たしかは確かか?

先日のSOTOさんの穿つの話以来気になっていることがある。

よく、「君はたしか、○○だったよね」とか「たしか、そうだったと思う」

とかの台詞で使われる「たしか」なのだが、これは確かなのか、不確かなのか…

本当に確かなら、「君は確か、○○だった。」とか「確か、そうだった」

とかの断定になると思うのだが、こういう使われ方をする時は

あやふやな時が多い。

で、辞書を引いてみると…

“たしか”の意味として、

「はっきりしてあやまりのないようす」と書かれている一方、

「絶対ではないが、たぶん」とも書かれている。

よくわかんないっす。

「たしか、”たしか”って、”確か”という意味だったよね?」

何か変だなぁ。

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たしかは確かか? への9件のフィードバック

  1. SOTO のコメント:

    台風落ち着いたようでよかったですね!痛々しいツメ跡を残したようですが、早く元通りに復旧することを願ってます。はじめさんちのお庭も。
    ところで、「君はたしか、○○だったよね」…ですが、確かに(笑)口語的な表現だと読点の位置は正しいかも知れませんが、文語的表現に治すと…
    「君はたしか○○だった、よね」
    …ではないかと。(ここまでは勝手な解釈 笑)
    それと、「確か」には形容動詞と副詞があって、前者は「~だ」とか「~な」って使うので「間違いない!」ってやつですね。一方、副詞として使う場合は、はじめさんも書いている「絶対ではないが…」という意味に変化します。
    辞書を見ても副詞の項目には「思い出したことに少し自信がないようす」「記憶にあやまりがなければ」と書かれています。
    ちなみに、フォーマルに使用するなら「三省堂国語辞典」、読み物としても楽しみながら使うなら同じく三省堂の「新明解国語辞典」がおすすめですよ。

  2. はじめ のコメント:

    形容動詞と副詞の事については、私も書こうと思っていた
    のですが、長くなるので、省略しました。
    そもそも、形容動詞と形容詞が、単に語尾変化だけで
    区別されているみたいで、それについてもいろいろ
    考えているうちに、わからなくなりました。(^^;
    それに、形容動詞だとこういう意味で、副詞だとこういう意味
    だと言われても、やっぱりすっきりしないです。
    何故か、それは形容動詞とか副詞というのは、あとから
    日本語を説明するために言葉の使われ方に説明をつけた
    ものであって、”何故”の本質を説明していないからです。
    私は、副詞の場合も、やっぱり”たしか”は”確か”という意味
    を持っているのではないかと思うのです、ただ、
    「確かそうだった」と自分では思っているのだが、そう
    思っている自分に自身が無いとか、相手に「あなた、確かにそ
    う言った!」とか言うと言葉として強すぎるので、あるいは確認、念押しのような意味合いで、「確かそうだった、よね?」とか、「あなた、確かそうおっしゃいましたよね?」とか、語尾を濁らすのかなぁと思ったのです。つまり、”たしか”という言葉は、”確か”のままだけども、文章としては”不確か”にな意味になっている。
    でも、辞書を引くと、”たしか”という言葉の意味自体が、「あいまいである」となっているので、???って感じです。
    「あなた、そう言ったわよね」と、「あなた、たしかそう言ったわよね」では、やっぱり”たしか”がある方が、”確か”度が高い感じがしません?
    あ、この例は普段私がみかこさんに言われている台詞とは関係無いですから。
    辞書ですけど、最近はもっぱら「グランド辞スパ」というものに頼っています。「現代新国語辞典」というのが入っていますし、単語を入れると一度に、国語、漢字、英和、和英辞書から関連するものを全部引いてくれるのですごく楽です。
    読み物としての味わいは、まったくありませんが….
    これでわからない時は、gooの辞書を使います。
    それでもわからない時は、Googleで普通に検索します。
    それでもわからない時は、これからは、SOTOさんに聞こうっと。
    長くなりますが、最後に、文字化けについて。
    このBlogは、UTF-8というキャラクターエンコードを
    使っています。普通ブラウザは、ページのFORM
    の入力を送る時には同じエンコード(この場合はUTF-8)
    で送る事になっているのですが、SOTOさんのブラウザは
    UTF-8は読めるみたいですが、FORM送信は、SJISみたいです。
    なので、コメントがSJISのまま格納されて文字化けしてます。
    本来、そういう時に備えて、MovableTypeが自動判定して
    くれないと困るのですが、そういう機能が無いのか、私の
    設定が間違っているのか、キャラクタコードの自動判別は
    していないみたいです。
    そのうち時間があったら直しますが、今日は台風の後片付けで時間とれそうもありません。
    しばらく、ご不便をおかけしますが、気が付いたらこちらで人間キャラクタ変換しますので、お許しください。

