庭木の剪定

庭の海棠(かいどう)の木が伸び放題で、おまけに毎年マイマイの幼虫(要するに毛虫)が沢山つくので、剪定しなければと思っていたのだが、5mくらいになってしまって、おまけに太いところでは3cmくらいあり、手持ちの農具ではどうにもなりそうもなかった。

Amazonやら楽天やらを探していて、高枝切りバサミを買おうかと思っていたのだが、偶然朝のゴミ出しの時に庭木を切っていた近所の人に話を聞く機会があって、聞いてみたら高枝切りバサミと刈り込み鋏の両方を使っていて、高枝切りの方は使いづらいとのことだった。その方の刈り込み鋏は伸縮式になっていて結構な高さの枝にも対応できそうだったし、両手切りなので意外と太い枝もいけそうだった。

そんなわけで、Amazonで伸縮式の刈り込みハサミを探していて見つけたのが、

千吉 伸縮太枝切鋏 SGFL-6

太枝切り鋏というもので、伸縮式のは珍しい。多少重たいのだが、私の目的にバッチリだった。 場所はとらないし、高い枝にも対応するし、太い枝もスパット気持よく切れるし、伸縮操作は手元で扱い易いと、非の打ち所が無い。

ちなみに、通常の枝や、この太枝切り鋏で切った枝の処理には、以前も書いたかと思うが、断然ラチェット式の剪定バサミだ! これは毎年バラの剪定に大活躍である。軍手の上に、ホーマックのバーベキューコーナで200円くらいで売ってるグローブ(耐熱耐火グローブ)を履いて(北海道では手袋を履く!のだ)しまえば、かなりの刺のバラでも全く怖くない。ガシッと掴んでラチェット式ハサミを使えば楽にバラが剪定できるのだ。ラチェット式は枝太さに応じてハサミを変える必要が無く、かなり太めの部分でも3回くらいにぎにぎすれば楽に確実に切り落とせるから、かなり効率が良い。

というわけで、週末の旦那さんの仕事には、このセット。かなりお勧めです。

+ホーマックの耐熱耐火グローブ

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悪戦苦闘の英会話

英会話リベンジ宣言してから、なんだかんだと毎日続いています。

時間があるときは、Lang-8の英作文(海外の友人との添削互助会?)もやっていて、少しずつ慣れてきている実感はあるのですが、自ら話すというのはやはり難しくて、亀さんの様な足取りです。

英会話の柱は

  • 単語力(及びその延長線上の知識、特に文化的知識)
  • リスニング能力
  • 作文能力

かと思いますが、

単語に関しては、読んだり聞いたりするとなんとなくわかるものも結構あるのですが、日本語で考えたことを英語にしようとすると、全然出てきません。話すためには、日本語=>英単語が瞬時に出てくる単語を増やしていかなければならないと痛感しています。

リスニング能力は、先生が丁寧に話してくれる事もあって、思ったより聞き取れている感じですが、各センテンスの最初の部分を聞き逃すと、先生がこちらに言っているのか、何か質問されているのかがわからずにそのまま会話が固まってしまうこともしばしばです。日本語と違って、とにかく英語は最初の単語が聞き取れるかどうかが勝負だと感じています。最初が、5W1Hならそれまでの話しの流れから、続く質問の内容にアタリを付けられるので、その後の単語も聞き取りやすくなります。

作文能力は、Lang-8の添削だけでは厳しいそうなので、グラマーの書籍を購入しました。Lang-8は中国の人が多く、英語—>日本語の人はあまり多くない上に、日本語だけを書いて英語で内容が書いていない人がほとんどなので、自分と相互に助け合える友人に巡りあうのが大変です。おそらくわざとだと思いますが、そういう相手の検索手段も提供されていないようです。だいたい注意されるのは、前置詞の使い方、a と the 、単数・複数が多いような気がしますが、助詞が単語にくっついていてどこに置いてもそれなりに通じてしまう日本語と違って、英語は単語の位置が入れ替わっただけでまったく違う意味になってしまうので、辞書で単語を調べただけでは、どうにもならないのでした。

