Eye-Fiを使って写真に位置情報(ジオタグ)を設定する

Eye-Fi ダイレクトモードのところで書いたが、長年のテーマだったので、メモ。

スマホカメラでは普通にできるようになっていることだが、デジタル一眼など、普通のカメラで撮影した写真に、撮影場所の位置情報を設定するのは、結構大変だった。私もこれがやりたくて、M-241などのGPSロガーを使っていたのだが、写真を撮影して自宅に戻って、PCに写真とロガーのGPSログを取り込んで、マッチングアプリを起動して写真に位置情報を設定するという作業は結構面倒くさい。その上、GPSロガーを起動し忘れていたり、バッテリーが切れてたりと、結局位置情報が付いていない写真の方が多い。

私の場合は、単に写真に位置情報を付けたいだけで、移動記録を取りたい事はほとんど無いので、撮影時だけONとか、カメラ(D90)に取り付けるGPSユニットなども考えたが、写真は撮りたい時にさっと撮りたいので、撮影時に一手間増えたり、待たされたりするのも問題だ。

スマートフォンを買ってからは、山旅ロガーというアプリに出会って、タスカーで、自宅から離れたら自動起動するようにしたので、忘れることは無くなったが、やはり、自宅に帰ってから写真に位置情報を設定するのが手間で、実際にはほとんど位置情報設定はしなかった。

というわけで、なんとなく、「もういいかなぁ」と思っていたのだが、まったく予想外の方法で、理想的な位置情報設定ができる様になったので、びっくりするやら嬉しいやらなのだ。

それが Eye-Fi アプリなのだが、Eye-Fiは、Pro版以上、あるいはオプションでWifiでの位置情報設定オプションがあるが、それは高いし、あまりやくにたたないだろうと思って、期待していなかった。 しかし、それとは別に、Eye-Fiアプリの方に、スマートフォンの位置情報を写真に設定するというオプションがついてるのだ。想像だが、Eye-Fiアプリがバックグラウンドで定期的に位置情報を収集していて、Eye-Fiからスマートフォンへ写真が入った時に、自動で撮影日でマッチングして位置情報を設定してくれるらしいのだ。これが、ダイレクトモードだけでなく、アドホックでも、写真の行き先をスマートフォンへしておけば、スマートフォンに入った時点でつけてくれるらしい。あるいは、スマートフォンからEye-fiサーバーへ定期的に位置情報を送って、Eye-fiサーバーで設定されるのかもしれないが、何にしても、デジ一で撮影したものも、スマートフォンで撮影したものも、ほとんど意識することなく、自動で位置情報(もちろん撮影したときのスマートフォンの位置)が設定されるので、全く手間なしになってしまった。

しかも、このEye-Fiアプリは、Eye-Fiを持っていれば使えるので、私のスマートフォンと、みかこさんのスマートフォンの両方にインストールして、写真の送り先を、我が家のFTPサーバーと、私のスマートフォンの両方に指定しておけば、カメラだろうが、私のスマホだろうが、みかこさんのスマホだろうが、どれで撮影しても、オリジナルが我が家のFTPサーバーと私のスマホとEye-Fiサーバーに、また、FTPサーバーの仕掛けで、640×640に縮小されたものが box.com にアップロードされるのだ。 

旅行中でも今までTwitできなかったデジ一で撮影した写真を見たりTwitしたりできるし、みかこさんのスマホで撮影した写真を私のスマホで投稿することもできる。 自宅に帰ったら、FTPサーバーの日付フォルダのものを、フォルダごと写真整理用のフォルダへ移動して、フォルダにタイトルを付けるだけ。SDカードには全く触らないで作業完了。

Eye-Fiは写真が一定量SDカードに溜まったら、古いもの(かつアップロード済みのもの)から順に自動で削除してくれる機能もあるので、カメラのSDカードスロットの蓋を全く開けなくなってしまった。

