げんさんの引っ越し

我が家の水槽には、雌のくせに、げんさんという名前のひどじょうが居るということは前にも書いたと思う。

私が水槽を始めた時、グッピーペアとこのひどじょうのトリオからだったのだが、グッピー達は子供達を残して旅立ってしまい、いまはひどじょうのげんさんだけとなってしまった。 もっとも、その後プラティーが増え、グッピーの稚魚たちも成長しているので、水槽は増えて、30cm + 35cm + 60cm の3本となって賑やかではあるのだが、やはり、最初に飼い始めたという事でそれなりに思い入れがある。

そのげんさんは、今まで、60cm に居たのだが、この度、17cmに引っ越しとなった。 理由はいくつかあるのだが、今、60cm水槽は大ダメージを受けていて大変な状態なのである。 ひとつには私の未熟さゆえなのだが、どうも、あれこれ考えていくと、このげんさんにも原因の一端があるような気がしている。もちろんげんさんに悪意があろうはずもなく、結局は私の責任であるのだが。

我が家のグッピー達特有ではないと思うのだが、夜になるととにかく「寝る」。ネットで調べたところ、外敵がいなくて、安心できる環境であれば寝るという話なのだが、我が家のグッピーたちは、なにがあっても、寝ようとする様だ。 それまで水面を泳いでいたグッピー達が、電気を消した途端に底床の良い位置を求めて潜って、そしてペタっと着地して寝るのである。 時には、こんな風に、ガラスクリーナーによしかかったり、外部フィルターのストレーナにかぶせたスポンジに、フィルターが水を吸い込む水圧でぺたっと張り付いて寝ていたりもする。そういえば、60cmは、本来底床フィルタなので、底床にも多少の圧はかかっているのかもしれない。とにかく、止まるとか、動きが穏やかになるというレベルではなく、明らかに寝ているのだ。まぶたがあったら、目をつぶっているくらいに。

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そのグッピー達の安眠を、げんさんが大暴れして妨げるのである。簡単に書くと、げんさんは、自分では意図していないのだが、夜になると、寝ているグッピー達を蹴散らかして大暴れするのである。 動画でないとうまく説明できないが、ぐるぐると螺旋を描いて上昇したり、外部フィルターの出口まで上ってびちゃびちゃと音を立てたり、寝ているグッピーに突進したり、長い胴体で鞭打ちしたり、やりたい放題なのである。で、そのたびにグッピー達は驚いて逃げ惑うのだった。

プラティー達も夜になると寝るのであるが、こちらは底床に着地せず、水中にピタッと止まるのである。 グッピー達が「寝る」のに対して、プラティーは「休む」といった感じだ。また、着地していないので、げんさんの攻撃をうまくかわしているようだし、グッピーより遙かに泳ぎが機敏なのでげんさんが来ても、すっと逃げられるのだ。

というわけで、思うに、このげんさんの行動は、グッピー達のストレスの原因となっているのではないかと思う。 カラムナリスは水槽の中に常に居る菌で、通常は感染しないが、ストレスや怪我などで感染する確率が高まるのだそうだから、このストレス源はなんとかしなければならない。

一方、げんさんも背中が曲がっている事から、カラムナリスに感染している恐れがあることがわかった。ドジョウの背曲がりは割と知られていて、他にも要因があるらしいが、現状では、カラムナリスを疑うべきであろう。 また、60cmの水槽、大磯の底床は、げんさんにはちょっと向いていないのではないかということも分かってきた。ドジョウは底床で生活する生物だが、60cm水槽ではちょっと深すぎるかもしれない。また、餌を食べる時に、底床に落ちている餌を、底砂ごと吸い込んで鰓で濾して食べるのであるが、小粒とは言え大磯が鰓からバンバン出ているのを見て、なんだか怪我しそうだなと思っていたのだ。

そんなわけで、ここ2日ばかりげんさんにはバケツに棲んでいてもらったのだが、今日注文していた 17cmキューブプラ水槽が届いたので、バクテリアとげんさんの事を考えて、柔らかい底砂をたっぷり入れて、投げ込みの水作エイトを埋め込み、35cm と 30cm 水槽から水を貰った上で、お引っ越しとなった。

ちと狭いかなぁとは思うのだが、ま、専用水槽だし、贅沢は言わないでください。正直、もう、水槽を置く場所が無いんです。 ごめんね。 しかし、大きさから考えて、人間だったら、4畳半 一間くらいはあるんじゃないかなぁ。

この17cmのセットであるが、一応金魚用ってことになっている。でもって、外掛けフィルターが付いている。 おそらく、外掛けフィルタを売りたい為に、プラ水槽を付属させているという商品と思われるが、私はこの水槽だけ欲しかったんだけど、安いし、いつか外掛けも使うかもしれないからま・いいかって事でこれにした。 実際このサイズのプラケースだけ欲しくても、なかなか手に入らないのだ。今回この外掛けフィルターを使う手もあったが、水作の方がメンテが楽だし、げんさんにも負担にならないだろうし、厚く入れた底砂と合わせて底床濾過的にバクテリアが育ってくれるのではないかと期待している。これにはもう一つ理由があって、先日購入した エアポンプの シータ6000 が、思いの外パワーがあって、SSPP-3S2台とe-air10002台の計4台が、これ1台にまとまってしまい、更にまだ余裕があったからなのだ。外掛け使ったらその分また電気代が嵩むからね。

で、げんさんはどうなったかというと、こうなった。

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なんだかあずましそうでもある。 夜になって例によって活動を開始したが、ちと狭そうであるが、誰に迷惑かけるでもないので、気楽なものである。餌もこの砂ならまったく鰓を傷つけることはないだろう。 とりあえずは、げんさんがこの水槽に馴染んでくれる事と、この水槽の水が早く安定する事を見極めようと思う。

60cmの方であるが、夜の暴れ者のげんさんが居なくなって、グッピーもプラティもとても、快適な夜をすごしている(ように見える)、水槽ごと薬浴させても、毎日20L弱の水替えをしても、外部フィルタを加えて、殺菌灯で殺菌しても、なっかなか収束しなくて、グッピーの雄が数日ごとに☆となり、毎日水槽の誰かが怪しげに水面を漂っているのを掬い上げてイソジン浴させて戻したりしていたのが、げんさんをバケツに移動してから次第に「安心して見ていられる」状態になりつつある。 今日はイソジン浴なしだ。

イソジン浴については、カラムナリス用の薬よりずっと効果があるように思われる。 割と最終兵器的な民間療法という位置づけではあるが、イソジン浴が原因で☆は出ていない。 イソジンの分量が肝要かと思うが、我が家のイソジンはみかこさんが病院でもらってきたもので、先日薬屋で見たあの馬鹿でかいやつに比べたらずっと小さいので参考にならないかもしれないが、飼育水を300~500ml くらい取り分けて、そこに3~4滴で、5分間を目安にしている。魚たちは暴れる様子もなく、気持ちよさそうにしている。 また、イソジン浴をした後は、それまで苦しそうに鼻上げしていたグッピーが、割と普通に水中を泳ぐようになる。翌日にまた似たような状態になるやつもいれば、普通に泳ぐようになるやつもいる。 しばらくは、毎日の水替え、怪しげなやつはイソジン浴が続くかと思われる。

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