始めの頃はGoogle 翻訳などの翻訳サイトの助けを借りながら英作文をしていたのですが、最近は、「使いものにならない」って感じる事が多く、自動翻訳では支離滅裂な英文しか生成されないということがようやくわかってきました。(前からそんな気はしていたのですが…)。それより、単語だけ調べて頑張って並べた方がかえって通じる気がします。書いている時はこんな並べ方で良いのだろうか?と無茶苦茶不安に思いながら書いているのですが、思い切って言ったり書いたりしてしまったほうが、黙っているよりかはマシだと思うようにしています。

分からない単語はそのままそういう言葉だとしてとりあえず置いておいて、前置詞とかget , take, go , put みたいな主要な単語から文の作りを把握できれば、分からない部分はその場で先生に訊く事でフリーズ状態からは抜け出せるかもしれません。

ただ、今日のレッスンでは夏に着るものみたいな話しになって、浴衣だと着物だと言ってしまったために、その説明や着方を説明しなければならないはめになったのですが、これって、もし着物を知らない日本人が居たとして、その人に日本語で説明するのだって簡単ではない事ないですよね。それを英語で説明だなんて…もちろん玉砕しました。

I: Sometimes I wear Yokata in summer.
teacher: What is “Yukata”?
I: It’s simple Kimono.  Big one cloth … left and right … together … obi … obi is wide long cloth … Orz

で玉砕したところに

teacher : 大学で着物来るのを試した事があるよ。(もちろん英語で言ってます)
I : え?そうなの? 着るの難しかったでしょ?
teacher :  いいえ、簡単でしたよ。

だって…着るより、私の着方の説明を理解するほうがめっちゃ大変だったよね…

他にも、日本で紹介したい美しいところはある?って聞かれたので、上高地だって答えたのが運の尽き。当然、どんなところ?って質問が来るよねぇ…

池があってね、川があって、森があって…って全然紹介になってないし… 苦しんだ挙句、空気が綺麗だって言ったら、ようやく Oh! って言ってくれました。

いやいや、まったく先が思いやられるんだけど、3ヶ月は頑張るぞぉ~。でも、その前に、先生に見放されないか心配…

 

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Cherry blossom

Cherry blossom trees are a beautiful symbol of Japan.
Of course the tree itself is beautiful, but I feel the scenery is more beautiful when the cherry trees are in bloom.
They bloom in April in Tokyo, but they bloom in May in Hokkaido.
I think that this delay makes cherry blossoms in Hokkaido more beautiful.
The fresh green of spring, a refreshing blue sky, some deep blue sea, happy families’ voices, and a light cold wind sometimes blows.
The scent of cherry blossoms wraps up this “turn of the seasons” happiness.

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May 5 at Otaru in Hokkaido.

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美しいもの

人の好みは多種多様で、文化が異なればそれは更に拡大する。

しかし、美しい思う感覚の根っこの部分は、実は共通しているのではないかと思う。

例えば、ロックミュージックが好きな人であっても、クラシック音楽の美しさは否定できないし、ロックミュージックの中の美的な部分とクラシック音楽のそれには共通性を見出すことができる。 これは写真であっても、映画であっても、同様。

美しいものとはどういうものだろうか?

逆を考えてみると、私が美しくないと感じるものは、ゴミ、雑然とした状態、フェアでない事、暴力といったもので、これらは、精神的であれ肉体的であれ、人を傷つけるものだ。

ゴミを減らすにはどうすれば良いだろう、ゴミについての知識を得て議論することも大切かもしれないが、それだけではゴミは減りそうにない。大切なのはゴミがない状態を美しいと思う心を育てて、多くの人がその状態を好み、日々の生活の中でそれを意識する事だと思う。

同様にアンフェアで暴力的な問題を解決するには、その問題性を議論することの大切さはあるにせよ、フェアで平和的な解決を美しいと感じ、多くの人がそれを好み、なんらかの対立があった時に、美しいと思える方法を選択しようとする心を育てる事が大切だと思う。

まして、美しくない方法に、美しくない方法で対抗することに何の意味があるというのだろう。それは美しくないものを増やすだけであって、それだけ多くの人が傷つく事になるだけだ。

お店のトイレなどで、「いつも綺麗にお使い頂いてくださり、ありがとうございます」という張り紙を目にする。まさに美しいものに目を向けさせることによって、美しくないものを減らそうという素晴らしい試みだと思う。そんな方法ももっとトライすべきだろう。

