スノーシュー用のスノーシャット

古いプラのランチョンマットを切り刻んで、スノーシュー用のスノーシャットを作ってみました。

サラサラの雪の時はまだ良いのですが、少し湿った雪だったりすると、スノーシューの裏(クランポンの間)とヒールの部分に雪が付着して、だんだんと団子になっていきます。こうなると歩きづらい事この上ないのですが、足にくっついているものだし、結構ガッチリ雪が付着してしまうので、なかなか取れません。ストックでも持っていれば多少は払えるのかもしれませんけど、私は持たないで歩いているし、みかこさんにはそんな器用な事は望めません。そんなわけで、時々みかこさんの足元にひざまづいて雪の付着を取りさるという作業を要求されます。昨シーズンまでは、この作業軽減のため、雪付着防止用のシリコンスプレーを吹きかけていました。しかし、普通の安いシリコンスプレーだと30分もたないくらい弱いですし、粘性の高い生?シリコンは、めちゃくちゃ高いです。けちって今日はまだ大丈夫だと思って、吹きかけなくて付着してしまった場合に怒り炸裂なのも怖いです。

そもそも、雪が付着するのがなぜかよくわかっていないのですが、一節には、クランポンの材質に問題があるような話で、100均のソフトまな板の方が付着しづらいとかなので、100均に行くのも面倒だったので、似たような材質(だと勝手に思っている)のランチョンマットを使って作ってみました。ボルト留めとかしたほうが良いのでしょうけど、穴開けたくないし面倒なので、とりあえず、両面テープ。3Mが超強力と言っているんだから、ちょっとだけ信じてみることにします。力の方向が押し当てる方向になるので、大丈夫かと勝手に期待しています。ただ、寒さに耐えられないかもしれませんね。

クランポンの部分は、もともと雪付着しまくりで役立たずのパーツがついていて、ビスがあるのですが、敢えてビスの上に浮くように止めてみました。多少動いたほうが雪が取れやすいのではないかと、これも予想というより、期待です。

さて、どうなるか、1回ですっ飛んで終わりかもしれませんし、案外役に立ってくれて嬉しくなったりするかもしれません。

その後

ランチョンマット作戦はそれなりにうまく行ったのですが、問題は固定方法、やはり両面テープでは厳しくて、1回で取れてしまいました。当然ですけどね。そこで、物質的アプローチは一回やめにして、機械的アプローチにしました。除雪機の雪付着防止に、結束バンドを使う人が居るようなので、クランポンに結束バンドを巻いてみました。前側はうまく巻けるのですが、後ろ側はクランポンの後ろに巻いて、そこから縦に表と裏に伸ばすような感じです。これがベストとは思えないのですが、裏側は表(かかと)と裏の両方に雪が付着するのです。特にかかと側に氷のように付着してしまうと、強く踏んでも取れず、ヒルクライム状態になってめちゃくちゃ歩きにくいです。結束バンドはある程度弾力と強度があるので、踏み込む度に振動してうまく暴れてくれないかなと思っているのですが、今のところ裏側に関してはそれなりに役に立っているようです。かかと側が今ひとつなので、さてどうしたものかといったところです。

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キャンプ これだけあれば十分

キャンプブーム?もだいぶ下火になってきたのか、Amazonでも、目新しいものが見られなくなってきた。私も、いろいろ釣られて買ったりしたけど、結局今でも使っているものは半分にも満たない。というわけで、今キャンプに行くとして絶対に持っていく物をリストアップしてみたいと思う。

タープ

我が家はテントではなく車中泊なので、タープのみ。もちろんポールとガイロープとペグは必須だが、タープとセット。2.5m くらいの高さは欲しいしワイドに張りたいので、八角形でサイドをサブポールで持ち上げている。雨でも焚き火をしたいので、TC素材などの難燃性のものが使いやすい。

椅子 人数分

これは人数分あれば十分。我が家のはハイでもローでもない中間くらいの高さで、いままで色々な椅子を買ってきたが、今使っているもの以上の椅子は無い。妻用のは、同じ椅子でベンチ(二人がけ)になっている珍しいもの。二人で座るということではなく、ノートPCやブランケットなどを置くのに便利。私はキャンプの時はPC使わないし、女性ほどものを持たないので、ソロチェアで十分。今の椅子になるまでたくさん買ってしまったが、自分に最高の椅子を見つけるのはなかなか難しいものだ。

テーブル 椅子の高さに合わせてて人数 x 2 程度

テーブルは多いほうが良い。食事用のテーブルの他に、荷物をおいたり、ランタンをおいたりとなにかと使う。色々な高さのものがあってもよいけど、基本的には椅子に座った状態で使いやすい高さのものがあれば十分。折りたたみの軽くて小さい物でアルミ製で熱いものが置けるのが意外と便利。お湯をわかしたやかんをポンと置いたりできる。地面に置きたくは無いし、木製だと焦げたりするからね。SOTOのフィールホッパーなんかが良いけど無駄に高いので、2000円くらいの安物で十分。組み立てが面倒だけど、2枚に別れた天板をテープで繋いでおけば、向きを考えずにすむのでかなり楽になる。

グランドシート

帆布の厚手のものが1枚あると何かと便利。汚れても気にならないし、多少熱いものでも置ける。撤収の時に地面に直接置きたくないものを置いたりするのにも便利。雨の日は必要不可欠。小物類とかはバッグに入れているけど、そのバッグを直接地面には置きたくないから、グランドシートの上に置くことが多い。要するにどのような状況でも、グランドシートだけが汚れるので、他のものの汚れを気にしなくて済むということかな。とは言え、あまりでかいのは取り回しが面倒なので、1m x 2m くらいのが使いやすい。

焚き火台

私はメッシュ焚き火台に落ち着いた。今では他の焚き火台は考えられず、いろいろ格好良い焚き火台とか雰囲気の良いもの、二次燃焼でバンバン燃えるものとか見ても、まったくほしいと思わない。なぜか、どんな焚き火台よりよく燃えるし、火を視覚的にも暖を取るという意味でも最大限楽しめるのがメッシュ。陣幕とかウインドスクリーンがあれば、多少の風では問題ない。焚き火台の下でオーブン調理もできる。

焚き火シート 3重くらい

メッシュ焚き火台の欠点は、下がかなり熱くなる点だから、焚き火シート3重くらいでようやく安心できる。TOPの1枚は、ただの焚き火シートではなく、熱を反射するようにコーティングされている必要がある。それで地面も守れるし、焚き火も安定する。焚き火台の足を20cmくらいブロックなどで持ち上げても、かなり地面を守れるのだけど、ブロックを持ちあるくわけにもいかないから、一工夫必要。

