使用電力を測ってみた

太陽光発電を設置して、良かったことの一つに、家の電気使用量をほぼリアルタイムで確認することができるようになった事がある。外出中でもスマホアプリで確認できるし、何より、グラフで過去の状態変化が見れるということが大きい。

設置してすぐに気になったのが、1時間に3回くらいの割合で、使用量のグラフがピコピコと山になっている(その時だけ数分間使用量が増える)ということだった。最初に疑ったのが冷蔵庫だったのだが、そもそも冷蔵庫ってどのくらい消費しているか、実際のところを知ろうと思って、電力量計を買ってみた。実は冷蔵庫くらいならポータブル電源でも測れたのだけど、1200Wくらいのものになるとポータブル電源は落ちてしまうし、そもそも重いので、電力量計の方が便利だと思う。

もともと冷蔵庫はかなり古くなってしまったので、買い替えを考えていたので、同じタイミングで買い替えてしまったのだが、ピコピコの犯人は冷蔵庫ではなかった。他に、24H使っていてピコピコしそうなものとしては、セントラルヒーティングが考えられたがスイッチをオフにしてもピコピコが止まらないのでこれではない。次に給湯器の予熱を疑ったのだが、この時はどうも給湯器が原因だと思った。予熱くらいたいしたことないだろうと思ったのだが、測ったら実に380Wも消費していたし、起動時には1000Wを超える程だった。給湯器恐るべしと思い、給湯器のマニュアルを調べて予熱のタイマー設定をして、今では、昼食後の食器洗い時間、ウォーキング後のシャワーの時間、夕食時から、お風呂、寝るまでの数時間のみ予熱をONにして、それ以外は止めているので、以前の半分程度になったろうか。

ところがである、冷蔵庫の入れ替えや給湯器のタイマー設定などで家全体の消費電力は下がったものの、予熱をオフにしている間も、まだピコピコしているではないか….もう他に思い当たるものが無いなぁと思っていたのだが、あった。あった。

真犯人は、何とウォシュレットでした。このウォシュレットは本当にバカで、常時32度だかの温水をキープしようとしていて、そのためにピコピコやっていたのだ。このバカなウォシュレットが我が家には2台もある。試しに、というか今後はずっとそうするつもりだが、札幌宿泊など家を空ける時に、コンセントを抜いてから出かけたら、ピコピコは完全に止まり、家全体の1日の消費電力がかなり下がった。(ピコピコなのでリアルタイムの消費電力では判断できず、1日の合計で判断するしかない)

太陽光発電を設置してすぐは、18kWhくらいあったものが、いろいろ対策して、12-14kWhになり、外出時は、 8kWhくらいまで落ちる。 8kWh というのは、300Wくらいの電力を1日中使っている状態で、冷蔵庫やらテレビ(録画タイマー)やら水槽のエアポンプやらのどうしても止められない人たち。あと実は太陽光発電のシステムも電力を諸費している。

ちなみに外出時に止めるようにしているものは、ウォシュレットの他には、空気清浄機(加湿機能付き)、給湯器がある。USBの充電器も止めているがこれは電力というより安全の為。

さて、今日からGWなので、普段からちょっと気になっていたもののうち、測れそうなものを測ってみた。

  • セントラルヒーティング 580W OFFだと2W
  • シャープ空気清浄機 4W 最大10W
  • ダイキン 控えめ5W 自動 14W
  • 扇風機 2W 4W 12W 20W 首振り+3W
  • 給湯器 380W OFF時4w
  • エネループ充電6W
  • レッスン室テレビ off45W on90W
  • 電話子機1W
  • ロスナイ 12W 20W
  • 水槽エアポンプ11W

セントラルヒーティングがOFFでも、2Wも消費しているのは驚き。これからは使わない季節はコンセントを抜かねば。 シャープの加湿機能付き空気清浄機は期待以上に優秀。自動で4Wしか使っていない。風力を最大にすると10Wだが、最大になるのは加湿器の水ぎれに気づかずに部屋の湿度が下がってしまった後に、慌てて水を入れた時くらいだ。ダイキンの空気清浄機は加湿機能がないくせに消費量多め。これはいずれシャープのに置き換えかな。我が家で一番古いものですでに交換用フィルターも全部使い切った。扇風機はDCモーターなので使用電力が安定している。最弱で2W、標準でも 12W、少し驚いたのは首振りを入れるとどのモードでも、+3Wになる。洗濯物を干す時に使う場合は、最弱で首振りなしにしなければ。給湯器は前回測った通り。エネループの充電器は壁に挿したままだと6Wも消費していたので、速攻で抜いた。電話子機は1Wでこれはしかたないところ。ロスナイという換気扇は弱でも12W、強だと20W。これは滅多に使わないのだが、たまにつかうと消し忘れる事があって、消し忘れ注意だ。水槽エアポンプは数台の小型のものを1台にまとめたので、11Wは仕方ないところ。魚たちの命がかかっているから切れない。最後はテレビなのだが、リビングのテレビはうかつにコンセントを抜けない(万が一録画中ならこちらの命があぶない)ので、レッスン室のテレビで確認したが、これは分岐のタップにつながっていて、手が届かないところにあるので、タップごと計測。TVオフで、45W も消費していた。実は、レッスン室ではレッスンの様子をビデオカメラで撮影しているのだけど、その映像をリビングのTVにも回していて、ご父兄がリビングでレッスンを見れるようになっているので、その為の装置が常時ONで、このタップに接続されている。TVも電源オフでもリモコン操作やらタイマー録画やらで消費しているし、同じタップにブルーレイレコーダーもつながっているということもあって、45Wも消費しているのだろう。

太陽光発電があるので、発電していて蓄電池が100%になっているときは、売電が始まっていない今は余剰電力は単に無駄でしかないから、洗濯機の乾燥機能を積極的に使ったり、お湯を沸かしたりしているのだけど、売電が始まったとしてもkWあたり16円だから、とにかく、発電した電力の自家消費を上げて、逆に買電を減らすようにしたいのだが、そうするためには、発電しない天気が続いた場合でも蓄電池の電力を使い切らないように、家の消費電力を落とす必要がある。自家消費を上げるために消費電力を落とすというのは少し矛盾しているようにも思うが、正確に言えば、使う時間をコントロールできるものは電気が余っている時にシフトして、1日中使うようなものについては可能な限り落とすということになる。

