OPINEL というナイフ

アウトドアで使うナイフは様々なものがあり、用途もいろいろなので、一本で済ますというのはなかなか難しいのだけれども、焚き火をしない(木工をしない)のであれば、最低限は一本でも良いかもしれない。そういう時に便利なのが、ビクトリーノックスのキャンプ用とかアウトドア用の一本で、特に私が気に入っているのは、コルク抜きが付いたものだ。最近はスクリューのワインも多いが、キャンプでちょっと良いワインを飲もうと思うと、まだまだコルクが主流だ。ソムリエナイフも持っているので、通常はそちらを使うのだけれど、忘れてしまったり、予期しないタイミングでその機会が訪れたりすることもあるので、私はビクトリーノックスを車に常備している。これさえあれば、何を忘れてもなんとかなるという安心感がある。

しかし、ビクトリーノックスは常備しているとして、敢えてキャンプや車中泊に持っていくとしたら、どんなナイフが良いか。これはナイフで何をするかにもよるけど、食材の袋を開けたり、途中で買った衣料のタグを切ったり、ロープを切ったり、料理に使ったりといった用途を考えると、もう少し大きいナイフが欲しくなる。しかし、あまり高いものではなく、しかし持っていて嬉しくなるようなナイフは何か、となると、OPINEL 一択になってしまうのだ。 最近見つけた T-Fal のペティナイフもかなりポイント高いナイフなのだが、フォールディングタイプでないのが残念だ。いや、OPINELのフォールディングに悩まされた私としては、それがメリットだとも思ったのだが、やはり鞘が別になっていて使っている時にどこかになくしてしまいそうなのが気になる。実際最近キッチンで使っていて、なんども鞘を探した。アウトドアだとそのうち無くしてしまいそうだ。

実は、私は最初にOPINEL #8を買うことに決めて、それを手にした後、とても気に入って、これからはこれを使っていこうと思っていて、他を探そうとさえ思わなかったのだけど、使っていくうちに開くのがだんだん大変になってきて、最後はペンチで引っ張っても開かなくなってしまって、いざナイフを使おうとしたときに使えないという自体が頻繁にあり、ちょっと嫌気がさしていたのだ。最初それは私が刃を研ぐ時に柄を水で濡らしてしまったせいだと思っていて、なんとか直そうとピン抜きなども試してみたのだが、どうやってもピンが抜けず、オイル漬けが良いという話を聞いてオイルに漬けるも、ますます固くなって、もうフォールディングタイプは嫌だ!となって T-Fal を買ったという経緯がある。

しかし、先日、ピン抜きに再挑戦して、やはり抜けず、もうどうなってもいいやと思って、まじまじと見たら、ブレードが曲がっている。どうやら友人曰く、はずれのOPINELだったようだ。ブレードが曲がっているので、柄の溝に真っ直ぐ収まっていないくて、溝の縁に触れてそれが、開くときの抵抗になっているようだったので、溝をカッターで削りました。

これは、削った後の写真ですが、かなり削っても、まだブレードが下の壁に接触しています。しかし、ここまで削ったところで、ようやく手で楽に開けるようになりました。これで当初の予定通りOPINELを(ペンチ無しで)持ち歩く事ができそうです。

で、いろいろやっているうちに、手のかかる子供ほど可愛いというか、そんな感覚になりまして、やっぱりOPINELはいいなぁと思ってしまって、気がついだたら、ノマドクッキングキットをポチってました。 :-p

私が最初に買ったのは、定番の #8 だったのですが、我が家は旅行中にパン(ハード系が好み)を買うことが多く、#8 だと厳しいことも多かったのです。車中泊でちょこっと使うには、#8 が手頃なのですが、食材を切ったりするにも、包丁までいかなくてももう少し大きいものが欲しいなと思って #10 を買おうと思って(無意識に)探していました。そしたら、見つけちゃったのです。なんとブレッドナイフと#10がセットになっているではないですか。しかもまな板付き&ケースになる布?付き。今まではまな板は100均のプラスチックの小型まな板を使っていたのですが、やはりパンとかを切る時は、木の板のほうが良いですね。Be-Palの付録のものもあるのですが、こちらはこちらでいろいろと使えそうで、2つあっても良いですし、値段考えたら、#10 ナイフ + #12 ブレッドナイフ だけでも良いくらいの値段で、#6 のピーラーと板と布はおまけみたいなものですから、これは買いかと思いました。 あと OPINELのフォールディングタイプのブレッドナイフなのですが、Amazonで単体では見つけられませんでした。Amazon以外でも探すことができず、そういう意味でも、このキットはラッキーでした。

今までナイフなんて、割り箸とかカトラリーと一緒に適当に袋に入れておけばいいやと思っていたので、こういうふうにまとまった形で持つのは初めてで、なんか良い気分です。しかも、袋とかではなく、布で巻く感じって雰囲気良いですよね。 #8 はちょこちょこ使うので今まで通り使いやすいところに入れて、このキットとは別でも良いし、ナイフはナイフとして一緒に巻いてしまっても良いですね。布で巻くだけなので全然余裕があります。

実は、フォールディングナイフはもう一つ持っていて、こちらは普段はAmazonボックスオープンとかに使っているのですが、料理には不向きですけど、カッター的に使うのには良いです。形がボンナイフみたいで可愛いのですが、実は柄の部分まで鉄なので、そこそこ重さがあって、フォールディングながら、バトニングにも使えそうなタフさを感じます。

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暑い!クーラー無しの部屋=>ポータブルクーラーで解決 壁クーラーほどではないけど、結構涼しいし、窓を塞ぐことで更に改善の余地あり

家を建てるときは、北海道だし、断熱が良いのでクーラーなんて要らないよと住宅会社の人に言われて、付けなかったのですが、いざ住んでみるとそんな事はなく、おまけに、温暖化の影響か年々暑くなる気がします。北海道の暑い時期は東京と比べれば短くて、2週間くらい我慢すればなんとかなると思っていたのですが、実際にはもう少し、今年は更に暑い日が続きそうです。しかも半端じゃない暑さの上に雨がふらない、雨がふらないくせに室内の湿度は結構高いのかジメジメした感じがします。

実は昨年までは、別の部屋で仕事をしていて、その部屋にはクーラーがありました。あまりつけないようにしていたものの、我慢できなくなってきたらスイッチオン。一度スイッチONにすると、我慢レベルが低下して、すぐにスイッチオンしがちになります。リビングにもクーラーがあるので、食事の時にはクーラーの恩恵にあずかるのですが、そこから仕事部屋に戻ると暑いわけで、結局かなりの頻度でクーラーを使っていたかもしれません。その部屋から昨年、事務所移転?して今の部屋に来たのですが、ここはもともと客間で、ほとんど使われていなかったのでクーラーがありません。いや、正確には数年前から、夜寝る時だけこの部屋で寝ていましたので、昼間はあまり使われていなかったというべきですね。夜は窓を開ければ結構涼しいので、扇風機程度でなんとかなっていました。しかし、今年からは昼間ここで仕事をするようになり、冷えピタとか、濡らしてひんやりするタオルとか使いながら耐えていたのですが、室温が 30度を超えるようになってギブアップしました。