庭の木を剪定したり、公園で拾ってきたり、貰ってきたり、買うと高いので、なるべく無料で調達できるように、普段から気にしていると良いと思う。キャンプ場で買えば荷物にならないので良いのだけど。薪は荷物になるだけでなく、虫とセットだと考えておいても良いかもしれない。車内に積むと後悔することがあるので、持っていく場合はルーフキャリアなどに載せたいものだ。薪バッグはどんなものでも良いし、持っていく薪の量に関係なく1つはあったほうが良い。焚き火台の横にバッグを置いて、焚き火をして、バッグの薪が少なくなってきたら補充という使い方が便利で、我が家のように薪をバッグ4つ分くらい一晩で燃やしてしまう場合でも、バッグは手元に1つあれば十分。残りはRVボックス。といいながら、私は2つ。1つは作業用で、もう一つは焚付用の細い薪とか薪トングとかの道具を入れている。

薪トング

昔ながらのペラペラのものと、鉄製のしっかりしたものと1つずつあると便利。焚き火台の上で動かしたりするにはペラペラが取り回しが良いけど、太い薪をバッグから焚き火台の上にドンと置く場合はしっかりしたものでないと重さに負けてしまう。革手があれば、トングを使わないですむ場合も結構あるけど、やっぱりあると安心。

バーナー

着火用。ファイヤースターターとか火吹棒とかはめんどくさいから、バーナーでバー!着火剤もあれば便利。水の中でも燃える着火剤はかなり便利。でも、火が弱くなってきたりしたときに、着火剤はなんだか勿体ない気がして、やっぱりバーナーが楽で良いなぁ。

シェラカップ 人数分

食器セットとか全然いらない。我が家はほとんどチタンのシェラカップだけで済ませてしまう。軽いしコンパクトだし、たいていの場合メインの食器はこれだけで済んでしまう。

適当な皿 人数分

メインの食器としてはシェラカップがあれば十分だが、おかずとか付け合せを置くのに、ちょっとした皿があると便利。我が家は、ペットボトルのドリンクのおまけでもらった、リサラーソンの皿(バンブーファイバー)を使ってます。割れないし、軽いしで便利です。

食器を洗いたくないからとラップをかけて使っている人が居ますけど、そんな面倒で見た目の悪いことはしたくないので、シェラカップも皿もそのまま使っています。激落ちくんシート キッチン用があれば、洗う必要もなく、拭くだけです。

割り箸

これは特にこだわりがありませんが、コープさっぽろで貰えるので、知らない間にキッチンの引き出しに溜まってしまっていて、毎回食事の回数分+アルファくらいは持っていきます。焚き火で燃やせるのでゴミになりません。

ビストロの達人III

焚き火で調理もやったことがありますが、雰囲気は良いですが、ひたすらに面倒なだけでした。アウトドアストーブ(コンロ)は、火力はすごいし、登山とかには良いかもしれませんが、キャンプ場では味気ないです。カセットコンロも便利ですが、風に弱いし、雰囲気が昭和で今ひとつです。ビストロの達人は、アウトドア用ではないのですが、風に強いし、鍋としても使えるガラス蓋付きの深さのあるプレートが最初からついているので、これを買ってからは、家でも外でもこればかり使っています。キャンプの時は毎回、家でも週に3回くらいは使っているので、かなりの使用頻度です。火の状態がちょっと見づらいというのが欠点といえば欠点ですが、これを上回るポータブル調理器はこの世には存在しないと思うほど気に入っています。お勧めはしませんが、車中泊で車の中でも使えます。以前は、車中泊用には安全性を考えてアルポットを使っていましたが、ビストロの達人も火が見えないので、普通のカセットコンロよりは安全です。

やかん

やかん、ケトルは一つは絶対必要です。アウトドアで、何をするにしても、お湯は欠かせません。カップヌードルを食べるとか、コーヒーを淹れるとか、キャンプでも車中泊でも、お湯が欲しくなる機会はとても多い。いままでいろいろな方法を試してきましたが、結局やかんで沸かすのが一番楽です。容量で迷うところですが、700ml – 1L程度のもののほうが何かと便利ですね。朝カップラーメン度コーヒーの時は、400ml + 600ml くらい必要なので、700mlだと2回沸かさないとなりません。1.3L でも、ケトルの一杯まで水を入れて沸かさないので、2回になることもあります。サーモスの山専ボトルがあれば、朝沸かしたお湯が夕方くらいまでは十分保てるので、車の中でスタバのインスタントを飲んだりしています。SV-20Sは洒落た使いやすいケース付きなので、お勧めです。

アウトドアストーブ

OD缶を持って歩いている人は、プリムスの2243とか、OD缶用のものが良いと思いますし、私も長年愛用しているのですが、OD缶は特に中身が減ってきた時に2つ持っていくとがさばるし、中身がちょっと残っているものが溜まっていったりしますし、詰替えは危険だしで、最近CB缶に統一しようかと思っています。CB缶なら2本くらい持って行ってもじゃまにならないし、いざとなったらコンビニでも買えますしね。そんなわけで、最近はST-320を使っています。ビストロの達人があるので、使うと言ってもほとんど湯沸かしだけです。だったらジェットボイルとかも良いのでは?という声も聞こえてきますけど、高いしやかんが使えず専用のクッカーしか使えないので、容量が足りないとかで、いまひとつですね。 ST-310は、人気ですが、火力は強いですが、コンパクトにならないし、あれをそのまま車中泊で使うとあぶないので、ST-320にしました。風防兼ゴトクが付いていて、それがケースになってコンパクトになりますし、余計なガスホースも無くCB缶直結なので、安定性も良いです。ホースタイプ(分離型)のものは、ホースをひっかけたり、使う時に意外と場所を食うのであまりお勧めできません。ST-310 + 遮熱テーブルの組み合わせが流行りましたが、ST-320 + 適当なテーブルの方が応用が効いて便利だと、私は思うのですけどね。

ナイフ

ナイフを忘れていました。ビクトリーノックスは必須だとして、あとは好みではありますが、かなり本気でお勧めしたいのが、Opinelのノマドクッキングセットです。#12 のパン切と、#10のコルクスクリュー付きのナイフが便利で、パン好きには最高の組み合わせです。ピーラーだけは使わないので自宅用にしていますが、代わりに、#7 #8 あたりを入れても良いと思います。別々に買っても良いのですが、#12のパン切りはなかなか手に入りませんし、アウトドアで使いやすいまな板と、全体を一つにくるむクロスが本当に便利です。車の中でも、膝の上でこのクロスを広げるだけで、まな板とナイフでちょっとしたものを切って、そのまま閉じるというのが、ワンアクションで出来てしまいます。それぞれをバラバラにそろえても良いのですが、使いやすい形でひとつにまとめておくと本当に便利です。各パーツが本当に使いやすいサイズでうまくまとまっているという点でこのセットは秀逸です。

