今どきのディスプレイは待機電力はかなり低いようであるが、先月まで古い液晶ディスプレイを2台使っていたために、省エネのために不要時にディスプレイの電源をOFFにする習慣がついていて、新しい4Kディスプレイでも電源を自分でOFFにしないと落ち着かない。
しかし、新しいディスプレイでは、どういうわけか、OFFにする前にウインドウを開いていた場合、OFF->ON で、そのウインドウが左上に寄って小さくなってしまう現象が発生。4Kのディスプレイに対して 1/4 以下のサイズで重なってしまっているので、毎回ウインドウを手でリサイズするのは非常に面倒な為、レジストリを変更して対策しました。
具体的には、以下のレジストリの下にある、いずれかの設定の 00 の中にある、PrimSurefSize.cx , cy を本来のサイズに変更しました。
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\GraphicsDrivers\Configuration
いくつかの設定がありますが、私の場合は、
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\GraphicsDrivers\Configuration\NOEDID_8086_3E98_00000000_00020000_3101B^A1A4DB01452062B47B1DC978DE0D0355\00
が、どうやら、問題らしかったので、これを修正しました。
詳しい事は知りませんが、この設定はモニタごとに作られるのかもしれません。PHLxxxx というのもありましたので、こちらがおそらく今使っているフィリップスのディスプレイの設定なのだと思います。推測ですが、HDMI接続している場合(に限らないかもしれませんが)、電源OFFで、PCがディスプレイを認識できなくなり、自動で他の設定に切り替わるのではないかと思います。 NOEDIDxxxx なんていかにもデフォルトっぽい名前なので、私のPCの場合はこれになるようです。(小さくなるときのサイズもこの設定と一致していました)これの設定を、10進数で、3840 x 2160 にしたところ、問題が解消されました。
なかなかこの情報がネットで拾えないので、ここにメモっておきます。同様の現象で困っている方は、自己責任で試されると解決するかもしれません。