今まで車の空気入れは、シガープラグから電源を取る小型のエアーコンプレッサを使っていたのだが、非常にうるさいわりには、なかなか空気が入らないので、あまり気にいってはいなかった。
今のは2台目で一台目は数年で壊れてしまったが、この二台目もそろそろ駄目になってきたらしく、今年のスタッドレス交換では、音ばっかりでさっぱり空気が入らない。
もうこういう安物は駄目だなと思って、いろいろ物色していたのだが、2連のフットポンプか、あるいは、ちゃんとしたエアーコンプレッサ(タンクのついているやつ)が良いのではないかと思った。それで近所のDIY店などを探したのだがよい物が無い。ネットで買うにしてもフットポンプは送料がかかるのが嫌だし、エアーコンプレッサは高いし。1年に1回しか使わないのに場所をとりすぎるので躊躇していた。
しかし、いつまでもエア調整せずに車に乗っているのも気持ち悪いので、昨日ついに空気圧を調整した。
その方法であるが、なんのことはない、自転車の空気入れで十分だった。
思い込みというか先入観というか、車のタイヤはでっかいし、上に1トンもある車が載っているし、小型のエアーコンプレッサはうるさいし、なかなか空気が入らないしで、車のタイヤに空気を入れるのは、ものすごく大変(高圧)なことなのだと思い込んでいたのだが、よくよく考えてみると、たかだか200kPaで、自転車の1/3程度なのだ。いままで何でこんなことに気づかなかったのだろう。
で、自転車用には、もともと、パナレーサーの楽々ポンプというのを2000円くらいで買って持っていたので、これを使ってみることにした。
実は、この楽々は、私の自転車の空気を入れるのが結構大変でちっとも楽々ではなく、失敗したと思っていたものなのだが、試してみると、車のタイヤに空気を入れるのは実に楽々だった。 しかも、手動なので超静か。(あたりまえか)
昨年調整してからあまり空気圧が下がっていなかったので、+20程度だったが、1本あたり、数回のポンピングで終了。
いままで、あれこれとポンプを探していたのが馬鹿みたいだった。でも、Googleで車のタイヤの空気入れを検索しても、大変だって話ばかりで、こんな安物の自転車の空気入れで十分だなんて情報はほとんど無いのは不思議だ。
そのへんで売っているポンプではどうかわからないが、少なくともスポーツ自転車用のポンプなら十分だろう。
もうひとつおまけがあって、このポンプにはエアーゲージがついている。 車用の安物のエアーコンプレッサーのゲージはまったくもって当てにならず、いつもとんでも無い値を示しているので、別途ゲージだけを買ってそれで確認しながら空気を入れるは、とっても面倒な作業であったが、このポンプのゲージはなかなか正確で、ゲージを見ながらポンピングをして必要な空気圧になったところで終了。おかげで作業が数倍、早く、静かで、楽になりました。
2015/8/28 Amazon見てたら らくらくポンプ New が出ていたけど、エアゲージ無し Olz でも、同じ様な価格でエアゲージ付きのアルミ製ポンプが出てましたのでリンク貼っておきます。 私としては使い慣れていることもあって、プラ製でゲージ付きが車にポンと積んでおくのに良いと思っています。タイヤ交換は寒い時期なので冷たくなる金属よりプラの方が良いという理由もあります。
全く同じポンプで同じ事をしております。
心強い御意見です。
電動式(バッテリー)ポンプ購入も考えておりましたが、おかげさまで無駄な買い物とゴミを増やさず済みました。
コメントありがとうございます。
今年も、スタッドレス->ノーマルの交換で使いました。
やはりらくらくで、これと、手動のトルクレンチとクロスレンチがあれば非常に静かに簡単にタイヤ交換できるようになりました。
ただ、ジャッキが相変わらず車載のを使っているので、ジャッキアップにちょっと疲れます。若いころはなんともなかったのですが、歳のせいか、車が重たくなったせいか…そんなわけで小型でよいジャッキを探しています。