先日、私が大変そうに見えたのか、みかこさんが心配して、なんか涼しくなるもの買いに行こうと言ってくれました。そんなもの簡単に売っているわけでもないのですが、ずいぶん心配してくれているんだなと思って、本人は我慢できると思っていても、突然熱中症とかになることもあるようですから、それならばとなんとかすることにしました。

クーラー取り付けも考えたのですが、予算的にも厳しく、また時期的にも取り付けを待っていたら涼しくなってしまいそうでしたし、1年の大半使わないものが壁についているというのもあまり好きではないので、他の手段を探しました。最初に思い出したのは、20年くらい前に窓につけて使っていたウインドウクーラー?で、今の家の窓に合わずしまい込んでいたのですが、電源を入れてみたところ、まったく動かずでした。でもこんな感じのもので、夏だけ引っ張り出して使えるようなものが無いかと探したところ、ポータブルクーラーなるものを発見。冷風機と書いてあるから、最初水を入れて使う冷風扇の一種かと思ったのですが、あれは、経験上意味がないので諦めかけたところ、これはダクトを取り付けて外に排気できるようになっていて、構造的には室外機一体型のクーラーの一種のようで、期待できそうです。

ネットで調べたところ、評判も悪くなく、値段も壁掛けクーラーの半値くらいでしたので、買うことにしました。

それが、本日到着しました。最初にその重量に驚きましたが、20kgはあるようです。それを2Fまで担ぎ上げるのに一苦労。その前に、2Fまで上げてから不良品だとわかって返品するのは辛いので、1Fで簡単な動作テストをしてから担ぎ上げました。なんとか上げたものの私の持てる限界ですね。

さっそく排気ダクトを取り付けて、2Fの窓から外に向けて、スイッチON. これの前はかなり涼しい風が出ていて扇風機の比ではありません。30分で室温がすこし下がりました。今日は日中ずーっとONにしていますが、排水もゼロで、室温はずっと28度ー29度くらいを維持していました。何もなければ、30-32度くらいにはなっていたと思いますから、まずますの性能です。窓を目張りすればもう少し冷えると思いますが、我が家のマドは押し開き式でアタッチメントが合わず、窓を開けて排気ダクトを外に向けているだけですので、外から熱い空気が結構入ってきます。換気という意味では良いです。

音は人それぞれだと思いますが、私はOKでした。私には、道路を走る車の音の方がうるさいです。

形状ですが、天板が平ならいろいろ置けて良かったのですが、この微妙な斜めはなんなのでしょうね。ものを置かないようにあえてこうなっているのかな。この黒いスペースが勿体ない気がします。全体の形としては、格好良いと思います。

排水ですが、基本的にノンドレンになっていて、水分は排気と一緒に窓から外に放出されます。湿度が高く放出が追いつかないと内部に水が溜まり満水でストップするらしいです。排水口と別に、常時排水用の口があって、そこに接続する短いホースもついているので、試しにホースをつけて、ペットボトルに挿してみたのですが、今の所一滴も排水されていません。今はまったく雨がふらないせいかもしれませんが、この部屋の湿度(60%)だと、ノンドレンでいけそうです。

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家でもアウトドアでも、車中泊でも。最強のカセットコンロ ビストロの達人 Ⅲ

少し前までは、イワタニ 炉ばた大将 炙家を使っていました。とろ火もできて魚を焼いたりすることもでき、溶岩プレートと組み合わせると最高のステーキが焼けるのですが、どうしても煙が出るので、屋内だとちょっとつらいところがあります。また、基本網焼きなので、もやしとか細かいものをやいたり、焼きそばをしたりするには、編みにホイールを巻いたりしなければならず、ちょっと面倒でした。下のトレーに水を張るのも面倒ですし、片付け時とかにうっかりこぼしてしまったり。ガスの出口も形状的に詰まりやすいです。美味しく焼ける反面あまりお手軽でないところもありました。そんな理由もあって、徐々に出番が無くなり、普通のカセットコンロの上に鍋やフライパンを乗せて調理することが多くなっていたのですが、網焼きはたしかに美味しいのですが、フライパンでも十分美味しいねということになってしまいました。いや、むしろ料理によっては、フライパンの方が良いものも多いです。下に落ちる心配もなく、旨味を余すところ無く食べれますので。

もう一つ、背景として、以前からブログにも書いていることですが、車中泊時の火力をどうするか問題です。今のところアルポットがベストだと思っていますが、欠点としては、湯沸かしに時間がかかるということと、基本、湯沸かし以外には使えないということです。アルコール燃料を持ち歩かなければならないということもありますが、それは、我が家は1-2泊が多く、湯沸かしはコーヒーとカップヌードルくらいなのであまり苦になりません。ポットの容量は決まっているので、朝、カップヌードルと作って、コーヒーも入れるとなると、2回沸かす必要があります。都度15分くらいかかるので、ちょっとつらいところがあります。プリムスの2243ならヤカンと組み合わせて、カップヌードル用とコーヒー用のお湯が5分もかからずにわかせる事を考えると、結構かかるなぁといった感じです。アルポットがベストだと思っている理由は、ポットを乗せてしまった後は、内燃状態になり、仮にそれを横倒しにしてしまったとしても、炎が露出せず安心感があるという点が大きく、決して一酸化炭素の心配が不要とかではありません。アルコールランプは一酸化炭炭素が出にくいという話もありますが、その分時間がかかるとすれば、やはり換気は必要です。それに、火を付けてポットをかぶせるまでと火を消すときは、どうしても炎が露出しますから、ドキドキします。何度も電気ポットを考えたのですが、かなり高出力のポータブル電源でも持っていないと電力不足になるので、車中ではどうしても使いづらいです。