しかし、我が家の場合、このあたりが限界かもしれない。これ以上やると、QOLがかなり下がってしまうものが残った感じだ。

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[JavaScript] var の代わりに let を使うべきか

function foo() {
  let x = 10;
  var z = 30;
  if (true) {
    let y = 20;
    var z = 40;
    console.log(x); // Output: 10
    console.log(y); // Output: 20
    console.log(z); // Output: 40
  }
  console.log(x); // Output: 10
//  console.log(y); // Uncaught ReferenceError: y is not defined
  console.log(z); // Output: 40
}

foo();

ChatGPTが吐き出したコードに少し手を加えたものだが、これ(変数z)を見てわかるように、var は入れ子で宣言できるくせに、関数スコープなので、内側ブロックでは上書き宣言になってしまう。こんなこと許されてよいのか?と思う人もいると思うが、関数スコープならその関数内で複数の宣言があったらエラーになって欲しいし、複数宣言できるならブロックスコープにして欲しい。ということから、let が追加された。

ざっくりと言えば、var の直感的ではないおかしな挙動をしないようにしたものがlet だとも言える。

なので、これからは、どう考えても let を使うべきで、var で無ければならない理由が見当たらない。のだが、まだ、var 派の開発者が少なからず居る。私はというと、let 派ではあるのだが、ついつい、癖でvar と書いてしまうヘボプログラマといったところだ。特に既存の var だらけの他人のプログラムをメンテナンスする時は、下手に let に変えたら、動かなくなるのではないかという恐怖心がわくこともある。動かなかったらほぼ元バグなのだが、めちゃくちゃ複雑怪奇なものだと、バグ取りをするのも面倒なので、var で逃げてしまうこともある。

大した使い分け的意味もなく、var と let が混在する状況も、あまりよくないとは思うということも、var を使いがちになる要因と言える。

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蓄電池のモード

太陽光発電システムの蓄電池には、モードがあります。

が、使ってみると、いろいろ呼び方があったりしますが、結局は、状態としては、充電モードと放電モードの2種類しか無いのではないかと思います。私の蓄電池では、グリーンモードとTOUモードという見せ方をしていますが、グリーンモードは英語では、Maximum self-consumption となっているので、最大自己消費モードで、これは常時放電モードと同じです。TOUは、Time Of Use だかの略で、タイマー設定で充電モードと放電モードを切り替える設定です。TOUで時間を設定してない時間帯は、充電モードでも放電モードでもありませんが、第三のモードというより、停止(充電も放電もしない)です。

充電モード

蓄電池が充電モードの時、この充電は、グリッド(電力会社)からの充電を意味します。設定した最大電力(kW)で設定したSOC(蓄電量 %)までひたすら充電します。この時、自家消費もグリッドの電力を消費します。注意しなければならないのは、太陽光発電で発電した電力も、蓄電池の充電能力の限界までは自家消費ではなく、充電に回されるということです。充電能力が 4kW で、グリッドからの最大電力が 3kW に設定していて、太陽光発電が 1kW 程度の場合は、太陽光発電していても、その分は自家消費に回されずすべて充電に回されます。蓄電池の充電能力を越えた場合は、自家諸費に回されますが、太陽光発電から自家消費分を引いた余った分が充電に回されるわけではない事には注意です。そして、TOUで、充電モードに設定している間は、蓄電池が100%になった場合、太陽光発電が自家消費を下回っている時でも、蓄電池の電力は使われず、グリッドからの電力が使われる点にも注意が必要です。これは、太陽光発電をしていない時間帯で、ずっと充電モードになっていると、蓄電池が活かせないことになります。災害対策メインで蓄電池を考えている人もいて、その人達は設定が独特ですが、太陽光発電した電力を最大に使いたい場合は、発電していない間に充電モードになっているのは避けた方が良いでしょう。

放電モード

蓄電池が放電モードの時は、グリッドからの充電は一切ありません。ただし、蓄電池に災害用の電力確保が設定されている場合、例えば、私の場合は15%を設定していますが、その場合は、蓄電池の容量が15%を下回らないように、グリッドから充電されることがあります。蓄電池はその仕組み上自分が動作するための電力を蓄電池の残量から使いますので、何もしていなくても、1日に5kWh 程度の電力を消費します。なので、15%で放電を止める設定にしていても、太陽光発電が無い場合は、15%から徐々に減っていき、ある程度減ったところで、グリッドから充電されます。(これはその直後に太陽光発電が再開するかどうかに関係なくグリッドから充電されますから、明け方などにこの状態にならないように注意が必要です)

放電モードの時は、ひたすら蓄電池の電力を使うのかというとそうではなく、太陽光発電の発電量がある場合、かつ、それが自家消費を上回っている場合は、充電状態になります。この動作はグリーンモードの動作と同じなので、グリーンモードは、24時間放電モードと同じということになります。簡単にいえば、蓄電池はグリッドからの電力を充電には一切使わず、自家消費は、太陽光発電からの電力を使い、足りなければ蓄電池からの電力で補い、蓄電池の電力もなければ、いよいよグリッドからの電力を使うという事で、太陽光発電の電力と蓄電池を最大限に活かす(Maximum self-consumption)ということです。

モードの使い分け

私の目的は、可能な限りグリッドからの電力消費を抑えることにあります。災害時(停電時)の事も考えてはいますが、停電時でも太陽さえ出ていれば発電はしますから、災害用に確保しておく蓄電池の容量はそれほど大きくしなくても良いと考えています。その考えだと 5%も確保しておけば良いと思っているのですが、15%にしているのは、太陽光発電の発電量が中途半端な時に、LOOOPでんきの単価が高い時間帯をやり過ごすためなので、あまり一般的な理由ではありません。

グリッドからの電力消費を抑えるという目的の場合は、基本はグリーンモード(=24H放電モード)になります。TOUは使わないというわけではなく、発電しない日が続き、翌日の発電開始までもたない、あるいは翌日も発電しないと予想される場合には、電力単価の安い時間帯に、電気を仕入れる(グリッドからの電力で充電する)為に、TOUを使います。

