益合わせて一定の金額が貯まれば、そこから日々の生活費で年金では足りない分だけ取り崩せば良いと思います。「4%ルール」というのがあって、取り崩しを始めた金額の4%を毎年売っても、残りを運用し続ければ減らないばかりか、運が良ければ増えていくこともあるようです。例えば、S&P500が年率5%であれば、5%増えながら4%崩していくイメージなので、それでは減らないでしょう。

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米国株の国内ETFという選択

S&P500投資信託 の代わりに 1655、FANG+ の代わりに 2244

NISA口座で投資をする場合、必ず投資信託を選択することになるのでETFは選べませんが、特定口座であればETFが選択できます。ETFとは、投資信託を個別株のように扱えるもので、いくつかのメリットがあります。

インデックス投資やFANG+のような投資対象は、マーケットが空いている間は基準価額がかなり上下します。長期投資では日足を確認することになりますが、毎日の価格変動も大きいです。長期的には積立投資が正解で、価額の上下に振り回されないため精神的にも良いですが、できれば安い時に買いたいと思うこともあるでしょう。自動積立だと高値づかみになりがちで、残念に感じることもあります。

長期の積立は、税金面で有利なNISAを利用することになりますが、NISAには毎年の枠があるため、それを超えた部分は特定口座で運用することになります。特定口座でも投資信託を使った自動積立が可能ですが、自分で購入金額やタイミングを決めたい場合は、指値を使えるETFが適しています。

しかし、米国のETFを選択すると、インデックス投資であっても激しい価格変動に振り回され、買うタイミングを決めにくくなります。また、NYマーケットは日本時間で22:30から5:00まで開いているため、その時間に市場を見張るのは難しいです。前日の終値で指値を入れても、開始直後に極端な値動きがあることも珍しくなく、リスクが高いです。

そこで、日本国内のETFを選ぶことが有利です。基本的には、その日の米国マーケットの終値を基準に先物で投資するため、特段のニュースがなければ9:00の開始からほぼ一定の値段で取引できます。9:00から15:00の間で好きなタイミングでほぼ同じ値段で買えるのは大きなメリットです。1日単位で価格が上下するのを見て判断できるため、秒単位の値動きに振り回されずに済みます。

米国の個別株投資では、買った途端に価格が下がったり、見送ったら価格が上がり続けて買えなくなったりすることがありますが、国内ETFなら1日単位の判断が可能で、取引が楽になります。

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NISAって何?

NISAとは

貯金をしようと思ったら、銀行に口座を作り入金しますが、その際に「普通」か「当座」かを選ぶ必要があります。多くの人は「普通」を選び、それ以上深く考えません。同じように、投資をする際には「特定」か「一般」の口座を選ぶ必要があります。「特定」は税金を自動で計算・支払してくれるため、サラリーマンの多くは「特定」を選びます。「一般」口座では、利益が出た場合に確定申告が必要です。

ここで登場するのがNISAです。NISAは「特定」や「一般」と同じように、新しい種類の口座として追加されたものです。NISA口座の特徴は、投資で得た利益に対して税金が発生しないことです。そのため、税金の心配をせずに投資ができます。

NISAの口座を使って株式投資をする意味

株式投資に興味のない人にとって、NISAは馴染みのないものでしょう。しかし、毎日の物価上昇を実感している現代日本では、資産を守る手段としてNISAが有効です。インフレが進行する中で、銀行預金だけでは資産の価値が目減りしてしまいます。昭和世代が経験したインフレとは異なり、今の日本では給料も銀行の利子も上がらないため、同じ状態を続けていると貧乏になっていきます。

政府はNISAを通じて、自分で資産を守る手段を提供しています。NISA口座を利用することで、税金をかけずに株式投資を行い、資産を守ることができます。老後の資金に不安がある場合、NISAを活用して資産を守る手段として考えると良いでしょう。

NISAで何をすべきか?