といった状況で、見つけたのが、イワタニの ビストロの達人 でした。 私が見つけた時は、 2 だったのですが、迷っていたら 3 が出て、いろいろ調べてみると、アウトドアでも使っている人が結構いるらしいことがわかりました。 一番のポイントは、炎が露出しないということです。風防の中に鍋が収まっている形状なので、火がのぞき窓からしか見えません。着火時も消火時も炎が上がる心配が無く、熱も鍋が受けとめるので、キャンピングストーブや普通のカセットコンロのような、上方の炎や熱の心配がかなり軽減されます。特に熱は見えないのでやっかいなのですが、むき出しのコンロだと、車の天井付近でも結構な高温になったりします。もちろん調理器具である以上熱が出ますから、あくまでもむき出しのものに比べて心配が軽減されるといった程度ですが、そういう意味では、アルポットと互角かもしれません。かなりワイドなので、持ち運びは少しがさばりますが、その分安定していて、ソロの車中泊やキャンパーが使っているような小型のカセットコンロよりずっと安全だと感じます。また、この風防が炎を隠すだけでなく、風に対してかなり有効なので、屋外で、多少風が吹いていてもほとんど影響なく使うことができます。以前風が少しあるキャンプ場で、カセットコンロで魚を焼いた事があったのですが、風で炎が流れてしまって、生焼けにしかならなくて悲しい思いをしました。そういう心配は無用です。

値段は若干高いのですが、 炉ばた大将 も結構高いですし、鍋やガラスの蓋がついている事も考えると、十分元は取れる価格だと思います。また、我が家ではまだ買っていないのですが、イワタニのカセットコンロ用焼肉プレート(大)がぴったり収まるので、これを使うと焼き肉も美味しく食べれます。このプレートはかなり人気で、屋内で使ってもほとんど煙が出ないそうです。他、カセットコンロ用のプレート類が結構使えるみたいで、たこ焼きプレートなんかを使って、アヒージョとかを作っている人もいました。ケースがついていないので、持ち運びはちょっと工夫が必要ですが、以前 炉ばた大将 を買った時に無料でついてきた袋に丁度入りましたので、それを使っています。持ち運び時にガタガタするのが嫌なので、コンロと鍋の間にマイクロファイバークロスを挟んで、更に鍋の上にも敷いてガラス蓋を逆さにして重ねて袋に入れています。

アウトドア(庭も含めて)最近は焚き火を楽しむ事が多いのですが、寒い時は鍋料理で、我が家の場合は火鍋ばかり食べてますが、そういう時は、暖を取る為の焚き火の他に、調理用にウッドストーブを使い、トライポッドに鍋を吊るして作るのが、雰囲気もよく、暖かくてとても良いです。材料を鍋に放り込んだら放っておくだけという手軽さもいいですね。しかし、だんだん暖かくなってくると、この調理方法は暑いです。なので、焚き火を少し離してそちらは純粋に火を楽しむ為のものとして、調理は、このビストロの達人を使う様になりました。そして、先日友人とキャンプした時に友人が作ってくれた料理が、めちゃくちゃ良くて、今はそればかり食べています。

まず、鍋(深めのフライパン)に、少量のオリーブオイルを熱します。(私は100円ショップのガーリックオリーブオイルを使っています)そして、友人はエビを使っていましたが、我が家では豚肉が多いかな、そういったものを入れてから、カットした野菜を加えます。野菜は家でカットしてジップロックしていけば、ゴミも出ず手間もかからず簡単です。ポイントは、枝付きトマトを使うことですが、ミニトマトであれば枝付きでなくても良いとは思います。多少炒めてから、蓋をして全体に火が通るまで放置。頃合いを見て、蓋を取って、塩コショウを加えて味を整えながら炒めて、その上に、チーズをたっぷり(ピザチーズ一袋くらい入れても全然だいじょうぶです)加えて、再度蓋をします。あとはチーズが良い感じに溶けたら出来上がり! ピザとアヒージョをドッキングしたようなめっちゃくちゃ美味しい料理が簡単にできてしまいます。

これをワインなど飲みつつ、食べますと、最後に溶けたチーズと野菜のうまみがたっぷり入ったオイルが鍋に残ります。豚肉を使うと肉からも油が出ますし、野菜の水分も出ますから、最初に入れるオリーブオイルが少量でも、結構なソースになっています。これを、バケットをナイフで切りながら、浸して食べたら、もう旨いなんてもんじゃないです。思い出しただけでも water on my mouse です。

というわけで、途中から話がずれた気もしますが、ビストロの達人は、インドアでもアウトドアでもマルチに使える、便利カセットコンロだよというお話でした。鍋を取れば普通のカセットコンロなので、ヤカンで湯沸かししたり、ホットサンドメーカーでホットサンド作ったりと、なんでもできますから、持ち運びが苦にならず、特にこだわりが無いのであれば、お勧めですし、こだわりがある人でも、サブの火力として良いです。例えば、夜は雰囲気重視で焚き火調理しても、朝はガスで気軽に調理したいというパターンにも良いです。CB缶なので、燃料はどこでも手に入りますしね。

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1回目ワクチン接種後の経過

12:00 ワクチン接種

予約は12:00でしたので、11:30頃に会場に到着しました。入口でアルコール消毒、検温の後、受付の列に並びます。 11:50 頃に受付をして、座席に案内され座りました。
会場は高校の体育館で、間隔を開けて100くらいのパイプ椅子が整然とならべられていました。受付はみかこさんと別の番号の窓口でしたが、座席は、受付に並んでいた時の順番のようでした。時計を見ると、12:01 でした。
その後、医者か看護師かわかりませんが、二人ペアで、体調を聞きに回ってきました。特に異常はありませんか?といったお決まりの質問で、私の場合は痛風と高血圧で通院しているので、お薬手帳を見せました。問診?が終わると、「ワクチン接種OK」と書かれた札を渡されました。その後数分すると、これもまた二人ペアで、女医さんか看護婦さんかわからない人とたぶん看護婦さんとおもわしき人がまわってきました。
ワゴンに大量の注射器とゴム手袋と消毒薬などが積んであります。女医さんは椅子に座って居て、立ち上がることなく、足で地面を蹴ってワゴンを引きずりながら回っていて、大変そうでした。看護婦さんは、注射の後の消毒と説明担当のようです。一人30秒から1分といったところでしょうか、つぎつぎとワクチンを打っていきます。注射自体はほとんど痛みはありませんでした。注射のあとを消毒してくれて血止めのバンソコを貼ってもらって、接種券を受け取りに来る人が来るまでしばらく待機との指示を受けました。またまた二人ペアの人がまわってきて、接種券をワクチン接種申請用紙?に張って2回目の券を大切に保管するようにとの指示を受けました。そしてまた待機です。ずっと椅子に座って居ましたし、流れがスムーズなので特に待っている間大変だったということはありません。
待っている間に具合が悪くなったり痛みを感じたりもしませんでした。周りの人はどうかなとおもってみてみましたが、異常を感じている人はいなさそうで、みんなおとなしく座って居ました。ワクチン接種から約20分後、12:30前後に今度はひとりの男性が接種券を引き取りに来て、券を渡しておしまいとなりました。そのまま車に乗って、近所の八百屋によって帰りました。とにかくすべてがスムーズでした。