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フリード プラス ノーマル状態から車中泊状態まで

ノーマル(移動中)の状態がこれです。面倒なのでリアにテーブルを設置したままですが、このテーブルは、固定していないのでいつでも外せます。3分割になっていて、ゲート側は最初に作った桐集成材の少し柔いテーブルです。補強の角材を入れていて以前はその面が上で、荷物の滑り落ち防止を兼ねていたのですが、最近になって、冷蔵庫の位置を私の足元からみかこさんの足元へ移動したので、上下ひっくりかえしました。この穴は丁度冷蔵庫が入るサイズに開けてあって、今は移動中も就寝中もこの位置に冷蔵庫がはまり込んでいます。私は170cmあるので足元にこれがあると辛いため、以前は冷蔵庫を上に上げていたのですが、みかこさんはこのままでも大丈夫とのことで移動しました。中間の細い板も桐集成材だったかと思いますが、幅が狭いので補強無しで大丈夫です。この細い板を外して、シート側の板をずらせば、後席シートを一番うしろまで下げられますので、後席に誰かを乗せる場合はそのようにしています。シート側の板は、テーブルのメイン部分なので、パイン材を使っています。がっしりしていて安心感があります。各板は、フリードプラスの特徴である左右のユーティリティ固定用のネジにL字のステーを固定してその上に載せているのですが、実はこの板(テーブル)はこの位置だと、半分くらいがステーに引っかかっているだけです。ステーを長くするとシートが一番後ろまで下げられないのです。で、この位置に安定して固定する為に、ロープで吊っています。

車中泊モードに展開開始したところです。まずはお決まりの手順になりますが、前席を一番前まで移動し、後席も一番まえまで移動したあとに、後席を畳みます。通常は後席の背中に橋渡しボードがついていて、荷室の床と後席の背中の間のギャップを橋渡しするのですが、あれは高さが2.5cmもあって何かと面倒なので、取り外しました。そこでその代わりのものが必要になるのですが、あれこれいろいろ試行錯誤しながら、今の形に落ち着きました。その前に、前席の上に車中泊時の小物置き場(みかこさんの帽子など潰れたら困るものなど)を設置します。ロープでもなんでも良いのですが、たまたまあったボール付きのゴムの紐があったので、それを使って、板を吊っています。ここにものがおけると何かと便利なのです。天井に周したロープと、室内灯から吊るした根付の説明は前にしたので省略しますが、これも車中泊には必須で、何かと使います。話を橋渡しボードに戻しますが、荷室のボードの下に、銀色の細い板を挟んでステーとして(補足:この板が無くても絶妙な感じで板が落ちずに固定されることがわかりました。ポイントは助手席後ろの座席の出っ張った部分を避ける切り欠きですが、この切り欠きのおかげで板がずれません)、その上と後席の出っ張り部分にパイン材を載せます。助手席の後ろの席の出っ張り部分だけカットしていますが、120×40だったか忘れましたが、そのくらいの板を買ってきてそのままでピッタリサイズでした。時々みかこさんが後席を一番前に出すのを失敗すると板が乗らないのでやりなおしになります。今日、初めて試したのですが、実は銀色のステーとして使っている板は不要でした。結局板1枚ですみます。この板は走行中は後席の背中に入れておいても良いですし、荷室においておいても良いです。板なのでじゃまになりません。テーブル部分に重ねても良いでしょう。とにかくこのパイン材1枚で、純正の変なボードを使う事無く、完全にフラットな床が作れますので、お勧めです。

床さえ出来てしまえば、あとは断熱用のシートやシュラフを敷けば完成です。この折りたたみテーブルは、脚が左右1本なのをAmazonで探し回って買いました。脚がセンターにあるので、私のシュラフとみかこさんのシュラフの間に直接シートの上に設置できますから、ぐらぐらしません。シュラフの上にテーブルを置くと不安定で飲み物(酒)が置けませんからね。もちろん、リアのテーブルがメインになるのですが、手元テーブルがあるととても便利なのです。

ベッド(布団)は最近では、みかこさんは布団型シュラフの上に寝て、ダウンブランケットをかけて寝ています。ブランケットが温かいので寒い時期でもシュラフの中に入るのは稀です。私は、シュラフはじゃまなのでロゴスの40コンパクトセルフインフレートマット・SOLOを使っています。

https://www.logos.ne.jp/products/info/10237

長さはふくらはぎくらいまであるので、これで十分です。40mmなので底付きはしません。収納はかなりコンパクトになります。

おまけですが、私は運転中は、ドクターエルのマットをシートに敷いています。

フリードのシートはしっかりしているので腰への負担は少ないほうだと思うのですが、私は腰が悪いので、長距離はこのマットが無いとキツイです。このマットがあると、まったく腰への負担が違うので、普段から敷きっぱなしです。軽いし、車中泊で座って映画を見る時などにも使えるのでとても便利です。腰の悩みがある人にはお勧めです。サイズは、大きいのも持っていますが、この 23.5×34 のサイズがフリードにはピッタリです。

この銀色の板は先程ステートして出てきた板ですが、もう一つ大事な用途があって、車のシートに座ってランチなど簡単な食事をする時のテーブルになります。フリードにも小さいテーブルがついていますが、あまり小さいので食事は膝の上にものを載せたりとか大変なのですが、この板一枚を、フリードのテーブルと後席にぽんと置けば簡単に水平なテーブルが作れてしまいます。一見不安定そうに見えますが、飲み物を置いても大丈夫なほどしっかりしています。この板もホームセンターで買ってきてそのままで、塗装以外の加工はしていません。

今日は、試行錯誤の状態からしばらく写真を撮っていなかったので、今現在の車中泊仕様について改めて写真をとって、ご紹介となりました。

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冷蔵庫+クーラーバッグの保冷剤について思うこと

車中泊でもキャンプでも、時には買い物や日帰りでコンサートを聴きに行くような時でも、冷蔵庫は便利だ。というか、もう冷蔵庫なしの車中泊・キャンプは考えられない。我が家は血糖値の問題もあって、自宅から食べ物を持っていく事が多い。その中でも、ヨーグルト、チーズ、サラダ、豆腐弁当(豆腐を味付けしてタッパーに入れたもの)、炭酸りんご(りんごをスターカットしてジップロックに入れて、炭酸水を入れたもの)などは、冷蔵庫が必要で、数時間ならクーラーバッグでも良いのだが、一晩ともなるとかなり厳しい状態になる。クーラーバッグを高性能なハードタイプにすれば良いのかもしれないけど、非常に邪魔だ。