暴力を抑止力だとか必要悪だと誤魔化さず、思い切って放棄してしまって、それにつぎ込む予算を人を助ける事に使うのはどうだろうか。自衛より救援の方がずっと美しい。

美しいものとは、人を成長させ、美しくないものから解放するための polar star かもしれない。

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About the importance of being prepared

About the importance of being prepared.
準備することの重要性について

The importance of preparation in the sense of  “being prepared for the next situation” is easy to forget.
「次の状況に備える」という意味での準備の重要性は意外と忘れられがちです。

Sometimes, there is even the misconception that “being unprepared” is something cool.
時には、「準備ができていない」事の方が格好良いと誤解されるケースもあります。

Actually , seeing people who are able to react appropriately and promptly to a situation gives a good feeling.
確かに、状況に機敏に的確に反応できる人は見ていて小気味良いですが、

But, the person who can react thus, is not the unprepared person.
その人は準備をしていないわけではありません。

Such a person is preparing themselves to be able to react quickly.
その人は機敏に反応できるように準備をしているのです。

Most often, the great effort such a person makes, remains outside the field of view of anyone else.
多くの場合、他人に知られないところで、大きな努力をしています。

Even when playing a musical instrument, it is very important that you ready your fingers for the next note with imagination.
楽器演奏でも、フレーズをイメージして、これから弾く音の為に指を準備しておくことがとても重要です。

If you only focus on putting a finger on the key at the required moment, you can not be a good piano player.
音を弾く瞬間に鍵盤に指を置く練習を繰り返していては、どんなに一生懸命練習しても、良い演奏になりません。

On the other hand, if you practice putting your fingers on keys that you play from now on, you will be able to play comfortably.
逆に、これから鳴らす鍵盤に指を準備しておくという練習によって、楽に演奏することが出来るようになります。

In conversation too, in anticipation of the story of the other party, to be ready, you listen well.
会話でも、相手の話を予想し、準備ができていれば、良く聞き取ることができます。

maybe.
たぶんね。

( Thanks for correction,  mathiaarkoniel.)

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About "continuing every day".

There is a saying in Japan: “continuation is power”.
Almost everyone knows the importance of “continuing every day”.
There are some points to that.

– Enjoy it.
– The daily minimum quota must be set very lower. For example, 5 minutes of piano practice or 1 sentence of English composition.
– Don’t worry about the days you could not meet your quota.
– Cherish small changes in yourself.
– Don’t try to do it until you can do it in the day.
– Have companions who suppprt you.
– Do not compare yourself with others.

I had many experiences where I was able to do something that I could not do before.
If we practice every day, we might grow during sleep.
I experienced frequently that if I was diligent every day, than I got unexpectedly sonn to the point which seemed very far.
Maybe, those who aim too high have to practice too hard every day.
But, we don’t need such hard practice for studying an instrument as a hobby or studying English conversations or English composition for fun.
I think it’s better to have fun and continuing on a lighter tone.
It is said that when one turns 20-years-old, the growth process stops.
Certainly, it’s going to be disheartening if you expect rapid growth.
However, I think that “continuing every day” surely makes us grow.

( Thanks for correction,  mathiaarkoniel.)

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Golden week in Hokkaido in Japan.

Golden week this year is April 29 to May 6.
“Golden Week” is translated into English as “early-May holiday season in Japan”.
Unluckily、it still cold in Hokkaido.
So like most years, I do some housework instead of going traveling.
I’ll clean up the garden that was messed up by the snow during winter.
And I will replace my clothes with spring and summer clothes.
In my home.
My wife is a piano teacher.
So, I help her with the selection of music for her presentation in September.
I’m 50-year-old, and I am beginning to study English again.
This time, I will continue properly.
I would like to be able to do daily conversation.

I thank my Lang-8 friends’ help.

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Talk about Yoichi.

Today, I would like to talk about Yoichi District, in Hokkaido.

Yoichi is located at the base of the Shakotan Peninsula.

Here you will find moutains, rivers and the sea.

Shrimp, crab, sea cucumber, and sea urchin are fished from the sea.

In the moutains, we can harvest wild vegetables.

And, many kinds of vegitables grow in the fields.

Asparagus, tomatoes, cucumbers, eggplants, potatoes, carrots, lettuce, cabbage, pumpkins, and … Stop me please.

Seasonal vegetables and seafood tastes so good.

And they are so cheap.