TOUの設定は、0時から24時までの間で、放電=>充電=>放電 の3本の設定を切れ目なくして、停止状態を作らないようにしています。(停止状態が一番無駄なので)この充電状態の時間帯をその日の電力単価が安い時間帯に合わせて充電すれば、単価が安い時間に電力を仕入れて、高い時間に蓄電池の電力を使うという電力シフトができるということになります。

めんどくさそうに思われるかと思いますが、TOUを使わなければならないタイミングはそれほど多くありません。1日天気が悪くても、翌日天気が良ければグリーンモードのままで乗り切れますから、連続して曇りとか雨とか、あるいは冬季には多用すると思いますが、春から秋くらいまではそれほど出番は多くないと感じています。

ちなみに、深夜電力契約ではなく、LOOOPでんきのように時間帯ごとに単価が変わる電力会社でもない場合は、電力単価が1日中同じなので工夫してもなんのメリットもありませんから、常時グリーンモードのままが一番です。私は多少めんどうでも、ほくでんより更に電気代を節約したいので、LOOOPでんきを選択しました。

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太陽光発電+蓄電池のAI制御

太陽光発電+蓄電池のシステムで、AI制御というのが、出てきているが、AIで何を制御して、どうなるのかが、今ひとつわからなかったので、想像してみる。

私の蓄電池はAIは無いのだけど、私はLOOOPでんきのスマートタイムONEという仕組みを使って、少しでも買電時の単価を抑えようと目論んでいる。今のシステムだと発電から消費に変わるタイミング(時刻)で、80%くらい(最近は日が長くなってきたので、70%)蓄電されていれば、翌日の発電までバッテリーがもつことがわかってきたので、3月後半からは特に何もしなくても、バッテリー切れの買電は発生していないのだけど、天気の悪い日が続いたり、夜の長い冬や、発電量が下がる時期は、前の日に100%まで蓄電できたとしても、朝までもたない可能性があるので、その時の買電のタイミングを、電気の単価のなるべく安い時間帯にずらそうと考えている。大雑把に言えば、自宅の発電量とLOOOPでんきの単価(30分ごとに変わる)は同期しているので、発電しない時は、単価も高いのだが、天気は地域ごとに違うので、自宅で発電していなくても、どこかで発電していれば単価が最低レベルであったりもするので、調整できる可能性がある。

しかし、蓄電池のAIシステムは、LOOOPでんきのように市場価格を考慮するわけでは無いようです。私としては、この市場連動型プランのようなものほど、AIの力を必要とすると思うのですが、電力会社次第なので、汎用的なバッテリーシステムとしては作りづらいのかもしれませんね。

だとしたら、AIのメリットは何か?ということなのですが、どうやら、このAI蓄電池は、毎日買電する事を前提にしているようです。特に深夜電力の活用が前提になっているようです。

基本的には、発電の余剰電力を蓄電して、それを発電終了後から次の発電までに使うのですが、それが足りなくなりそうな場合に、深夜電力の時間帯に買電して蓄電するということのようです。蓄電池は、充電と放電を同時に行う事は構造的にできませんから、買電するタイミングでは、自家消費と蓄電を合わせた電力を買電することになります。買電した電力を蓄電しながら、自家消費は蓄電池の電力を使うなんてことはできないです。これは太陽光発電時も同じですが。ただし、買電した電力を自家消費のみにして、蓄電池への充電を止めることはできますので、昼間の単価が高い間は、0%で、発電もしていない状態であっても充電せず、深夜電力の時間帯になったら、充電を開始するというような制御をして、なるべく高い単価の電力を買わないようにするようですが、これだけだと以前からある蓄電池のタイマー設定とあまりかわらず、AIは必要なさそうです。ただし、深夜電力で蓄電池が100%になった場合、自家消費分は買電を止めて蓄電池から電力を使うか、深夜電力を使うかは、うまく調整してやると効果があるかもしれません。蓄電池に蓄えられている電力の多くが昼間発電した分であり、かつ翌日には夜に使った分を補うだけの十分な発電量が見込める場合は、買電をストップして、蓄電池の電池を消費した方が、夜間電力の買電量が減りますから、メリットがあります。しかし、翌日期待しただけの発電が無かった場合は、夜間電力より高い昼間の電力を買電することになるかもしれませんから、そこは、天気予報と連動したAIが必要になってくるということなのでしょう。それと、翌日の発電が見込める場合には、深夜電力で100%まで充電せず、発電開始までに十分な残量だけ確保するというような事もするそうです。それやらないとせっかく発電しても、蓄電池は直ぐに100%になって、安い売電にまわってしまいますからね。(FITが高い頃はそれで良かったのでAI無かったし、蓄電池あっても容量は少しで良かったのですけど)

というわけで、その家の電力消費パターンと、翌日の発電予測から、夜間の蓄電池の残量をどうするか(使うか、チャージするか)を判断するのがAIの役目ではないかと思われます。AIと呼んでいる以上、予めパターンが標準的な登録されているかもしれませんが、日々、その家の電力消費パターンと、蓄電池の残りかたなどを学習しながら、少しでも節電できるほうへ調整されていくのでしょう。なので、生活パターンが安定しないお宅には向かないですし、曜日による偏りくらいまでは考慮してくれそうですが、月の中、あるいは季節によって電力使用量に偏りがある場合まで対応されているのかは疑問がありますね。様々なケースで対応してしまうと、それはもうパターンではないということになりますから。私の想像では、基本は曜日別学習で、月末は忙しくなるとか、季節の変わり目は、その状況に応じた調整が完了するまで不安定になるような気がしますが、どうなのでしょうね。

そう考えると、AIは、日々安定した生活パターンを持っているお宅には効果的でも、そうでないお宅には思ったほどの効果は無いようにも思われます。そして、安定したパターンを持っているお宅の場合は、AIというより、多少賢いタイマー設定に天気予報をもとにした発電予測が反映できるものといったものになるかと思います。個人的にはなんでもかんでもAIと呼ぶ今の風潮には少々嫌気が差しています。