実に便利。便利。 しかもPro版の機能は一切使わないし自動削除機能で4Gあれば余るくらいだから、一番安いので十分ってのも良いね。

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XAMPP on Windows8 on NP31S

NP31Sは、NP11 (いくらだったか忘れた)とたいして値段も変わらないはずだが、CPUもメモリも進化しているせいか、かなりレスポンスが良い。OSは、XPからWindows8になって、進化はしているが、軽くなっているとは思えないので、やはり、Dual Core , メモリ 4G といったハード周りの進化なんだろうなぁと感心。 実際に使ってみるまでは、ほんとうに使い物になるのか?と思っていたのだが、これなら、Officeアプリもそこそこ使えるし、日常用途であれば十分だと思う。

Windows8は期待以上だった。7に比べていろいろ変わったし、慣れていない不便さと、タブレット向けUIとの共存がまだこなれていない感じはあるが、基本的にはWindowsだし、レスポンスも良く、思ったよりぜんぜん使えるじゃん。という印象。

その動作環境で、Wordpress を動かす為のお手軽セットがXAMPPだが、これも、インストール自体は簡単だ。問題は、Apache が起動しない事。いや、私の環境だと、Windows8 を Pro にアップグレードしているせいか、一応起動するのだが、なんだか動作が怪しいのだ。

イベントビューワで確認してみると、いろいろサービスがぶつかっていてエラーが出ている。結局、Windows の httpd.exe (Apacheも同じ名前なので紛らわしい)を起動するサービスを停止して、それに関係しそうなサービスも、msconfig などを使いつつ起動されないように設定して、しばらく様子を見ていたのだが、1日くらいすると、Apacheが反応しなくなってしまう。Apache自体は問題無く動いているし、特にメモリ問題もなさそうで、エラーログも出ていないのだが、レスポンスが返ってこない。仕方ないので、サーバー上でタスクを設定して、ポート80を監視してエラーだったらApacheのサービスを再起動するようにしてみたが、Apacheは応答しないのにポート80は生きている。

ということは、やはり、誰かが80をApacheから奪っているのかもしれない。先にApacheが開いているので、Apacheがずっと開きっぱなしであれば奪い取れないと思うが、何かのタイミングで隙を突かれる感じ。エラーログも出ないので、どうしたものかと思ったが、イベントビューワを確認したら、エラー出てた。やはり httpd.exe のサービスを利用しようとしているサービスが起動エラーになっている。サービスは依存関係が設定されているので、httpd.exe を起動しようとしているのだろう。そこで、エラーが出ているサービスを片っ端から「無効」に設定。ようやくイベントビューワのエラーが出なくなり、Apacheの無反応現象も収まった様に思える。

念のため、1日1回のApacheの再起動&ログローテートと、5分毎の定期チェック(ポートチェックに特定URLへのアクセスチェックを加えた)のタスクをしばらく動かしておく事にする。 これで問題なさそうなら、5分毎の定期チェックは止めておしまい。

ちなみに、みかこさんのホームページは、未だに perl のCGIが残っていて、以前は c:\perl に自分でperlをインストールしていたのだが、XAMPPはperlも入っていたので、 mklink で c:\perl にシンボリックリンクを作成して動作するようにした。

あとは、WordPress からのメール送信だが、XAMPPについてくるSMTPは、以前ちゃんと動かなかった記憶があって、めんどくさそうなのでパス。 radish を使おうかと思ったが、これも、なんだか動かなかったので、GMailを使ってメール送信するプラグインをインストールした。 php.ini で ssl関係のモジュールを有効にする必要があったが、わりとすんなり動いた。実際にメールが来るかどうかはわからないけど、プラグイン設定画面でのテストメールはちゃんと送れた。

やはりポート80問題が厄介だが、とりあえずサーバーリプレイスは落ち着いた様に思う。

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SC-06D バッテリー節約時に電話着信が出来ない理由

メモ:

Juice Deffender などの、バッテリー節約アプリを入れると、Display Off で、Data通信をオフにする。

オフにするのは問題無い。 Wifiであっても、3Gであっても、かなり効果的なバッテリー節約になる。

だがしかし、問題はLTEだ。

例えばオフの時の電話着信では、着信->DisplayOn->データ通信on->LTE探しに行く->電話を切る(最悪仕様だ…) で、せっかく着信した電話を切っちゃう。

対策、Juice Deffender ではできない。 JDは、Display On でデータ通信ONにするから。Battery+ とか、 GreenPowerとかのロック画面解除でデータ通信をONにするアプリを使って、ロック画面解除せずに電話使えば良いらしい。

