AWS Glacier について

S3の1/10 、1円/1GB月 のGlacier だが、実際に試してみると、思わぬ落とし穴もあるようだ。

S3-Glacier

先日試しに、過去十数年分のJPEG写真 15GBを、どーんとそのままS3へ送って、自動で即時 Glacier へアーカイブされるようにしてみたのだが、まだ数日しか経っていない事もあり、確かに、今のところストレージ費用は、$0.18 = 16.2円程度なのだが、問題は、リクエスト数の方、JPEG写真をそのままアーカイブもせずに、S3に上げたので、ファイル1つずつのリクエストになっているらしく(まぁ、考えてみれば当たり前かな)、この分が何と$3.64=320円くらいかかっている。最初に一気にアップロードしたから仕方ないけど、こんなにかかるんだったら、イベント毎にZIPしてアップロードすれば良かったと思う。 この金額は、当然取り出しの時にもかかるはずなので、頻繁に取り出す場合には常に二重にかかってくることになる。

あと、AWSのコンソールのバグだと思うが、何故か2010年の写真のフォルダだけ、AWSのWebコンソールで見れない。「The XML for Routing Rules is invalid」なる不明なエラーが出て、フォルダの中身の一覧が表示されないのだ。つまり、これじゃS3経由じゃ取り出せないってことだ。じゃぁ、Glacierのコンソールでは見れるのか?というと、S3のものをアーカイブしたものは、全く表示されない。聞くところによると、Glacier はファイル名もタイムスタンプも保存されないみたいなので、GlacierのIDみたいなものと、保存したファイル情報とを、クライアント側が覚えておかなければいけないらしいので、S3経由の場合は、S3の方でそれを管理しておいてくれるのだろう。その分の価格は何もしなければ発生しないようだが、結局S3とGlacierの間で行ったり来たりさせる度に、いろんな形でかかってくるコストに含まれているのだろうね。

そんなわけで、Glacier は、うまく使えば安価なストレージだし、S3経由で使えば、それなりに便利なものだと思うが、普通の人が直接S3使うのが難しいところにDropBoxという便利なサービスが成立しているように、気安く使えるようになるためには、Glacier を使った便利なサービスが出てくるのを待ったほうがよさそうだ。過去の写真を安全に保管しておきたい、普段はそれを見たいわけではなく、保管一方通行でOKで、HDDクラッシュした時などの保険として置いておきたいだけで、いざとなったら一ヶ月くらいかかろうとも、復活してくれれば良いなんて需要は結構あると思うので、DropBoxあたりにそういうオプションがいずれ追加されないか期待することにして、今回の実験は、あと一ヶ月くらい様子を見て打ち切り予定。

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Eye-fi ダイレクトモード

昨日、1日 Eye-Fi を試した結果、予想通り?方針の変更になった。

アドホックモードでも、Eye-fi 、光ポータブル、iijmio、SC-06D 、自宅FTPサーバー、 Box.com の組み合わせで、想定した通りに使えたので、そういう意味では良かったのだが、バッテリーまわりで運用がやや面倒だった。

カメラの電源をこまめにOFFにする癖がついてしまっているので、送信前にOFFにしてしまうってのは論外かもしれないが、送信が終わるまでOFFするのを待つとすると、iijmioの速度だといつ終わるかわからない送信を待つのは結構辛い、じゃぁ、ずっとONで良いのではないかと思うのだが、どうも、私のカメラだけなのか、D90のオートパワーオフに相当する(らしい)半押しタイマーを数秒にしても、いっこうに電源OFFになる気配もなく、昨夜は朝までつけっぱなしにしたら、D90のバッテリーが、ほぼ空になってしまった。(今まで、1ヶ月とか充電しなくても、50%切ることは無かったのに…)

Eye-fiからポータブルWifiまでは、Wifiなので、ポータブルWifiが一旦写真を蓄積して、カメラから受け取った後にゆっくりサーバーへ送信してくれれば良いのだが、当然そんな機能は無いので、結局、回線の遅さの為に、ポータブルwifiもカメラ(Eye-Fi)も、そして、カメラの電源をOFFにしたいと思っている私も、長時間拘束されてしまう。その上、スマホでその写真を使えるようになるのはかなり先になってしまうのだ。

バッテリー的には、この理由で、カメラ、ポータブルWifi、スマートフォン(写真が使えるようになるまで何度もBox.comにアクセスしてしまう)と、3つ全部が無駄なバッテリー消費を余儀なくされ、昨日は、モバイルバッテリーが大活躍の状況だった。

というわけで、作戦変更で、次回は次のようにしてみる。

  • Eye-fiは、ダイレクトモードを使う
  • カメラの写真は、できるだけ速やかにSC-06Dから、ダイレクトモードで引っ張る様にするが、撮影の都度ではなく、ある程度撮影した後に、SC-06Dで、Eye-Fiアプリを起動してまとめて引っ張る。 ダイレクトモードでは、まず、SC-06DにWifi接続でアップロードされるので、かなり高速で取り込めるようだ。
  • SC-06Dに入ってしまえば、Twitでも使えるし、カメラとSC-06Dと二重に保存される事になるので、サーバーへのアップロードは急がない為、SC-06DからFTPサーバーへのアップロードは、Wifi環境のみに限定する。(3Gでちまちまアップロードすると、SC-06Dのバッテリー消費が激しそうなので)
  • FTP/Box.com は不要かもしれないが、家に帰ってから、SC-06Dから写真を取り込む作業が省略できるので残しておく。おそらく、Wifi環境はホテルか自宅なので、たいていは、自宅に帰ったら、自動で、SC-06DからEye-fiサーバー経由で、FTPサーバーへアップロードされる事になるのだと思う。