15:00 軽い痛み

帰宅してコーヒーを飲んだり、TVを観たりして過ごして、15:00ごろに買い物に行こうという話になりました。その頃、左の上腕に軽い痛みがありました。注射の痛みなのか、ワクチンのせいなのかわからないような痛みで、筋肉痛の様な痛みでした。きっと針を刺したせいだろうと思ってそのまま買い物へ。痛み以外は特に何も変化は無しです。買い物から帰って来て、庭で焼き肉をしましたが、今日は飲まないと決めていましたので、ノンアルビールです。

そのころから徐々に痛みをはっきりと自覚できるようになってきましたが、あまり気にするようなものではなく、ワクチン接種したら痛みがでることがあるよと聞いていた通りな感じです。他人の話は聞いておくべきですね。なるほどこういうことかといった感じで不安はありません。

そして更に時間経過とともに、痛みが強く(といっても軽くつねられている程度です)広範囲になってきているような気がしました。

21:00 入浴(今現在)

風呂に入るのはどうしようかなと思ったのですが、焚き火しちゃったし、みかこさんがOKだというので、風呂に入りました。ワクチンはファイザーなので治験者は風呂に入る習慣が無い人が多いかもしれないと思い、接種した肩は外に出した状態で入浴しました。今現在、痛みが徐々に強くなっている感じがします。また接種したポイント周辺から徐々に広がっている感じがして、時々左の僧帽筋あたりも張っているような感じがします。

そう、筋肉痛というか、肩が張っているような感じの痛みですね。手足のしびれはありませんし、こうやって両手でキーボードで文字が打てています。

さて、これからどうなるか、それは明日書きます。

7:00 起床 腕が上がるようになりました

昨夜は入浴後、いつものようにカラオケ歌いながらみかこさんの風呂を待って、その後TVドラマを1本見て、いつもよりちょっと早く寝ました。ドラマを見ながら腕の痛みの話をしていたのですが、それまで痛くないと言っていたみかこさんが、注射のシール?をはがしたとたん、同じように痛いと言い出して、「気にしていなかっただけだろう」って事で、まぁ、そのくらいの痛みです。試しに腕を前から上げると上まで上がりますが、水平に上げようとすると、右腕は何でもないのですが、左腕(注射したほう)は、途中で筋肉が張って止まる感じでした。二人とも同じような感じです。

昨夜は普段通り、よく眠れて途中で起きることもありませんでした。普段寝ている時に1回くらいトイレに起きたりするのですが、あれは、たぶん、おそらく、酒の飲みすぎですね。今日はそういうこともなく、スマホのイビキスコアも悪く無く(良くも無いですが、以前よりかはだいぶよい)て、朝もすっきりでした。痛みは完全に消えていることを期待していたのですが、軽くなった程度です。拡大することもなく腕が水平に上がるようになりました。二人とも同じような感じです。

似た様な話を、私たちより前に打った人から一番多く聞いたので、ワクチン接種は、利き腕でない方が良いと思います。 Mな人は別ですが…

飲酒の是非についてはなんとも言えません。みかこさんは前日一人で飲んでけど症状に違いはありませんでした。昨晩は二人とも飲まなかったので比較できません。今の私の感覚ですと、前日飲まないのは体調を少しでも良くしておくため、当日飲まないのは、症状をちゃんと把握するために良いと思います。ワクチンに限りませんが、痛みなどがあるということは身体が戦っている状態ですから、その痛みをちゃんと認識してあげることが大事だと思っています。なので、我慢できる範囲の痛みは感じていたいし、熱も無理に下げないように薬をあまり飲まないようにしています。これは本当に個人的な考え方ですので、誰にでも言えることではありませんが、私の場合身体が何かと戦っていることをしることで、頭もちゃんとそれを認識して気を付けることにつながると考えているので、それを酒でごまかすようなことにならないように、飲まないのが良いと思いました。

昨夜は、天気予報通り8時頃から雨が降り出しました。天気予報を信じて早めに庭キャンを切り上げたので被害はゼロ。そして、今朝はやはり予報通り 7:00ごろに止みました。今日は3時間だけ降る予定だったのが、今の天気予報だと降らないに変わったので、庭キャン予定。小樽ビールで、めちゃくちゃ美味しいケルシュを買って、飲むぞー!

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セルビアの伝統的なソース アイバル(Ajvar)を作ろう

赤パプリカが3つくらいあれば、短時間で簡単にできるし、絶対想像した味と違うから、試してみて!

まずは、大きめの赤パプリカを3つくらい、さっと洗って縦に半分に切ります。

オーブンの皿(網)に載せて230度くらいで、15分くらい焼きます。私は余熱が面倒なので、余熱無しで20分くらい焼きます。それでちょっと様子を見て、こんな感じの焼き加減に足りなければ、5分足すとかしています。目安は、表面がすこし黒くなって、皮がはがれてきたらOKです。焼くことで、味が変化しますが、同時にものすごい良い香りが家中に広がります。私はこの香りが大好きです。そして、簡単に皮がむけるようになります。

焼き終わったら、冷ましましょう。セルビアの人たちは毎年大量に作るので慣れているため、熱いままでも平気なようですが、水分もありますからめちゃくちゃ熱くて、私は完全に冷めるまでオーブンの中で放置しています。冷めたら、指でつまんですっと皮がむけます。へたも取ります。皮も種も多少残っても問題ありません。

全部剥いたら、水気を切ります。ざっとで良いです。この水も美味しいのですが、まぁ面倒なので捨ててます。ここで、種とか気になる人は、ちょっともったいないですが、水洗いしても大丈夫です。

皮を剥いたら、こんな感じで、包丁で細かく切ります。どのくらい細かくするかは好みです。私の場合は、いろいろな用途にソースとして使うので粗目のみじん切りって感じでしょうか。

フライパンに、オリーブオイルを熱します。底が隠れるくらいだと多すぎですので、このくらいかなぁ。オイルをあまり気にしない人なら適当でよいです。あまり少ないと美味しくないかも。

オイルから煙がすこし出てきたら、オイルを適当な容器に移しておきます。フライパンは多少オイルがついているといった状態になります。この移したオイルは、あとで上からざっとかけますので、ここからの作業はこのオイルが冷めないうちにやります。本場の人は、別鍋でオイルを熱しておくのですが、私の場合フライパン一つでやりたいので、こんなことしています。シェラカップの後ろにあるのは、100均のハバネロスパイス。我が家は辛いものがすきなので、アイバルも辛みを加えて仕上げます。本場だと辛い派と辛くない派がいるようです。

細かく切ったパプリカをフライパンで炒めます。この時、ワインビネガーを少し加えます。大匙2とか3とかだと思いますが、いつも適当です。お酢なので極端に加えなければ好みですが、びしょびしょにならないように。そして、ある程度水分が飛ぶまで炒めます。オーブンで焼いているので、この過程は炒めるというより、余計な水分を飛ばす過程だと考えると良いでしょう。