It is very interesting that fruit can be harvested in Yoichi, Hokkaido.

Apples, cherries, grapes, plums, strawberries, blueberries can all be harvested.

Many people think that, Hokkaido is so cold, that the roots of fruit trees will freeze and the trees will die.

In fact, the snow keeps them warm and protects the roots.

But too much snow crush the trees.

Luckily, in Yoichi, the amout of snow is appropriate.

In recent years, several wineries have been built.

My joy grew.

Have you been able to imagine Yoichi?

I thank my Lang-8 friends’ help.

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英会話レッスン始めてみました

中学に入学した時に、小さい頃から何かと面倒をみてくれた従姉妹から、お祝いの品とともに、学校でのノートの取り方や、「これからの時代英語は話せるようになった方が良い」とアドバイスされ、今でもありがたく思っているのですが、ノートの方はともかく、英会話の方は、リンガフォンやらなんやらといろいろ手を出したものの、どれも「発音はそこそこ良いね」と言われる程度にはなれども、会話の中身の方がちんぷんかんぷん。自分の言いたいことがさっぱり出てこないという状態で、未だに、満足に挨拶もできず、天気の話題すらついていけない、初級以下。

実際、日本に住んでいて、海外旅行にも行かず、英語を話す友人も居ないわけで、インターネットが普及して、また仕事がら英語の資料を読むことは極端に増えたのだけれども、英会話となると洋楽やTVや映画の英語のセリフを聞く程度で、それも聞き取れないから結局字幕見てしまったりなので、こんな環境では英会話のスキルなんて無理だよなぁと思ったいた。

これは我々の世代だと多くの人が似たような感覚を持っていて、「日本で生活していて使わないものはできなくても仕方ない、いざ海外へ行って使わざるおえなくなればなんとかなるさ」的に言われる事が多い。50歳にもなって今更英会話?みたいな事もあったりするし…

  • モチベーションが継続できない。
  • 日本語の会話だって結構いい加減な感じで会話しているのに、英会話になると、聞き取れなかったりいい間違ったりすることに対してまじめに考えすぎてる。
  • そもそも英語以前に、初対面の人と会話が苦手、知らない人に気軽に話しかけられない
  • ボキャブラリが貧弱で、言いたいことがあっても単語が出てこないし、それをどう言えば良いのかわからない。
  • ちょっとした気持ちを表すにしても、日本語=>英語の文化の違いから、日本語=>英語の直訳ができないので、単純に単語を知っているだけでは通じないとか違った意味になってしまうのではないか?という恐れ。

なんてのが原因としてあると思うが、結局のところ、どれも、経験が無いので、自分で勝手に作り上げてしまっているバリアじゃないかって気がしてきた。良く若い頃は怖いもの知らずで何にでも挑戦できるみたいな事を言う人がいるけど、私の場合は若い頃は心が弱くて傷つくのが怖くてむしろ尻込みすることが多かったのが、この歳になって、多少の事では傷つかない程度に枯れてきて?思い切ってやってみようかと思える事が多くなった様な気がする。

そんなわけで、最近結構増えているオンライン英会話というものに挑戦してみることにした。講師は、海外在住の学生さんだったりするわけで、50のオヤジが相手にしてもらえるのか、笑われないかという恐れもあったのだが、そのときはその時、とりあえずやってみようと思う程度にはなったんだな。>自分

やってみるにあたって、とりあえず、どうなろうとも、平日毎日1レッスン(25分)を3ヶ月は続けてみようと決めた。 実際に始めてみて、今日で8回め、丁度200分のレッスンを受けたところだが、相変わらず英会話と呼ぶには程遠い状態ではあるが、結構心理的なバリアは減ってきた。とりあえず知っている単語を文法とか考えずに並べれば文脈から何を言いたいか察してくれて、正しい英文を教えてくれたりして、助かる。レッスンは私のレベルだとフリーだとすぐに会話が行き詰まるので、初級の教材を使っている。ただ、教材の通りやるのではあまり意味が無いような気もするが、そんな事では許してもらえず?すぐに教材には無い突っ込んだ質問とかをされたりして、ドギマギ。だいたいは、何を質問されているのかはわかるのだが、質問自体わからなくて聞き返す事もしばしば。でも辛抱強く質問してくれる。質問がわかったら今度は答えるのに一苦労、Google翻訳とかで単語を調べたりもしながら、単語を並べていくって感じなんだけど、どう並べていいかわからず沈黙とかも良くある。それでも答えを待っていてくれるので、必死になって何かをひねり出すみたいな感じ。それでもうまく説明できなかったものは、レッスン後に調べて翌日のレッスンで説明させてもらう感じにしている。こういうところは、絶対にCDや書籍などの教材だけではできないし、添削タイプのレッスンでも補えない。いわば臨場感が全然違うわけで、それがモチベーションにつながっていると感じる。