実は、Eye-fiカードが届いたのが一昨日で、昨日はダイレクトモードを使わないという方針の元出かけたので、今日、初めてダイレクトの設定をしたのだが、すごいおまけが付いている事がわかった。

Eye-fi から、ダイレクトモードで、SC-06Dへ取り込むと、SC-06Dで、写真にジオタグを埋め込めるという機能がついていたのだ。 Eye-fi は、Pro版を買うか、追加料金を払うかすると、ジオタグ埋め込みに対応できるとホームページで書かれていたが、この機能はEye-fiが周辺のWifiアクセスポイントの、MACアドレスを収集して、それをEye-fiサーバーへ送る事で、Eye-fiサーバー側でジオタグを付加するものと書かれていて、Eye-fiのバッテリー消費が更に増えるし、位置情報としては不正確だし、それに購入前は、対応している写真ストレージサービスのみで使えるものだと思っていたので、Pro版を買わなかった。あとで、写真のEXIF情報そのものにジオタグが埋め込めるのだとわかったが、私が買った4G Eye-fiとPro版8Gの差額より、追加料金の方がずっと高いので、ちょっと悔しい思いをしていたのだ。

何かの説明で、ダイレクトモードだと、スマートフォン経由になるので、Eye-fiが蓄積したアクセスポイントのMACアドレスがサーバーに送られないので、この機能は使えないと書かれていたりもしたので、もうジオタグについては諦めて、山旅ロガー+GPXフォトサーチを使おうと思ったのだが、今度は、GPXフォトサーチが落ちまくってダメで、結局昔と同じでPCで処理しなければならないのかと、かなりショックだった。

だが、しかし、Eye-Fiアプリを使って、ダイレクトモードを使うと、SC-06Dでジオタグを埋め込めるのだ! アプリケーション設定を眺めていたら、「端末の位置情報を使用する」という設定が光り輝いていた。早速ONにして試してみたら、あらびっくり。EXIFにジオタグが埋め込まれているではないか。この機能の説明には、「ジオタグの付与は、ジオタグ機能をサポートしているEye-fiカードでのみ使用可能です」と書かれているのだが、Pro版でなくても、ちゃんとジオタグが埋め込まれている。 オプションで電池の最適化なんて項目もあるのだが、この電池が、カメラの電池か、SC-06Dの電池かがよくわからないのだけど、機能名称から考えれば、「端末の位置情報」だから、SC-06Dの電池ではないかと思う。だとすると、SC-06DのGPSも使って位置情報を取得している可能性が高く、GPS on だとかなり精度の高い位置情報が、近くにアクセスポイントなんて無い様な場所でも、付加される可能性が高い。

ただし、この機能の説明がどこにも無いので、写真の日時に近い時間のSC-06Dの位置情報を付与してくれるのか、あるいは、SC-06Dに取り込んだ時点で付与してくれるのか、それとも、Eye-Fiカードが採取しているMACアドレスデータも使うのかという点がさっぱりわからない。A地点で撮影して、B地点でSC-06Dに取り込んでみれば、わかると思うが、Eye-fiアプリがバックグラウンドで立ち上がっているし、バッテリー節約オプションがあるし、設定をONにすると、カメラの日付とSC-06Dの日付を合わせろってメッセージが表示されるので、Eye-fiアプリが、バックグラウンドで、SC-06Dの位置情報を収集するか、デバイスの位置情報履歴あたりから持ってきて、写真の撮影日と付きあわせて撮影時間に近い位置情報を埋め込むのではないかと思う。私には願ったりかなったりの機能だが、24時間位置情報を収集しているのかと思うと、バッテリー消費が気になるところではあるなぁ。

このあたりは、もう少し使い込んでみないと、ベストな設定はわからないし、もしかしたら、また方針変更するかもしれない。

そろそろ、iijmio + 光ポータブルは不要になりそうな気配が漂っているが、新しい光ポータブルの機器はバッテリーのもちが悪いらしいこともあって、解約をためらっている。 いざというとき、Wifiがあるというのは何かと便利でもある為、iijmio だけ解約というのもあるが、そっちはそっちで再契約となると、3000円かかってしまうので、うーん。なのである。

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Eye-Fi

友人が使っていて便利そうだったので、Eye-Fi を買ってしまった。

 

SDカードと考えると高いんだけど、無線LANのクライアントとアクセスポイントまで組み込まれているし、おまけでSDカードリーダーもついてくるので、実は結構安いものだったりする。カメラのレンズとかもろもろの部材にしては、むしろ安いほうかな。

これを、SDカードの代わりにD90に挿しておけば、写真を撮る都度、Wifiでその写真をサーバーへ送ってくれるのだ。 今まで一度もSDカードのトラブルは無かったので、家に帰ってPCにカードリーダーで取り込めばすむ話なんだけど、実はそれだけじゃない。

一番の目的は、スマホとの連動。 今はスマホを常に持っていて、面白そうなものがあれば、一眼で撮った後にスマホでも撮影して、Twitするみたいなことを良くするのだけど、同じ物を2回撮るってのは、結構めんどくさいんだよね。かといって、スマホにSDカードリーダー付けて、毎回カメラからSDカード取り出してスマホに取り込んでTwitするなんて悠長なことを、旨そうなご馳走前にやっていられるほど、人間出来てないし。

そんなわけで、一眼で写真撮ったら、それが、SDカードを操作しなくても、スマホからもアクセスできれば一番便利なわけで、そんな夢みたいなことをやってくれるのが、この Eye-fiというカードだね。

