底床の掃除とプロホース

水槽を始めた頃は、水質検査キットとか、熱帯魚の薬とか、産卵箱とか沢山のものを買ってしまったが、そんなものは水が安定してしまえばどれも一切不要になってしまった。特に産卵箱は3-4種類買ったけど、今じゃ増えすぎて困っているくらいなので、この先使うことは無いだろうと、古いものは先日プラスチックゴミに出してしまった。

この時期になると、週1回の水換えと、そのうち何回かに1回のフィルター掃除もしくは取替とエアレーションの維持程度。エアレーションは底床濾過の水槽では単なるエアレーションにあらず、バクテリアの状態、すなわち水質を正常に保つ為には必須のメンテナンスとなるので結構気をつけている。

もうあまり新しい事をする必要は無いかなぁと思っていたのだが、先日「いくら底床濾過だといっても、これじゃぁあんまりだ」と魚達に言われたような気がした。気がつけばナウシカの腐海状態。 実は少しは気になっていて、電池式の掃除道具とかを試したりしてみたのだけど、超面倒な上に、あまり綺麗にならない。水中ポンプを改良して自作したりしている人もいるようで、真似しようと思っていたのだけど、問題は、ポンプ側ではなくてポンプで汲み上げた汚水の処分の方。バケツに汲み上げると掃除が終わる前に水槽の水が無くなってしまうのでたいして掃除ができないから、何らかのフィルターをかまして水槽に戻し循環させながら掃除をしたいのだけど、細かいフィルターだとすぐに目詰りするし、粗いと単に汚水を循環させているだけになってしまうので、適当なものが無い。上述の電池式の欠点もそこにある。

そんなわけで、循環式は諦めて、基本に返り、バケツ排水式の掃除の延長で考える事にした。実は今までも、クリーナーポンプというサイフォンの原理を利用した排水ポンプ?を使ってはいたのだが、クリーナーと名前がついていてもほとんど排水用途だけであまり綺麗にはならないし、すぐに排水終わってしまうので諦めていた。 で、こういうものはダメなんだろうと思っていたのだけど、今回ものは試しと、昔から評判が良い事は知っていたけど、諦めていたがゆえに手を出せなかったちょっと高いプロホースという同様の商品を買ってみた。サイズがいくつかあるが、まずは60cm水槽をなんとかしたかったので、Mサイズ。これが思っていたより断然良い。ホースが太いからあっという間に水が排水されてしまうのかと思ったら、組み上げ部分は太くて排水部分は細いので、広い面積でゆっくり掃除&排水ができるし、もし稚魚を拾ってしまっても、太いパイプ部分で気づくので、稚魚ごと排水してしまう危険が無い。更に太いパイプの上部にはプラスチックのスリット付きの弁があって、水が逆流しないし、途中で止めてもまた吸い上げる必要が無く、排水側の細いパイプを摘んだり離したりして水量をコントロールしながら、落ち着いて掃除ができる。バケツ側にはクリップがついているので掃除に夢中になって気がついたら床に排水していたなんて事故も無い。それと今回購入したものには吸い上げ用のポンプ(スターターポンプ)がついているので、以前から知っている水の中で振ってスタートするものに比べると断然使いやすいはず。(推測)

時々、「もっと早く買えば良かった」と思うことがあるが、これはまさにそんなものだった。毎週の掃除で底床が綺麗に維持できるとすれば、年一回の重労働のリセットも不要になるのではないかという期待もできる。

 

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ギガフレッツ初日

今朝の5時頃に切り替わったらしく、ネットアクセスが今朝からすこぶる快適です。

5倍かどうかはわかりませんし、スピードテストの結果は、昨日ルーターを入れ替えた時より遅くなっていたりもしますが、体感的にはかなり快適になりましたので、+200円の価値はあると思います。

image

http://www.speedtest.net/my-result/4537251130?fb_ref=Default

変更前にこのサイトでテストしていないので、このテストサイトで速くなったのかどうかわかりませんけど、とりあえず、記録して貼っておきます。

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ギガフレッツ

全然知らなかったのだが、月額+200円でギガになる(といっても宅内は100Mという話だが)らしいので、ミカカに申し込んでみた。

先日11ac対応の無線LANルーター買ったばかりだし、しょぼいWifiに月+300円も払うのはバカバカしいので無線LANなしのラインタイプにした。工事費は2000円らしい。

https://flets.com/next_giga/mn/fee.html

ギガといっても、我が家のレンタル機器はRT200で今どきLANポートが100Mだからどれだけ効果あるのかと思っていたら、今日RT500というルーターが送られてきて、取り替えろとの事。設定しなおしは面倒だなぁと思いつつ取り替えたら、それだけでかなりインターネットのアクセス速度が向上してしまった。自宅内は、100MのLANポートを嫌ってもともと全部無線LANルーターのギガ対応のLANポートに接続してあるので、シンプルにWAN回線接続ルーターの違いのみ。