株式投資で一発当てるのではなく、資産を守るためにNISAを活用するのが良いでしょう。NISAには「積立投資枠」と「成長投資枠」があり、積立投資枠は毎月最大10万円の積立投資のみ、成長投資枠は積立も一括投資も可能で、1年間で240万円の上限があります。NISAを利用して、インデックス投資などの安全な銘柄に長期・分散・積立投資を行うことで、比較的安全に資産を守ることができます。

証券会社選び

初心者におすすめなのは、楽天証券などのネット証券です。ネット証券を利用することで、信託報酬が低い投資信託にお金を預けることができます。窓口を持つ証券会社や銀行では、手数料が高くなる場合が多いため注意が必要です。

収入は無いが銀行預金はある

親の遺産や退職金でまとまった銀行預金があるが、収入がないという理由で投資を避ける人も多いです。しかし、長期・積立・分散投資であれば、定期預金と同等かそれ以上の効果が期待できます。収入がないからといって投資を避けるのではなく、将来的に使う予定のないお金をNISA口座で運用することを検討してみてください。

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半導体の時代?

株のチャートを見ていて、ふと思ったのだけど、各銘柄の株価って半導体の株価とかなり相関しているのではないかなぁ?

このスクリーンショットは、現在のSOXと主要銘柄(私が興味あるものだけだけど)とのチャートを重ねたものなのだけど、SOXとSOXLに相関があるのは当然として、Apple / Microsoft などの各株価がこれほどまでに相関しているとは思っていなかったので、ちょっと驚きました。そういう目で見ると、日経225まで連動しているように見えてきます。一番相関がありそうな NVIDIAは、あまりにも強すぎてかなり離れていますが、それでも一歩引いてみればやはり相関があるように見えますよね。

SOXというのは、半導体主要銘柄なので、結局今の世の中、半導体が経済を左右しているということなのでしょうか? 逆に考えれば、何に投資しても結局SOXに投資するのと大差ないような気もしてきます。オルカンだろうが、S&P500だろうが、SOXLだろうが、結局のところ長期目線で考えれば右肩上がりということなのかな。もっとも、これは「今」だからであって、半導体ではないものが主役になれば基準は変わってくるのかもしれない。

とは言え、今の世の中、地球上のどこであっても、半導体無しの生活というものは考えられなくなっていて、半導体を考慮せずに経済を考えることはできないのかもしれないね。

今、その半導体を牽引しているものは、AIなのだろうけど、そのAIを除外して考えてもやはり人の暮らしの中で半導体の重要性は日に日に高くなっているのかもしれない。

新NISAが始まって以来、株式投資に興味を持つ日本人が増えてきて、人それぞれで、オルカン・S&P500のインデックス投資を中心とする人もいれば、レバナスやFANG+、SOXLといったリスクの高い投資をする人もいるようだけど、俯瞰で考えれば、今は全てSOXに連動していると言えなくもなく、それぞれの銘柄で短期で上がったり下がったりで一喜一憂するより、SOXが右肩上がりで順調に上がっているということを足がかりとして、そこから好きな銘柄に絞り込んでも良いのかもしれない。

流石にSOXLともなると3倍の値動きがあって、SOXが下がっている時は3倍の勢いでさがってしまうし、上がっている時は3倍の勢いで上がる。のだが、結局はそれでさえも、長期目線で言えば右肩上がりとなっている。もっとも、いくら長期目線で右肩上がりであっても、短期でこんなに動いたら落ち着かないだろうけどね。

株式投資はインデックス投資が最強と言われる所以がここにあって、短期の動きに一喜一憂しても、長期で見れば結局どれも同じだから、だったら値動きが安定しているもののほうが良いでしょうという事なんだろうと思う。SOXLであっても長期保有ということを前提とするのであれば、やはり同じ事なんだろうね。

そういう意味では、SOXLが危険という事は必ずしもそうだとは言えない。リスクの高い銘柄が危険だというのは、短期で一気に利益を得ようとして、振れ幅の大きな銘柄に投資して、タイミングを逸して高い時に買って、安い時に売るというような事になり、資産を失ってしまうからなのかもしれない。逆に考えれば、「高値を掴んでしまった」と思ったら、損切りせずに、上がるまで待つ方がずっと理にかなっている。もちろん個別銘柄でそのまま消えてしまうようなものであれば、損切りすべきかもしれないけど、オルカン損切りとかS&P500損切りなんてのは、今の世の中が終わると言っているようなものだ。もちろんどうしても現金が必要だという理由があって、損切りするのはやむを得ないと思うが、そもそも現金化しなければならないお金で投資しているということ自体が問題なのだから、基本的にはNISAを損切りしたなんて人の話には耳を貸さないほうが良いだろうね。