Eye-fiカードには、2種類の転送モードがあって、簡単に言えば、Eye-fiカードから送り出すのと、スマホがEye-fiカードに取りに行く方法がある。後者を、ダイレクトモードと言って、後から追加されたモードらしいのだけど、私はこれは使わないで、前者を使う。

前者を使う理由は、ダイレクトモードがEye-fiカードがアクセスポイントになるモードなので、スマホは逆にWifiネットワークが使えなくなるので、その関係で何かと面倒そう。それと、今は、光ポータブル+iijmio をまだ使っているので、ダイレクトモード使う必要無いし、更に、スマホに一眼のでっかい写真を集めたくないってのがある。

幸いEye-fiは、沢山のWebサービスに対応していて、そのサービスが、スマホからの参照に対応しているので、それを使えば良い。まず、Eye-fiを買ったらついてくるEye-fi Center というアプリをPCにインストールして、設定すれば、Eye-Fiから、Eye-Fiサーバーへフルサイズを送り、そこから、PCの Eye-fi Center と、各種サービスに送るという事ができる。 PCと各種サービスへの送信(PCの場合は送信というよりPCから取りに行くのだが)は独立しているので、外出中でPCがシャットダウンされている状態でも、各種サービスへはちゃんと送られるし、帰宅してPCを起動したら、タスクバーに常駐している、Eye-fi Helper が、勝手にEye-Fiサーバーにアクセスして、未保存の写真を取得してくれるのだ。

だが、ここで大きな問題がある。それは各種サービスの中に、DropBoxもBox.comもSkyDriveもS3も入っていないのだ。そう、写真系のストレージばっかりなのである。これでは私がやりたいことはできないんだよね。

ちなみに、帰宅するまでの間に一眼で撮った写真をスマホでTwitしたいというだけであれば、Eye-Fi買えば無料で使えるEye-FiサーバーのEye-Fi View機能でも十分。無料でも7日間は無制限で置いておいてもらえる。Twitなんてその場限りのものだから、7日で自動で写真が消えてくれるというのは逆に便利かもしれない。

私がやりたいことを簡単にまとめると

  • 写真を撮ったタイミングで、自宅のサーバーへフルサイズで送っておきたい。(万が一の時の為)
  • 私の場合7日間なんて長期の旅行はしないので、Eye-Fiサーバーでも十分なんだけど、なんとなく自宅の方が安心。
  • 写真を撮ったその場で、あまり時間を開けずに、スマホでその写真を使いたい。
  • そのために、写真は、640×640くらいに縮小された状態で、例えば Box.comなどの汎用ストレージサービスに置いておきたい。
  • 汎用ストレージサービスには、帰宅するまでの間だけでなく、あとで、スマホから見る為に、1年くらい置いておきたい。

といった感じ。微妙にできそうでできない。一番お手軽なのは、Eye-Fiサーバーの Eye-Fi Viewプレミアム会員にアップグレードする方法で、月額480円払えば、7日間の制限がはずれるんだけど、ずっと払い続けるのも嫌だし、できれば無料でやりたいし、ここからTwitしたりメールしたりするとフルサイズになっちゃうとかで、やっぱNG。

というわけで、次の様にしました。

  • 自宅サーバーにFTPサーバーをセットアップ(もともとあったけど、WANに公開した)
  • Eye-Fi カード => Eye-Fi サーバー => 自宅FTPサーバー でフルサイズをアップロード
  • 自宅サーバーに、fwatch というファイル監視アプリをインストールして、写真がアップロードされたらバッチを起動するようにした
  • バッチで、ImageMagickを使って、写真を 640×640に縮小して、Box.comのフォルダにコピーするようにした
  • Box.comのクライアントが勝手にサーバーと同期
  • スマートフォンでは、撮ったばかりの写真が、640×640の縮小された状態で Box.com経由で取得できる。

Eye-fi Center をインストールしてあるPCを起動していなくても、FTPサーバーには、フルサイズの写真が保存されている。(自宅サーバーに Eye-Fi CenterをインストースすればFTPサーバー要らないけど、XPだし、サーバーが非力だってこともあって、避けた。それにFTPサーバーだったら、外出先から、AndroidのFTPクライアントでチェックできるという利点もある。

さて、明日は、小樽ビール醸造体験。さっそくEye-Fiを試して見ることにする。果たしてうまくいくのか、気になるのは、iijmioの128kで、4096サイズの写真がどのくらいのパフォーマンスで送れるのかってあたり。結局時間かかりすぎて話にならないなんてこともあるかもね。

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S3という選択肢

写真系ストレージサービスは、実は写真の保存には不便ってなことを書いたが、これは実感としてずっとあって、やはり汎用ストレージサービスの方が何かと良いと思っている。

単純にツリー構成で保存できるというだけでもずっと扱いやすいのだが、写真と一緒に何かを保存しておきたいとか、動画も一緒に保存しておきたいといった場合にも、やはり汎用ストレージの方が良いだろう。

汎用ストレージとしては、今様々なサービスがあって、Google で 5G 、 DropBoxで 2G、SkyDriveで 7G、Box.com で、5G が、無料でもらえるデフォルト容量。

私の場合は、かなり以前から使っていたりして、何かのキャンペーンだとかがあって、いつの間にかDropBoxは 5.8G、SkyDrive は25G、Box.comは15G になっているが、写真を縮小して保存するには結構余裕な感じもするが、フルサイズのまま、また動画なんかも保存しようとしたら、結局どのサービスも有料オプションで増量しなければならなくなる。

これが結構高い上に、25G, 50G, 100G みたいにステップ料金になっていて、結構不便。例えば、Google は、無料5Gの次は、25G なのだが、これが月額 $2.49 もする。(といっても200円ちょっとだけど) 25Gフルに使っていても、 6G でも同じ料金っていうのは、なんだか損な気分。