特にアップロードが劇的に早くなったが、いままで頑張っても5MBPSしかなかったのが、ルーター交換だけでいきなり、50MBPS超えってなんなんだろう。同じ電話代+レンタル機器代払っててこんなに違っても良いのだろうか。

結局RT200は激遅だということが判明。ONUからギガハブで分岐することも考えたのだけど、電気代が馬鹿にならないし、なんだかめんどくさくてやっていなかったのだが、RT500との交換でその必要も無くなって、スッキリ。

電気代節約の為には、ONU一体型が良いとダダをこねてみたのだが、それはできないと言われた。ONU交換は工事扱いになるので、1万円くらいかかるそうだ。

さて、ギガの切替は明日なので、今の段階で実はまだギガにはなっていない。ギガになったらもうすこし速くなるのかな?

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PCメガネ ブルーライト対策

仕事でほぼ1日中 PCの液晶画面を見ている上に、オフでもスマホ等液晶画面を見続けている為、最近目に相当負担がかかっているように感じている。

以前クリップオンタイプのものを購入した事があったのだが、自分のメガネに合わなかった為使っていなかった。クリップオンタイプはメガネとの相性が微妙で、仮にサイズ的に合ったとしても見づらかったりするようだ。

その点今回購入したオーバーグラスタイプはかなり見やすい。重さも気にするほどではなく、むしろ自分のメガネ自体に重さが乗らないので軽く感じる。

効果は感覚でしか説明できないが、TVを見る時もPCの液晶を見るときも余計な反射がカットされる感じですっきり見えるようになった。色もほとんど変化が無いので、目の負担がかなり軽減されるのではないかと期待できる。

普段メガネをかけていない人はオーバーグラスでなくても良いかもしれないが、家族で共有したりもできるし、左右からの余計な光をカバーしている点、眼鏡なしでかけてもそれほど違和感の無い大きさと軽さでもあるので、お勧め。

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IIJmio(みおふぉん)のバースト転送

IIJmio はわりと初期の頃から知っていて、今回のみかこさんのスマホ用に買ったSIMは、3つ目なのだが、買う度に毎回何か新しい機能が追加されている。 前回は、確かちょうどSMSが付く数日前に購入して、まだSIMが家に届く前だったので、IIJに泣きついてSMS付きに変えてもらった記憶がある。SMS付きじゃないとバッテリーの減りが半端ない。

今回はというと、一番安いやつで3Gという容量だけでも、十分すぎるのだが、やはり目玉機能としては、「バースト転送」だろう。 OCNのSIMと迷ってやっぱりIIJにした理由もこの存在が大きい。

3G超えてしまったり(みかこさんは絶対に超えないと思うが…)、自分で低速モードに切り替えていたりしても、通信開始から225Mbpsの間は高速で、そこから200kbpsになるというもの。この通信開始っていつ?というのが謎だが、おそらくTCPのコネクションを張ってからなのかな。スマホの電源を入れてからとか、ロック解除してからとかではなく、1画面読み込み中にも、HTML読んでJavaScript読んで、画像読んでといった単位に近い形になると思う。

今日、初めてその威力を実感してみたが、高速モードをOFFにして、Facebookのアプリを起動したら、最初の画面がサクサクっと表示された。流石に大きい画像をダウンロードするとかになると、遅いと感じるけど、メール受信とかタイムラインをサッと読むとかツイッターとか、全然高速モードと変わらないじゃないか!と思えるほど快適そうだ。(長時間試していないのであくまでもそんな感じがする程度だけど)

しかも低速といっても200kbps 。 以前IIJMioのSIMを使っていた時は、128k くらいだったかと思うけど、それでも、激遅のUxxx に比べてずいぶん速くて、IIJMioなら、ネットラジオ聞きながらドライブできると喜んでいたものだが、200kbpsともなれば、月の後半で3G使いきったとしても、翌月まで十分我慢出来るレベルだと思う。

更に凄いのは、クーポンの繰越。毎月3Gで使い切れないうえに、残ったら翌月に繰り越せるのだから、例えばみかこさんの場合なら頑張っても1G超えないくらいなので、最初は3G、翌月は、5G、その次からは月に6G!