なので、最近の運用としては、ヨーグルトやサラダなど冷蔵庫必須のものは、なるべく冷蔵庫に入れて、多少温度があがっても、耐えられるようなもの(チーズなど)はソフトクーラーバッグに入れている。全部冷蔵庫に入れば良いのだが、8Lしか容量が無いので無理だし、途中、上富良野で豚さがりとか買ってしまうと、更に難しくなってくる。

ソフトクーラーバッグは、AOのに買い替えたので、前のものより性能が良くなったが、それでも、ロックアイスを入れた場合、一晩で水になる。100円のサツドラがあれば良いが、それがない場合は、コープやコンビニの200円もするロックアイスが全く使わないのに一晩で水になるのは、かなり悲しい。

そこで、保冷剤ということになるのだが、自宅を出る時に保冷剤をクーラーバッグに入れて、冷蔵庫に予備の保冷剤を冷やしつつ、時々その保冷剤を交換するとしても、冷蔵庫の温度は下げても0度までで、それ以上下げるとサラダが凍ってしまい、凍ったサラダが溶けると水っぽくなるので、0度~4度に設定している。

というような状況で、どのような保冷剤が良いのかを考えてみたのだが、まず、氷点下系はNGだ。これは冷やすのに冷凍庫が必須で -20 度くらいにしないとならない。もちろん冷蔵庫で冷えないというわけではないのだが、性能を発揮しない。加えて、氷点下系はそれ自体マイナス温度を維持するので、無駄なパワー?を使っていて持続時間が短い。クーラーバッグの温度は冷蔵庫と同様に4度くらいを保てれば良いので、氷点下である必要は無い。というわけで、0度系の保冷剤が良いということになる。4度でも良いくらいだが、そういうのはあまり無いようだ。アイスバッテリーとかネックリングなどは15度とか28度とかで凍るけど、保冷剤としては役に立たない。

大きさについては、冷蔵庫が8L と小さいので、大きいものを1つより、小さいものを5個とかの方が良いと感じている。実はスーパーで無料でもらえるようなやつがベストなのかもしれない。先日どこかのコープでたまたま貰ったのが5つあるので、それを使おうかと思っているが、予備がもう少し欲しい。以前はサツドラで無料でもらえていて、もったいなくて捨てていないのが10個以上あったのだが、ずっと使っていなかったので、片付けた時に捨ててしまった。で、Amazonで小さい保冷剤を買おうかなと思ったのだが、結構高いのですね。

良いものを見つけてしまった

これ。買った時は、薄っぺらいシート状です。ほとんど紙の厚さと言っても良いでしょう。これを水につけるとあっという間に膨らんで、保冷剤になります。あとは冷蔵庫か冷凍庫で冷やせばOKです。15分以上水につけるなと書いてあるように、水につけたらあっというまに吸水します。保冷剤の中身は吸水ポリマーですから、吸水ポリマーをビニール袋にいれたら安上がりで良いのかもしれませんし、おむつとか生理用品とかが保冷剤に代用できるのかもしれませんけど、温度設計とかもあるでしょうから、この値段なら買ったほうが手間いらずで良いですね。 999円で、12 x 8 = 96 個になります。 シートごとにはミシン目が入っているので手で簡単に切り離せますが、12 個のブロックは切り離すのにハサミが必要です。とりあえずはシートで使って、冷蔵庫に入らなくなったらその場で切り離せば良いかなと思っています。

しばらく使ってみて、良さそうなら追記します。

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push は先頭 or 末尾

配列に要素を追加する時、push は要注意だ。可能なら別の方法で追加したほうが良いと思う。

Java の場合、push は、「先頭」に要素を追加する関数だが、JavaScriptの場合は「末尾」に要素を追加する。

先頭に要素を追加したい場合

Java の場合は、add(0, 追加したい要素) がわかりやすい。 JavaScript の場合は、unshift(追加したい要素) が一般的だろうか。 JavaScript の配列操作は単語の意味と結果が一致しないので混乱している人が多い。 unshift って、そもそも shift って何?って感じだ。 Javaのaddは、要素を追加するの add だから、何も指示がなければ、殆の人は末尾への追加をイメージするだろうし、 add(0, 要素) と書けば、0 番目に追加(つまり先頭へ追加する)とイメージしやすい。 あくまでも基本イメージは、add (追加)なので、先頭要素が入れ替わると考える人は変人だ。

末尾に要素を追加したい場合

Javaの場合は、ずばり、add(追加したい要素)で明快。 JavaScript の場合は shift かと思いきや、さにあらず。 array[array.length] = 追加したい要素 で追加する。やはり分かりづらい。 shift は何かというと、先頭要素を取り出す操作になる。

JavaScript の変態仕様

  • shift : 先頭要素を取り出す
  • unshift : 先頭に要素を追加する
  • pop : 末尾要素を取り出す
  • push : 末尾に要素を追加する

これは、私のそれぞれの単語からくるイメージとはかなり違って覚えづらい

Groovy の罠

うちの会社では、Groovy という言語を良く使うのだが、これは Javaに翻訳されて動作するスクリプト言語なのだが、 2017年頃までは、 push は、末尾に要素を追加していた。これが、2013年頃に報告された、「Javaと反対じゃん」というバグに対応したことによって、今は、先頭に要素を追加する関数になっている。真逆。そのため、古い Grooby で書かれたコードで、push が使われている場合、それはまともに動作しないことがある。配列の並び順を意識した処理の場合、完全に並び順が逆になるのだ。その配列に初期値が与えられている場合、更に意味不明になる。何らかの処理で取得した配列、初期値は、意図した順に並んでいるが、あとから push で追加したものだけが、先頭に追加されるので、めちゃくちゃになってしまう。

こういう問題があるので、 push を安易に使うのはやめましょう。と私は言いたい。言葉として曖昧なもの、動作が明確にイメージできない名称の関数は要注意だ。

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寧ろカイカーン!つらい草取りから一気に解放される最終兵器登場

凄いものを見つけてしまった

我が家の草刈り機はエンジンではなくモーター式なのですが、安全だったりガソリンとかオイルとかのメンテナンスの手間は無いものの、重たいし、コードの取り回しが面倒で、年に数回一気に使うという感じで、日常的にこまめにつかう気にはなれません。草刈り機はある程度の面積で邪魔物がないような場所には良いのですが、砂利だとかプランターでごちゃごちゃしているような場所には適さないですし、自宅の敷地の外では、石飛びや周囲への気遣いも必要で、なかなか気軽に使えるものではないです。

そこで、日常的な草刈りは、どうしても、手作業になってしまうわけですが、ホームセンターでもAmazonでも、草刈り道具というのは実に多様なものが売られてはいるのですが、どのような状況でもどのような草でも使えるというものはほとんど無いですし、半分くらいは、草刈りというように、鎌のような形状で、根を残して上を切る目的なので、刈ったそばからおがってくるという追いかけっこになってしまって、非常につらいです。

こまめにやるのは仕方ないにしても、せめて、電動でさっとできないものか、できれば、地面が砂利でも、土でも、プランターなどがごちゃごちゃしてても気軽に使えるものがないものだろうかと、Amazonをうろうろしていたら、

ありました!