DropBoxは、単なるストレージではなく履歴管理などもついているので、単純に比較はできないが、100Gのプランで、年額$99=$8.25/月となる。 まぁ、バックアップ用途で、DropBoxを使う意味はないけど。高いなぁ。 それなら、2TのHDD買っちゃった方が良いと思ってしまう。

と、うだうだ考えていて、そういえば、一番便利なのを忘れてた事に気づいた。

それがAmazonの、S3 Simple Storage Service なんだけど、これ仕事では毎日使っているんだけど、プライベートで、一応アカウントは持っていたけど、あまり使おうと思ってなかった。S3は、無料プランが無いからなんだけど、有料として考えた場合には、非常に強力なストレージサービスとして浮上してくる。

  • Glacier への自動アーカイブ機能が付いているので、月額 1Gあたり1円!
  • S3に置いとくと料金が多少高いけど、それでも、Googleの料金プランと大差ない。
  • S3に置いて1週間くらい経ったらGlacierで自動アーカイブ、1年くらい経ったら自動削除といった設定が簡単にできるので、バックアップ用途だと最適。(写真は削除する気ないけど)
  • 完全に従量制で、1時間単位で使った容量分だけしか請求されないので無駄がない
  • とっても安全 信頼性抜群
  • 専用の同期ツールやWebインターフェースだけでなく、様々なクライアントアプリやツールが使える
  • 必要なら自分でプログラム組もうと思ってしまうほど、APIが簡単に利用できるし、Amazonからコマンドラインで使えるツールも無料で提供されているので、バッチでも組めちゃう。
  • 単純なフォルダーツリーではなく、最上位にバケツを用意して、バケツごとに設定が可能なので、複数のストレージサービスを使わなければできないような、ストレージの使い分けができる。
  • 将来自宅サーバーを、EC2で運用したくなった場合に、EC2とS3の間の通信量は無料だし、そこそこのパフォーマンス。例えば、Googleだったら、そこに保存されているものを、自分のサーバーから取り出したいとかなった場合に結構面倒だけど、S3はHDD感覚で使える。
  • オブジェクト個別(写真一枚単位)で公開したりできるし、HTMLなんかも置けるので、静的なWebサイトなら、S3だけで運用出来てしまったりもする。
  • ブログやってて、引越したいと思ったりした時に、文字情報は、エクスポート、インポートで簡単に引っ越せるけど、写真が問題になってくる。通常は、引越し前サーバーに入ったままで、引越し先では、引越し前サーバーの写真を参照することになるため、全部リンクを付け替えようとか思うとうんざりしてくるが、写真はS3に置いて、ブログでは、S3のURLを使って記事を書けば、ブログのバックアップも引越しも楽ちん。
  • 大量アップロードの制限が無く、心ゆくまでアップロードできる。

などなど、ちょっと思いついただけでも、かなりメリットがありそう。

S3使ってみようかな。

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Google Plus / Google フォト / Picasa そして Google Drive の写真達

Google も、なんだかんだと、過去のしがらみを持っていて、写真関係が便利になるにつれて、ややこしくなってきたのでちょっと整理メモ

なんだかいろいろ名前があってややこしいのだが、実は、サービスとしては2つしかない。

1つは、Google+ / Google フォト / Picasa Webアルバム などと呼ばれている、旧 Picasa 系の写真専用ストレージ。 (以降 Google+ ストレージと呼ぶ。)

もう一つは、汎用ストレージである Google Drive に写真を置くという事。

ややこしいのは、無料ストレージの容量(サイズ)が、両方の容量を合算したものになっているという点で、両方のストレージは相互に関係していないのに、容量制限だけが合算したものになっているというところかもしれない。 現時点では、無料では、5G で、有償で増量出来る分もやはり合算値となっている。

無料ユーザとして重要な違いは、Google+ストレージの方は、2048×2048以内のサイズの写真や5分以内の動画であれば、容量計算に含まれず、無制限にアップロードできる点で、このサイズであれば、一応フルサイズのものは自分のHDDに置いておきたいが、なにかの事情でHDDがクラッシュしたりして、あ~!という時に備えて、ストレージにバックアップしておきたくなるサイズだと思う。過去の写真は、よほど気に入ったものでない限り、2048ピクセルくらいあれば十分なのだ。

では、Google Drive なんて使わずに写真は全部、Google+ストレージで良いじゃないかとも思うのだが、実は落とし穴が2つほどある。

1)期間アップロード制限がある。

30日単位らしいが、一定容量以上をアップロードすると、それ以上アップロードしようとした時に、意味不明なエラーが出る。サイズ制限でサーバーにアップロードを拒否されているのだが、クライアントが十分対応していないので、エラーが意味不明になる。 これは、すばらく期間をおけば、再びアップロードできるようになるが、結構制限がきついので、過去の写真も含めてアップロードしたいと思っている場合には、かなりの期間がかかる。

2)フォルダが1階層

フォルダツリーがなくて、アルバム名で写真を分けるしか無いので、数年分の写真とかなると、結局年月日でアルバム名を作るしかなく、それが、ずらーーーーっと並ぶ事になるので、かなり使いづらい事になる。

そんなわけで、Google+ストレージは、残念ながら、大量の写真を置くには適さないのだ。だから無制限にしているのかもしれない。

似たような理由で、FaceBookなどの写真ストレージ系は、だいたい使えない。 以前Frickerを使っていたこともあるが、やっぱり何かと管理しづらいのだ。

しかし、よくよく考えてみると、2048×2048に縮小するのであれば、写真のファイルサイズはかなり小さくなるので、フォルダツリーで管理できる Google Drive でも、5Gあれば結構な数の写真が保存できる事に気づいてしまった。いや、Google Driveに限らず Drop Box でも、Box でも SkyDriveでもなんでも良さそうだ。