水分が飛んだら、上から、先ほどとっておいた熱したオイルをまわしがけます。ジュッと言わなかったら、あなたの仕事が遅いということです。(^^; 

ささっと炒めて、おしまいです。あとは冷めるのを待って、冷蔵庫に入れましょう。

出来上がりです。

冷蔵庫で冷やしたアイバルは、サラダに加えてもよいし、パンにのせて食べても良いし、パスタに使っても良いし、チャーハンにしても良いし、肉を食べるときにちょっとのせても良いし、とにかく何にでも使えて、なんでも美味しくします。冷蔵庫で2週間くらいはもちます。セルビアには発酵ぎゃべつ(クプス)を使った料理が多いのですが、そういう料理との相性は本当に抜群です。

ぜひお試しください。

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明日一回目のワクチン接種です。

私にとっての一番のコロナ対策は、身体の免疫機能を維持し高める事が最優先でした。どんなに仕事が忙しくても無理せずに身体を休める事、朝は以前より1時間早く起きて、まずカーテンを開けて日光を浴びること。夜は質の良い睡眠を取るように工夫すること。1日30分以上は運動をして汗を流すことなどはずっと続けています。加えて、可能な限りアウトドでの活動を増やして、太陽光を浴びるとともに、自然な形で身体をうごかしたり、暑さ寒さなどの温度変化への適応能力を維持することなども考えて、冬の庭キャン、キャンプ場でのキャンプなどは積極的にしてきました。庭仕事もいつもなら面倒がってしまうようなこともなるべくやるようにしています。それと、歌う事と笑う事、人とコミュニケーションを取る、特に会話をする事も呼吸器官やメンタル面で大事ですね。

政府の様々な対策(といいながらたいしたことはしていないような気もしますが)が、結局最後はワクチン頼みになってしまっていることから考えても、免疫機能が最後の砦であることは疑いの余地はありません。

その免疫機能のうちコロナウイルスに対する戦闘能力を人工的に高めようとするのが、ワクチンだと思いますが、これは身体にとっては、実弾を使わない戦争と同じようなものでしょう。実弾を使わない模擬戦闘だからといって、身体は実践と全く同じように真剣に戦います。それにゴム弾だとしても怪我をしないとも限りませんし、当たり所が悪ければ死に至るような事が起きないとも限りません。しかも、この模擬戦争は、絶対に負けるわけにはいかないどころか、かろうじて勝つではダメで、戦いを通して以前より強くならなければなりません。

そう考えると、ワクチン接種に際しては、コロナ対策と同じく、身体の免疫機能を万全にしておく必要があります。模擬だからといって油断して万が一負けたらとんでも無いことになります。自分の意思でワクチンを打つわけですから、ほとんど自殺と一緒ですね。確かに今まで大勢の人がこの模擬戦争をクリアして、免疫機能の強化に成功していますが、みんなが大丈夫だから私も大丈夫というのは、路上飲みとかGOTOキャンペーンに乗っかってしまうのと似た様なもので、何の根拠もなく自身を危険な状況にさらしてしまうことになります。あと、普段風邪一つ引かないような人が私は大丈夫と思ってしまうのも危険ですね。なにしろ普段ではありえない敵の侵入を意図的に行うのですから、普段大丈夫だということは、ワクチンを接種しても大丈夫かどうかということになんの根拠にもならないと思うのです。

世界的に見て、ワクチン接種は、飛行機に乗るのとか、バンジージャンプをするのとか、胃カメラとかと同じくらいの大丈夫なのかもしれませんが、少なくとも、そういう事をするときと同じくらい体調を整えてから臨みたいものです。

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薪を割る

ある程度の大きさの焚き火スタンドで、ホームセンターやキャンプ場で状態の良い薪を買って燃やす場合は、苦労しなくても、そのまま燃やせます。火打ち石で火を付けて細い薪から徐々に太いものにして火を熾していくというのは、一種儀式みたいなもので、それ自体を楽しみたい人がすればよく、特に必要な手順ではありません。枯れた杉の葉っぱと松ぼっくりなんかがあれば楽ですが、無くても着火剤があれば、実際には誰でも簡単に火を熾せます。簡単に火を熾したい人にお勧めのものがあるとすれば、トーチです。トーチといっても、マイクロトーチみたいなライター型のものはあまり意味がありません。CB缶もしくは、専用のガス缶の先に付けるようなものが、ある程度の火力があり、荷物にならずに便利です。マイクロトーチは温度的には十分ですし、着火という点では問題ないのですが、火が細くて距離も取れないので、火が熾きづらい時にはかなり心もとない感じです。

薪が湿っている場合や雨の日など着火しづらい場合や、買ったサイズの薪のままでは火が維持しづらい場合、もしくは用意した薪がめっちゃ太いものだったり、玉切りして割ってないものだったりする場合には、そのまま燃やせませんから、薪割りが必要になってきます。薪割りというと、長い斧を振りかざしてエイヤーって感じのイメージですが、薪割り体験としては面白いですが、経験者の友人にみてもらいながらとかなら良いのですが、Youtubeの動画とか見様見真似でやるには、危なすぎます。キャンプ場の隣のサイトで危なっかしい手つきで長い斧を振り回している人が居たら怖いですよね。

というわけで、そんなあぶない事をしなくても、薪を割れる簡単な道具を紹介します。

これは、「バトニング」と呼ばれている方法で、手斧やナイフを使って薪を細く割る方法です。バトンのようにするからバトニングかな。時々バドニングと書いている人もいますけど、変ですよね。バドミントンに影響されているのかもしれません。あるいは叩くことから、野球のバットを連想して、時々バットの事をバッドと呼ぶ人がいるので、流れでバドニングになったのか? 太いままでは燃えにくい薪でも、細く割ると燃えやすくなります。湿っている薪でも割ると中は乾いていたりします。焚き火台に対して薪が大きい場合、割ることで使えるようになります。特に難しいものではなく、比較的安全にできるので、焚き火を楽しもうと思った場合は、キャンプ場で薪を買うつもりでも、多少の道具は持っていた方が良いと思います。

私の持っているものは、ほとんどホームセンターで買った安物ですが、この程度のもので十分です。高いものを勧めてくれる人もいらっしゃいますが、形から入るという人でもなければ、安いもので十分でしょう。ただ、安いものでも、ちょっとした選び方はあります。特に斧は、鉄の刃に木の柄がはめ込んであって、楔で止めてあるものは、使っているうちに木が痩せて、いずれスっぽ抜けますので、メンテナンスをしっかりしないと怖いです。基本的にバトニングは斧を振り回しませんが、最初の一撃は叩き込んだほうが良い場合もあるので、刃と柄が一体になっているものか、私のものみたいにパイプ柄のものが扱いやすくて良いと思います。