ムサシ 除草バイブレーター

めっちゃくちゃ怪しい名前ではありますが、いかがわしいものでもマッサージ器でもありません。見た目は、ハンディー除草用ツールの電動版です。大きさは電動工具程度です。

充電式とAC式があります。また、別売りで立ったまま使えるようにする、ハンドルがあります。(ただしハンドルはあくまでもハンドルで、電源スイッチを延長してくれません)

電動工具もそうですが、充電式(バッテリー式)は、取り回しは楽なのですが、耐久性と使用時間の問題と、重量の問題とパワーの問題があって、個人的にはドライバーやドリル程度なら良いのですが、パワーが必要かつ使用時間が1時間程度になるようなものの場合は、ACを選択するようにしています。値段も、ACの方は3千円で、充電式は倍くらいします。

本当に使えるかわからないので、最初は一番安いものを。ということで、AC式本体のみ3千円を投資することにしました。

めちゃめちゃ使えるじゃん

使ってみてびっくり。まるで、掃除機で掃除するかのように、地面をなぞるような感じでどんどん雑草が抜けます。芝のような草で、地面にべたっと団子上に根を張るようなものは、もう手作業だと無理~って感じで上だけ刈っておしまいということになるのですが、ガシッと咥えてゆっくり引くと、強烈な振動で、ベリベリベリと剝がすように取れてきます。あとは地面の状態に応じて、角度や引く速度などを調整すれば、かなり広範囲な状況や雑草で楽に抜けます。例えば下が柔らかい土や草なら、ブレードを差し込むようにすれば、土の中の根っこを振動させながら、ごっそり抜き取れます。土を掘ることになりますが、根っこだけ抜けて土は残ります。防草シートなどの場合は、差し込むとぐちゃぐちゃになるので、ブレードを地面と水平にして、草の上の部分をひっかけてひっくり引けば、根っこごと抜けてきます。ただ、芝のようなひっかかりがない草は抜きづらいのですが、芝は抜きたくない場合が多く、それ以外を抜いた後(芝の中に雑草が入り込んでいる場合は雑草だけ取れます)芝は普通に短く刈ればよいでしょう。

とにかく、今まで手作業でひとつひとつ苦労しながら抜いていたものが、ブレードでなでるように。さぁーっと抜けてくるので、かなり作業効率が上がります。普段なら1時間程度やって半分くらいであきらめてしまって、また今度やろうなんて思っているうちに、もとに戻ってしまうような場所でも、今日は30分程度で全体を一気にやっつけられました。さらに余裕があったので別の場所までやってしまった。この調子なら、週末1回分で、庭全体いけそうです。

コスパも最高

私は腰が悪いので、使えそうだったら、追加で、ハンドルもあったほうが良いかなと思ったのですが、今日使ってみた感じでは、ハンドルなくても使えそうです。楽に抜けるので、完全にしゃがんで力を入れたり、長時間同じ姿勢を続けるという感じではなくて、常に移動しながら手前から奥へ除草を進めて、時々抜いた草をキャンプ用のカートに入れて集めるというような感じで体を動かすので、腰への負担が少ないです。同じ姿勢を続けるのが辛いのですが、そういう感じにならないのです。結局カート一杯分は除草しましたが、腰はほとんどいたくなりませんでした。なので、ハンドルはかえって取り回しに邪魔なくらいで、不要だと思います。となると、3千円の本体のみです。手動式の草刈りツールは1000円くらいから、高いもので3千円以上しますし、なんだかんだと毎年なにか買っていたりします。土の状況や草の種類によっても適しているものが違うのでいくつも揃える必要もあります。そう考えると、3千円でオールマイティーに使えるこれは、かなりコスパ高いですね。ブレードがどのくらいもつかわかりませんが、今日使った感じでは、ワンシーズンは十分いけそうです。本体はもう少し耐久性があるでしょう。連続で20分くらいONにしても熱くなったり止まったりはしなさそうです。まぁ、この値段ですから、毎年買い替えても手動の草刈り道具と大差ないですしね。

除草で大変な思いをされているかたは、試されてみてもよいと思いますよ。

それだけではなかった!

改めて説明書を見て、びっくり。付属のブレードだけで万能かと思ったが、替刃の種類がかなり豊富。狭い場所用、エッジ用、3D?、コケ落とし、ノコギリまで。正直刃の着脱はワンタッチではなくて六角レンジなので気軽に差し替えるという感じではないけど、それほど大変でも無い。私は当面付属のブレードで大丈夫な気がするけど、替刃で用途が広がるというのは更にコスパが良いということにつながるね。

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pz-linkcardのバグ

WordPress で外部サイトのURLをリンクする際に、URLを自動的にわかりやすいカード型表示に変換してくれるプラグインに、pz-linkcard という便利なものがあるのだが、これが実装が不十分でエラーを出しまくる。

リンク先の文字エンコードがちょっとおかしいとエラー、画像だとおもわれるデータが画像でないとエラーといった具合だ。

リンク先には様々なものがあるので、こうだと思っていたものがこうでない場合は多々あるのだが、そうだと決めつけてプログラムされていて、そうでなかった場合が想定されていないので、PHPがエラーを吐いて、その記事全体がエラーコードで埋まってしまう。

こうなってしまうと、プログラマでない人には対処が難しいかもしれないが、プログラムに手を入れる必要が出てくる。あるいは、そのURLは諦めるという方法もあるが…

修正自体はそれほどむずかしくなる、エラーログからエラー箇所を特定して、エラーが起きないように、事前にデータチェックをするか、エラーが起きた時に try – catch で逃がすかすれば良い。