私の場合は、DropBoxは仕事や旅行の情報整理などに使っているので、写真置き場にはしたくないが、Boxは15Gもらったままフルに空いている。 SkyDriveに至っては、25GBもあるので、もう何でも置けそうな気がしてくる。

というわけで、HDDにある写真を、2048×2048に縮小して、とりあえず、Google Driveにアップロード(同期)する方法を色々考えて、ちょっとした仕掛けを作った。その仕掛けについては次回に書くとして、ここでは、Android のややこしい同期設定について、メモしておく事にする。

Android の同期設定は、4つもある

・Google+同期

これは、写真じゃなくて、Google+自体の同期設定で、Google+アプリの新着通知みたいなものだと思う

・Googleフォト同期

これは、よくわからないけど、Google+アプリで、Google+の写真の新着同期みたい。

・Picasa Web アルバム同期

これはギャラリーアプリで、Picasaのアルバムが表示されるので、その同期

・インスタントアップロード同期

これは、Android で撮影した写真を、Google+ のインスタントアップロードでアップロードする為のもの。インスタントアップロードというのは、Google+の写真の特別なアルバムみたいに考えておけば良いと思うけど、Google+の期間アップロード制限からは外れているようだ。サイズも自動で2048の無料枠に収まるように縮小されるので、一切の制限を気にせずに使えるのではないかと思われる。

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ありそうで無かった 大人気?MP3プレーヤー&スピーカー

モバイル用途のスピーカーは、数多の製品が出ている人気ジャンルのはずなのだが、モバイル用途だと、結構、求めるものに個人差があって、小さければ良いという人もいれば、モバイルだったとしてもある程度の音質を期待するひと、電池が切れてしまったときのことを考えてパッシブ機能が必要だと思っている人、スマホとのケーブル接続がうっとぉしいので、bluetooth 必須だと考えている人など、本当に様々。

だけど、そんなに悩むことは無いんだ。これがあれば。ってのを、先日友人に見せてもらって気づかされたのが、これ。

 

これ、話とかAmazonでスペック見ているだけだと、「ふーん」な感じなんだけど、実際使ってみると、だんだんその良さがわかってくる。

まず、最初に思ったのは、音が良いってこと。箱鳴りがあまり感じられず、Timedomainのような素直な音が出てくる。試しに、スマホに接続して、Rosaの曲を鳴らさせてもらったところ、結構澄んだ音が出てきた。

 

向き合ってクラシックを聴くようなスピーカーではないので、私としては比較的アコースティックな、音数の少ない音楽が綺麗に鳴ってくれれば大満足だ。

USBとかではなくて普通のminiジャックなので、接続するものを選ばないってのも、結局のところ便利だし、電池じゃなくて、パッシブでも無いんだけど、バッテリー内蔵で、miniUSB(maicroじゃないのが残念)で充電できるので、そもそもスマホ用になにかと対策が必要な状況である今は、電源に困ることはない。それにこのバッテリー結構持つんだよね。どうせなら、いざという時にスマホに給電できる機能とか付いてれば更にマルだったのになぁと思ってしまうくらい。

もうこれだけで、目からうろこのスピーカーだったんだけど、トドメの一撃は、MP3プレイヤー内蔵。 まぁ、モニタも無ければなんの機能も無く、ただ、SDカードに入れた曲(フォルダは対応している)を順番に再生するだけなんだけど、このMP3プレイヤーモードだと、一切のケーブルも無しで、音楽を持ち歩ける。 もちろん、曲を選んで聴くような聴き方には不適なんだけど、このスタイルが、AmazonMP3のコンピ・アルバムなんかに結構合ってるんだよね。

 

最近自分が買ったのはこんな感じなんだけど、数百円で、50曲とか100曲とか、こういうのをSDカードにアルバム一つだけ入れて、仕事とか本を読む時のBGMとして使うような時に、かなり便利。 普段はスマホをミニコンポに繋いでいるんだけど、BGM的な聴き方だとあまり音も変わらないし、小さいくせに割りとすなおでそれほど疲れる鳴り方じゃないので、結構使える。余計なコードとかもなく、ちょっとうるさいって思う時は、少し離れたところに置くとかも簡単。電池切れても、交換じゃなくて、USBで充電できるってのもマル。 

最新はSDカードが安くなっているし、カメラなんかだとある程度容量の大きなものに変えたりしてるでしょ。そのうえ何かを買うと、2Gとかもっと少ない容量の、「今時こんなの何に使うんだよ」ってSDカードがおまけでついてきたりして、結構少容量のSDカードが余っているので、アルバム単位で入れて並べとくってのも面白いじゃないかな。 私は今のところ引き出しに眠ってたSDカード1枚で、毎回全部削除してから、AmazonのMP3ダウンローダのフォルダから、アルバム1枚選んでD&Dしてるけど、この程度ならほとんど時間がかからない。

Google Play Musicのクラウド上にアップロードした1万曲の中からランダムで聴くってのも面白いんだけど、なにしろカセット世代なので、アルバム1枚選んで、しばらくぐるぐる回すってのも結構好きなんだよね。 ペロリ

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スクリーンオフアプリ

今日は小ネタ。

機能的にはほとんど無いに等しい、他愛もないアプリに、スクリーンOFFアプリというものがある。

タスカーがあれば、数秒で作れる程のものだけど、せっかくアプリがあるのだからと入れてみて、ちょっと気に入って使っている。

私が使っているのは、Screen Off and Lock というアプリで、アプリのアイコンをデスクトップに置いておき、それをタップ(起動)したら、画面がロックされるだけというもの。

