春は太陽光発電にとってハイシーズンで、ほとんど、グリッドの電気に頼ること無く、自家発電した電気のみで生活できています。ただ、システム自体が常時グリッドの電気を消費するので、オフグリッドのように電気代ゼロにはなりません。
4月のほくでんの電気代は、4,233円でした。LOOOPでんきは、単価が固定部分(16.17円)と、従量部分に分かれていて、従量部分は、30分ごとに値段が変わります。24H使っている部分は、単価が高い時間を避けられませんが、蓄電池の残量不足の際は、単価が安いタイミングを狙ってグリッドから充電するという狙いです。ただ、単価と発電量には相関があるので、蓄電池の残量が不足する日は単価も高い傾向にあるため、そのあたりは工夫が必要です。
ほくでんの電気代との比較で考える場合、私はほくでんの単価を34円で計算することにしているので、従量部分が27円以下のタイミングで蓄電池に充電すれば良いと考えています。幸い5月の料金の期間では、意図的に充電した日は2日しかなく、14kWh 分でした。トータルで、91kWh使ったということですから、充電がなければ、77kWhが、避けられない部分ということになります。LOOOPでんきは、基本料金も燃料費調整額もありません。再エネ賦課金は税金なので避けられませんが、5月の単価は、1.4円でした。加えて政府の補助が9月までありますから、本来の電気代が2,126円、実質 1,890円といことになります。
我が家の場合まだ認可が降りていないので、売電(FIT)ができないので、発電量のうち、自家消費(蓄電池への蓄電も含む)を除いた余剰電力がグリッドに垂れ流しで1円も生みませんが、売電開始すれば、この時期はもとがとれます。パワコンのロガーの記録だと、直近の1ヶ月の売電額の試算は 7千円くらいになるようです。実は、売電開始していないので、「もったいない」ということから、発電が順調で蓄電池が100%になってしまったら、洗濯機の乾燥機能を使ったり、お湯をばんばん沸かしたり、クッキングヒーターを使ったりして、やや無理やり電気消費量を増やしたりもしているので、売電開始後は、もうすこし売電金額が増えるのではないかと思います。(かなり季節というか、日照時間に依存しますので、毎月というわけにはいきませんが)
ここ数日電気代値上げのニュースが新聞を賑わせていますが、良いタイミングで太陽光発電を設置できたと思っています。このまま10年間、大きな問題なく作動して、その後さらに10年間、蓄電量は落ちるものの交換するほどではなく、パワコンの交換だけで、使えるとすれば、我が家はほぼ電気代の恐怖からは開放されるのではないかと思います。電気代以外にもあれもこれも値上がりしているし、防衛費の問題もありますから、生活に不安が無いというわけにはいかないと思いますが。
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