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「リスク」を、「危険性」と訳すなかれ

英和辞典で「リスク」を調べると、「危険」「恐れ」といった訳語が並ぶが、一般的にはそれで良いのかもしれないけど、株式投資の世界では、それは正しい訳ではない。

投資の世界では、リスクとは、必ずしもマイナスを意味するものではなく、プラス・マイナス両方を含む変動幅を意味する言葉だ。

銀行預金に比べて株式投資はリスクがある。というのは表現としては正しいが、この意味を正しく理解していない人がとても多い事に驚かされる。

リスクがあるから株式投資をするべきではない、ということではなく、リスクがあるから株式投資をしたほうが良いのである。同時に投資と投機の違いも理解しておく必要があるが、一発当てようとするのが投機であって、しかるべき根拠を持って望むものが投資。そして本来の投資とは株式投資という狭い話ではなく、将来の成長を期待してそこに一定の値を投じる事を意味する。「値」というのはお金だけでなく、努力や時間も含む。わかりやすいのは自己投資であって、自分の将来の成長のために、時間や努力やお金を使う事だ。それが成功すれば、ほとんどは、投じた価値以上の価値を将来得られることになる。

株式投資の話に戻すが、リスクとは、元本割れを意味する言葉ではなく、時々刻々とその価値が増えたり減ったりする事を意味する。これが株式投資の本質であって、減ることもあるが増えることもあるわけで、だからこそ、銀行預金ではなく株式投資をする意味というものがある。現在の日本において、リスクが無いものの代表例は、タンス預金と銀行預金で、今や銀行預金は豚さんの貯金箱とほぼ同じく、何年預けていても全く増えない箱となってしまっている。そして、このインフレ時代では、増えないということは、「減る」という事を意味する。つまり、銀行預金をするということは、金額ベースで言えばリスクゼロだが、価値ベースで言えば、マイナスのみのリスクということになる。株式投資が、プラスもマイナスもあるリスクであるのに対して、銀行預金はマイナスのみのリスクとなってしまっている。にも関わらず銀行預金に固執する人が多いのは、まさに、リスクを危険性と訳してしまっているからではないだろうか。

さて、株式投資のリスクは、プラスもマイナスもある、その変動幅であるのだが、変動は、毎日、マーケットが空いている間は秒単位で変動している。この変動幅というのは、実際に目にしていない人の想像を遥かに超えるもので、目まぐるしく上がったり下がったりしているもので、これに一喜一憂するものでは無い。大事なのは、もっと長期目線でどうなるかということであって、オールカントリーとかS&P500といったインデックス投資の場合は、5年、10年、20年といったタイムスケールで上がるのか下がるのかという話なのであって、しかも、絶対ということは無いが、人類の歴史が始まってから、長期目線で見れば、それは必ず右肩上がりになるのであって、下がることはない。なぜならば、下がるということは人類が退化することであって、今の暮らしを捨てて、原始人に戻るか、あるいは、世界を滅ぼすような大戦争が始まって、結果的に人類の大半が滅びてしまうというような事を意味するからだ。そんな状況になって自分の財産を心配する意味はあるのだろうか、もちろんそうなったら、貨幣価値なんてゼロになるから、何億円持っていたところで何も買えないのだけどね。

私は若い頃から、自分の「経験」には金を惜しまないという方針だった。特に旅行とか人との出会い、本を買うとかなんらかの技術を身につけるということは、銀行預金より遥かに大事だとおもっていて、結婚前は、自分の食費よりバイクのガソリン代の方が高かったりしたものだが、今思えばこれも一種の投資であったろうと思う。今同じ事をしようとしても、金銭的にはなんとかなるかもしれないが、体力とか、そのことに対する自分の成長の度合いとかを考えると、「あの時」と同じ事は出来ないし、リターンを期待することは出来ない。つまり、投資というのは、お金の世界かそうでないかに関係なく、「時間」「タイミング」というファクターがとても重要なものなのだと思う。もちろん、早ければ早いほど良いなんてこともなく、それに適したタイミングというものがある。どちらかというと、遅いより早い方がずっとましだとは思うけれども。早すぎたらやりなおせるけど、遅すぎたら取り返しがつかないのであるから。

いずれにしても、本題に戻るとすれば、リスクはプラスマイナスあって、それは自己投資も同じであって、自分の経験に努力や時間やお金をつかって、それがプラスになることもあるけど、何にもならないかマイナスになることもある。だけど、長い目で見れば、やはりそれはプラスであったと感じる事の方がずっと多いはずだと信じている。それがリスクであって、マイナス面だけを見て恐れてはいけないのだ。

