アウトドアで焚き火と虫対策

例えば、車内や、テント、スクリーンタープなど、ある程度閉じられた空間であれば、蚊取り線香やベープマットが有効だと思う。最近はバッテリー式の蚊取り器も出ているので、火を使うこともなく安全に使える。

しかし、焚き火を楽しむ場合は、そうはいかない。どれだけ大きくても、あるいは焚き火対応を謳っていても、閉じられた逃げ場の無い空間で、焚き火は、やっぱり怖いし、一酸化炭素の問題や、煙の問題などもあるから、どうしても「外」になる。そうなると、多少の効果はあったかもしれないが、今までの虫対策はことごとく失敗だった。

蚊取り線香、森林香、肌に塗る虫よけ、紫外線式の殺虫器等々、これはと思うものは試してみたが、満足の行く対策は見つからなかった。

扇風機という対策

あれやこれやの末にたどり着いたのが、扇風機だった。

たまたま、車中泊用にUSB扇風機を買ったのだけど、これが結構良いので、自分の部屋でも使い、今年はエアコンや家庭用扇風機の稼働率を下げて、省エネに貢献している。

ポイントは、風力3段階+リズム風+自動首振り+クリップ式だ。

クリップ式でどこでも取り付けられるし、そのクリップもしっかりしたものなので、台座としても使える。風力もあり、動作も安定している。かなり便利なので1台買い足したのだけど、その時一回り大きな新バージョンが出ていて、そちらには切タイマーもついている。バッテリーも、車中泊で朝までなんとか持つ程度なので、焚き火の間だけ使うには十分だし、USBで充電しながらでも使える。

この扇風機を、自分の方へ向けて、タープのポールなどに設置して、風の壁?を作ってやると、あら不思議、虫が寄ってこなくなるのだ。これには2つの効果があって、一つは、虫を誘う体臭を拡散してしまうという効果、もう一つは、虫が飛べない状況を作る効果とのこと。

ヒントは、コンビニとかの入り口にある大型扇風機だったのだけど、試してみたら小さいUSB扇風機でも効果があった。

更に、おまけ効果として、焚き火の燃焼が怪しくなってきて煙が出てきた時に、その煙を防ぐ効果もある。やったことないけど、焚き火のところまで持っていけば、バーベキューファン的な使い方もできるかも。

いやぁ、それにしても、今まで買い揃えた蚊取り線香などなどが全部無駄になってしまったのは残念。家の中には虫いない、車中で火は使いたくないしなぁ。

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