面白いのは、ロックされるときのアニメーションと音を設定できるところで、このアニメーションの方はタスカーでは実現できそうもない。

もともと電源スイッチは横についていて押すのが面倒だったり、ケースに入れたり、バンパーつけたりすると、余計に押しづらくなったりするので、いちいち電源スイッチを押さずに、電源がオフにできるのは、使ってみると意外と便利。

オートオフする前に自分でこまめに切れば、バッテリーの節約にもなるね。

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Juice Deffender 諦め

冬ということもあり、ほとんど自宅で設定をやっていて、なかなか長時間、非Wifi環境ですごく機械が無かったので、実証実験?が出来なかったのだが、先週末、良い機会があったので、試したところ、結局、JDは使えないという結論に至った。

何が使えないかというと、バッテリーは確かに節約できるのだが、Display On で通信ONにしたとしても、Wifi優先設定にしていないとしても、3Gのコネクションまでの待たされる時間が長すぎて、やってられないのであった。アプリによっては、起動時にダメだと、なんだか調子が悪くなるものとか、いつまで経っても接続できないものとかもあって、かなりイライラな状態になり、バッテリーは節約できても、ストレスが節約できないのであった。

というわけで、JDは停止。バッテリーについては、古典的な手法、つまりこまめに充電するという方法しかないと諦めたのだった。

さてこまめに充電するには、いちいちコンセントを探しているわけにはいかないので、やはりモバイルバッテリーが必要。それも、みかこさんのと合わせてスマホ2台ともなると、ある程度の容量が必要で、しかし、あまり容量が大きすぎると、バッテリーの充電に時間がかかりすぎるってことで、バランスを見て買ったのが、Astro2 。とても人気のあるバッテリーだけあって、使いやすいものだった。ただちょっとだけ問題があって、マニュアルの日本語訳が間違っていて仕様が違っていたりする。LEDが給電開始から10秒で消灯するとかね。あと給電開始はできるけど、停止はできない。またフル充電で、おそらく電流はそれほど流れなくなるのだと思うけど、自動停止はしない。そのあたりあまり細かい事言わなければ、結構良いです。容量も、そこそこで、今回はAstro2の充電含めてACは全く使わなかったけど、1泊2日で50%くらい残りました。

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Juice Defender の消極利用 と 3G Watchdog Pro と 通信制御の限界

Juice Defender については、大きな勘違いをしていた事がわかったので、基本的には消極利用に切り替えました。 

代わりに、3G Watchdog Pro を積極的に使おうかと思っていますが、これにも限界がありそうです。

http://3gwatchdog.fr/faq/106-what-is-the-restrict-background-data-to-wifiq-feature-pro-version

によれば、アプリのバックグラウンド通信を、Wifiのみに制限という機能は、実際に通信を開始したプロセスをkillするだけみたいなので、ちょっとは通信しちゃうよって書いてあります。 ICSでは、フォアグラウンドアプリは root でしか停止できないので、対象が background だけなのは全く構わないのですが、ここにも書いてあるように、殺しても殺しても生き返ってくるゾンビのようなFacebookアプリなんかだと効かないぜって事です。 むしろ何度も生き返ってくる為にバッテリー消費という点ではマイナスかもしれません。

いろいろやってみて、目的を少し整理すると(実はここ数日でかなりトーンダウンしているが…)

  • Wifi の時は構わなくても良い
  • フォアグラウンドアプリについては、構わなくても良い
  • バックグラウンドアプリでも、GCM(プッシュ)については、構わなくても良い
  • C2DMは、GCMの前身だが、今どうなっているのかわからない。GCMと別に動いているなら止めたいものだが、任意に止められるものでもなさそうだし、そのうち廃止になるみたいなので気にしないことにする。
  • バックグラウンドアプリのGCM以外の通信は止めたい

ということになる。これは、結局のところ、3G Watchdog Pro の、Wifiのみに制限する機能に近く、しかし、このアプリでさえ、もぐら叩き方式でしか対処できないので、そのあたりが root 無しで制御可能な限界なんだと思う。

結局のところ、GCMが15分間隔で、KeepAliveしている以上、データ通信をOFFにしなければ、15分間隔で多少なりとも通信は発生しているわけだから、それを許容できるかどうかが分岐点で、(おそらく電力上の見地から)許容できない場合は、データ通信を必要な時だけONにするという使い方をせざるおえず、それをある程度良きに計らってくれるのが、Juice Defender ってことになるかな。

ちょっと思いついた方法だと、JD をOn にしておいて、基本 display off で通信OFFにして、アプリごとの設定を有効として、例えば、GMailだけは、enable/screen off にしておいた上で、Display off でも、GMailだけはリアルタイムで受けたいと思っている間は、GMailをフォアグラウンドにした状態でDisplay off にすれば、JDは通信を切断しないので、ディスプレイOFFの時にどのアプリをフォアで起動した状態にしておくかで、通信off するかどうかを制御できると思う。私の様にすぐにランチャーに戻すクセのあるユーザには不向きではあるが、逆に、切りたくない時は意図的にGMailをアクティブにするということで良いかもしれない。なお、この時、設定するあぷりはどれか一つで良い。LINEの為に通信をONにしておきたい場合でもGMailだけ設定して、GMailをフォアにしてsceen off にすれば通信は切れない。 私の場合はそのアプリとして、Google Play Music のプレイヤーにしてみた。 理由は、GMailだと画面が専有されるが、プレイヤーは画面無しの通知エリアだけでフォアになるし、ランチャーに戻しただけでは停止しないし、データ通信でメールをリアルタイムで受けたい時って、音楽を聴いているかどうかに関わらず、プレイヤー起動しているときと結構ダブルので…