LTEが無い環境での問題、データ通信復帰で、一旦3G で接続した後、LTEを探しに行く。この時、3Gを切る(最悪仕様だ・・・)、1分くらいデータ通信使えない。

Galaxyで、LTEを使わないようにできるか? LTEオフにするアプリは存在するが、すべて(例外なく)、Galaxyの隠しメニューを呼び出すだけ。自分でそのメニューで、WCDMAのみとか、LTE以外の通信を選択する必要がある。それで、とりあえず、LTEは切れるが、データ通信OFFで、設定がリセットされる。結果、バッテリー節約アプリと一緒には使えない。

そんなわけで、SC-06Dでは、どうやっても、LTE問題からは逃れられない。

LTEと戦う唯一の方法は、バッテリー節約アプリを諦めて、裏メニューでLTEをオフにし、データ通信は常にONにしておく事。劇的なバッテリー節約はできないけど、LTEを使わない分バッテリーが節約できる。

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サーバーリプレース

エプダイの NP11 を買ったのが2010年の1月なので、約3年活躍してくれた自宅サーバーを、同じくエプダイのNP31S というものに交換した。

OSは、あまり大ぴらに言えないけど、XP から、Windows8 になった。 それより嬉しいのは、ようやく 64bit になった事、メモリが 512K(だったかな?)から、4Gと増えた事、CPUがDualCoreになったことだ。 サーバーなので連続24時間365日と過酷な運用のわりには、NP11は低電力で、静かで、比較的安定して動いてくれていたほうだと思うが、なにせパワー不足で、いままで何するにも時間がかかったし、ちょっと重たい処理になると、ハングしたりなんて事があって、それがブログが重たくなるにつれて増えてきたように思う。Windowsってずーっと使っていると何も変えなくてもなんだか重たくなってくるが、世間ではOSもハードもだんたん贅沢になってきて、アプリにも余計な機能がいろいろ加わっているせいもあって、ほとんど構成を変えなくても、パフォーマンスは低下してきてしまう。

というわけで、実は、思いがけず 初 Windows8  となったわけだが、Windows 7 の時に、最悪Vistaで叩かれてずいぶん使いやすくなったと思ったが、Windows8は、更に使いやすくなっているし、安心感もあると思う。 ただし、今回は強烈な”クセ”がおまけでついてきているので、そこさえ乗り越えらればの話である。やはり、「スタート」メニューが無いってのがありゃ?ってのと、スタート”画面”とか、なんていうのか知らないけど、全画面になってしまうアプリ(スマホとかタブレットのやつ)が、じゃまくさいってあたりが気にならなくなってくればなんとか…

ショートカットとしては、Windowsキー+x は、最初に絶対に覚えておかないとダメだね。画面の右上とか左下にマウスカーソル持っていくとメニューが出るけど、なんでこんなに使いづらいものにしたのかなぁ。特にターミナルで作業している時だと、隅が隅じゃなくて、マウスがそれを超えちゃうからイライライライラ…となってしまう。キーボードなら確実なので、いいね。

そのへんの操作感に慣れてしまえば、特殊なことをしなければ、思ったより楽だ。だけど、バッチ処理で、copy コマンドで cドライブ直下にファイルをコピーしようとしたらセキュリティエラーが出るとか、Administratorユーザが見えないとか、BiNDをインストールしようとしたら、BiNDのインストーラは、「完了しました」なんて言ってくるけど、実は、system32 フォルダの下とかはセキュリティがやたらに厳しくなって、まったくインストールできていなくて、exeの無いサービスだけが登録されちゃったとか、今までできていた事がセキュリティの為にできなくなってるというものがいくつかあった。再起動も、いままではタスクマネージャのメニューからやっていたんだけど、それが無くなってしまったので、DOS窓で shutdown コマンド叩いたりさせられた。コンソール直接だとログアウトのメニューのところにあるけど、ターミナルだと無いんだよなぁ。

ファイル共有は、これは一番良かったところだけど、不可解なエラーが無くなって素直になった気がする。 Vistaの時に苦労して設定した事が効いているのかもしれないが、IDとパスワードですんなり共有させてもらえた。ここは、苦労するかもしれないと覚悟していたのだが、とんだ肩透かしだった。