AI=詳しくは説明しないけど、なんとなくうまくやる(はずの)システム

で、実際にどのようにやるかの説明と、うまくできなかった時の責任を回避しているようにも思えるのですよね。

AIと呼ぶのであれば、過去数年分の天気予測、発電予測、実際の発電量と電力消費と蓄電池の状態のデータを蓄積して、そのデータをもとに、NG的な事も含めて様々なパターンをシミュレートして最適解を見つけて、その中から、現在の状況に似ている状況を探してその最適化を適用するようになっていて欲しいのですが、そこまでは期待できそうに無いなぁと思っています。

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Grails で bootstrap 5.x を使うとエラー

Grails は、Asset Pipeline というので js / css などのアセットを管理しているけど、例えば、 bootstrap.bundle.js を入れると、設定にもよるが、ビルド時(デバッグ実行時でも)に、自動でminify(難読化)してくれるようで、bootstrap.bundle.min.js とかも同時に入れていても、それではなく自前で難読化されたものを使うらしい。

のだが、この難読化に失敗すると、どういうわけか、bootstrap.bundle.unminified.jsが無いというエラーになってしまう。 bootstrap.bundle.unminified.jsを開発用の bootstrap5 のソースから入れても見てくれない。それどころか、その js を読み込む asset の設定ファイルまで、unminified が無いというエラーになって、収拾つかなくなる。

なんでエラーになるのだろう?

function bootstrapDelegationHandler(element, selector, fn) {
return function handler(event) {
const domElements = element.querySelectorAll(selector);

for (let {
target
} = event; target && target !== this; target = target.parentNode) {

問題は、ここにありました。 let { target } = event; という見慣れない代入がありますが、これは分割代入というもので、 let target = event.target; と似たようなものです。 event が Object の場合に、その、代入先変数名と同じ要素を代入するみたいな処理で、 let { type, target} = event; みたいに{} の中が、複数の場合は便利ですが、一つの場合は、変人コードにしか見えませんので、素直に、let target = event.target;と書けば良いのにと思ってしまいます。

この分割代入が、 for() の中にあると、どうやら、minifier がエラーを起こすようですね。

      let {target} = event;
      for (; target && target !== this; target = target.parentNode) {

の様に、外に追い出したら、一連のエラーもなく、無事 grails prod war できるようになりました。

bootstrapは、5.0から、ずっとこの書き方みたいで、関数が関数なので、今後も変わりそうにありません。 Asset Pipeline プラグインがアップデートすればそのまま使えるようになると思いますが、それまでは、ソースを修正して使うしかないのかもしれません。

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お湯 どうしてますか?

一般のお宅で、電気代の大きなものといえば、エアコン、冷蔵庫、湯沸かしといったところだと思うけど、エアコンは最新型に買い替えるか、なるべく使わないかしか手段が無い。扇風機とかうちわで耐えるという方法もあるにはあるけど、仕事しながらだとかなりの忍耐を要する。冷蔵庫は切るわけにはいかないから、最新型に替えるか諦めるしかなくて、もちろんドアの開け締めをへらすとかいろいろ対策はあるけど、限界はある。お湯はどうか?お湯は、単純に電気を消費するというだけではなく、蓄電池のような効果がある。特に太陽光発電がある場合、昼間の電気が余っている間にお湯を沸かしてそれを夜に使えば節約になる。LOOOPでんきのように30分ごとに単価が違う場合には、単価が安い時間帯にお湯を沸かせば良い。

とは言え、風呂のお湯だと、あれだけの量を温度をキープしてとっておくのはかなり難しい。エコキュートとか、太陽光湯沸かし?ではやっているけど、巨大な断熱性能の高い貯湯タンクが必要になる。なので、多少気休め感があるが、今回は、お茶やコーヒー、料理に使うお湯の話なのだけど、結論から言うと、

T-Fal と THERMOS の組み合わせが最高じゃない?

というお話。

昔は、湯沸かしケトルというものはなくて、湯沸かしポットとか、沸騰ポットとかいう、24時間一定温度でお湯をキープできるものが流行っていたが、たしかにいつでもお湯が使えるのは便利なのだけど、夜中とか全然使わない時間までずーっと電気使っているので、かなりの無駄。当時はそう思わなかったけど、湯沸かしケトルが出てきてから、多くの家庭が切り替えてしまって、今はあまり人気が無いようだ。メーカーも電気代節約の為に、タイマー機能やら真空保温機能などを加えているが、やはり上部の開口部が大きいので、真空であってもあまりもたないようで、魔法瓶保温機能はメインの機能にはなっていない。一方、湯沸かしケトルの方は、電気代的にはとても有利なものの、1200Wという大電力を使っても、二人分のコーヒーを淹れるお湯をわかすのには数分かかってしまう。長くではないが、使う時に直ぐに使えないもどかしさがある。例えば、我が家にはホテルとかで頂いてきたティーバッグとかがたくさんあるのだが、ちょっと気が向いて飲もうかなと思っても、お湯沸かすの面倒だなってことになって結局飲まずに溜まってしまう。

これを解決するのが、魔法瓶だった。魔法瓶なんて昭和かよって感じであるが、今の魔法瓶は昭和のそれとは全然違う。魔法瓶なんてふるめかしい呼び方ではなくて、シンクウダンネツポットなんて洒落た名前で呼ばれているのだ。私が買ったものは、ステンレスボトルという、それがどんなものかがよくわからないような名前であるけど、要するにガラスとかは使われていなくて、ステンレスで、真空断熱構造で、軽くて、保温力もかなり高いものになっている。その中でも、サーモスはかなり保温力に定評があるメーカーで、私が買ったものは、山専用と謳っているだけあって、沸騰したお湯を入れると、6時間後でも80度キープと豪語している。しかも900mlも入るのにかなり軽い。同じ構造のハンドルがついているポットもあって、リビングで使っているが、仕事中手元に置いておくときと、車中泊やキャンプの時はこちらの方が使いやすい。