これじゃせっかくのバースト機能もまったく使わない事になりそうだ…

やっぱりIIJmioは、庶民の見方な良いサービスだと思う。

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みおふぉん

みかこさんの携帯を、みおふぉんに変えた。

正確には、変えつつある。

本当は 4月の第一週あたりに、スパッと切り替えたかったのだが、なんと、携帯料金の大半を占めているパケ放題が日割りではなくて、いつ解約しても一ヶ月分発生してしまうということがわかり、のんびり切り替えている。

みかこさんと言えば、スマートフォンの前は、携帯電話を携帯しない人として有名だったが、スマートフォンになってからは、携帯はするようになったけど電話しているところを見たことがない人に変わったくらいで、MNP?なにそれ?電話番号変わってもいいよ。という事で、5000円以上もかかる意味不明なMNPのコストは発生しないうえ、Big SIM の即日開通に頼る事なく、みおふぉんが開通してからゆっくりとDoCoMoを解約すれば良いので、現時点では、2台持ち状態。

みおふぉんは初めてだったので、DoCoMoと同じように使えるかちょっと不安だったのだが、これが拍子抜けするくらいで、みおふぉんだと知っていなければ違いがわからないほど同じ。データ通信も、音声通話も快適。

これで、毎月 6,000 – 8,000 かかっていた携帯料金が、税抜き 1,600円になる。

この4月から 3GB になったデータ通信は、DoCoMoのライトプランと同じばかりか、非常にわかりづらいし実質上の値上げであるDoCoMoの新料金体系より安い。通話料は、かけ放題とかのサービスは無いが、DoCoMoと同じくらいだろうか。専用のダイアルアプリを使えば、更に半額くらいになるらしい。いずれにしても滅多に電話しないみかこさんには、関係ないのだが。

いったい DoCoMo のあの馬鹿高い料金は何だったのだろう。

DoCoMo の解約は、2年縛りがあるため、本当は11月にならないと1万円近く違約金が発生するのだが、この回線は、12年くらい使っていたものなので、3,000円で済むとのこと。みおふぉんとの差額を考えれば一ヶ月でペイできる。DoCoMoを長期利用していてよかったと、初めて感じた。 DoCoMoは継続利用しているユーザにはあんまり親切ではないが、解約するユーザには優しいんだなぁ。

私の携帯は会社の回線だし、事情があって、義母の為に契約していた回線も今月で解約する予定なので、これでようやくDoCoMoと完全に手が切れる。 3G → PHP → FOMA → Xi と実に長い付き合いだった事を考えると寂しい気もするが、どんどん高くなる回線コストではしかたあるまい。

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地鶏の焼き鳥も良いけど、自撮り棒

旅行の時に良いかなぁと思って、買ってみました。

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いろいろ種類があって迷いましたが、評判が悪いものも多いなか、評判が良く、Bluetooth のシャッターがついていて、三脚もついているセットのものが、Amazonで半額だったので、これにしました。

一本の棒ではなく、持ち手の部分にその先の伸縮部分を差し込んでワンアクションでクリップするようになっていて、伸縮部分を三脚の方に差し込んだ時には、持ち手はリモコンになると、なかなかのアイデアものでした。

カメラのクリップは簡単な作りながら結構安心感があります。また、それ自体伸縮部分に三脚ネジで止める形になっているので、コンデジも使えます。

Bluetooth はキーボードとして接続されるようで、Galaxy シリーズは、ちょっと面倒です。他のBluetoothキーボードもそうなのですが、強制的にSumsungキーボードにさせられてしまうため、私のように普段ATOKを使っている場合は、毎回キーボードを切り替えなければなりません。 しかし写真を撮る時はセルフタイマーより、シャッターボタンの方がずっと便利ですから、シャッターがついているのは良いです。このメーカーは専用カメラアプリ(SelfieCam-T)というのもフリーで出しているのですが、私が普段使っている 謹製 Google Camera でもシャッターが切れました。電池ではなく、バッテリーで、MicroUSB充電というのも使いやすいです。

