iPad / iPhone でカラオケ

カラオケは好きなのだが、自宅で仕事しているとなかなか行く機会も無い。たまの飲み会で行ったりすると、何故か、平日昼間はタダみたいな料金が、ここぞとばかりに高額で、飲食代より高くなったりするのにどうも納得が行かない。歌は体にも頭にも良い?し、声を出すということはストレス発散にもなるし….というような立派な理由があろうがなかろうが、カラオケやりたいなぁということで、家庭用通信カラオケみたいなものが欲しかったのだが、TVにつないで一人で謳うのもなんだかなぁって感じだし、通信カラオケは契約だと月額だの大げさな感じで、買い切りのはおもちゃみたいなもんで曲数が少なくてカートリッジを買い増すってのも結局高く付きそうだし、かといって、PCの前でマイク持つってのも、一日中仕事でPCの前に居る身としては、なんだか気分でないし…

と、ぐたぐたと考えていたんだけど、iPad 用のセガカラってのが出て、これが、とりあえず無料のアプリだけインストールすれば、iPadのあるところであればどこでもカラオケできて、曲も10曲いくらみたいなお試しもできるし、一ヶ月歌い放題でも450円と格安だってのがわかって、十戒なみに道がひらけてきたわけだ。

で、試しに歌ってみると結構楽しいんだな。これが。カラオケ屋にくらべれば微妙に地味なきがしたり、近所迷惑な気がしたりもするけど、まぁ、そこは、価格の安さとお手軽さでカバーできちゃうし、わざわざ店まで行かなくても、時間のあるときにいつでも歌えるってのはいいよね。

思えば、若いころ(中学生頃とか)はカラオケなんてまだ流行ってなくて、自分でギター弾きながら弾き語りしていたもので、毎日ガンガンギター弾いて歌ってたなぁ。今思えば、団地だったし、クーラーなんてないから窓開けっ放しだったから、近所迷惑だったかもしれないけど、当時の東京人ってのはそのあたり寛容で、近所のおばさんから、「歌上手いねぇ。いつも聞こえてくるよ」なんて言われたりしたなぁ。 今思えば、うるさかったって意味だったのかなぁ?とも思わなくはないけど、素直な子供だったし、大人が他人の子供でもちゃんと叱れる時代だったしね。

さて、iPadでカラオケが高じてくるとやっぱりマイクが欲しくなる。なんでかっていうと、採点機能ってのがついていて、これが、iPadのマイクじゃどうもダメなんだよね。(歌だけじゃなくてカラオケの音楽もマイクが拾っちゃうからだと思う) あと、気分の問題もおおきいよね。 iPadのカラオケアプリは、今ではいくつかあって、JOYSOUNDとかなんとかとかあるんだけど、セガカラ以外は、採点機能があるものであっても、出力はカラオケの音だけでマイクから入れた声は出力されないようになっている。でも、セガカラは、唯一マイクの音にエコーがかかってカラオケ音楽と一緒に出力されるようになっているんだなぁ。それが最初だったんで、マイクが欲しくなってしまったわけ。

で、iPadとかiPhoneで外部マイクって無いかなぁと思って探したんだけど、携帯電話用の通話マイク付きヘッドフォンみたいなものしか無いんだよね。そんなコードの中間におまけみたいについているマイクじゃ気分でないし、会話には良いかもしれないけど歌には性能不足だしってことで、探してたら、iRigMic ってのが売りだされた。 そのYoutubeの動画を見ると、本格的な録音とかにも使えそうな感じで、欲しくなってしまう内容。でも高いんで躊躇していたところに、今年のAppleの初売で、安売りされていたのでつい買ってしまった。

で、さっそく試したんだけど、なんかヘン。 マイクの音は入っているみたいなんだけど、iPadのマイクとあまり変わらない。 もっと劇的に変わるかと思っていたんだけど、期待はずれ? ゲインが3段階に変えられるようになっているだけど、全然変わらないし、少し使っていたらノイズが出るようになって、なんじゃこりゃ?な代物だった。そしてあるとき、iPadのマイク部分に手を触れてようやく気づいたのだが、iRigMic挿しているのに、iPadのマイクが音拾っている! ってことは最初からこのマイク機能していなくて、ただ持っていただけだってことか。。。。ガックシ。

もう初期不良のタイミングは完全に逃していたんだけど、初期不良には変わらないし、iPadのマイクが音拾っていて気づかなかったんだしってことでサポートにメールして説明したところ、無料で交換してくれた。 で、交換品を使ってみたところ、おぉ。ちゃんとマイクだ! すげぇ。 と、ここまでは、サポートもしっかりしていて良いなぁと思っていたんだけど、それから約2ヶ月。再びノイズが入るようになってしまった。もう、いい加減めんどくさくなって、分解。 げ!ひどい作り。BODYだけ立派なんだけど、中身はおもちゃ。しかもちっちゃいコンデンサマイクがほそーいコードで素人半田付けでとまっていて、それが今にも取れそうっていうかとれちゃってて接触しているだけ。

マイクのコードの抜け止めも、あらびっくり。一回コードを結んでいるというか縛っているというか。それじゃコード切れちゃうんじゃない?ってな状態。徹底的なコストダウンというか、こんなもの良くこんな値段で売るなぁ。まさにアイデアだけの商品でした。

仕方ないので、半田付けしなおして、しばらく使えていたんだけど、結局まだiPadのマイクが音を拾う状態になってしまって、原因不明。 もう捨てます!

ここでようやく本題に入るわけだけど、iRigMicで散々な目にあったので、もうマイクは買わないかなぁと思っていたんだけど、結論から言うと、買ってしまった。(^^;

今度は後悔しないようにちゃんとしたメーカーのもの。しかも、マイクが壊れても取替できるようにインターフェースとマイクが別になっているもの。 そんなものあるかと思っていたら、これがあったんですよ。 TASCAM(TEAC)の iPad/iPhone/iPod touch用マイク/ギターインターフェース iXZ ってのがそれ。 確かにiPadにマイクを直接付けるってのにくらべると、余計な箱を付けなければならないじゃまくささとか、本体から出ているコードがすっごく短いのでiPadを立てにするカラオケだと、iPadにぶら下がっちゃうので、4極の延長コードは必須ってのがぶーではあるんだけど、評判も良いし、コンデンサマイク用のファンタム電源供給まで可能な本格派? おまけにギター入力もできるんで、カラオケ以外にも遊べそうだ。電池を入れなければならない(ギター入力の時は不要だけど、マイクの場合はダイナミックマイクでも必要)ってのがちょっとマイナスだけど、エネループ使えるから問題なし。ダイナミックマイクなら音量下がるけど、電池なくなってもなんとか使えるみたい。値段も、安いダイナミックマイクと合わせて買ってもiRigMicをもう一つ買うのと同じくらいなので、断然こっちでしょ。

実際iPadにつないでみたところ、良い感じです。 (^_^)v

ここまでカラオケにお小遣い使ってしまって良いのだろうかという思いが無いわけではないのだが、カラオケに2~3回行かないと元取れちゃうくらいの値段だし、一応健康器具の一種ということで。おすすめです。はい。

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