というわけで、だいたいセットアップが終わって、今残っている問題は一つだけ。

iTunesが起動時に毎回、「オーディオの設定に問題を見つけました。…」とじゃまくさいダイアログを表示する。単に、ラインアウトにケーブルが繋がっていないだけで…iTunesはAppleTVなどのサーバーとして利用しているので、NP31Sは音を出さないのだが、毎回このダイアログのOKボタンを押すのは辛い。 なんでかしらないけど、スピーカー繋げれば、Windowsのプレイヤーだと音が出るのに、iTunesだと面倒なダイアログは出なくなるけど、音楽再生はできない。けど、動画は再生できて音も出る。と、流石トラブルメーカーアップルだ。だいたい、iTunes64Setup.exeでインストールしたのに、なんで、32bit ってなっているんだぁ? Program Files(x64)だし、プロセス見ても *32 って、インストーラだけx64なのかい! もう、ばかやろーって叫びたくなるなぁ。 たぶんこれは直らないだろうから、早く脱iTunes計画を立てなければ…

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嫌いなもの

「手で切れます」って書いてあるのに、切れやしない。 中途半端なところまで切れちゃってそこで止まってしまう。 自立しないし液体が入ってるから、持ったままハサミを探してウロウロ。そこにはハサミなんて無いから、濡れた体で寒い思いをしながら、廊下を出てリビングまでトボトボ。 ようやく切って、移し替えようとしてヘッドを外すと、長いこと使ってるので汚い。でも、手がふさがっているから洗うこともできない。しかたなく移し替えようとするが、既に両手がふさがっているので、置く場所に困る。空だと不安定だし、近くにしっかりと置ける場所が無いから、床に置いての作業。腰が痛くなる。ふにゃふにゃしているから注ぎにくい事このうえない。ようやく終わりに近づくが、とろーっとしているから、いつ終わるかわからない。その形状からしっかり絞れるとも思えない。ある程度のところで諦めることになるのだが、なんとも勿体無くい感じがして後味が悪い。ふと見ると、「爽快」なんて書いてあったりするが、ちっともそんな気分じゃない。中途に空になったそれは立派なゴミだ。

本当に純粋にエコとか少しでも安くする為に考えられた仕組みなのだろうか? なんだか大人の事情がちらついて好きになれないよ。

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圏外では百害有って一利なしのLTE

昨日、LTE off が固定化できないと書いたが、SC-06Dのみという話も出ている。私は、ShowServiceMode for Galaxy LTE というアプリを使って、設定画面を開いているのだが、LTE OFFに設定して、データ通信をon/offして、再度設定画面を開くと、元に戻っている。

しかし、どうもこれは、設定画面を開く時に戻るようで、LTE OFFにして、設定画面を開かずに使っている間は、データ通信をon/offしても、LTEがOFFのままのようだ。 余市はLTE圏外なので、たまたまそうなっているのかもしれず、LTE圏内に入ったらまたLTEがONになるのかもしれないが、今のところは、JDもうまく機能している。

調べてみると、LTEの有用性は認めるものの、LTEをOFFにしたいという要望はとても多く、上述のアプリも、様々な設定画面が呼び出せるのであるが、ほとんどのユーザはLTEをOFFにしたいがために使っているようだ。

LTEをOFFにしたい理由は、常に良好なLTE接続が得られる環境では、LTEが3G通信に比べてバッテリーを消費するといった問題が主かもしれないが、LTEが不安定だったり、そもそも圏外の地域では、LTEの恩恵は受けられず、3Gデータ通信の接続が確立するまでに耐え切れないほど時間がかかったり、一旦接続されてすぐに切れて永遠待たされてまた接続されるという不安定な挙動によるストレスだったり、その為に必要がない時まで接続を維持していなければならずバッテリーの無駄な消費の最大要因となっているなど、まさに百害有って一利なしなのだ。