三脚の作りや伸縮部分を止めるクリップのあたりを中心に値段相応の品質ではあるのですが、いまのところ撮影時に不安を感じるような印象はなく、大切なスマホを挟んで、あまり気にせず使えそうな感じです。でも、崖とかカメラが落下したら完全アウトな場所では無理かも。

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Kindle paperwhite vs. Kindle Voyage

昨年末 みかこさんの入院を機に Kindle Paperwhite を買って、それまでKindleにはあまり興味が無かったのが、実際使ってみて180度考えが変わり、今は電子書籍を読むならKindleで読みたい。スマホやタブレットでは読みたくないとまで思うようになっている。

私の場合にKindleのメリットは次の様な点だと思っている。

  • 目が楽 : 老眼ということもあるし職業柄毎日長時間PCの画面を見ている事もあって、読書の時にPC/スマホ/タブレットの液晶画面を見るのがとても辛い。すぐに涙目になってきたりして、ゆっくり読書どころではないのだが、Kindleだとそれが、まったくといって良いほど無い。
  • 邪魔されない : 電話がかかってくるのは仕方ないとしても、メール着信があったり、FBの通知があったり、スマホもタブレットも、読書以外のアプリが沢山入っていて頻繁に通知があって、どうも気になって読書に集中できないが、Kindleは当然ながらそれが無い。 Android Wearを腕にしてたらだめじゃんという話もあるが、とりあえず視覚的にはじゃまにならないので、それだけでも結構違う。
  • 消費電力 : 単にバッテリー消費を気にしないで良いというだけでも、読書への集中はかなり違うのだが、そのためにディスプレイがすぐに暗くなったりしないし、それを防ぐ為に年中無駄にディスプレイをクリックしなくて良い。それだけでなく、消費電力が低いので、デバイスが熱くならないというメリットもある。更に、おそらくバッテリー容量を小さくできるのでデバイスが軽い。更に更に、1週間や2週間は平気でバッテリーが持つので、毎日充電しなければならないというスマホとはまったく違う楽さがある。

と、すごく気に入っているのだが、Kindle には上位機種の Voyage というのがある。実は昨年 Paperwhite を買った時に Voyage はリリースされていたのだが、リリースされたばかりで入院に間に合わないのと値段が高いので、Paperwhite にした。当時はそもそもKindleに期待していなくて、みかこさんが入院中に読むのにバッテリーを気にしないですむから良いだろうなという程度であったのだが、Kindleが気に入ってしまった今になって、結構気になっていた。

そんな折、Amazon で、30日間送料込みで返品無料キャンペーンをやっていたので、さっそく(と言っても1週間くらい考えたんだけど)Voyage を購入した。

で、結論から言うと、本日の朝届いて、先ほど返品した。

Voyage はとても良く出来ていて、今 Paperwhite と Voyage のどちらを買うかと言われれば、Voyage を買うと思うのだが、既に Paperwhite を持っている状況で、更にVoyageも買うかと言われれば買わない。 どちらかというと、Paperwhite が十分に完成されていて自分の用途ではたいしたメリットが無いというのがその理由だ。

確かに、ディスプレイはより白くなっているが、別にそんなに真っ白でなくても良いし、単行本とかってそもそもそんなに白く無い。解像度が上がって文字がくっきり表示されるが、Papertwhite の文字も、比べれば多少ぼんやり見えるけど、小さい文字まで十分読めるので、「圧倒的な解像度」ってほどの感動は無かった。レスポンスは同じくらいで特に速くない。重さ(と言うか軽さ)はちょっとぐらっと来たけど、購入動機になるには、もっと劇的な軽さであってほしい。持った感じ薄いのは使いやすそうで良い。 画面がフラットなのは、最初気付かなかったほどどうでもよかった。 画面の横のページめくりは反応が悪く、押したら振動するという話だったか振動せず、メリットが感じられなかった。 X-RAY という機能が追加になったが、Paperwhite を再起動したら、同じになった。明るさセンサーが内蔵され、自動でライトの明るさが変わるようになったのは良いと思うけど、本を読む時の環境ってだいたい一定なのでどうでも良い感じ。

