町内会

町内会の役員会(各班の班長さんが集まる)に出席した


最初の議題は、ある慣例的に行われてきた事の廃止。
背景や廃止理由の十分な説明もなしに、「廃止したいのですが、いかがでしょうか?」と来た。
しばらく中途半端に理解した人達だけの揚げ足取りの話が続いた後、ようやく背景が説明された。
聞けば、廃止して当然の内容。
しかし、慣例的に行われてきたので、廃止の前に準備段階を踏まなくても良いの
だろうか…良くわからないがとにかく、廃止に決定。
次は、びっくり仰天、「来年度の(部の)予算を見直しても良いですか?」と来た。
予算は見直すのがあたりまえであり、見直しした予算案を作成するのが
事務局の仕事だと思うのだが、なぜそんな事に各班長の承認が必要なのか…
理解不能なので質問したら、その質問の意図を理解できない人も居て、
話がおかしな方向へ。またびっくり。
最後は、ある半民間(実に予算の70%が運営資金という団体)の会費を
班長が集金に回る(班員に持ってきてもらっては駄目らしい。何故?)事の理由について、
これも、散々議論?した挙句、慣例的に行われてきたのでわからないという話でおしまい。
会を仕切っている町会長すら理由がわからない仕事を班長にさせている実体が判明。
前回の役員会でも議題にあがっているのだが…
司会者を無視して話続ける人有るも、しばらくそんな状態が続いてしらけそうになる。
その議論の間に、「私は連合班長だから責任がある」と張り切っていた方が、
会議が自分の思った方向へ行かないからだろうか、ボソボソ言いながら帰ってしまった。
たしかに、「なんだかなぁ」って感じの議論ですし、結論もやっぱりな内容だったけど、
オイオイ、貴方の責任はどこへいったんですか?
結局、本音(金を集めたい)と建前(強制ではなく任意)が見え隠れする中、
私の2つあった疑問は、一つも解決しないまま、懇親会へと流れた。
私も、これ以上空しい議論を続けたくも無かったので、それ以上の発言は控えた。
仕事の途中で抜け出して参加していたので、懇親会は遠慮して帰ってきたが、
懇親会の席で議論が続いたとして、何がしかの結論がでたとしても、
それは全く意味の無い話。懇親会に入った時点で正式な会議は終わったのだ。
「わからない」「いままでそうだったから」という回答が空しく響く会議であった。
次の会議は年末にあるそうだが、如何なる会議になるか、今から楽しみである。
こういった会議は何も今回の会議に限らない。
会議で疑問に思う点はいろいろあるが、次の事くらいルール化したいものだ。
・資料
  事前に議題も議論する内容まで決のであれば、
  資料は事前配布すべきだと思う。
  メールが使えるなら、メールで済んでしまう話も多い。
・議長の権限
  まず、議長にきちんとした権限を与えて、それを守る事は大切だろう
・書記
  次の会議で、「前回の会議では…」という話は多いものだが、
  前回の会議に出席していた人でさえ、記憶は曖昧である。
  前回どのような事が話し合われたか、正確な記録がないと、
  言った、言わないの水掛け論になる。
  書記は必須だと思う
・割り込みや勝手な発言
  会議の進行を止めるような発言は許すべきではないだろう。
  議長の許可を得ない発言も同様。
・携帯電話
  OFF、もしくはマナーモードは最低ルールだと思う。
  その場で、あるいは「ちょっと失礼」と席を立って話し始めるのは論外。
  (ただし、それが許される会議もある)

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町内会 への4件のフィードバック

  1. SOTO のコメント:

    お久しぶりです。
    笑ったら失礼なんですけど、思わず笑ってしまいました。あまりに身に覚えのある状況だったので…。
    きっとねー、前例踏襲型も含めて、お役所もこんな感じなんだろうなーと、いつも思ってました。
    逃げ合って押し付け合って、しぶしぶの役員や班長さんたちの集まりですから、前向きに改善されることの方が珍しいのです。
    かと言って、一度は決まった役割なんですから、ふさわしい仕事をと、アドバイスしたり提案したりすると、「いや、私は無理矢理押し付けられただけだ」とか「ジャンケンで負けただけだ」とかおっしゃる。果ては「だったら、アナタがやればよかったじゃない」とまで。
    「じゃ、オレやります」と言ったところで、文句と言い訳ばかり言うのは、同じじゃないですかー、アンタたち(笑)
    ところで「ルール化したい次のこと」ですが、これ、実際に提案するつもりでいます?

  2. はじめ のコメント:

    いやいや、SOTOさん、ここは笑うところです。(^^;
    私のBlogに真面目につっこんで自滅される方も
    いらっしゃいますが、あくまでもBlogですから。(^o^)
    もちろん、提案するチャンスがあれば、提案くらいは
    したいと思います。
    確かに町内会の係りなんて、「ババ引いた」感覚で
    されている方も多いんでしょうね。
    私だって自らやりたくてやっているわけではありません。
    でも、やるからには、納得の行くことをやりたいとは
    思っています。
    自分の意志を持った生命体として、
    町内会長の「手下」には成り下がりたくないです。

  3. SOTO のコメント:

    たとえば、はじめさんが納得のいくシステムなどを提案して、「アンタがやるんだったら、好きにすれば」的に(笑)受け入れられたとして、一番の課題は、その後につながっていくかどうかなんだと思うんですよね。「手下」であることになんのためらいも感じませんでしたが、まずは自分が役をこなす期間だけでも、楽しく面白くしたい…。私はそう割り切ってやってました。矛盾してますね(笑)

  4. はじめ のコメント:

    まさに、まさにその点ですね。
    どうあがいたとしても、来年班長が交代したら、
    また、もとに戻ってしまうんじゃないかって、
    そういう気がするのです。
    かといって、一生班長やりますってわけにも行かないし、
    次に班長になるのは、12年後だったりしますしねぇ。
    なので、私も、「私がやる以上は、私が納得できない事は
    やらない」程度の割り切りはしています。
    提案はチャンスがあればしますが、その後の展開には
    あまり期待はしていないというのが正直なところです。
    本当の問題は、我々の世代が自分の仕事だけで手一杯で、
    町内会長とかそういう仕事をバリバリこなせずに、
    年配の方にまかせっきりになっている事かもしれませんね。

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