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フリードプラス 車中泊用に車内を整理

純正の橋渡しボードを取り払って、最終的に、DCMで買った 120x40cm のパイン材1枚に切り欠け1箇所入れるだけで、完全にフルフラットな床面を作れる事がわかったので、車中泊の準備はかなり楽になりました。この床用のパイン材は、通常荷室の床(シュラフの下)に収納していますが、カフェモード時には先端を10cmほど引き出す事で、足元テーブルになり、みかこさんの小物を置いたり、コーヒーを淹れる時にカップを置いたりなど、なにかと重宝しています。荷室の下は4WDですと、高さ20cmくらいしかないのですが、コメリのコロ付き透明衣装ケース(浅型)が丁度横に2つ入ります。この衣装ケースはスグレモノ?で、蓋が中央から2分割されていてフリードの床下から半分だけ引き出せば手前側の蓋が開けられます。蓋一体型だと全部引き出さないと開けられないので、これは便利です。

緊急トイレとかキャリアの荷物が増えた時用のタイダウンベルトとか、シャベル、スノーブラシ類、予備的なものはすべて、キャリアに常設している薄型RVBOXに入れているので、床下の収納ボックスは、買い物用のマイバッグとか雑巾類、キャリアにアクセスする為のドアステップ、ジャンプスターター、冷蔵庫のアクセサリーソケット用ケーブルなど、比較的頻繁に使うものや、炎天下にさらしたくないものを収納しています。もう片方のケースは空で、ここは通常旅先で購入した野菜を入れる場所になっています。(旅行中野菜を購入する事が非常に多く、時にはケースが満杯になります)

車中泊の荷物は、寝具と衣類が大半を占めますが、衣類は毎回バッグに入れて持って行くので、移動中は後部座席、宿泊時は前席に移動します。寝具は我が家は布団型シュラフでかさばるのですが、シーズン中はブランケット類とともに荷室に鎮座しています。ぎゅっと押し込めば荷室の半分くらいになりますので、移動中は荷室の後ろ側(ハッチ側半分くらい)にクーラーバッグ等の主に食事関係の荷物を入れています。あと、旅行中の洗濯物を入れるバッグやゴミもそこになります。

荷室には、シーズン中は、常時テーブルをセットしたままにしていて、そのために後部座席は、かなり前に出しています(足のスペースが10cmくらいしかない)テーブルは、3分割で、全部で奥行き90cmくらいあります。前にも書きましたが、フリードプラスのユーティリティナットに固定したL字ステイだとメインテーブルの奥行の半分くらいなので、メインテーブルは前方をロープって吊り構造にしています。このテーブルの上にポータブル電源(RIVER2 MAX)、最近はサブの以前買った小型のリン酸鉄のをもう一つ置いています。ポータブル電源を床下等に設置する事も考えましたが、スイッチ類のアクセスやコンセントなどを考えると今はテーブルの上がベストポジションです。 ちなみに、RIVER2 MAXは不具合が多く、アクセサリーソケットから充電するケーブルは1年で2回新品交換になりました。今は、USB関係がまったく出力せず、アクセサリーソケットを冷蔵庫用、あとはUSB充電も、ACソケットに充電器を刺して使っています。高いものなので完全に使えなくなるまでこのまま使いますが、次は、絶対 Anker にしようと心に誓っています。RIVER2 Max を買う前に使っていたポータブル電源を予備で持ち歩いているのも、RIVER 2 MAX が信頼できないからで、こちらはほとんど使うことはありません。