バトニング(batoning) は、木に刃を当てて、何かで叩いて打ち込む事で、薪を割る方法ですが、その刃として、手斧やナイフを使います。ナイフは調理用のものではなく、ある程度刃の幅があるものを使います。切るというより、楔のように割り進む感じになるので、この幅で押し広げていく(割広げていく)感じになるため、幅が必要になります。あとは強度も必要です。斧は背側が平になっていないと、叩けません。とは言っても、フルタング(柄まで含めて全部が金属)である必要も無く、私が使っているような安いナイフでも十分割れます。叩くものは、木で叩く方法がよく紹介されていますが、アウトドアは現地調達主義というか、そこにあるもので間に合わせるという考え方があるのでそうなのでしょうけど、普通のキャンプだと結局いろいろ持っていくわけですから、ハンマーを使った方が楽です。ただ、石頭ハンマーみたいなものだと刃の方が心配なので、ショックレスハンマーがあると便利です。釘やペグ打ちにはあまり適しませんが、DIYでも何かと出番があるので、キャンプ専用ではなく、一つ持っておいても良いと思います。

刃を研ぐ道具も必要です。通常の使い方では大きく刃こぼれするようなことはありませんので、簡単なシャプナーで十分だと思います。ダイヤモンドシャプナーなどもあれば、もう少しダメージが大きい時に便利ですが、シャープナーがあれば、あまり出番は無いかも。安物の斧やナイフは、新品でも刃が立っていないものも多いので、買ったらすぐに研いだほうが良いと思いますが、砥石系は包丁研ぎなどで慣れた人でないとかえっておかしくなってしまうので、当てて引くだけのシャプナーをお勧めします。

道具さえ揃えば、薪を立てにして刃を当ててトントンと刃の背中を叩けば割れますのが、この時、割る薪の下に硬いものを置く必要があります。通常は、薪割り台なんてありませんし、サイトの地面は芝生だったり土だったりしますから、薪を何本か置いてそれの上に立てて割ると良いでしょう。できるだけ、割る薪が自立する程度に安定しておける状態を作ると良いです。(不安定だと割りづらいばかりか、危ないです)

薪を選ぶ時は、できるだけ節の無いものを選びたいです。節の部分で木の繊維がぐちゃぐちゃになっているので、節のあるものは割りづらいのです。というか割れません。割るというのと切るというのは全く違う作業なので、割るというのは、あくまでも木の繊維にそって分離させる作業ですから、繊維がぐちゃぐちゃになっているとそこで止まってしまって、それ以上進まなくなります。

木の種類は、針葉樹は割りやすく、燃えるのが早い。広葉樹は固くて割りづらく、しかし火が長持ちすると言われています。長持ちする方がお得感がありますが、キャンプでは、暖炉とかではないので、扱い安く、よく燃える針葉樹の方が良いように思います。とは言え、木の種類が書いていない場合、針葉樹なのか広葉樹なのかわからない事も多いです。バトニングしようとしても刃が入っていかないものもあります。

そんな時の強力な助っ人が、楔です。その目的での楔として、ねじれ楔というのものがありますが、お勧めは、最近?出てきた、ダイヤモンド楔。あくまでも鉄であってなぜダイヤモンドなのかわかりませんが、十字構造をダイヤモンドシェープと呼ぶようです。(ほんとか?)これ、めちゃくちゃお勧めなのですが、火付けのときのバーナーのように、いざというときに持っているとかなり心強いです。もともとは玉切りした丸太を割るためのものなので、いわゆる薪割りにも使えます。しかもハンマーで叩くので、斧を振り回す必要がなく、安全です。

薪割りのための安全な道具として、最近、キンドリングクラッカーというものが人気ですが、あれはリングに入る薪しか割れないし、荷物になるので、個人的には楔の方がいいかなぁと思っています。このダイヤモンド楔は、先端が刃ではなく尖っているので、割りたい場所にポンと刺すように置いて、あとは叩けば割れます。ただし、私のショックレスハンマーだとちょっと軽いので、この楔を使う時は、石頭ハンマーを使います。私が使っているものは3ポンドのものですが、この程度あれば十分ですし、これ以上だと重すぎて片手で扱うのが大変です。このハンマーはAmazonで買いましたが、ホームセンターでも売ってます。私がこれにした理由は、格好良いからで、性能がどうとかではありません。持ちやすい柄がついていますが、なんとなくパラコードを巻いてグリップを強化しています。

以上、焚き火の時の薪を扱うのに便利な道具のご紹介でした。

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ミドルチェア ちょっと高めのローチェア

数年前から、アウトドアで過ごすスタイルをハイからローへ切り替えました。焚き火を楽しみたかったということも要因ですが、ロースタイルに対応したテーブルやチェアが豊富に出てきているということもあります。ゆったり過ごすにはローの方が落ち着きますし、全体の荷物を減らせるというメリットもあります。

ただ、私は腰が悪く、みかこさんは膝が悪いので、椅子選びにはずいぶんと迷いました。ただ座っている時は楽な椅子でも、料理を作ったり食べたりするのにはちょっと大変だったり、立ち上がるのに苦労したりするものもあります。また、コンパクトさを追求するあまり、落ち着いて座っていられないような椅子であったり、毎回パイプの足を組み立てて座面を取り付けるといった面倒なものもあります。我が家はバイクではなく車なので、私の好みとしては、必要なときに取り出してパッと開いて座れるのが良いです。キャンプ場についたら、タープやテントを立てたりと小一時間は仕事がありますから、その間、「ほらここに座ってて」とみかこさんを座らせておくためにパッと椅子を用意したいのです。椅子を組み立てるまで待っていてなんて言う余裕はありません。走っている時に適当なPや公園でコーヒータイムを取ることもありますし、お花見になることもありますが、そんなときにもいちいち椅子を組み立てるなんてしたくありませんからね。ですから、私は椅子をカバーに入れていません。収納は車の中で専用の場所を確保していますから、カバーなんてなくても汚れないのです。

そんな私達が最初に選んだローチェアは、コールマンのコージーチェアです。これは本当によく出来ていて、基本ゆったり座るタイプの椅子で、寝てしまえるほど快適なのですが、かといって沈み込んでしまうというほどでもなく、また、肘掛けが無いので横すわりもできるため、椅子に座ったまま料理したり、食事したりも苦にならないのです。コージーとは快適という意味ですが、まさに快適椅子です。しかし、コールマンがどうやらこのチェアの製造をやめてしまったらしく、現在は入手困難になっています。