我が家の使い方

朝、ポットに残っているお湯を、湯沸かしケトルに戻して、足りない分の水を補充してから、95度まで沸かして戻す。 100度から初めても95度から初めてもあまり大きく違いがないし、お茶やコーヒーを飲むのに、沸騰したお湯は使えないので、95度にしている。実際沸騰まで待つより湧くのが早いというメリットもある。リビング用に1.2L 、仕事用に 900mL を沸かして、ポット/ボトルでキープ。こうしておけば、飲みたい時にお湯が使える。そして午後、少し冷めた頃に、同じ事をするけど、ポットの中のお湯はまだかなり暖かく、70度以上はあるので、湯沸かしはあっという間だ。ボトル自体に湯沸かし機能があれば便利だなぁとも思うけど、その分重くなるし、コンセント挿したりするのも面倒だしね。

T-fal は、もう相当前から使っていたのだけど、蓋が固定できない古い機種で水を入れるのもいちいち面倒だったので、この度買い替え。指定した温度で止まるし、湧いたら60分キープなんて機能もついている(使わないけど)、だけでなく、常時温度を表示してくれるので、あとどのくらいで湧くかなとかがわかりやすくてすごく便利。流石に1200Wもあるので、電力使用量グラフにピークが出るけど、時間が短いからね。1kWh 30円で計算しても、1回2円くらいでしょうか。毎日3回使ったとしても、 2*3*365日 = 2,190円/年

車中泊でコーヒーを飲む

我が家は朝コーヒーが必須です。車中泊の時に、キャンプ場であれば、サイトまで行って飲みますが、道の駅などでは、車の中でガス等を使った湯沸かしは躊躇われます。また昼食時はわざわざお湯を沸かすのが面倒に思い、ペットボトルのお茶にしてしまうことも少なくありません。いままでさんざんお湯を沸かす手段を考えて試してきましたが、どれもしっくり来ませんでした。そこで、魔法瓶です。家を出る時、あるいは途中の適当なお湯を沸かせる場所で沸かして、ボトルにいれておけば、好きな時に、コーヒーが飲めるという寸法です。コーヒー1杯120mlなので、300mlもあれば十分ですが、おかわりするときもあるし、朝カップラーメンを食べる時もあるので、900mlのを買いました。これ、コーヒーだけでなく、焚き火で焼酎とかウイスキーのお湯割りを飲むのにも便利です。焚き火は火なので、ヤカンがあればお湯は沸かせますが、適当な温度でそのお湯を維持するのは結構面倒なので、毎回一杯分ずつ沸かしてましたけど、これがあれば、900ml一気に沸かして、とっておけば良いわけです。これでお酒もゆっくり飲めますね。

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沈みゆく道路

玄関前のポーチにコンクリートでステップを追加しました。(素人DIYなので雑です)

写真の上に載っているのはコメリで買ったガーデン用の踏み石なので関係無いのですが、コンクリのステップをよーく見ていただけるとわかるのですが、半分から左がガクッと落ち込んでいます。右側はそのままでも良かったのですが、ピアノ教室で小さいお子さんも多いため、ついでに少し上げました。

このガクッと落ち込んでいる部分、実は、家の基礎のエッジで、以前は、平だったのです。家の前のアスファルトの部分は、融雪の為に若干傾斜を付けているのですがそれは意図的なものです。このガクが以前は無かったので、ポーチのステップの1段目はそれほど高く感じなかったのですが、あるいは、ガグがもう少し左側まで伸びていればよかったのですが、こんな位置でガクなので、めちゃくちゃポーチに上がりにくく、また、降りづらくなってしまっていて、数年前からなんとかして欲しいと言われて、写真に映っているゴムマットなどで対処していました。しかしゴムマットは地面の形にふにゃっとなるので、重ねたりなんなりしたのですが、かえってマットの継ぎ目で転びそうになると不評でした。はやりもうしっかししたステップを作るしか無いかなと思って、春になったら作るぞ宣言していました。

さてどうしたものか

ステップを買ってきて置くという安直な手段もありましたが、このガグにぴったりなステップなんてそうそう売っていませんし、高いです。なんでも出来る叔父に話をしたところ、やはりコンクリで作るしかないんじゃない?という事になったものの、こんなでかいコンクリなんてやったことないので、レンガはどうか?とかいっそ木工で階段作ったらどうだとかいろいろ考えたのですが、やはり、コンクリだろうと。しかし、こんな量のコンクリはそれなりに高そうだし、なんかめんどくさそうだし、コンクリが固まるまでには枠が必要だろうし、いっそ土を盛って壁作ってコンクリ流し込むかとかいろいろ考えて、DCMとコメリでいろいろ物色していました。

コンクリートステップを作る

コンクリは自分で作ると、セメントと砂と砂利を混ぜなければなりませんが、どれもでっかい袋だし、分量とかわかんないので、めんどくさいなぁと思っていました。最初に思いついた方法としては、レンガで枠を作って、そこに、固まる砂を流し込んで水かけて固める方法です。量の問題は、下の方を土で嵩上げしようと考えました。しかしレンガの縁を作るにしても、ガクの部分をなんとかしないと隙間が出来てしまい、嵩上げの土が流れだしてしまいます。縁にそってコンクリ流し込んで、その中に土かなぁとかいろいろ考えていたら、「じゃりこん」というのを見つけました。20kg 700円くらいで水を加えるだけでコンクリートが作れるように最初から配合されています。これなら枠さえ作ってしまえば、一気になんとかなるだろうと思って、目分量で4袋買いました。(結局3袋ですみました)枠は、コメリで一番安い木の板 180cm を買って丸のこで適当に切って枠にしました。