しかし、こういった事、iOSでは、そもそもできないので諦めがつくけど、Android はなんか出来そうな感じがするので、はまってしまう気がする。最近こんなことの確認の為にスマホばっかり見ているので、みかこさんから冷たい目でみられている為、そろそろ、妥協点を見出したいところだ。

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Juice Defender の設定について

Juice Defender の設定は、基本設定を使っているうちは簡単なのだが、カスタマイズの設定に踏み込むと途端に奥が深いものになる。

基本設定と、ネットから得た情報で、だいたいわかった気になって、タスカーを使って、似たような処理を組んでみたのだが、確かに、そこそこバッテリーの消耗が抑えられた。 しかし、Juice Defender のカスタマイズの世界を覗くにつれ、「これは全然違う」と気づいた。

タスカーでできることは、Android のメニューで操作する、WiFi の On/Off や、Data通信の On/Off といった、大元のスイッチのOn / Offのタイミング操作だけだが、それは、JDのやっていることとは全然違うのだった。

根本的にバッテリー消費は、データ通信のスイッチではなく、実際に通信が発生して消費されるので、スイッチがONであっても、通信さえ止められれば抑える事ができる。(らしい) 
しかし、タスカーでできるのは、スイッチを切ることで結果的に通信を止めているにすぎないので、十把一絡げでの対処しかできないのだが、JDには、許可アプリケーションといった設定があって、アプリごとに次の設定ができる。

  • 絶対通信させない(disable)
  • 端末がスリープ(簡単にいえばDisplayOff)でない時だけ許可(enable)
  • 端末がスリープでも許可(enable/screen off)
  • 制御しない

もし、大元のスイッチだけで処理しているとすれば、DisplayOff中に、許可したアプリが通信を始めた時点で、接続がONとなり、他のアプリも一斉に通信を開始してしまうので、こんなアプリごとの設定なんて芸当はできないのだ。

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訂正:

大きな勘違いしてました。 アプリの設定はあくまでもトリガーの中の設定なので、 disable は通サインさせないという事ではなく、そのアプリが通信を開始しようとしても、「切断していたネットワークの接続を復帰させない」という事のようです。アプリごとに通信を遮断できるわけでは無いみたいでちょっとがっかり。例えば、GMail に対して enable/screen off を指定していたとすると、Displayがonとかoffとか関係なく、GMailが通信しようとしたらネットワークを復帰させて、その時他のアプリも全部通信可能になる(制御しているのはアプリ毎ではなく通信のon/offだけ)みたいです。更に、enable/screen off という設定があったので、誤解してしまったのですが、バックグラウンド通信は screen off とは関係なくて、このアプリごとの設定は、「when the app is running and visible」と書いてあるように、アプリがフォアグラウンドの時だけみたいです。(なので、GMailを、enable/screen off に指定していたとしても、GMailがフォアグランドアプリになっていなければ、GMailによって通信開始にならないみたいです。) 逆に、GMailが仮に全く通信をしなくても、GMailがフォアグラウンドになっていれば、通信がONになるということで、その時バックグラウンドで沢山通信をするアプリがあったら、それが disable に指定されていたとしても止まらないんだと思います。結局のところ JDは、アプリがフォアグラウンドかどうかだけしか見ていなくて、制御しているのもアプリごとの通信ではなくて、通信そのものをon/offしているに過ぎないみたい。

となると、JDは私が欲しかったアプリとはちゃうなぁ。

私が欲しいのは、アプリごとに、ディスプレイの on と off の場合で、通信を遮断(できれば wifi / data 別に)指定できるアプリで、今のところ、3G Watchdog が一番近いかな。 Wifi はもうどうでも良いので、3Gで遮断だけでなく、3Gをdisplay off の時だけ遮断というのも付けてくれればいいなぁ。 実はAndroid 4 の標準でも、アプリごとに遮断はできるんですよね。なので、OSにつけてくれても良いのだけど、そうすると、広告殺す事になりかねないので、Google様はやらないでしょうね。

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ちなみに、このアプリごとの設定は、アプリ一覧でどーっと設定していっても良いが、実際に通信要求したときにどうするかを決定する、「interactive」というスイッチもあって、便利そうだ。

昔から使っているアプリで、3G Watchdog という秀逸なアプリがあるが、これには、アプリごとにWifiのみ許可というような設定ができるのだが、それをずっと強化して、Wifiのみ3Gのみ、両方などと許可設定できた上に、更に、Display ON の時だけ、Display Off の時もOKというように設定ができるところが、JDの凄いところだ。 というか、この部分こそがJDのコアの部分であって、DisplayOff 中に通信を一括で遮断するとか、15分に1回許可するというような事は、それを一括で簡単に設定するためのおまけみたいなものだと思う。

というわけで、これから、JDを使ってみようと思う人には、最低でもPro版(私もこれ)を購入して、速攻でadvancedを選択し、とりあえず、Triggers タブで、AppsをEnable にして、interactiveをONにする。というところまで一気にやってしまうことをお勧めする。 もし、更に時間があれば、interactive の隣の configureボタンを押して、分かる範囲で、アプリを、 enable / enable/screen off/disable に割り振るのが良いと思う。

要するに、広告表示とか、本来通信が必要ないアプリの通信を止めてしまう為に、それらはdisableにする。アプリを使っている時だけ通信すれば良いものは、enable で、メールとかLINEとかアンチウイルスアプリとか Display Off でも、通知したり、ウイルスDBを更新してもらいたいといったアプリは、enable/screen off にするわけだ。