今のところ、私が修正したのは、文字エンコード指定のエラーと、画像処理関係のエラー。文字エンコードは、判定箇所でエラーだったので、今時のWebはほぼUTF-8 なので、UTF-8固定でかわして、画像処理はデータが正しいBase64エンコードでない場合にエラーになるので、事前に正しいBase64データかどうかを確認するようにした。

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RDP Wrapper Library は危険

自宅サーバーは、自宅内設置ではあるものの、設置場所によっては、普段使っているPCからリモートで接続して運用したほうが楽なケースも多いかもしれません。私は普段は自室のPCで作業していますから、別室に行ってモニタの電源を入れて作業するより、ここからリモートで接続した方がずっと楽です。

Chrome リモートデスクトップの落とし穴

自宅であってもクラウドであっても、Chrome リモートデスクトップは便利で、ポートが空いていないとかのセキュリティ上のもろもろの都合をかわしつつ、Chrome ブラウザがあればリモートアクセスできるので楽です。ただ、今のバージョンの問題なのか Windows 11の問題なのか、相手先でウインドウを開いた時に、そのフレームをマウスで選択してリサイズしようとしても、マウスカーソルがリサイズカーソルに変わらず、リサイズできません。慎重に1ピクセルずつ移動して、運が良ければ、変わることもあるのですが、相当なストレスで、実際には使い物になりません。

Windows 11 の リモートデスクトップ接続

Chrome のリモートデスクトップ接続が使えない(リサイズとかをしなければ十分使えますが)ので、Windows の RDT 接続を使うことになるのですが、実は、Windows 11 の HOME では、接続クライアントは使えても、接続される側にはできないという制限があります。

RDP Wrapper Library

Windows 11 HOME でリモートデスクトップのサービスを動かす方法があって、それが、RDP Wrapper Library なのですが、結論から言えば、やめておいたほうが良いというのが、今回の記事の目的です。 インストール方法は2つあり、1)インストーラを使う、2)zip をダウンロードして同梱のバッチファイルでインストールする。なのですが、どちらも、Chrome でダウンロードしようとすると、危険だというアラートが出ます。そこを無理やり、Edge でダウンロードすれば、どちらもダウンロードできますが、 Google が危険だと言っている以上、なんらかの危険があるという事を覚悟の上でダウンロードする必要があります。ダウンロードしただけでは危険ではありませんが、どちらも、Windows のサービスに怪しげなプログラムを入れ込むことになるので、それなりの覚悟が必要です。

私の勘違い

実は、私が購入した中古PCは、Windows 11 Pro だったので、何も考えずにそのままRDT接続できていたのですが、セットアップ時点で、おそらくユーザ設定が不十分だったものと思いますが、接続を試みた時に、サーバー側設定も、ユーザID/パスワードも正しいのになぜか接続できず、勝手に HOME だと思いこんでしまっていて、RDP Wrapper Library をインストールしてしまいました。しかも、インストーラーの方でインストールしてしまったのが、後で大問題になりました。

結局 ZIP でのインストールは試していませんが、インストーラーでインストールすると、次の問題が発生します。

  • Windows 11 Pro 本来のサービスが破壊されます。
  • アンインストールができません
  • DISM.exe や sfc / scannow を使ったWindows 修復がまったく効きません
  • プログラムのアンインストールのところに、いつまでも RDP Wrapper Library が残り、ここに表示されるものが含まれているリストのレジストリを削除しても消えません。
  • レジストリークリーナー系もまったくクリーニングの対象にしてくれません
  • アンインストールを試みると、途中でエラーで止まります。

というわけで、永遠にPC内に残り続け、本来 Pro ではできるはずのRDT接続を妨害します。 インストール先の本体は、ファイル削除で削除できますが、どこかのDLLを入れ替えるか、何かを割り込ませるものと思います。

修復手段

一番の修復手段は、Windows 11 のクリーンインストールです。ですが、サーバーを再セットアップする手間やダウンタイムを考えると、それは避けたいところです。最終手段と考えて、とりあえず、Windows の上書きインストールを試みました。修復インストールと呼ばれていますが、次のステップを実行するだけです。

  • Windows Update を全部適用して、最新の Windows 11 にしておく
  • MSのサイトから、最新の Windows 11 の iso ファイルをダウンロードする
  • iso ファイルをダブルクリックして開き、その中の setup.exe を実行する
  • ライセンス条項に同意する
  • 個人用ファイルをアプリを引き継ぐという設定になっていることを確認して祈る
  • もう一度祈る
  • 覚悟ができたら、実行する
  • それなりの時間がかかるので、コーヒーでも飲みながら待つ
  • 経過中の画面はなるべく見ない
  • ある程度時間が経つと、Windows が再起動するので、ログインしておかしなところが無ければ成功。 あったら、クリーンインストールへ進む=>このあとは知りません
  • ここでおしまいにせず、ログイン後 Windows Update を全部実行する。
  • Windows Update があっても無くても、自分でPCを再起動する。

ほとんど自動で修復されますが、手間はなくても、時間と覚悟が必要です。バックアップ等を取得して、十分な覚悟を持って実行してください。

これで、無事、 Remote Desctop Service が起動できるようになり、別PCからRDT接続できるようになりました。

アンインストールリスト(インストール済みプログラムリスト)にRDP xxxxx が残ったまま

そうなんです。修復インストールでも、個人用ファイルとアプリを引き継ぐにしている為だと思いますが、アンインストールのリストに残ったままなのです。しかも、一般的に言われているレジストリの該当箇所にはありません。悪さはしないし、これを消したところで何も変わらないのですが、この忌々しいものが残っているというだけで嫌な気持ちになります。

消し去る方法

最初レジストリークリーナー系のアプリを使ってみたのですが、ぜんぜんだめでした。該当レジストリリストにはありませんが、ここに表示されている以上、どこかにあるはずですから、regedit を起動して、 RDP Wrapper などで検索してみると、居ました。インストール済みアプリ的な情報がおかしなところにあってそこに入っていました。ただし、検索でヒットした項目だけをいきなり削除してしまうと、完全に消せない可能性がありますので、ここは慎重に。検索してヒットするのはおそらく名前を保持しているキーなので、本当に削除したいものは、そのキーを含むフォルダです。このフォルダーは、英数字の羅列の文字がIDになっていますので、まずは、その文字(ID)を取得して、レジストリ全体から検索してみると、実に沢山、あちこちに入り込んでいます。これらをすべてピックアップして、一刀両断で、バッサリ削除します。これでようやくインストール済みアプリのリストから消えてくれました。