話が少しそれますが、ゴミ箱も本日変更しました。最近は旅行中ゴミを捨てる機会があまりなく、ほぼほぼ持ち帰りして自宅で処分していますので、結構ゴミが溜まります。我が家ではスーパーで惣菜を買って食べる事が多いので、メインはパンやサラダなどを持っていくのですが、それでも、一晩で、コンビニ袋1つ分くらいのゴミが出ます。2泊なら、これが2袋です。ゴミ問題はキャンプ場を使う事でほぼ解決しますが、道の駅での車中泊では持ち帰りになります。コンビニで買ってその場で食べたものは、そのコンビニに捨てさせてもらいますし、スーパーで惣菜を買ったらその場でタッパーにうつしてトレイはスーパーの回収ボックスに入れるとか、ガソリンスタンドで頼むとかもありますが、基本持ち帰りですね。そこで、少しでも減らせないかと思って、圧縮することを考えてみました。圧縮できるゴミ箱というのも売ってはいるのですが、2万円近くします。そこで「圧縮」と言えば、ドライバッグでしょう!ということで、今日から小型ドライパックをゴミ箱にすることにしました。中にダイソーの自立するゴミ袋を入れると丁度良いです。自立するゴミ袋は厚手のプラスチックバッグで、100円で5枚くらい入っているのですが、毎回中身だけ捨てているのでまだ1枚目です。自立するのでこのままでも使えますが、適当な容器に入れると車内であばれなくて良いです。形を保つので普通のビニール袋みたいにへなっとならないので、ゴミ箱の縁からベロっとはみ出させて引っ掛ける必要もなく、見栄えも良くて捨てやすいです。

そして、ようやく本題なのですが、今日のメインは、オーバーヘッドコンソールです。といっても、ただのDCMで買ってきた桐集成材の板なのですが、今までは四隅に穴を開けて、キャンプ用のボール付きゴム止めを通して車中泊時に前席を倒してから吊るしていたのですが、これが車中泊時には非常に便利で、みかこさんの帽子とか、あとは食事中のこまごましたもの(後で使うのでいちいち収納しないもの)とかをちょっと置いておくのに便利なんですね。ところがこの板が軽いものの、持ち運びに意外と邪魔だし、毎回設置するのがちょっと面倒だし、設置後にシートを起こそうとすると干渉して外れて落下してしまうので、なんとかしたいなと思っていました。そこで、運転中も活用できて運転に支障が無く使えるように、頭の上に設置してみました。特に固定したわけではなく、以前から使っていたボール付きゴム止めの止め方を変えただけで、運転席天井のハンドルと車内を一周させているロープを止める為のピンクのプラフック(ベビーカー用?)で固定できました。ちなみにロープを天井のハンドルではなく、そこに取り付けたプラフックで固定しているのは、以前ここにカフェカーテンを通していて、使う時にサイドに収納していたカーテンをフロントに移動させる必要があり、この部分を通過させる必要があったためなのですが、このフックは意外と便利なのです。今までこの板を吊るしていたのは、バイザーに留めている小さいS字フックと、ピンクのフックの横のグレーのプラフックなのですが、それも残しているので、車中泊時に必要であれば、今まで同様吊り棚に変形させることはできます。(たぶんやらない)棚の高さは低くなりましたが、運転中も使えますし、フロントのダイソー300円サンシェード(スーパージャンボ)やブランケット類が収まります。これらは、今までは車内天井のメッシュ棚に置いていたのですが、こちらに移動したことで、メッシュだながかなり空きました。ブランケット類は容量があって形が崩れやすいので他の荷物(小物類)といっしょに収納すると、小物類の取り出しがいちいち面倒なので、こちらに移動させることでスッキリしました。

確認の為、フルフラットにはしていませんが、車中泊モード時の状態を試してみました。フロントはダイソーのサンシェード、サイドは磁石取付型のカーテン、リアは、磁石取付方のカーテンもありますが、最近思いついた、テーブルの荷物抑え用ネットをU字に吊り下げるだけでも目隠し効果があります。我が家は、窓を完全に塞いでしまうのはNGで、プライバシーより安全性重視です。本当はフロントも運転席くらいは外から見えるようにしておきたいのですが、手頃な方法が思いつかず、以前やっていたカフェカーテンだと、車内空間が少し狭く感じるので、サンシェードにしました。昨年までは蛇腹式の常設サンシェードを使っていたのですが、ホンダの点検で怒られたので、外しました。左ぎりぎりに吸盤で固定しても車検通らないみたいです。リアのネットをU字に吊るす方法はつい先日思いついたのですが、それまでこのネットが車中泊時にじゃまだと思っていたのと、前回くらいからプロジェクターをやめて液晶ディスプレイやノートPCで映画を見ることにしたので、リアゲートまでのクリアランスを確保する必要がなくなった為にこうなりました。着替えとか、ブランケットの収納袋とかぽんぽん入れておけるので便利です。

改めて考えてみると、改善のポイントは、2 Way , 3 Way といったマルチ用途にあるのかもしれません。車中泊時のみ使うもの、移動時のみ使うものを、ひと工夫して、車中泊でも移動時でも使えるようにすれば、荷物が荷物でなくなるという効果がありますね。荷物が荷物でなくなれば、それを収納するという行為が不要になりますから、時短にもなります。キャンピングカーなんかはその究極なのだと思いますが、ベッドは仕方ないにしても、それ以外は、移動時の状態のまま、あるいはわずかな移動で車中泊時にも使えるように工夫していくのが良いのかもしれませんね。

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車中泊にも程がある!