実は最初は、じゃりこんの上に、固まる砂で化粧しようと思っていたのですが、コメリでガーデン用の踏み石を見て、一目惚れしてしまい、これを使うことにしました。

写真は木枠にじゃりこん流し込んである程度固まったところに、踏み石を載せたところです。じゃりこんはそのままバーっと流し込んで、1袋流し込んだあと、嵩上げのために、庭にあったガラ石などを加えて、その上にもう一袋、更に一袋追加で、だいたいの高さになりました。これでいいかなと思ったのですが、みかこさんが、「なんだかガタガタして怖い」というのと、これだと側面の抑えが無くてぼろぼろと崩れそうだったので、もう少しなんとかすることにしました。まずは、側面の板を1cmくらい外側に離して、そこに、インスタントセメントを二袋ざざーっと。練ってしまうと入れるのに苦労しそうだったので、サラサラのまま流し込んでから、水をかけました。そのため、あちこちはみ出しましたが、細かいことは気にしない。玄関側は隙間を開けられないのでそのままですが、三面抑えておけば大丈夫でしょう。(たぶん)それだけだと、心もとないので、ジャリコンではなく、モルコンというのを今度は20kg一袋かってきました。流石にモルタルはサラサラのままというわけにはいかないので、庭に転がっていた適当なプラ箱で水と合わせて練りました。側面なのでゆるゆるにしたくなかったため、ホースを霧状にして少しずつ水を加えました。パンを焼くときと同じような要領です。練ったら、コテを使って側面を仕上げて(仕上げたというほど綺麗ではないですけど)あとは、踏み石の下をなるべく平らに均しました。これで踏み石のガタツキがなくなりました。

ギリシャ風

コンクリのステップの側面があぶないので、目立つように色を塗ろうと思ったのですが、変な色を塗るとみかこさんに怒られるので、ギリシャ風にするからと適当な事を言って、白にすることにしました。ギリシャの人ごめんなさい。ただ、石灰(漆喰)は高いので、考えた末に、白のスプレーペンキ(300円くらい)を買ってきました。あと、夜にみかこさんと食材を買い出しに行った時にコメリに寄って、踏み石をもう一つ買ってきました。ステップをちょっと高くしたので、その下にもう一段欲しいとみかこさんの要望があり、またコンクリートで作るのはめんどいので、踏み石だけを置こうということになりました。ただ、アスファルトの上だと安定しないので、ラバーマットの上に置いたら、ガタツキもなく、高さもちょうど良くなりました。

最終的にこんな感じになりました。おぉ、ギリシャ風だ!とは誰も言ってくれないだろうな。ま、写真で見るとどうなのよ?って感じですが、踏み石が良い感じなのもあって、実際に見るとまぁまぁ良い感じですし、やはりステップがあることで、玄関の上り下りが楽になりました。

ガタの原因

とか

の写真を見るとわかりやすいかと思いますが、1枚目の写真のT字路の左側が我が家の横の道路で、右側が我が家の前の道路です。この我が家の横の道路までは、比較的地盤のしっかりした部分で、30年前に我が家の土地が宅地化されるずっと前に宅地化されていた部分です。そして、我が家のある部分は、谷地でした。なので、家を建てる時は杭打ちが必要でした。つまり地盤が全然違うのです。北海道を車で走っていて一番たいへんな場所は、私は当別だと思うのですが、道路はまっすぐなのに、用水路を横切るところだけボコンと盛り上がっていて、実にバンピーです。ここは、アクセルとブレーキの連続で、ものすごく燃費が悪くなりなります。我が家の周辺はそこまでではないのですが、マンホールなどを見ると、そこだけ高くなっているのがわかります。マンホールが上がっているわけではなく、そのまわりが下がっていしまっているのですね。そういうわけで、我が家の前の道路だけみると気づきにくいのですが、道路を含めた土地全体が30年前に15cmくらい下がってしまったということになります。下がったのはともかく、こうやってみると、実に均等に下がったものだとびっくりします。家を建てた大工さんに言われるまで下がった事に気づいていなかったくらいですので。結局、道路が下がったというより、土地全体が下がり、杭打ちして支えている家の基礎部分がそのまま残ったという感じになりますが、杭打っていなければどうなったことやらと、少し怖くなりました。均等に下がっていれば良いですが、ガタガタに下がったりすると、えらいことになります。特にこの土地を買う前は、我が家の真ん中にはまだ用水路が流れていて、我が家の買った土地はいったいどこ?な状態だったので、怖いです。

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ポーチライトのスマート電球化

使われていなかったポーチライト

新築した時に、明暗センサーを南側の壁に設置する形で、自動点灯のポーチライトを付けてもらいました。ピアノ教室をやっていることと、防犯の為に付け忘れ・消し忘れが怖かったので、そうしたのですが、何年かしてからは、省エネという要素も加わっています。明暗センサーは室内に押しスイッチがあって、それを長押しすると消したり、点けたり(暗いときのみ)ができるようになっているのですが、何年かして明暗センサーが調子悪くなり、取り替えてもらってから、そのスイッチが効かなくなりました。最初の頃は省エネは考えていなかったので、押すことも無かったのですが、ある時から省エネの為に夜中は消そうと思って押しても消えません。新築のときは試しに押して消えたのに変だなと思ったのですが、まさか極めて似たような型番(後ろに1があるかないかの違いしかない)で押しスイッチ非対応の製品があるとは、電気屋も思わなかったのか、先日確認したら、しっかり非対応でした。実は壊れていると思って自分で取り替えようとAmazonで買って気づいたのですが、もう20年くらい気づかず、ツイン蛍光管だったので、家をLED化したときに、LED化することもできず、勿体ないので、蛍光管を外してしまって使っていませんでした。スイッチは無いので、蛍光管を外すしかありません。代わりに、バッテリー式の人感センサーライトを付けていたのですが、ソーラーパネルもついていて充電するので、バッテリーの充電はひと月に1回くらいで済んでいました。

重い腰を上げた

センサーライトは、この手の製品にしては結構丈夫で長持ちで、かれこれ10年以上使っていますが、今でも使えています。それでもだんだん面倒になってきたと、バッテリー切れに気づかずに、暗いままだったりすることもあり、明暗センサーを変えて、ポーチライトも新しくしようと決意して、Amazonで明暗センサーを買いました。ここで、ようやく、明暗センサーが押しスイッチ非対応だったということに気づいたのですが、いずれにしても、今どき蛍光灯ってどうなのよと思ったので、新しいポーチライトを物色していました。パナのがデザイン的に良かったのですが、センサーが付いていて切り替えが壁スイッチの連打みたいなやつなので、壁スイッチが無い我が家は使えず、今のポーチライトの蛍光灯をもぎ取って、代わりにE26ソケットでも付けてやろうかと考えていました。ライトの筐体自体は気に入っていたので。

変換ソケットを発見

発見といっても、我が家のシーリングライトは全部こんなのに変えたのですが、ポーチライトの入れ物が狭いので駄目かなと思っていて、このコンパクトのを発見したので、試しに買ってみた感じです。今日入れ替えてみましたが、無事LED電球が入りました。ラッキーなことに、グローランプ式だったので、グロー外すだけで工事不要でした。(安定期はつながったままなので勿体ないのですけど….)