余裕があれば、クリーンインストールがお勧め

修復インストールして、入れ替えられた可能性のある Windows のファイルが修復され、レジストリからも消しさったので大丈夫だとは思いますが、やはり一抹の不安は残ります。 Windows のすべてのファイルやレジストリを把握してチェックするなんて事はできませんので、せいぜい、セキュリティーソフトで完全チェックをするくらいしかできませんね。
DISM.exe や sfc / scannow はやっておいたほうが良いかもしれませんが、もともとこれで修復できなかったので、あまり意味はないかも。

というわけで、時間と気力に余裕がある人は、Windows をクリーンインストールして、最初からサーバーを設定しなおしましょう。

私は、やっていませんが…

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自宅サーバーのアップグレード

VAIO TAP 21 という巨大なタブレットのようなPCが安売りされていたので、これを購入したのが、 2015年の8月。安売りといっても、VAIOだし当時は結構PCが高かったので、65,000円くらいだった。相当我慢して使っていたけど、まだ8年くらいなんですね。購入当時のWindows は 8 だったかと思いますが、その後 10 になって、11にはできずで、今まで使ってきました。さすが SONYのVAIOだけあって、大きな問題も起きず、時々USBの外付けHDDが認識できなくなるとか、イーサのコネクタがやはり認識しなくなるといった事で、ガムテープで貼り付けたりが必要でしたが、コネクタ類は負荷がかかるので、しかたないところもあります。本体自体は、バッテリーが流石に駄目になりましたが、ACアダプターで問題なく稼働していました。

不満な点は、とにかく「遅い」「遅すぎる」です。タブレット型なので、バッテリーどころか、Cドライブすら交換できないタイプで、仕方なく外付けのHDD(比較的高速なもの)を、USB 3 で接続して Windows 以外をなるべくそちらに置くようにしていましたが、CPUは遅いし、メモリは少ないし、HDDもほとんど100%張り付きみたいな状態で、いっぱいいっぱいで動いている感じでした。にも関わらず、温度はそれほど上昇せず、ACアダプタという弱点はあるものの、火災等もなく、安心して使えていました。自宅サーバーは火災が一番心配なので、遅いけど余裕を持った設計のPCの方が安心して使えます。しかし、本当に遅く、ブログも1日1回は停止(実際には遅すぎてタイムアウト)してしまうような感じで、Windows 11 にもできないため、そろそろ限界かなと思って、アップグレードを計画していました。

しかし、日本のPCは、10万超えが普通だし、C国のPCは 24H 稼働させるには不安だしで、PCの選定で悩んでました。長く使うものなので、ある程度のコストは仕方ないですが、あまりコストがかかるようだと、クラウドの方が火災の心配もなく、楽だということになってしまいます。電気代については、今年から太陽光発電を入れたので、クラウドのコストと相殺という事はなくなってしまいましたから、ますますクラウドのランニングコストのほうが問題になり、みかこさんのブログの容量が巨大であることもあって、やはり自宅にサーバーを置きたいところです。選定条件としては、モニタ込みで10万以下、ACアダプタではなく、本体に電源内蔵タイプ、できれば日本製か有名メーカー製、余計なディスプレイアダプターなどがなく、消費電力がある程度抑えられていること、静音であること、できればSSDであること、外付けHDDが不要な程度の容量があること、HDDやSSDなどが換装できること、といった条件でミニタワーあたりを探していました。

中古PCという選択

https://jp.ext.hp.com/desktops/business/prodesk_600_g4_sf/

HP ProDesk 600 G4 というHPのPCが結構な数、中古で出回っていて、HPなので信用できると思い、Amazonで探してみたところ、Core i5 + SSD 1T に、Bluetooth + Wifi のアダプタ付きで、送料込みで約 3万円でした。パフォーマンス+消費電力+値段のバランスから、ここ数年は、プライベート用では Core i5 を選ぶことが多いのですが、SSD 1TB で Bluetooth + Wifi も使えてこの値段なら良さそうです。SSD まで中古なのか気になりつつも購入したところ、SSDは新品に換装されていました。 モニタは、以前気になって、なんとなく Amazonのカートに入れていた、PHILIPS モニターディスプレイ 271E1D/11 をあまり考えもせずにポチりました。モニタは何でも良かったので。Bluetooth + Wifiはあまり気にしていなかったのですが、いざセットアップするときになって、WiFiがあるのは便利でしたし、余っていたBluetoothのキーボードと、旧サーバーで使っていたマウスが使えて結果的に良かったです。Bluetoothと Wifi が使えるようになる、小さいUSBアダプタなのですが、こんな変なものがあるのですね。

サーバーの引っ越し

PCが到着したのが、発表会のタイミングだったのと、モニタが Displayポート(商品写真では、HDMIに見える)で、購入したモニタが非対応で、変換ケーブルが必要だったこともあり、1週間くらいは電源が入れられず、モニタ到着してからも、Windows のセットアップをしただけで放置していました。そして、昨日ようやく重い腰を上げて、引っ越しを開始しました。1週間位かかるかと思っていたのですが、結果的に1日で終わってしまいました。

作業の記録

  • パーティションの切りなおし
  • ブログに、BackWPupプラグインをインストール
  • XAMPPの最新版をインストール
  • phpMyAdminで、DBの新規作成(ユーザ名もDB名も前と同じにする)
  • ファイルのコピー
  • BackWPupで、ブログのDBを SQL でダンプ
  • phpMyAdminでDBに、ブログのDBのバックアップをインポート
  • CertBot を新規インストールして各ドメインを再設定

パーティションは、旧サーバーが最初Cドライブしかなく、Cのみで運用していたのを、あまりの遅さに XAMPP をDドライブに移動して、Cをシンボリックリンクにしていたため、それと同じようにしました。今回は最初から、XAMPPをDドライブにインストールしましたが、設定ファイルで、Cドライブを参照している部分が残っている可能性があったので、Cドライブのxampp をDのxamppフォルダのジャンクションで作成しました。そういう構成にするために、パーティションを、Cドライブ100G+残りDドライブにしたかったのですが、PC到着時のパーティションがへんてこで、800GくらいをCドライブ、その後に、ESPがあって、その後に、60Gくらいの空き領域があるみたいな感じで、意味不明だったので、EaseUS Partition Master(無料版)を使って、切り直しました。まず、ESPを最大まで拡張してから縮小して、SSDの末尾へ移動し、空き領域を前へ。その後Cドライブを100Gに縮小してから、残りの空き領域をDドライブに。使う予定はありませんが、DVDドライブが内蔵されていたのでそれをQドライブ(なんとなく)に移動で、すっきりしました。

