2月以降は節約ムードであったため、3月の電気使用量(太陽光発電前)は、484kWhでした。2月は短かったのもあるので、だいたい 500kWhで、単純計算すると、我が家は1日に、500/30 = 17kWhの電気を使っている事になります。一般家庭の平均が、12kWh程度とのことですから、1.4倍で、ちょっと多いですね。
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蓄電池の容量は間に合っているのか
晴天の場合は、8:00-15:00くらいの6時間(1/4日)はパネルからの電気でまかなえるので、17 * 3/4 = 12.75kWh なので、10kWhの蓄電池では不足で、15kWhは必要だったということになります。パネルの発電量がMax 4.6で、仮に均して3時間ほど 4.0kWhで発電したとすれば、12kWh ここから消費分 4.25 を引くと、1日で満充電にできる容量は10kWhなので、晴天が2日続かないと100%にはできそうもありませんから、これ以上蓄電池を大きくするには、その分パネルを増やす必要があります。どのくらいでバランスするのかわかりませんが、現時点では、ややオーバースペックなものの、悪くはない容量だったと思います。ちなみに、フロンティアジャパンの最初の見積もりでは10kWhですから、一般的には10kWhをつけるのがベストだったのかもしれません。
使用量を減らしたい
我が家は暖房は主に灯油ですし、給湯も灯油なので、電気使用量をへらすと言っても細かくみなおしていくしかありません。調理を薪に変えるわけにもいかず、ガスも都市ガスが使えないのでプロパンになり、あまりコスト的なメリットは感じられません。むしろ太陽光発電を導入したからには、電気のままの方が意味があるかと思います。かといって、現在電気でないものを電気にするメリットはあるかというと、今の電気器具だけでも太陽光発電だけではまかない切れないということがわかった今ではメリットを感じません。
太陽光発電を付けたことのもう一つの恩恵に、家の電気使用量が細かく見えるようになたことです。LOOOP電気のような新電力では、Webでそれが見れるサービスを提供しているところがありますが、アプリで発電量などとあわせて総合的に見れるのはすごく便利です。この電気消費量のグラフを見ていると、やはり冷蔵庫に問題があるように見えてきます。冷蔵庫(400L)のラベルには、 170kWh/年と書いてあるのですが、170/365/24 = 0.019 になりますので、かなり嘘くさいです。最近の省エネタイプでも、300-350kWhなのに… 逆にグラフから、感覚で見積もると、ベースが0.2として、15分ごとのピークが0.4ピークを均して1/4だとしても、0.6kWh あたりの計算になります。24時間では、14.4kWh かなりいい加減な計算ですが、だとすれば、17kWh 中 14.4kWh が冷蔵庫じゃないですか! こうなると冷蔵庫を一ヶ月止めた状態で生活(実験)してみたくなります。
ワットモニタ~ (ドラえもん風)
存在はしっていましたが、初めて買おうかなと思いました。
これを使えば、冷蔵庫の真の消費電力がわかります。積算も出るみたいなので、冷蔵庫みたいなものは、数時間か、1日放置しておけば十分でしょう。冷蔵庫の次は、セントラルヒーティングのシステムなど、他にも調べられそうです。これがあれば、冷蔵庫を止めずに、家の電気使用量の増減からではなく、直接冷蔵庫の消費電力量がわかりますね。