そして、スマート電球化

ここで、先日自分の部屋のシーリングライト用に買った、SwitchBotのスマート電球を思い出しました。これつければ、ボタンおさなくても、タイマーで自動消灯できるじゃん!ってことで、取り付けてみたところ、ポーチなのでWiFiもつながって、タイマーセットもできました。これで、明暗センサーで自動点灯・消灯する上に、夜中はタイマーで自動的に明るさを落としたり、消したりできるようになりました。

人の出入りがあるときは、明るいほうが良いのですが、夜中はあまり明るいと近所迷惑かもしれないので、多少暗くしてから、消灯で良いかなと思いました。

この電球は、点灯・消灯時に、即時だけでなく、数秒から1時間かけて徐々にという設定ができます。(まぁ、徐々にといっても、LEDなので、あんまり線形ではないのですが)。そんなわけでとりあえず、17時になったら、60分かけて、徐々に明るくして最大まで、21時になったら60分かけて消灯という設定にしてみました。

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蓄電池の変換ロス

また ほくでんかよ!

契約をLOOOPでんきに戻そうとしたら、お宅のメーターはスマートメーターではないから契約できんと言われて、実際スマートメーターであることは間違いないので、ちゃんと確認してってお願いしたら、メーターはスマートメーターではあるものの、ほくでんがちゃんと登録せずに通常のメーターのままになっていて、(ほくでんは)人が検針していたらしいとのこと。2月までLOOOPでんきでその時はリモートで検針できていたので、長い間ほくでんの検針は来ていなかったと思うのだが、登録上そうなっているらしい。そういえば先月のほくでんの検針票ははがきとかではなくてポスト投函されていたなぁ。
しかし、また、ほくでんかよ!原発関係でもいろいろあったらしいけど、もうちょっとちゃんと仕事して欲しいものだなぁ。
結局LOOOP電気からほくでんにシステム上のデータを正しいものに設定しなおしてもらうように依頼してくれたのだけど、「うまく更新できない場合は、一旦他の電力会社に切り替えてから、LOOOP電気にするようにと言われました」って、まったく意味不明な事をほくでんに言われたらしい。一旦他の電力会社に切り替える意味ってどこにあるのか理解不能。他の電力会社に切り替えてなんとかなるなら、LOOOPでんきだけなんで駄目なんだって話なんだけどね。一種の妨害工作なんだろうか?

蓄電池の変換ロスの計算

それはそれとして、悪天候が続き発電しなくなったので、LOOOP電気に契約できたとして電気代単価の安い時間に充電するテストをしてみました。23:00から1:45まで試してみたけど、このうち 0:00から1:00で計算すると、3kWh(3,000W)で充電かけて、1時間で、17%、15kWh の蓄電池だから、 2.55kWh 蓄電されたことになる。単純計算だと、2.55/3 = 85% パワコンの最大効率が97%とか言っているので、AC->DC->AC で、85×97=82%くらいかな? ポータブル電源をACで充電してAC取り出しで使う場合がだいたい80%くらのようだから、同じくらい。ほくでんの単価を34円で計算すれば、28円より安い時に充電すればOK. 28-15.28(固定部分)は、12.72円(変動部分)。

LOOOP電気の単価は、でんき予報でわかりますが、自宅で発電できるような天気の良い日は、変動部分が、0.1円みたいな時もあるけど、天気が悪いと、なかなか12.72円を切らない。

12.72円を切らなければ、蓄電池に貯めるよりそのまま使った方が得になる。ただし、34円を超えると、ほくでんの方が安くなるので、その間は蓄電池の電気を使いたい。

最初、変換ロスをあまり考えていなかったので、18円以下なら充電が得かと思っていたのだけど、12.72円はちょと厳しいね。となると、細かく充電&放電の時間をセットするか、あるいは、10%程度の残量をキープしておいて、グリッドからの電気を直で使って、単価が18円を超える時間帯だけ、キープしておいた分を開放するのが良いかもしれないな。

10%残しておけば、1.5kWh その間、湯沸かしや調理をしなければ、なんとかしのげるか…

いずれにしても、方針転換。積極的に蓄電する方針から、12.72円以下なら積極的に蓄電して、それ以外は、蓄電せず、残量キープして、単価の高い時間に足りなくなりそうなら、キープしていた残量を開放。うーんちょっとめんどくさそうだ。AIが欲しい。

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祝 再エネ賦課金 廃止 … にはならないけど

廃止までにはならなかったけど、5月から再エネ賦課金が減額されます。

1月まではあまり意識していなかったのですが、1月の急な電気料金上昇で、あれ?前と違うぞとなって、調べたら、基本料金と従量料金とは別に2種類の追加料金が… 一つは、燃料費調整額、もう一つが再エネ賦課金、正式名称を、再生可能エネルギー発電促進賦課金でした。

燃料費調整額は、その名称からの発電に使う燃料の調達価格によって上下するのだろうなとは想像できますが、再生可能エネルギー発電促進賦課金 とはなんぞや? です。再生可能エネルギーって何?と思いませんか?太陽光発電とかでしょ?とは思うのですが、一体何をどうやって再生するのか?ぜんぜんわからんのです。私には。

再生可能とは、人間の時間尺度で再生可能なものを指し、人間の時間尺度で再生可能とは、「再生可能エネルギー源が自然に再生される速度が、人間が必要とする速度に比べて十分に早いことを意味します。つまり、再生可能エネルギー源は、その利用によって枯渇することなく、長期的に利用できる天然資源であるということです。」だそうです。

よくわからないけど、無限では無いが、人類にとっては無限に等しい、というかそれが無くなったら、人類は、あるいは地球は存続できないよね。なエネルギーなのでしょうね。それをベースとして、今は次の3つの要素が重要視されています。「枯渇しない」「どこにでも存在する」「CO2を排出しない(増加させない=結果的に0)」

