環境保護とか電気代軽減とか、いろいろ理由はあるのだけど、太陽光発電with蓄電池を付けた時の、なんとなく嬉しい気分はやっぱり、
俺ん家電池で動いてんだぜ!
の感覚ではないかと思う。特にほぼリアルタイム(実際には5分ポーリング)で状態が把握できるアプリの画面を見ているとそれを実感する。
電気自動車は、なぜか、電池自動車とは呼ばないが、太陽光発電システムは、蓄電池、と「電池」なのだ。バッテリー式のポータブル冷蔵庫を車の中で最初に使った時も、その便利さより、冷蔵庫なんてものが電池で動いているということに感動を覚えたことが記憶に新しいが、もっと前の話では、最初に携帯電話を使った時の開放感にも似ている。それが、家1軒まるごと電池で動いているんだと実感したとき、そのインパクトは予想以上だ。
実際には電力会社との紐は切れていないし、電池だけでは足りない時もあるけれども、それでも電池の残量があるときは、家の中のあれもこれもが、その電池で動いているという感覚についついニヤケてしまうものだ。
特に、この FusionSolarの蓄電池。めっちゃ格好良くないですか? 今までの蓄電池って、なんか面白みのない四角い金属の箱を屋外に置くというスタイルが多く、家の中にあっても、ボイラーの様にしか見えないのですが、これはまったく違っていて、置いてじゃまに感じるどころか、むしろ置きたくなる格好良さがあります。もちろん、こうなるには、フロンティアジャパンの施工技術と美しい設置へのこだわりがあってこそです。
設置の時に停電試験というのがあって、わざと停電の状態を作って、ちゃんと機能するかを確認するのですが、法的に決まっているということもあり、停電時には一旦ちゃんと停電になります。その後、数秒経つと、蓄電池用配電盤のスイッチが、めちゃくちゃメカニカルな動きで蓄電池の自立運転に、ガチャン(本当は、ウィーンって感じ)と切り替わり、家中の電化製品が、なにごとも無かったかのように通常通り使えるようになります。我が家のクッキングヒーターは、200Vなのですが、それも使えます。この瞬間、我が家は真に電池で動いていることになります。しかもその電池の充電システムもあるので、Amazonで追加注文する必要はありません。
この事に何も感じない人は、おそらく、今は蓄電池を設置すべきではないと思います。ハイブリッド車は購入金額が高いから、5年乗っても燃費の差が購入金額に釣り合わないとか思う人がガソリン車を買うのと同じ理由です。ハイブリッド車やEV車には燃費以外にもいろいろなメリットがありますが、それでもやはり、「電池で動いているんだぜ」という感覚の意味は大きいと思います。「だから何?」という人には向きませんね。
コメントを投稿するにはログインしてください。