そのコージーチェアが、私の方だけ壊れてしまいまして、丁度お尻のところ、くの字のサイドが長いネジで止まっているのですが、ここは開閉時に一番大きく動く部分で、また座るときにもかなり負担がかかる部分です。人間で言えば軟骨みたいなプラスチックのワッシャーを挟んでボルト止めになっているのですが、そのワッシャーが割れたか、ナットが外れたかで、キャンプ場で座ろうとしたら椅子が崩れ落ちました。こうなるとどうやっても座ることができませんのでその日は私だけグランドシートに直座りとなりました。

帰宅してから4mmのナットで大急処理をしましたが、既に入手困難となってしまっている椅子なので、新しいものを入手することは難しく、別の椅子を買ってみることにしました。あまり高いものは買えないので、3,000円くらいのものを探していて、ヨーラー(YOLER)の椅子を見つけました。2種類あって、1つはちょっと高いのですが、シートが帆布でリラックスタイプ、もう一つは、シートがオックスフォードで通常のローチェアより少し座面が高く、ミドルチェアのような感じ。座り心地としては低めのスツール的な感じでしょうか。どちらが良いかわからないので1つずつ買ってみました。帆布の方は美香子さん用、オックスフォードのは私用にいいかなと思ったのですが、このミドルチェアがかなり座り心地が良く、また、立ち上がりが楽なので、みかこさん用になりました。そして帆布のほうを私が使うことになったのですが、こちらもそれほど悪くは無いのですが、私も座り心地は、ミドルチェアの方が良いと感じましたし、問題は色が白しかないのです。自慢ではありませんが、私はめちゃくちゃ椅子を汚します。特にキャンプのときは焚き火の世話をしたり料理を作ったりしますから、汚しますねぇ。コージーチェアも私の方だけ一瞬であちこち黒くなってしまいましたし、今回買ったチェアも1回目のキャンプであちこち煤で黒くなってしまいました。幸いこちらのタイプは簡単に座面が外れるというか外れすぎて収納袋にいれずらいくらいなので、取り外して洗ったら結構落ちましたが、結構気を使います。車で持ち運ぶ時にも収納袋に入れないと心配なので、なんだかめんどくさいことになってしまいました。

というわけで、ミドルチェアの方を色違いで注文しまして、現在配達中です。

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LEDライトのマルチツール

20年くらい前からだろうか…もういつからか忘れてしまうくらい前から、ビクトリノックスを使っている。私が持っているのはキャンパーで、使っているのはナイフとワインのコルク抜きくらいなのですが、ごく稀に他のツールも使うことがあります。マルチツール、日本的に言えば十徳ナイフはだいたいそんなもので、全機能をまんべんなく使うなんていうことは無く、これも基本はナイフだと思っています。そのナイフも最近OPINELを買ったので、出番が少なくなってきたのですが、それでもいざという時に、「持っててよかった」ということが多く、手放せません。専用ケースもあるみたいですが、ケースに入れると持ち運びが大変になるので、ジッパータブだけ付けています。このジッパータブは安いですし、取り扱いが楽になるのでおすすめです。

マルチツールについて書きたかったわけではなく、今日はLEDライトについて書きます。

RovyVon という中国のメーカーから Aurora A5x 7075 UV というUSB充電式の小さなLEDライトが出ています。これの使い勝手が結構良くて、これはLEDライトのマルチツールだなぁと思った為、先のビクトリノックスの話になりました。

小指程の小さなライトなのですが、特徴としては、めちゃくちゃ明るいです。650ルーメンらしいですが、最近お気に入りで、キャンプでも車中泊でも必ず使っている800ルーメンのものよりも明るく感じます。そして、マルチツールと感じている部分なのですが、LEDが、先端とサイドに付いていて用途に応じて使い分けられるのです。しかもその切替がワンボタンなのに非常に秀逸で特に目的もなく、ついつい点灯させてしまいます。サイドのLEDは赤のものとUVのものがありますが、お勧めは断然UV版です。

先端のLEDはいわゆる懐中電灯的な使い方になりますが、付属のクリップで帽子のつばなどに止めてヘッドランプ的な使い方をしたり、上から吊るして手元灯として使ったりできます。サイドのLEDはランタン的な使い方になります。ボディが透けているのでLED自体が見える為、LED部分が一番明るいのですが、ボディが蓄光素材で出来ていてボディ全体がふわっと明るくなるので、金属ボディのものよりもランタン的に使えます。テーブルの上に転がして置いても、立てても、あるいは吊るしても良いでしょう。このサイドのLEDは点灯モードと点滅モードがあり、点滅モードにすれば安全灯のようなものとして使えます。
そして、こちらもサイドになりますが、UVライトがあります。このUVは殺菌などに使うものではなく、ボディの蓄光素材にエネルギーを与える為のものと書いてあるように、ボディ全体が綺麗な緑で光ります。これもテントやロープのマーカーとして使ったり、赤バージョンほどではないかもしれませんが、夜道を歩く時などの安全灯として使えそうです。

ボディが蓄光素材で出来ていると書きましたが、これがほんとに面白くて、昼間はあまりわからないのですが、夜ライトを少し点灯してから消しても、しばらくの間本体が緑に光っているのです。数秒ではなく数分は光っていると思います。特にUVを点灯した後の光り方が綺麗で、UV点灯モード自体綺麗なのですが、消灯したあともその緑の灯りが続きます。

スイッチはワンボタンなのですが、よくある押す度にモードが切り替わるのとは違って、かなり便利です。

  • OFFからの長押しで、押している間だけ先端のLEDが点きます。これは、数秒灯りが欲しいときに便利です。
  • ONの状態でもOFFの状態でも、2(ダブル)クリックで、先端のLEDが点灯になります。その後1クリックするごとに明るさが4段階に変わります。一番暗いモードだと66時間もつらしいですが、懐中電灯として使う場合は、2番目か3番目くらいが適当だと思います。
  • ONの状態でもOFFの状態でも、3(トリプル)クリックで、サイドのLEDが点灯になります。その後は1クリックするごとにハイ・ロー・点滅と切り替わります。
  • ONの状態でもOFFの状態でも、4(クワッド)クリックで、サイドのUVのライトになります。この場合だけ1クリックで消灯します。
  • ONの状態からの長押しで、OFFになります。

例えば、夜トイレとか流し場に行くような場合、まず、長押して辺りを確認して、2クリックして点灯に切り替えて懐中電灯のように使って歩きます。到着したら、3クリックしてランタンとして使います。相方を待っているような時は、UVに切り替えてマーカーとして使い、合流後再度2クリックしてテントに戻ります。といった風に(やや無理やりですが)この小さなライトが様々な用途で使えるので、まさにこれはマルチツールだなと思いました。

小さいのでバッテリーの持ちはあまり長くありませんが、USBですぐに充電できますし、メインランタンではないので長時間点灯するものでもありませんから、問題にはならないでしょう。試したところ充電しながらでも点灯しましたので、長時間点灯させたいときは、モバイルバッテリーで給電しておいても良いかもしれませんね。

