車中泊の準備

今週末は三連休だったのですが、台風・地震・停電・発表会とあって、身の回りがごちゃごちゃしていたりしたりしたので、片付けなどをしてました。

何故か、停電以降冷蔵庫の製氷機能に不具合が出て、製氷はするものの、氷がくっついてしまうという現象に悩まされています。ロックアイスを買って来て入れてもしばらくは良いのですが、1日の間の何かのタイミングで融けるらしく、くっついてしまうので、どうしたものかと。冷蔵庫自体は冷えているようなのですが、もう結構使っているので電気代の安い新しいものに買い替えか、ポータブル製氷機を買うか、なんて思ったりもしましたが、しかし今年は何かと出費がかさむので、とりあえず冷蔵庫を掃除してみることにしました。裏側見たら、埃がびっしりだったので、これが原因だろうか? ま、こちらは直らなかったらメーカーに問い合わせてみようかと思っています。

次は部屋の片づけと思ったのですが、あまりにも散らかっているし、片付けるところが無いので、めげてしまいました。衣替えしたあと、家からあまり出ない冬にでもやることにしようっと。

で、現実逃避して、車中泊の準備にとりかかりました。 既にフリードプラスで車中泊は何回かしているので、車中泊はできるのですが、だいぶいろいろわかって来たので、よりスピーディーかつ便利にセットアップと片付けができるようにしました。まず、ちょっと気になっていたフルフラットモードの確認。スプリンターの時も、アルデオの時も、このモードで車中泊をしていたので、我が家で車中泊といえばフルフラットだったのですが、フリードは荷室ベッドしかしていませんでした。そういう車ですからね。でも、実はフルフラットにもなるので、やってみました。

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こんな感じで、フルフラットにはなりました。助手席側も同じようにできます。フラット度も良好で、アルデオと同じように、シュラフだけで寝れそうです。こういう寝方の良さは、寝るだけなら、シートの柔らかさを有効に使えるので、シュラフだけ(下のマット不要)で寝れる事です。フリードの荷室で最初に寝た時に、みかこさんの第一声が「痛い」でしたので、違いは歴然です。ですが、残念ながら、アルデオに比べて若干長さが足りないようです。私は170cmなのですが、アルデオではぎりぎり、フリードでは足を曲げないと寝れませんでした。私が助手席側に寝れば少しは楽になるかもしれないと、みかこさんは言いますが、やはり、フリードではこのモードは緊急モード、休憩モードとします。

さて、荷室で寝る時に気になっていた点は、次のような事です。

  • 運転席側から丸見え。
  • 足元の荷物がちょっと邪魔
  • テーブル代わりに使っているコールマンのフラット(下に入るやつ)なクーラーボックスが寝る時じゃま。(かといって、一旦外にでて下に入れるのも面倒)
  • フリードプラスは後席背もたれと荷室の間をボードで橋渡しするのですが、このボードが2.5cmもあって、ちょっと痛い

といったところ。窓ですが、うちはもともと完全に覆うのは嫌いで、アルデオの時も100均の窓にペタっとくっつけるネットを張り付ける程度でしたから、カーテンとか全部の窓にくっつける専用の目隠しのようなものは不要です。また、横は窓に純正でスクリーンが内蔵しているのでそれでOK、後ろは映画見る為にスクリーンを設置するので、それでOKなのですが、運転席側は、運転席の背もたれくらいです。(寝るときはそれで充分ですけどね) なので、運転席側(つまり寝る時の頭の上)だけ、カフェカーテンをかけられるようにしてみました。

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このカーテンはアルデオで、時々フロントガラスに吸盤で留めて使っていたものですから、「してみました」と言っても、ロープを通して、フロントの天井のグリップを使ってS字フックで留めただけです。フリードは、フロント・リア・荷室に、グリップやフックがあるので、ロープは、天井全体をぐるっと囲む様にしました。こうしておけば、カーテンも使えるし、ちょっとした服を吊るしたりとかもできます。どうしても車内で着替えなければならないときは、布で囲ってしまって目隠しすることもできます。ロープ一本なので、付けはずしも簡単でした。ルームライトからは、普段から、100均で買った根付をぶら下げていて車中泊の時はここに、LEDランタンを付けています。灯りはやはり上からがベストです。これで、リビングみたいな雰囲気の空間になりました。

次に、足元の荷物ですが、完全に使わないものは、下の荷室に入れるか、フロント席に十分置けるのですが、映画見たりお酒飲んだりしてくつろいでいる時に使うものは、そのままシュラフの上に置きっぱなしで寝れない事もないのですが、やっぱりちょっと邪魔。というわけで、今まで1枚だったテーブルに 幅20cmの小テーブルを増設しました。増設にあたって、今まで荷室フックの上にテーブルを載せていたのをやめて、L字金具を取り付けて、その上に乗せるように変更しました。また、テーブル(軽くて柔らかい板を使っています。)にクーラーボックスとかの重いものを置くと、たわむので、割れたり、足の上に落ちたら嫌なので、100均で、短い(34cm)突っ張り棒を買って来て、センターに立ててたわみ防止にすることにしました。これだけで結構安心です。このテーブルは寝る時だけでなく、マットやシュラフを準備したり、片づけたり、また、映画を見る時のカウンターになったりと大活躍です。車中泊でない時も、荷室で上下に物を置いたりできますし、2000円もしない板で作れるのでお勧めです。

最後に橋渡しボード対策。これは納車前からわかっていて、いろいろ検討していました。純正のボードを外して薄い板に変える方法、風呂マットを使う方法などが定番のようです。他に、隙間にエアーで膨らます詰め物を入れてしまうことも考えましたが、何回か車中泊をして、結局純正のボードを使うのが一番良いような気がしましたので、風呂マットを使う方法にしました。ただし、うちには前に買ったコルクマットが余っていたので、これを3枚づつ使うようにしました。これで高さはピッタリです。また、コルクマットは風呂マットより小さいので、純正ボードを後席の背中に括りつけている紐に一緒に付ける事ができ、収納問題も解決してしまいました。段差は下側(腰から下)にもあるのですが、背中の段差に比べてあまり気にならず、どうせエアマットを敷いてしまうので、構わない事にしました。

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使っている状態

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ボードと一緒に後席背もたれにくくりつけた状態(上と同じ写真に見えますが、良く見るとボードを開いた状態と閉じた状態の違いがあります)

今日は、雨の日の車中泊を想定して、エンジンを停止して窓を閉め切って、車から一度も降りずに車中泊モードにして、戻す手順の確認などもしていたので、ちょっと時間がかかり汗もかきましたが、設置から撤収までひととおり確認できたので、次の車中泊ではだいぶ楽になるのではないかと期待しています。

もう一つ車中泊の時、朝コーヒーを飲むために、アルポットというものを買ってみたのですが、これについては別の機会にします。

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