これは、

  • DoCoMoがLTEのエリアを拡大する
  • LTEの接続時の処理をみなおして、LTEが使えない場所で、3G接続をじゃましないようにする

というような事で、そのうち改善されていくとは思うが、その前に、ユーザがLTEのon/offを簡単に設定できるようにすべきではないかと思う。

そもそもなんでLTEがOFFにできないのかというのは、かなり大人の事情が絡んでいそうで、LTEを普及させたいという目論見があるのかもしれないが、その為にこれほどまでにユーザにストレスを与えているとすれば、LTEが普及するまえに、LTE嫌いのユーザを増やしてしまうのではないだろうか。

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データ通信とバッテリー節約の話

Juice Deffender が思ったほど使えなかったので、諦めて、モバイルバッテリーを持ち歩くことでいいやと思っていたが、やはり、寝ている間にジュースがどんどんこぼれていくのを見るのは辛いものがある。

似たようなアプリは沢山あって、3G Auto Connection なんてのは、面白いなぁと思ったのだが、いい線までいくのだが、どうもうまく機能しない。

いろいろやっているうちに、本当の問題点は

  • データ通信をONにしてから、接続されるまでに時間がかかりすぎる

という1点にあることに気がついた。

それから、もう一つおかしな挙動があって、データ通信をONにすると、一瞬つながって、Hとか3Gとか表示されるのだが、その直後に一旦切断されてしまうのだ。それから1分程度だろうか、体感的にはものすごーく長く待たされた後に、ようやく、再度Hとか3Gとかが表示されてつながる。アプリによっては、この一瞬つながる挙動の為に、動作が不安定になってくる。

一体どうしてこのような現象が起きるのか調べていたのだが、どうやら、これはLTEの問題らしい。データ通信をONにすると、一旦WCDMAで接続する(あるいは接続したように見える)が、その後LTEを探しに行く為に、切断して、しばらくLTEを探して、見つからない(余市はそんなものないのだ)事がわかってようやくまたWCDMAに接続しにいくようだ。

試しに、ある方法を使って、WCDMAのみにしてみると、嘘みたいにデータ通信の接続が完了する。JD含めて各アプリも、非常にうまく機能するのだ。

ならば、LTEは通常は諦めて、どうしても高速通信したい時だけONにできるようにすれば良いはずであるが、この WCDMA のみにする設定は、Androidの標準のメニューからはできない。(変な仕様だ!)おまけに、ある方法で設定しても、データ通信をOFFにすると、リセットされてしまうのだ。それでは全く意味が無い。

対策としては、一つだけあって、Apndroid というアプリがやっている(らしい)ように、データ通信そのものをOn/Offするのではなく、APNの名前を書き換えてしまって、インチキなAPNにしてしまうことで、データ通信をシャットアウトしてしまう方法だが、果たしてこの方法でバッテリーが節約できるのであろうか…なんとなく接続を探し続けてしまうような気もする。

JDがAPN書き換えでのOn/Off機能を持っていれば良いのだが、以前はそうなっていたらしく、「APN名を書き換える古い方法に切り替えるか?」というスイッチはあるのだが、それをONにすると落ちてしまうのだ。

というわけで、今のところ手詰まり。 LTEをオフにしてデータ通信はONのまま(つまり、自動でデータ通信をOn/Offするバッテリー節約アプリは使わない)か、無茶苦茶長時間待たされるのを覚悟でJDを使うかといったところだろう。

ちなみに、このLTE問題は、データ通信にとどまらないらしく、通話中にデータ通信がONになったりすると、一旦繋がって切れるタイミングで、通話も切れてしまうらしい。

なんともすっきりしない結末であった。

(追記) APNDroid を試してみたが、SC-06D(ICS)では、APNリネームはできない様になっているらしく、データ通信on/offでの切り替えになっていた為、これも使えなかった。速攻で払い戻しとなった。

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スマートフォン 急速充電とはなんぞや?