決してVoyage が良くないということではなく、どちらかで迷っているなら、Voyage がお勧めだけど、価格差1万円以上というところで悩んでいるなら、どっちでも良い様な気がする。

なお、どちらにしても、どうしても必要な人以外は3G は不要だと思うし、少しでも安く買いたい人以外は、キャンペーン情報付きはやめておいたほうが良いと思う。

3Gは、ちょっとサイズの大きい本だとすぐにダウンロードできませんって言われるし、wifiのみに比べてバッテリー消費するらしい。結局ほとんどというか全く使っていない。外出先でどうしてもダウンロードしたければ、スマホのテザリングを使えばすむ。

キャンペーン情報付きはよく言われているように、電源ONの後にキャンペーン情報画面が表示されるので、読書を読む前に一度スワイプしなければならない。Kindleの良さが余計な情報に邪魔されずに読書ができるという点だとすれば、これはその良さを台無しにしてしまう機能だと思う。

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Office製品のハイパーリンクとログイン認証画面

 

Microsoft サポートオンライン 「Office 文書内のハイパーリンクを開くと Cookie が紛失する」
http://support.microsoft.com/kb/811929/ja

ログオン ページまたは、エラー ページにリダイレクトされますまたは SSO の Web サイトで、Office ドキュメントへのハイパーリンクをクリックすると認証情報が要求されます。

http://support.microsoft.com/kb/899927/ja

という問題であるが、説明がMSらしく意味不明な上、MSは問題だと認識しているくせに修正しようと思っていないらしい。

仕方ないので、Webアプリケーション側で何とかしろと言われるわけで、まったく迷惑な話である。

ログイン認証のあるWebアプリケーションで、かつ、ログイン画面ではなく、アプリケーションの特定のURLに直接飛べるURLを用意するような場合、例えば、メールに記載されているURLをクリックすると、ログイン画面でIDとパスワードを入力したら、そのURLで示されている個人ページへ自動でジャンプさせるような場合であるが、一旦ログイン画面を経由させなければならないので、もともとアクセスしてきたURLをCookieへ入れておいて、ログイン画面で認証後、CookieからそのURLを取り出して、ジャンプするという仕組みになっていることが多い。Cookieじゃなくてセッションに入れている場合もあるが、そのセッションを示すIDがCookieに入っているから同じ事だ。

ジャンプと書いたが、正式には、HTTP のリダイレクションという仕組みを使うのだが、これは相手が最初からブラウザであれば何の問題もなく上手くいく仕組みであるが、問題は、Hyperlink 。どうも Office のハイパーリングは、リダイレクションの最終着陸地がHTMLではなくファイルだった場合にブラウザではなく、そのファイルに最適?なアプリへ渡したいと思っているらしく、リダイレクションをOfficeアプリ内ですべて処理してしまう仕組みになっているようだ。そうして、最終着陸地がHTMLだった場合には、その最後のリダイレクション先のURLをブラウザに投げてよこす事になる。

そう、この最終着陸地は、ログイン画面のURLである。その結果、Webアプリケーション側から見ると、Officeさんからなんだかごちゃごちゃ言われた後に、そっちはぷっつり連絡が来なくなって、代りに全く別な人から突然ログイン画面にアクセスされたという状態になり、結果ログインに成功しても、デフォルトのメイン画面を表示するしか無くなってしまうのだ。 さっきCookieに入れたのがあるじゃないかと思う人は素人さんなわけで、Cookieというのは、クライアント側(Officeとかブラウザ)に保存されて、サーバーにアクセスする時に毎回HTTPのリクエストヘッダーに入れて、サーバーからはレスポンスヘッダーに入れて返すというキャッチボールな仕組みだから、サーバーには全く保存されていないし、クライアントがOfficeからブラウザに変わった時点で消えてしまう事になる。OfficeからブラウザへCookieを渡す方法なんて無いし、セキュリティ上そんな方法は有ってはならないもの。

私がこれをOffice製品のバグだと言いたい点は、リダイレクションを自前で処理してしまう点ではなく、最終的にブラウザに投げると決めた時に、「なんで最初のHTMLを投げずに、リダイレクションの最後のURLを投げるんだ、このやろう!」な点。

最初のURLを投げれば、ブラウザはリダイレクションをやり直す事になるかもしれないが、しかしサーバーとは最初の手順から話ができるので、通常のアクセスと何ら変わらずに処理できるのに… まったく余計なお世話。

