余市のまちづくりのプライベートミーティング2回目

IT関係で自宅で仕事って…都会だったら引きこもりと紙一重な気もするけど、ここではむしろ贅沢な環境で仕事をしているように見られる。田舎ではあるが必要なものは手に入るし、都会のような息苦しさもない。そんなところが余市の良さかな。観光地になってほしいわけでもましてや都会になって欲しいわけでも無く、今ある良さを活かしつつ活気のある町になったらいいなぁ。バランスの良い住環境や周辺へのアクセスの良さを活かして、積丹・ニセコだけでなく、逆に小樽や札幌まで含めた観光のベースキャンプ的な存在になれたら◯マル。

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今日言いたかった事、今日みなさんの話を聞いて思った事。

  • 都会になって欲しいわけではない。
  • 観光地にしたいというわけでも無いけど、良い町になって自然と人が訪れる様な町になったら嬉しい。
  • ワイルドガーデンの様な、自然ではあるが野生ではなく、設計された町。田舎というより郊外、避暑地の様なイメージ。
  • 買い物より経験。ただし特別な体験とかではなく、風景や自然の中の生活を楽しむという楽に心の栄養になるような体験。
  • ワイン・野菜といったものではなく、漠然と皆が感じている町自体のプライスレスな魅力を整理したい。
  • 箱物は好きではないが、シンボル的なものが駅前にあったら良いかも。規模の大小は問わないが、観光案内所ではなく、まずそこで余市の魅力を感じて貰えるような訴求力が欲しい。
  • 風景や夜空の星も含めて、芸術的なもの、心を豊かにする魅力が欲しい。
  • JR駅が無くなることを想定した町づくりではなく、JR駅を無くさない町づくりが良い。
  • 車で来て酒が飲めないというデメリットを逆手に取って、酒が安心して気持よく楽しめる町にしたい。例え子連れでも。その為のアイデアを、「誰か」ではなく、全員参加で、「大きなアイデア一つ」ではなく、小さなアイデアの集合として蓄積していきたい。
  • 花を育てるとか、基本的なことは大事だと思う。高齢者でも参加できて、多少の小遣いになるような多くの人が気軽に、一緒に関われるものは良いと思う。
  • 宿泊施設の充実は重要課題だが、鶏と卵になってしまっている。まずは余市で宿泊したいと思ってもらう必要があり、そのつなぎとして、P泊やキャンプを考えたい。

具体的なアイデアとして、今あるのは、余市川の河原から、海にかけた地域での「グランピング」。
超豪華キャンプというより、プチ贅沢あたりのリーズナブルな値段でしかし、キャンプなんて嫌い、キャンプは準備や片付けが面倒とか言っている人でもキャンプの魅力を感じられるようなサービスと演出。風景も、野鳥も、海や海の幸も、山の幸もあり、余市川散策、カヌー、釣り、温泉、積丹・ニセコへのアクセス、それにニッカ、ワインなど、余市の魅力をまるっと楽しめて、ファミリーでも楽しめるし、ぶらっと居酒屋へ行ったりカラオケ歌ったりしてまた、キャンプ場へ帰るみたいな不思議な生活が楽しめたら面白い。(実は余市に住むと毎日がそんな感じなんだけど…)
夏だけではなく、冬でも快適にキャンプが楽しめるようにして、四季それぞれの魅力が伝えられると良いなぁ。地元の人でさえも、友人を呼んで楽しみたいと思えるキャンピングスポットが欲しい。

イメージ的には余市川にカヌーで漕ぎだした時の感覚。国道がすぐ脇を通って、学校や商店がすぐ近くにあるのに、漕ぎだした瞬間に、ふっと野鳥の声や自然に包まれる感じが面白い。

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それにしても、ドメーヌ タカヒコの曽我さんは凄い人だ。前回もそうだったけど、おっしゃる事がいちいち的を得て勉強になります。なかなか手にはいらないけど、いつかこの人の作ったワインを飲んでみたいと思った。それとN社長も前回同様良いまとめをされていました。最後に無茶振りされて変な答えになってしまってすみません。

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