GWでもあり桜の時期でもあって、函館の道の駅の駐車場は車中泊の車で埋め尽くされてしまった。七飯の道の駅は満車で駐車スペース以外に停めているマナーの悪いのもいたようで、そこから更に逃げて来たらしく、木古内もひどい状況だった。我々は最初から七飯を諦めていたので、早々に木古内まで来ていたので、到着時はまだトイレから少し離れた場所は、1台置きに駐車しているところも残っていたが、それから夜中までどんどんと増えていった。

我々は30年以上前から車中泊をしているが、ここ数年の道の駅の状況は異常だと感じる。車が増えたというのが一番の変化だが、次のような人が増えている

  • 1台分の枠にちゃんと停められない奴。木古内などは枠と枠の間が線ではなく、ドアを開ける分だけ余裕を持たせて楕円で描かれているが、この楕円部分にはみ出して停める車がかなりいる。前後も、線ぎりぎりか線をはみ出して停めるので、前の車がリアハッチが開けられなくなってしまう。
  • 駐車スペース以外の場所に停める奴。論外
  • 大型車用のスペースに小型車を停める奴
  • トイレットペーパーを盗む奴
  • 駐車場なのでエンジンOFFは必須ではないし、大型車はたいていエンジンONだけど、音楽を大音量で鳴らす奴
  • 盗難防止アラームを何度も鳴らす奴 リモコンキーでロックして手でロックを解除すると鳴るって事くらい頭に入れておいてほしい
  • 子供にボール遊びさせたり、犬のリードを長くしたりする奴
  • 外にテーブル出したり、椅子出したり、煮炊きしたり….. 論外な奴

マナーに関しては、全体的にはマナーの良い人が多いのだけど、一部の変な奴がやたらに目立つので、車の台数が多くなるにつれて問題になりつつある。

最近増えてきた一番の問題は、トラックベースのキャンピングカー。これが異常発生している。何が問題かというと

  • そもそもトラックベースなので、でかい。乗用車のスペースには収まらないのに、無理やり停めている
  • しかも、片側に外開きのドアがあるのがほとんどで出入りの為に、そちら側を開けて、反対側ぎりぎりか、はみ出している。
  • ほとんどが、道の駅クローズ後に来て、オープン前に立ち去る。理由不明
  • エンジンOFFが多いが、FFヒーター?がONで、うるさい
  • 汚水をトイレに流していくらしい。(道の駅で流すなという張り紙を見ることが多い。一番はトイレットペーパー盗むなで、2番がキャンピングカーの汚水、3番が家庭ごみ出すな)

そもそも、キャンピングカーなんだから、車中泊ではなくてキャンプだよね。オートキャンプ場でもどこでも行けば良いし、ギャレーだってトイレだって備えているのに、なんで道の駅の駐車場使うのか? キャンピングカー買って、道の駅で車中泊ってわびしくないのか? ルール的にはどうかわからないけど、心情的に、ここはあんたたちが車中泊して良い場所じゃないよって思ってしまう。

車中泊の定義は曖昧だし、道の駅の駐車場での車中泊の是非というのもあるけど、トラックベースのキャンピングカーの乗用車スペースでの車中泊はヤメテ!と言いたい。

今後、私としては、道の駅に次の事を期待している

  • 駐車場の有料化 オープン時間帯は2時間まで無料、時間外は30分まで無料。その後 30分 300円 最大料金(12時間まで 800円) 程度にすれば、ある程度維持費が賄えるし、変な車(長期滞在者とか)は減る。
  • 乗用車駐車スペースへの、トラック(及びキャンピングカー)進入禁止(駐車スペースの分離)
  • 駐車枠をはみ出さない対策 駐車スペースを直角ではなく斜めにするのも良いかも。カメラで俯瞰撮影して、一定時間はみ出し車両は通報かドローンで警告 :->
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