この問題、原因がわかってしまえば、納得はいくのだが、問題は対処が非常にやっかい。ユーザ全員が、MSが書いているようなレジストリ設定を変更する対応をしてくれるなんてことは、まったくあり得ないので、Webアプリ側で対処しなければならないのだが、上述のように、Officeにごにょごにょ言われた後に突然ブラウザからログイン画面へのアクセスが来るので、この別々のアクセスを関連付けるのが難しい。Cookieを使おうにも、そのCookie自体が役立たずだし、単純にgetパラメータ付きのURLを返しても、リダイレクションであるうちは、ブラウザへURLを投げてくれない。

対処するには、何としても、Officeではなく、ブラウザに最初にOfficeがアクセスしてきたURLを渡してやる必要があるのだ。その為には、Officeにはリダイレクションではなく、HTMLを返すURLを投げて、そのURLをブラウザへ渡してもらわなければならない。

うまく説明できないが、要するにどうどうめぐりになってしまう。

ずいぶんと悩んだ挙句、ようやく見つけたこの堂々巡りを断ち切る方法は、クライアントサイドリダイレクション。 と言うと面倒臭そうだが、meta タグの refresh の事。

要するに、get パラメータで渡されるURLを、meta の rehresh の URL に仕込んだHTMLを非認証(public)で生成してそのHTMLをOfficeに投げ返してやると、そのgetパラメータ付きのURLを、Officeがブラウザへ投げて、今度はブラウザが同じHTMLを開くことになる。その後は、refresh により、ブラウザがそのURLへアクセスすることになり、目出度くハイパーリンクの設定をした最初のURLに、「ブラウザが」アクセスする形になり、あとは通常どおりだ。

もちろんOfficeのハイパーリング以外ではこんなしちめんどくさい事をしたくないし、うまくやらないとrefreshが無限ループになるので、ハイパーリングになる可能性のあるURLだけちょっと特殊なものになるように加工しておいて、そのURLの時だけクライアントサイドリダイレクトを使うようにした方が良い。私の場合は、Officeに渡す(ハイパーリンクになる)URLには、本来のURLの末尾に “/x” を付ける事にして、この時だけ refresh を使う事にして、refresh のURLには当然末尾の /x を取ったものを設定した。

目出度くハイパーリンクで目的の画面へ飛ばせる様にはなったが、MSの尻拭いは虚しい。

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カプチーノ! ソイチーノ! オイチーノ!

いきなりくだらないタイトルでごめんなさい。

年末に某社のグストが 2,980円で買える(今は3,980円になってしまったが)という宣伝メールが届いて以来、エスプレッソが飲みたくなってしまって、しかし、自宅には大量に買い込んだドリップバックがまだ残ってるし、2,980円というのは実はカフェカプセルとの抱き合わせ販売だったりもするし、コンセントに繋がないと使えないし、置き場所困るしで、悩んだあげく、ミルクフォーマー買ってはみたものの、でそれはそれで美味しいんだけど、だからといって、ドリップバックのコーヒーがいきなりエスプレッソになるわけもなく、やっぱりエスプレッソが飲みたい!クレマが見たい! といろいろ眺めてて、やっぱお手軽電動では雰囲気出ないし、自分の好みじゃないよなぁと思いつつ、ふと、そういえば昔キャンプでストーブトップのエスプレッソポッド買ったよなぁ、あれどうしたっけ?と思って、探したんだけど、使い方わからずに結局ダメにして捨ててしまったというかすかな記憶が蘇ったりもして、じゃぁもう一回買おうかと思って、Amazonで物色してたら、なんだか奇妙なものを見つけてしまった。

変な名前・変な柄だなぁと、Youtube見てみたら、動画が結構ある。

ムッカ・エキスプレス

この動画見た瞬間にやってみたい病にかかって、先日ミルクフォーマー買ったばかりだしなぁ、またみかこさんに怒られるよなぁと半日悩んだあげく、ポチってしまった。

今日届いたんだけど、いいね。とっても良い。このアナログな感じのギミックにしびれてます。もちろん、味も良いです。 2気圧なので正確にはエスプレッソでは無くて、本場ではモカと呼ばれているらしいのだけど、重力で入れたのとはやっぱりちょっと違うわけで、なんだか楽しい。

  

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