  3. そのみ のコメント:

    こんにちは、台風の被害のあとどうなったか見に来たら、むずかしーい話をしているので、一瞬気が遠くなりました。
    私もblogを始めようと思っていますので、色々教えていただければと、実は下心いっぱいで見に来たのが本心なのですが、参りました。
    こんなコメントでいいのか心配です。
    それとわたしもMacです。文字化けも心配。

  4. はじめ のコメント:

    文字化けに対処してみました。
    でも、perl詳しくないので、なおっていないかもしれません。
    UTF-8のフォームにSJIS送り返すヤクザなブラウザは
    持っていないので、自分では確認できないや。(^^)

  5. はじめ のコメント:

    そのみさん、こんにちわ~
    私のBlogなんて気にされずに、
    Blog是非はじめてください。
    難しい話というより、なんというか、どうでも良い話かも。(^^;
    みかこさんもBlog書いてますよ。
    あ、それと文字化けですけど、そのみさんのコメントは
    文字化けしてないので、直ったかもしれないですね。
    MacのブラウザはUTF-8をちゃんと扱えないみたいなので、
    Blogの方に細工をしてみました。
    これでSOTOさんのコメントが文字化けしてなければ
    大丈夫かも。

  6. SOTO のコメント:

    From NS
    あー、そのみさんだー、わーい。
    テストを兼ねて画数の多い漢字も書いてみようっと。
    魑魅魍魎 …だいじょうぶかな(笑)
    はじめさんも言ってるように、あまり真剣になっているわけでもないので、気にしないでMy Blog始めてくださいな。楽しみにしてますよー(^o^)/

  7. SOTO のコメント:

    From Safari
    形容動詞と副詞についてですが、
    確かに(笑)後付けには違いないですね。
    確かそのはずだ。
     ↓
    確かめた。
     ↓
    確かだ。
    こう書くと、「量的」な違いを感じません?
    「確かさ」って名詞もありますよね。
    確かさ半分、なんて言い方ができるじゃないですか。
    だから、副詞として使う場合は、
    その確かさの量を表現していないから、曖昧さを意味するし、
    形容動詞として「確か“だ”」と限定することで、
    確かさが100%になる、と。
    「確か」と単体で使うと、
    この副詞的用法と形容動詞的用法の二つが隠れているため、
    どっちなんだ?という
    はじめさんのような悩みが生まれるんじゃないでしょうか。
    こんなところで、個人的には納得できたんですが、
    どんなもんでしょうね?
    それと、Safariからのアップも、
    どんなもんでしょうね?(笑)

  8. はじめ のコメント:

    そうですね。用法によって意味が変わるのでしょう。
    でも~それは用法によっての意味で、確かはやっぱり
    「確実」という意味を持っていないといけないと思います。
    「確かさ」というのが、用法なのか単語なのか
    私にはぜんぜんわかりませんが、これは「確か」+「さ」
    だと思うのです、「速い」+「さ」とかと同じに。
    つまり、「確か」である「度合い」を表す言葉ですよね?
    だから、確かは「確か」なんだと思いますが、どうでしょう?

  9. SOTO のコメント:

    確かにそうですね。
    用法によって変化するとしても、もともと固定された意味があってのことですもんね…なるほど、うーむ。。。
    こうは考えられませんか?
    品詞が後付けであるように、国語辞典などの編纂も同様です。実際に使われている意味を収集し、整理したものでしょうから。
    …とすると。
    1)
    「確か」は「確実」という意味であるけれど、どうも使われ方によっては「不確かさ」を表現してしまうこともあるぞ…
    2)
    どれどれ…その場合はどうやら副詞的な使われ方をした時だぞ…
    3)
    語尾によって(文として)意味が変化するとしても「確か」という単語自体はいっしょだし、なんとか説明を付けておいた方がいいそ…
    ex.
    それは確かか? 「確か(!)」
    それは確かか? 「確か(…)」
    ※()内は語調
    4)形容動詞=確実なこと、副詞=不確実なこと…と辞書には収録するべ…
    と、こういうことではないでしょうか。
    ただ、こう考えた場合、《語尾に曖昧な語を用いた場合に限り「確か」単独でも「不確実」を表現することがある(副詞的な用法)》など注釈をつければ、すむのではないか…という気もしますが。

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