いろいろなUSB充電デバイスを買っているので、知らない間にUSBのACアダプターが手元にごろごろしていて、ACアダプタについては、あまり気にしていなかった。 妻の携帯はスマートフォンになってもやはり携帯されずに、充電台の上に鎮座していることが多いし、私は私でほとんどPCの前に座って仕事をしている関係で、やはり充電状態の事が多い。

そのため、ACアダプタはUSBのケーブルが刺さるものであれば、PCのUSBポートだろうと、おまけでついてきたものだろうと何でも良く、急速である必要を感じていなかったのだが、先日 Twitterで話をしていたら、DoCoMoからごっつい純正急速充電器なるものが発売されているという事を知った。

コイルが2つもついていて、ケーブが取れない一体型の、DoCoMo臭漂う一品で、結構人気があるらしい。 急速を謳っているので、スペックを見てみたら、1.8Aとの事。

実は、私は、急速充電目的ではなく、iPadのせいで、2A対応のACアダプタを買って持っていたのだが、気にしていなかったので、自分用には、SC-06Dのおまけの小さなキュービックACアダプター、妻のSC-02Eは、よく考えたらACアダプタが別売りだったので、どうしてたかな?と思って確認したら、ExpansysでXPERIAを買った時におまけで貰ったものが刺さってた。どちらも1A仕様。

そんなわけで、ふと思い立って、急速充電ってどの程度なの?というのを確認する為に、Galaxy-S3(SC-06D)の充電時間計測をしてみることにした。

といっても、だいたい感覚的なところがわかれば良いので、アバウトなものだが、だいたい次のようになった。

  • SC-06D 付属ACアダプター : 5% –> 100% が 3時間程度
  • Anker Astro2 8400mAh / 2A 対応モバイルバッテリー : 2時間程度
  • iBUFFALO 2A 対応ACアダプタ BSIPA0xBK : 2時間程度

というわけで、DoCoMoの急速充電器の説明に書いてあるように、だいたい1.5倍急速で充電できるようだ。

私が持っている2A対応のものは、どちらもモバイル用途で、移動中やホテルでの充電の為に買ったもので、買う時は急速かどうかはあまり考えていなかったのだが、考えてみれば、モバイルでの充電は急速の方が良いので結果的に理にかなっているというか、なんというか、あぁ、これ買っといて良かったと思った次第。

どちらも、本来の目的に対して十分満足できるもので、Astro2はSC-06Dを1回フル充電したくらいではびくともせず、3回~4回は行けそうだし、BSIPA0xBKの方は、4ポートもあるので、これ一つ持っていれば二人分の充電は十分対応できる。ただし、iPad持ってて、iPadのバッテリーが減っている時は、しばらくiPadに2Aフルに持っていかれるので、同時にスマートフォンを繋ぐと、スマホの充電がOn/Offを繰り返し、SC-06Dだと、ポキポキ音(充電開始音)を繰り返して五月蝿い。 後継?のBSMPA09BK というのも出ていて、こちらは4A対応らしいが、かなりイケテナイ商品デザインで、スペック以前に買う気にはなれない。

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AWS Glacier について

S3の1/10 、1円/1GB月 のGlacier だが、実際に試してみると、思わぬ落とし穴もあるようだ。

S3-Glacier

先日試しに、過去十数年分のJPEG写真 15GBを、どーんとそのままS3へ送って、自動で即時 Glacier へアーカイブされるようにしてみたのだが、まだ数日しか経っていない事もあり、確かに、今のところストレージ費用は、$0.18 = 16.2円程度なのだが、問題は、リクエスト数の方、JPEG写真をそのままアーカイブもせずに、S3に上げたので、ファイル1つずつのリクエストになっているらしく(まぁ、考えてみれば当たり前かな)、この分が何と$3.64=320円くらいかかっている。最初に一気にアップロードしたから仕方ないけど、こんなにかかるんだったら、イベント毎にZIPしてアップロードすれば良かったと思う。 この金額は、当然取り出しの時にもかかるはずなので、頻繁に取り出す場合には常に二重にかかってくることになる。

あと、AWSのコンソールのバグだと思うが、何故か2010年の写真のフォルダだけ、AWSのWebコンソールで見れない。「The XML for Routing Rules is invalid」なる不明なエラーが出て、フォルダの中身の一覧が表示されないのだ。つまり、これじゃS3経由じゃ取り出せないってことだ。じゃぁ、Glacierのコンソールでは見れるのか?というと、S3のものをアーカイブしたものは、全く表示されない。聞くところによると、Glacier はファイル名もタイムスタンプも保存されないみたいなので、GlacierのIDみたいなものと、保存したファイル情報とを、クライアント側が覚えておかなければいけないらしいので、S3経由の場合は、S3の方でそれを管理しておいてくれるのだろう。その分の価格は何もしなければ発生しないようだが、結局S3とGlacierの間で行ったり来たりさせる度に、いろんな形でかかってくるコストに含まれているのだろうね。