それなら、再生可能エネルギーは積極的に使っていったほうが良いよね。となるわけですが、その利用がなかなか進まない。そこでそれをもっと進める為に、政府がお金を出して旗を振ろうとなったようですが、そのお金いったいどこから調達すれば良いの?となった時に、そりゃ、いつまでも化石燃料使い続けているあんたらが悪いから、電気使っている人から取ったらば?となったかどうかはよくわかりませんが、結局こっちにまわっていちゃったんですよね。

例えば、これが補助金のようなものであれば、まだ太陽光発電などが普及していなくて、設備代が今より高額なときに、それを補う為に補助金を出して、普及するにつれて設備代がやすくなってきたら、補助金を下げるという形になって感覚的にわかりやすいのですが、実際にはそうではなく、2012年開始時には、400kWh の電気使用量で計算すると、88円だったものが、2022年には、1380円と、下がるどころか、実に15倍に値上がりしてしまっています。これは補助金というより借金で、電気利用者にそれを肩代わりさせているような感じです。

太陽光発電を考えた場合、初期の頃は、補助金(実際には10年間固定で発電した電気を買い取ってもらえる権利)もらえるからやってみようということで「促進」力になっていたのに、今では、再エネ賦課金取られないように太陽光発電やろうかなという脅迫にもなっているように感じます。消費税が高くなったから物を買うのを控えようという事になり経済が縮小してしまうのとも似ていて、太陽光発電を始められない人は電気使用量を抑えるしかなくなっているという面もあります。政府がやることにこういう事は多いのですが、マイナンバーカードなどもそうですけど、最初は飴で釣って、次第に鞭に切り替わっていくんですよね。飴のうちにいただいちゃった人は割りと得をして、鞭に切り替わってからではほとんどメリットがありません。因みに再エネ賦課金は電力会社には入らないので、税金の一種です。というか税金です。

それが今年になってようやく、政府も上げすぎたと反省したのか、5月から1年間だけ下げる事になったようです。 2022年が 1,380円に対して、560円まで下がるようです。いっそのこと撤廃してくれれば良いのにと思うのですが、いやらしいところで手打ちなんですかね。

さぁこれで電気代が安くなるのかと言えば、実はそうでもなく、各電力会社が値上げを予定していますし、燃料費調整額もありますから、先が見えません。今年の2月検針分から9月検針分までと、10月検針分に半分だけ政府補助金がありますので、一旦電気代が2022年より下がるという予想もありますが、値上げや燃料費調整額との差分がどの程度になるのか、また10月を過ぎたらどうなるのかを考えると、どうなることやらです。

戦争が終われば状況が変わりますが、終わり方によってはかえって悪くなる可能性もあります。2028年になれば、第7鉱区の話も出てきますが、今のところおとぎ話です。それに、再生可能エネルギー促進とは相反する可能性もありますから、仮に何らかの資源が見つかったとして、それを使うことで二酸化炭素を大量に放出してしまうようでは、国際的に許されないかもしれませんね。

いずれ、核融合が実用化されれば、エネルギー問題は解決して、文明は更に1ステップ進化するかもしれませんが、私が生きているうちは実現しないような気がします。少なくとも今の電気代の問題は解決しませんね。

再エネ賦課金が廃止にならなかったのは残念ですが、しかし下がるということは良いことです。しかし、だからといって、単純には喜べないし、先も見えない状態に我々はいます。必ずしも慌てて対策を考えることが良いと言えない状況ですが、現状を監視しつつ、どのような対策があるのかを調べて準備しておくという事くらいはしたほうが良いように思います。

太陽光発電+蓄電池を設置して一番思うことは、毎日の電気使用量を低く抑える(つまり節電)の重要さです。いくら発電しても蓄電池があっても、無駄に電気を使っていてはバランスしません。電気は簡単には、蓄められないです。そして、節電は太陽光発電を設置しなくてもできる対策です。ただ、節電をするには、実際の電気使用量がどのくらいなのかを知る必要があります。電力量計をコンセントに挟み込めば個々の機器の使用量はわかりますが、毎時チェックしてグラフにするのも大変ですし、家中の家電をひとつずつ調べていたら、めんどくさくてどうでも良くなってしまいます。なので、まずは、家全体の毎時の電力使用量のグラフを見て、判断することをお勧めします。それには、ほくでんのような古臭いシステムの電力会社ではだめなので、それを確認する間だけでも、LOOOPでんきのように、毎時の電力使用量がグラフで把握できる新電力に切り替えるのも良いと思います。そうして対策ができたら、ほくでんに戻したければ戻せば良いでしょう。

こちらは、2月のグラフ。この後一旦ほくでんに切り替えています。(今もほくでん) 1月は、まったく電気使用量なんて気にしていなくて、グラフを見たこともありませんでしたが、あまりの電気代にびっくりして、ようやくグラフを見ました。日別のグラフを見ると、全体に少し下がっているのがわかると思いますが、2月にやった対策は、洗濯機の乾燥機の使用をやめたことと、何とは言わず、節電を意識するようになったことくらいです。また、使用量ではなく、電気代としてはLOOOPでんきは30分ごとに単価が変わるので、比較的安い昼間に集中して使うことにして、朝や夕方などの単価が高い時間帯を避けるようにしたりしました。

こちらは何も対策をしていない、のんきに電気を使っていた1月のグラフです。15kWh/day くらい平均して使ってしまってますね。セントラルヒーティングは24H入っている時期ですから、どんと上がっているのは洗濯と融雪ポンプだと思います。

今は、ほくでんですが、太陽光発電システムの方で時間単位(実際には5分単位)の使用量がわかります。いろいろ対策をした結果、毎日の使用量は、だいたい 12kWh から 14kWh くらいなので、全体に低く抑えられています。特に大きく不便になったところはありません。また、この時期は発電も調子良くて、月の使用量の70%以上が自家発電で賄えています。400kWh/月で計算すれば、ほくでんの電気は、120kWh ですから、従量電灯Bなら、1段目の料金(120kwhまで)で収まってしまいます。再エネ賦課金さえなければ、4,500円くらいといったところでしょうか。(1月の電気料金は、36,000円でした)

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