最初は本当に、長く苦しい?25分だったが、ようやく慣れてきて(諦め?)、レッスンがだいぶ楽になってきた。文法とか過去形とかそんなものは全くめちゃくちゃなんだけど、必死に単語並べてると、案外わかってもらえる(かも?)。

これからどうなっていくかわかりませんが、なんとなく前進しているような気がするので、楽しみです。

それと、Skypeの英会話レッスンを始める時に、相乗効果?を期待して、EQ英会話というのを申し込みました。これ、いわゆる英会話教材とは全然違っていて、ほとんど日本語のDVDを見るだけみたいなものなのですが、これがSkype英会話と合わせ技でやると、「なるほどそうかぁ」と思える話が沢山でてきて、面白いです。

お酒を飲めば英会話が上手になるなんて、のんべーには嬉しい話も多いので、こちらも3ヶ月以上を目標に続けてみることにしてます。

お酒を飲めば英語力が上がるって本当ですか?本当です。

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許可だか拒否だか allow,deny

Apacheのアクセス制限設定の基本ではあるが、なんだか考え出すとわかんなくなっちゃう人が多い。自分もそうだったので整理。

  • Order allow, deny
  • Allow from all
  • Deny from xxxxx

というパターンが割と一般的だが、これは

  • Order deny,allow
  • Deny from xxxxx

と書く場合もある。(Apacheのデフォルトは deny, allow みたいなのでこっちが普通?)

この2つが同じだよって言われると、「え?なんで?」って事なってくる。

誤解ポイントは2つ

  1. Order A,B を、 Aを評価した後に、Aでなかったものに対してBを評価すると考えてしまう。
  2. Allow, Deny の記述上の順番に意味があると思ってしまう。

例えば、一番失敗しそうな勘違いは、

  • Order deny,allow
  • Deny from xxxxx
  • Allow from all

これだと、xxxxx が、Denyで弾かれて、その他は、Allow from all で許可されるような印象を持つけど、実際は、こんな記述をしたらオール通し!になってしまう。

これでダメなら、次のはどうか!ってやってみる人もいるかもしれない。

  • Order deny,allow
  • Allow from all
  • Deny from xxxxx

Allow from all で全許可しておいて、後ろのDenyで、xxxxx だけ拒否! しかし、残念ながら、Order の事忘れちゃってますよね。記述上 Deny をAllowの前に書こうが、後ろに書こうが関係ないわけです。

これらがうまくいかない理由は次の通り

  1. Order A,B は、 Aを評価した後に、Aだったものに対して、Bを評価する
  2. Allow, Deny の記述上の順番には意味なんかない

つまり上の間違い例だと、 最初に deny を評価するので、 xxxxx が一旦 deny になり、それ以外は、allow になる。この allow になったものは、それ以上チェックされないので、許可。 deny になったものは、更に Allow リストでチェックされるのだが、Allow from all なので、結局 allow になってしまう。で、xxxxx も許可。 ということになってしまうわけです。

from all という記述がよく見られるのは、「とりあえず全部許可」とか「とりあえず全部拒否」みたいな意思を明確にする意図があって、フィルタ設定では、そういう明示的な設定が推奨されるからだと思いますが、Apache の Order 設定だと、処理的には、「とりあえず全部許可、だけど、やっぱ xxxxx はダメ」みたいな感じで、処理的にはややこしくなってしまう。日本はOKだけと、北海道はダメみたいな設定をしたい場合には必須の設定なんだけど、私的には、from all を使うより、Order をヒックリ返して Deny だけ書くとか Allow だけ書く方がわかりやすいような気もします。

正しくはありませんが、とりあえず、「Order deny, allow」を、「deny でなければ、allow(なのでDenyだけ書けば良い)」と読んでしまうのも手かもしれませんね。

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