WordPress の引っ越しはめんどくさいなぁと思っていたのですが、htdocs の構成と SSL設定含めた Apache の設定をほぼ同じにしたので、ファイルの丸コピーと、許可属性の設定しなおしさえしてしまえば、DBのみ引っ越しで大丈夫でした。BackuWPupのジョブまでは不要で、DBだけダンプしてしまえば、SQLファイルはそのまま phpMyAdminでインポートできる形式であったため、インポートしてお終いでした。WordPressの設定関係は一切変更なしでした。プラグインのうち使っていないものがエラーを起こしていたので、面倒なのでプラグインを削除したくらいです。一番時間がかかったのは、みかこさんのブログの大量の画像ファイルのコピーで、これらをみかこさんがブログを編集していない間に実行しなければなりませんでしたので、何回かミラーリングしながらコピーして、タイミングを見計らって、簡単な確認して、サーバーごと切り替えました。切替えてしまえば、新サーバーでブログの編集になるので、旧サーバーは停止できます。ほぼほぼ運用しながらダウンタイムも1分もかからず切替えられたと思います。

CertBot は、最初設定ファイルや生成したpom ファイルなどは、コピーでなんとかなるかなと思っていて、実際、pomファイルはApacheからの参照だけなので、SSLも使えていたのですが、CertBot の renew を試みたところ、pom がシンボリックリンクになっていないというエラーが出たので、一旦設定ファイルをクリアしてやりなおしました。 certonly で管理しているドメイン3つのサーバー側のドキュメントルートフォルダを指定するだけなので、簡単です。タスクスケジューラのタスクも旧サーバーからコピーしたので、今後は自動更新されるはずです。

意外と簡単だった WordPress の引っ越し

今回 WordPress の引っ越しが一番面倒だと思っていたのですが、結局、ファイルコピー+DBのダンプとインポートという手順であっさり引っ越しできてしまいました。

自宅サーバーから自宅サーバーなので、ファイルコピーは簡単ですし、フォルダ構成やApacheの設定も合わせられるし、Wordpress の設定も一切変更せずに済んだということもあります。BackupWPup というプラグインが便利でこれでDBバックアップすれば、ほぼそのままインポートするだけで終わりです。 以前 counterize というプラグインを使っていて、それのDBがぶっ壊れた形で残っていたため、ダンプしたSQLから手で削除したりしましたが、そういう事でもなければ、スムーズに移行できるでしょう。PHPのバージョンも 8.2 に上がりましたが、今のところ特にエラーもなく、動作しています。メールがちゃんと飛ぶのかは未確認ですが、メールはたしかWorspress のプラグインを使っているので、飛ばなければ設定の見直しくらいでしょうか。 php.ini は、XAMPPインストールしたままだと、タイムアウトやアップロードファイルのサイズの制限がきついので、多少緩めたくらいです。 Apache の設定もバーチャルホストの設定とSSLの設定を合わせた程度です。実際、XAMPPはインストールした状態で結構使える設定になっているので、あまり独自にいじらないほうが、こういうときに楽ですね。

サーバー管理が楽になりました。

旧サーバーがあまりに遅かったので、何をするにも時間がかかるし、時々限界来て落ちてしまったり再起動が必要だったりと、本当に大変だったのですが、新しいサーバーは、動作しているのかどうかわからないくらい静かなのに、しっかり動いてくれています。Chromeのリモートデスクトップで接続しているので、モニタもキーボードもマウスも電源OFFです。なぜか、リモートデスクトップだと、クライアント側のウインドウ枠が掴めずリサイズができないのですが、これは、 Windows 11 のせいだと思います。 Windows は10あたりから、デザイン優先なのか、ウインドウの操作性が著しく低下しています。テーマを変えて枠線を太くするとかいろいろ情報がありますが、どれもあまり役に立ちません。いろいろやってみましたが、今はどうにもならないので、とりあえず、PowerToyの FancyZones で対応する程度にします。(任意リサイズはあきらめました)

パフォーマンスも十分(というか普通)で、ブログを書いたり操作したりする時のストレスも減りました。

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スモールスタート

何らかの新規プロジェクトを立ち上げる時に出てくる言葉がスモールスタート。

自分がそれを好んでいるということもあるのだけど、多くの場合クライアントさんは、良いアイデアだということに有頂天になってしまって、一定の投資をして、いきなり大きなシステムを作りたがる傾向にある。いわゆる功を焦るという感覚なのだが、苦労してOKをもらってそれなりの予算がついてスタートする事が多いので、仕方のないことなのかもしれない。

しかし、いきなりぶちあげたものは、たいてい失敗するものだ。

何故か、初めてのもの、今までなかったものであればあるほど、それを浸透させるには時間が必要だし、予期しない反応もあるし、軌道修正を考えておくことは絶対不可欠なのだが、最初にでっかくぶちあげてしまうと、予算が尽きてしまったり、軌道修正が難しくなったり、要するに後に引けなくなってしまうことが多く、結果一定の需要を確保できないまま終焉ということになる。

ところが、考か不幸か、最初に予算があまりなかったものは、「とりあえずこれだけ」と絞り込んだ状態から始めることになるので、低予算でコアとなる部分だけをしっかり作り込むことになるので、仮にそれが失敗してもたいした損害にならず、次の挑戦に繋げられることもあるし、それが成功して認知されて、利用者からの要望も出て、次の予算を確保して、気がつけば、10年、20年と続いて、ある時に、時代の流れに併せてリニューアルというかたちで一気に大きなシステムとして世に出てくるということも少なくない。知らない人から見ると、突然成功したかのように見えるかもしれないが、結構地道にやっていた時期があって、芸能人とか歌手とかもそういう人が居たりするのと同じかもしれない。

このスモールスタートが、まったくできないのが、我が国の政府だ。住基なんてのもあったが、マイナンバーカードしかり、今回の汚染水放出もしかりである。やると決まったら、明らかに失敗だろうがなんだろうが、「政府の威信をかけて」猛進するという姿勢は滑稽でしか無い。

汚染水放出が安全だなんて、どれだけ計算しても誰にもわかるわけがないのだから、そうしなければならないのであれば、汚染水を一定量放出してみて、一旦留めて、その影響をきちんと調査して、影響がないと判断できれば、業業関係者、他国の理解を得て、もうすこし放出してみるということを繰り返していけば良いものを、一旦放出開始してしまえば勝ちみたいな考えでいるからこんな状況になるのだと思う。

スモールスタートには、長期的な視点と、柔軟性と、辛抱強さが必要なのだ。それが無いものは、失敗するか、無理を通して道理が通らない状況になることが多く、誰から見ても成功というものにはならないことが多い。

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