そんなわけで、Glacier は、うまく使えば安価なストレージだし、S3経由で使えば、それなりに便利なものだと思うが、普通の人が直接S3使うのが難しいところにDropBoxという便利なサービスが成立しているように、気安く使えるようになるためには、Glacier を使った便利なサービスが出てくるのを待ったほうがよさそうだ。過去の写真を安全に保管しておきたい、普段はそれを見たいわけではなく、保管一方通行でOKで、HDDクラッシュした時などの保険として置いておきたいだけで、いざとなったら一ヶ月くらいかかろうとも、復活してくれれば良いなんて需要は結構あると思うので、DropBoxあたりにそういうオプションがいずれ追加されないか期待することにして、今回の実験は、あと一ヶ月くらい様子を見て打ち切り予定。

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Eye-fi ダイレクトモード

昨日、1日 Eye-Fi を試した結果、予想通り?方針の変更になった。

アドホックモードでも、Eye-fi 、光ポータブル、iijmio、SC-06D 、自宅FTPサーバー、 Box.com の組み合わせで、想定した通りに使えたので、そういう意味では良かったのだが、バッテリーまわりで運用がやや面倒だった。

カメラの電源をこまめにOFFにする癖がついてしまっているので、送信前にOFFにしてしまうってのは論外かもしれないが、送信が終わるまでOFFするのを待つとすると、iijmioの速度だといつ終わるかわからない送信を待つのは結構辛い、じゃぁ、ずっとONで良いのではないかと思うのだが、どうも、私のカメラだけなのか、D90のオートパワーオフに相当する(らしい)半押しタイマーを数秒にしても、いっこうに電源OFFになる気配もなく、昨夜は朝までつけっぱなしにしたら、D90のバッテリーが、ほぼ空になってしまった。(今まで、1ヶ月とか充電しなくても、50%切ることは無かったのに…)

Eye-fiからポータブルWifiまでは、Wifiなので、ポータブルWifiが一旦写真を蓄積して、カメラから受け取った後にゆっくりサーバーへ送信してくれれば良いのだが、当然そんな機能は無いので、結局、回線の遅さの為に、ポータブルwifiもカメラ(Eye-Fi)も、そして、カメラの電源をOFFにしたいと思っている私も、長時間拘束されてしまう。その上、スマホでその写真を使えるようになるのはかなり先になってしまうのだ。

バッテリー的には、この理由で、カメラ、ポータブルWifi、スマートフォン(写真が使えるようになるまで何度もBox.comにアクセスしてしまう)と、3つ全部が無駄なバッテリー消費を余儀なくされ、昨日は、モバイルバッテリーが大活躍の状況だった。

というわけで、作戦変更で、次回は次のようにしてみる。

  • Eye-fiは、ダイレクトモードを使う
  • カメラの写真は、できるだけ速やかにSC-06Dから、ダイレクトモードで引っ張る様にするが、撮影の都度ではなく、ある程度撮影した後に、SC-06Dで、Eye-Fiアプリを起動してまとめて引っ張る。 ダイレクトモードでは、まず、SC-06DにWifi接続でアップロードされるので、かなり高速で取り込めるようだ。
  • SC-06Dに入ってしまえば、Twitでも使えるし、カメラとSC-06Dと二重に保存される事になるので、サーバーへのアップロードは急がない為、SC-06DからFTPサーバーへのアップロードは、Wifi環境のみに限定する。(3Gでちまちまアップロードすると、SC-06Dのバッテリー消費が激しそうなので)
  • FTP/Box.com は不要かもしれないが、家に帰ってから、SC-06Dから写真を取り込む作業が省略できるので残しておく。おそらく、Wifi環境はホテルか自宅なので、たいていは、自宅に帰ったら、自動で、SC-06DからEye-fiサーバー経由で、FTPサーバーへアップロードされる事になるのだと思う。