用もないのに勝手に起動して削除できない DoCoMoプレインストールとか Sumsung なんちゃらとかは、全部Disable にするのは言わずもがなだ。

他の設定は、デフォルトでそれなりになっているので、あとは趣味で変えれば良いと思うが、ちゃんと英語を読んだほうが良いと思う。Google先生に聞くと日本語でもっともらしく紹介している情報が結構ヒットするが、嘘も多いです。

どうしようか迷うのは、Wifi を enable にするかどうかだけど、とりあえず enable にして、preferred は入れずに、location を学習させて、自宅とか常時ONにしておきたい箇所を keep enabled で常にONに設定するのが良いと思う。 公衆WiFiを渡り歩くような人は別だけど、結局DoCoMoのスポットとか、繋がらなかったり、繋がっても3Gより遅かったりするし、それがつながる様な場所で、データ量がかさむような通信はしない事がほとんどなので、私はそんなものは使わない前提で考えている。実際、無茶しなければ、3G/月のパケホライトで自宅以外は3Gオンリーでも十分やっていけるのだ。

 

2013/01/31

補足

※私の使い方では、バッテリーの温存より、アプリに不要な通信をさせないという事を重視します。 バッテリーの温存を重視する場合は、アプリの設定より、Display Off で一括で止めてしまう設定をメインに考えた方が良いかもしれません。

Staus:
  enable , advanced

Controls:
  Mobile data : enabled ※enable にしないとアプリ毎の指定が無効(常に3G許可)
  WiFi:enabled  ※ enable にしないとアプリ毎の指定が無効(常にWifi許可)
    auto disable:OFF ※ location とどちらかしかONにできない。特定のWifiメインならOFF
    wifi prefered:ON ※ Displayトリガーを使うなら、dataの立ち上がりが遅くなるのでOFFが良いかも
    keep enabled:全部OFF  ※ONにしたらアプリごとの設定の意味が無くなるので

Schedules:
  Schedules:disabled
  ※ この項目は、目的によって変わる。
     バッテリー重視など、基本的に、全アプリの通信をdisable状態にすると考えれば、
     Schedules をenable にして、定期的に許可するのが良いと思う。
     しかし、アプリごとにコントロールして、しかもscreen offでも通信を許可するアプリもあるのであれば、スケジュールで定期的に許可する必要は無いと思う。ただ、ultimate版だと、同期もコントロールできるらしいので、同期のタイミングを自分で制御したいのであれば enable でも良いかな。
  Night: enable 2:00-8:00 は基本的に寝てるので、バックグラウンド含めて一切の通信は不要な為

Triggers:
  Battery: enabled 15%  ※ disabled に出来ないので… スマートフォンである以上、フォン機能を守るためバッテリーが少なくなってきたら通信はカットで良いでしょう。
  Charger: ac ※Docに置いている時は、Wifiだし全部通信許可でいいやと思ったので。 USBは出先での充電なのでdata 通信の時もあり、通信量を節約するためにOFF
  Screen:disabled ※これをenabled にする人が多いと思うけど、そうするとアプリの設定にかかわらず、screen on で全アプリ許可になるので、私の目的だとdisabled
  Traffic:enabled , normal , 15s  ※disable にできないのでデフォルトのまま。ダウンロード中にうっかりscreenがoffになっても継続とかの目的かと思うけど、バッテリー重視でないので、screen off で止めたくないアプリは、enable/screen off に設定してて止まらないので、本質的には不要
  Apps: enabled ※最重要項目 interactive にすると楽ですが、ダイアログは数秒で閉じちゃうので見過ごすこともあり、時間があるときに、configure apps で自分で設定しておいたほうが良いと思う。 なお、バッテリー重視の人は、disabled で良いと思う。
  Location: enabled 今のところ自宅Wifiのロケーションだけ training されている。これは オプションで keep enabled をONにしている。自宅Wifiの時は全部許可!

※ このあたりの設定のややこしいのは、アプリごとの許可と、スケジュールや他のトリガーでの enabled / disabled のどちらが優先されるかが、今ひとつよくわからないところ。 いろいろ試した感じでは、アプリの設定の優先度は低く、例えば、always enabled にした場合には、アプリで disabled に設定しても通信されてしまう。 そのため、私の場合は自宅 Wifi 使用時以外は、ほとんどの項目で、 disabled へ振っている。

バッテリー重視の場合のヒントは、私はあまり興味が無いので詳しく見ていないが、Data / Wifi とも、enabled にして、Wifiは、auto disabled にして、prefer は立ち上がりが遅くても良いなら off、スケジュールは enabled にして、タイミングは好み。Nightは長めにして、Adaptive start/end は就寝時間が安定しない人は適宜設定。 Triggers は、ネットが必要なアプリが多い人は、Sceenを enabled にして、通信しないアプリを使う事が多い人は、disabled。 アプリごとの設定は、Screen を enabled に設定する場合は使わず。disabled にする場合は、通信させたいアプリだけ、enabedにすれば、アプリを起動したら接続してくれるはず。 enabled/screen off は極力設定しない。 wifi を auto disabled にしているので location は設定できない。

他に、wifi の時はドーデモカマヘン。 data 通信の時だけ制御したいんやって人も居るかもしれませんが、そんな設定もできると思います。

最後に ultimate を買うか否かですけど、日本人の気質?として、使えない機能があると気になって仕方がないってのがありますが、私は買わないと思う。 root を取ったらGPSとCPU周波数のコントロールができるので、買うかもしれないけど、スケジュールはNightで十分だし、Bluetoothはほとんど使っていないし、同期は常にONでもいいやと思っているので。Proで十分だと思います。

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