昨日、LTE off が固定化できないと書いたが、SC-06Dのみという話も出ている。私は、ShowServiceMode for Galaxy LTE というアプリを使って、設定画面を開いているのだが、LTE OFFに設定して、データ通信をon/offして、再度設定画面を開くと、元に戻っている。
しかし、どうもこれは、設定画面を開く時に戻るようで、LTE OFFにして、設定画面を開かずに使っている間は、データ通信をon/offしても、LTEがOFFのままのようだ。 余市はLTE圏外なので、たまたまそうなっているのかもしれず、LTE圏内に入ったらまたLTEがONになるのかもしれないが、今のところは、JDもうまく機能している。
調べてみると、LTEの有用性は認めるものの、LTEをOFFにしたいという要望はとても多く、上述のアプリも、様々な設定画面が呼び出せるのであるが、ほとんどのユーザはLTEをOFFにしたいがために使っているようだ。
LTEをOFFにしたい理由は、常に良好なLTE接続が得られる環境では、LTEが3G通信に比べてバッテリーを消費するといった問題が主かもしれないが、LTEが不安定だったり、そもそも圏外の地域では、LTEの恩恵は受けられず、3Gデータ通信の接続が確立するまでに耐え切れないほど時間がかかったり、一旦接続されてすぐに切れて永遠待たされてまた接続されるという不安定な挙動によるストレスだったり、その為に必要がない時まで接続を維持していなければならずバッテリーの無駄な消費の最大要因となっているなど、まさに百害有って一利なしなのだ。
これは、
- DoCoMoがLTEのエリアを拡大する
- LTEの接続時の処理をみなおして、LTEが使えない場所で、3G接続をじゃましないようにする
というような事で、そのうち改善されていくとは思うが、その前に、ユーザがLTEのon/offを簡単に設定できるようにすべきではないかと思う。
そもそもなんでLTEがOFFにできないのかというのは、かなり大人の事情が絡んでいそうで、LTEを普及させたいという目論見があるのかもしれないが、その為にこれほどまでにユーザにストレスを与えているとすれば、LTEが普及するまえに、LTE嫌いのユーザを増やしてしまうのではないだろうか。