実は、Eye-fiカードが届いたのが一昨日で、昨日はダイレクトモードを使わないという方針の元出かけたので、今日、初めてダイレクトの設定をしたのだが、すごいおまけが付いている事がわかった。

Eye-fi から、ダイレクトモードで、SC-06Dへ取り込むと、SC-06Dで、写真にジオタグを埋め込めるという機能がついていたのだ。 Eye-fi は、Pro版を買うか、追加料金を払うかすると、ジオタグ埋め込みに対応できるとホームページで書かれていたが、この機能はEye-fiが周辺のWifiアクセスポイントの、MACアドレスを収集して、それをEye-fiサーバーへ送る事で、Eye-fiサーバー側でジオタグを付加するものと書かれていて、Eye-fiのバッテリー消費が更に増えるし、位置情報としては不正確だし、それに購入前は、対応している写真ストレージサービスのみで使えるものだと思っていたので、Pro版を買わなかった。あとで、写真のEXIF情報そのものにジオタグが埋め込めるのだとわかったが、私が買った4G Eye-fiとPro版8Gの差額より、追加料金の方がずっと高いので、ちょっと悔しい思いをしていたのだ。

何かの説明で、ダイレクトモードだと、スマートフォン経由になるので、Eye-fiが蓄積したアクセスポイントのMACアドレスがサーバーに送られないので、この機能は使えないと書かれていたりもしたので、もうジオタグについては諦めて、山旅ロガー+GPXフォトサーチを使おうと思ったのだが、今度は、GPXフォトサーチが落ちまくってダメで、結局昔と同じでPCで処理しなければならないのかと、かなりショックだった。

だが、しかし、Eye-Fiアプリを使って、ダイレクトモードを使うと、SC-06Dでジオタグを埋め込めるのだ! アプリケーション設定を眺めていたら、「端末の位置情報を使用する」という設定が光り輝いていた。早速ONにして試してみたら、あらびっくり。EXIFにジオタグが埋め込まれているではないか。この機能の説明には、「ジオタグの付与は、ジオタグ機能をサポートしているEye-fiカードでのみ使用可能です」と書かれているのだが、Pro版でなくても、ちゃんとジオタグが埋め込まれている。 オプションで電池の最適化なんて項目もあるのだが、この電池が、カメラの電池か、SC-06Dの電池かがよくわからないのだけど、機能名称から考えれば、「端末の位置情報」だから、SC-06Dの電池ではないかと思う。だとすると、SC-06DのGPSも使って位置情報を取得している可能性が高く、GPS on だとかなり精度の高い位置情報が、近くにアクセスポイントなんて無い様な場所でも、付加される可能性が高い。

ただし、この機能の説明がどこにも無いので、写真の日時に近い時間のSC-06Dの位置情報を付与してくれるのか、あるいは、SC-06Dに取り込んだ時点で付与してくれるのか、それとも、Eye-Fiカードが採取しているMACアドレスデータも使うのかという点がさっぱりわからない。A地点で撮影して、B地点でSC-06Dに取り込んでみれば、わかると思うが、Eye-fiアプリがバックグラウンドで立ち上がっているし、バッテリー節約オプションがあるし、設定をONにすると、カメラの日付とSC-06Dの日付を合わせろってメッセージが表示されるので、Eye-fiアプリが、バックグラウンドで、SC-06Dの位置情報を収集するか、デバイスの位置情報履歴あたりから持ってきて、写真の撮影日と付きあわせて撮影時間に近い位置情報を埋め込むのではないかと思う。私には願ったりかなったりの機能だが、24時間位置情報を収集しているのかと思うと、バッテリー消費が気になるところではあるなぁ。

このあたりは、もう少し使い込んでみないと、ベストな設定はわからないし、もしかしたら、また方針変更するかもしれない。

そろそろ、iijmio + 光ポータブルは不要になりそうな気配が漂っているが、新しい光ポータブルの機器はバッテリーのもちが悪いらしいこともあって、解約をためらっている。 いざというとき、Wifiがあるというのは何かと便利でもある為、iijmio だけ解約というのもあるが、そっちはそっちで再契約となると、3000円かかってしまうので、うーん。なのである。

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