1,000円台、2,000円台のLEDライトがたくさんあるなか、少し高いのですが、それ以上の価値があるLEDライトです。しかし、あまりにも明るいので、特にお子様がいらっしゃる方は取り扱い注意です。直視すると目にダメージを受けるかもしれません。

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煤なんて怖くない

焚き火で調理をする場合、焚き火台や関連ツールが煤で黒くなるのはもちろんのこと、どうやっても、鍋やヤカンの底が煤で真っ黒になります。予めクレンザーを塗っておくとか、クエン酸で煮て落とすといった方法が知られていますが、めんどくさいですし、クレンザーで白くなった鍋ややかんで料理するというのもなんだか味気ないですよね。それに片づけの時あまり考えないと、手も真っ黒、他のキャンプ道具も真っ黒、服も真っ黒、あれも真っ黒、これも真っ黒になってしまう上に、一旦煤が着くと、ちょっとやそっとでは落ちません。

あーもうこんなに煤で悩むなら、もうガスでいいやと、思う前に、これを試してみてください。

煤が着いたものは分離する

私は100均のガーデン用の袋を使っていますが、ある程度しっかりした袋で、つるんとした煤が着きにくいものか、毎回使い捨てても構わないようなビニール袋を用意しておいて、片づけの時に、煤が着いたものは一番最初にその袋に放り込みます。洗える状況であれば、ある程度さッと洗ってから入れてもOKです。鍋類は中は煤が着かないので、中は普通に洗ってから、外をざっと(煤を落とそうなんて思わずに)洗えばOKです。鍋の中にヤカンとか煤が着いた状態でそのままスタッキングは無理ですが、中に入れるものをビニール袋に入れてからスタッキングすれば良いでしょう。とにかく、煤が着いていないものを触る前に、煤が着いたものを分離してしまいます。これで、80%は問題解決です。この時、例えば焚き火台を収納する時や、鍋を軽く洗ったり袋に入れたりするときは、必ず、グローブをしてください。耐火グローブでも良いですが、お勧めは、平側がゴムで、背側がナイロンなどで出来ている安いグローブです。このゴム、意外と煤が着きませんし、黒いのでついても気になりません。それに安いので気軽に使えます。グローブをするのは手を怪我しないようにする為でもありますが、手に煤を着けないためです。手についても洗えばいいやなんて思ったら大間違い。水であらっても石鹸で洗ってもちょっとやそっとでは落ちませんし、一度手についたら、その後触ったものが全部黒くなってしまいます。

煤は、帰宅後に落とす

キャンプ中は、煤は気にせず使いましょう。落とそうなんて思わない事です。その代わり、帰宅してから、次のキャンプに備えて煤を落とせるだけ落としましょう。多少ついていたほうが格好良いくらいで完璧を目指さない方が楽です。目標は、そのままスタッキングしても、手で触っても煤が着かない程度に落とします。

ハイホーム

煤を落とすときに、ぜひおすすめなのは、ハイホームです。

台所用クレンザーやクエン酸や、100均のクレンザーなどを試しましたが、ハイホームの方が格段に落ちます。これを、スポンジにつけてくるくると擦れば、びっくりするくらい落ちますよ。私は、これをスコッチ・ブライトというスポンジで使っていますが、このスポンジは、かなり優秀で、普段の皿洗いでもほとんど洗剤を必要としませんし、水槽のコケ取りにも絶大な効果があります。ハイホームとスコッチ・ブライトのコンビネーションは、煤落としには最高です。ただ、スコッチ・ブライトは黒くなりますので、通常の皿洗い用とは分けた方が良いです。というか分けないとダメです。

ニトリルグローブ

帰宅後に煤落としをするのは、他のギアを片付け終わった後にしましょう。一旦手に煤がつくと、それがうつって、他のギアが黒くなりますし、気分も真っ黒です。全部片づけてから、もし、疲れてしまっていたら、翌日以降にやりましょう。煤が着いたものは別の袋に分けてあるわけですから、袋ごとどこかに置いておけば後回しにしても大丈夫です。そして、ここでも煤が手に付かないようにします。今度は水を使うので、片づけの時のグローブは使えませんが、使い捨てのニトリルグローブが便利です。薄手なので作業しやすいですし、濡れても大丈夫。洗い終わったらゴミ箱にポイすれば、グローブを洗う手間もありません。ニトリルグローブはキャンプ中に煤が着きそうな作業をするときや、簡単に洗う時に使っても良いですね。

そんなに面倒な事はせず、たったこれだけ気を付ければ、もう煤なんて怖くありません。一番重要なのは、煤が着いたものを分離するということです。

ウエス

これは特に煤対策というわけではありませんが、キャンプの場合キャンプ場でお湯が使える事は少ないので、食器はともかく、ペグなどのギアは水洗いより、ウエスでの拭き取りの方が楽です。食器も重曹入りのウエットティッシュとかでふき取った後にさっと水洗いする方が楽ですけどね。ウエスは、ウエスとして売っているものもありますが、お勧めは、洗車用のマイクロファイバータオルです。たっぷり入って1枚80円弱。洗車にも使えるし、雨の日のテントやタープの拭き取りにもかなり便利。吸水力が高いので、1枚を絞りながら使って十分拭き取れますし、その上、洗った後絞って干しても、下に水が垂れません。私は車に2枚は常備、キャンプ用のコンテナボックスにも2枚、ペグ入れなどにも1枚と、何にでも使っています。汚れたら新しいのにすれば良いと思っているのですが、使えば黒くはなりますが、洗えば、たとえば煤汚れなどが完全に落ちるわけではないのですが、触っても手に付いたりしないので、結局何回も使えますので、もう2年くらい使っていますが、まだ無くなりません。時々炊事場で時間をかけて、一生懸命ペグを洗っている人が居ますが、ウエスでふき取れば洗った後に乾かす必要もなく、片づけながら次のキャンプの準備が出来てしまうのでお勧めです。そういう意味では、ペグもアルミのY字ペグとかの拭き取りづらいのはやめておいたほうが良いです。結局便利なのは、スノピのソリッドステーク系のもので、ペグとしても安心して使える上に、片付けも楽です。最近では、チタンペグもお勧めです。私は通常のところは、20cmのソリッドステークを使っていて、ここぞというところは、30cmのチタンを使っています。 全部ソリッドステークでも良いのですが、ソリッドステークは重たいので、長いのはチタンがベターです。テントやタープにおまけで付いてくるペグは、テントやタープには使わない方が幸せになります。ただ、短くて軽いので、防水シートとかゴミ箱を固定したりとかどうでも良いところ用に持っていると便利でしょう。地面が固いとすぐに曲がるので使い捨て感覚です。

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