車中泊カクテルの準備

ようやく雪もとけて来て、今週末に今年初の函館行きを計画していたりしています。そこで、最近だんだんわかってきたカクテルを車中泊で作ってみようと思っています。

道具としては、前回紹介した、スタンレーのハッピーアワーシステムがあれば、事足りてしまうのですが、問題は材料です。ベースを絞り込むにしても瓶で数本はやっぱり持ちづらいです。それに、今回は車中泊ですが、来月は友人の別荘に集まる計画があり、その後は東京行きも予定しています。前者はカクテルの種類を広くしたいし、後者は、車で無いので荷物を可能な限り減らしたいと思っていて、それぞれまた車中泊とは違った観点で考える必要があります。

それで、一カ月くらい悩んでいたのですが、その間、写真の右側に写っているステンレスのシリンダー(60cc)や、フラスコとかスキットルなどと呼ばれる入れ物、ペットボトルからアルミのコーヒー缶の再利用まで、いろいろ考えたのですが、金属製は中身にとっては良いのですが、重いし使い捨てできないというデメリットがあり、アルミやペットボトルは度数の高いアルコールに弱く、溶けだした時に味が落ちたり有害(有害ではないという説もある)かもしれないものが体に入るとかの心配があります。金属でも安いものはステンレスですが、これは、ブランデーを入れると色が変わるらしいし、(数日だったら大丈夫なきもしますけど)金属イオンが溶け出すのだそうです。かといって、錫とかチタンなんて高すぎて手が出ません。更に金属の欠点としては、中身が見えないという問題があります。残量とか状態が把握しづらいわけです。

そして、最終的にたどり着いたのが、投薬ボトルでした。これはある方のブログからヒントを得たというより、この記事自体パクリだと言われても反論できないほど影響受けたのですが、どこで入手したら良いかわからず、ネットを探し回って、ようやくモノタロウで買えました。確かに、これは、今のところベストな容器だと思われます。材質的に金属やPETボトルに比べて、かなり酸素の透過性が高いので、長期保存には向きませんが、小旅行の間くらいなら大丈夫かと思います。何しろ薬を入れるものですからね。

こんな風に100円のプラスチックボックスに入れれば、持ち運びもしやすいです。なんだか理科の実験っぽくなってしまいましたが、それはそれで楽しかったりします。

同じボトルに色が違う液体が入っているだけだと、区別が付かなくなってしまいますので、ボトルに中身の名前を書いておいた方が良いなと思ったのですが、マジックだと味気ないですよね。最初ダイモを買おうと思ったのですが、あまり変わらない値段で日本語も打てて、しかもあのプラスチックテープではなくてマスキングテープタイプのものが出ていたので、それにしてみました。キングジムのテプラLiteというもので、感熱紙タイプで1ねん程度で消えてしまうらしいのですが、今回の主旨には合いそうだし、可愛いテープがいろいろ出ていて、みかこさんも使うかなと思ったので、これにしました。本当に手軽に綺麗なラベルが作れて楽しいです。マスキングテープタイプなので、剥がすのも楽です。

とりあえず、これでなんとか準備ができました。

”されど”カクテルは結構奥が深いですが、”たかが”カクテルは、極端に言ってしまえば、酒とフレーバーを混ぜ合わせれば良いので、酒とフレーバーのセットがあれば、あとは、グラスさえあれば、他のものがなくても、あるいは考えていた通りにならなくても、とりあえず飲めますし、酒をそのまま飲んだって美味しいのですから、コーヒーに比べると気が楽です。コーヒーも大変というわけではありませんが、ポットからなにから持っていって、水忘れたとか、豆忘れたなんてのは論外(ありがちなのですが)にしても、全部あるつもりで、さぁ飲みましょうと思ったら、紙フィルター忘れたとか、お湯沸かそうと思ったら燃料切れとか、心配事が多いような気がします。

いずれにしても、運転中に飲めるコーヒーと、P泊の楽しみの酒は我が家には欠かせないものなので、ここはできるだけ手軽に、失敗しないように、工夫したい部分です。

れでは。

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