つけっぱなしかこまめか論争

https://grapee.jp/1405803

エアコンはつけっぱなしが良いのかこまめにON/OFFしたほうが良いのかという論争ですが、良いというのは、電気代が安いという意味で、体に良いとかは別の話です。

私の結論としては、どちらでも無いと思っています。

つけっぱなしが良いという場合は、エアコンの温度検知と冷房能力のコントロール範囲次第なところがあるし、部屋の温度がかなり高くなってしまってから最大で冷やすより、低い能力で維持しておいたほうが良いという理屈になりますし、こまめにON/OFFが良いという場合は、OFFの間は電気代が0、暑くも無いのにずっとついているのは無駄という理屈です。

ですが、これらは、部屋の気密性や温度ムラ、エアコンの能力に依存しての話なので、単純にエアコンのスイッチをどうするかという問題ではなく、ワンルームマンションと、木造一軒家ではずいぶんと条件が違ってきてしまいます。

我が家の場合は、暖房同様、扇風機+ Switchbot での一定温度維持がベストだと考えています。一定温度維持は、24時間です。

このグラフはリビングとレッスン室の温度のグラフですが、扇風機とサーキュレーターで部屋の空気をなるべく均一にした上で、部屋の中(人が良くいる場所)の温度計で、25.5度から26度の間で自動でエアコンをOn/Off しています。 エアコンの設定は固定で、24度で、ルバーは動かさずに固定にしています。できるだけ冷房以外の機能で電力を消費したくない為です。エアコンの待機電力は、扇風機を弱で付けている時と同程度なので、24度を下回っている時はエアコンの電源も自動OFFにして、待機電力をカットしています。

すべてSwitchbotがやってくれるので、完全に自動で、エアコンのリモコンも操作しません。時々みかこさんが、風呂上がりとか食後とかに暑いといってエアコンをONにするのですが、Switchbot によってすかさずOFFにされます。そういう無駄が今までたくさんあったのですが、なくなりました。そんな時は扇風機は24度でONになっているので、扇風機を強にして自分に向けているようで、そこは大目に見ています。みかこさんが特別なのか北海道の人はそうなのか、東京人にくらべて温度の耐えられる範囲が異常に狭いようです。私の仕事部屋は簡易クーラーしかないので、普段は窓を開けてUSB扇風機で過ごしていますが、日中は、29度から30度です。

グラフでは、日中は上昇している時がエアコンオフ、下がっている時がエアコンオンということになりますが、夜は自然に下がっていてオフのままです。ただこの時期、日によっては明け方から気温が上昇して早朝からオン・オフしていますね。

オフの間は電力はゼロ(待機電力は除外)で、オンにしても、25.5度と26度の間なので、最大能力にはならず、300Wとかあたりで動いていますから、全体としては、かなり省エネになっていて、しかも、1日中部屋の温度がほぼ一定なので、快適です。

一つ問題があるのは、エアコンの「ピッ」という音です。なんであれ消せないのか不満なのですが、エアコンの自動制御ではなく、リモコンでオン・オフしているので、毎回音がなってうるさいです。スピーカーを壊してならなくしている人もいるようですが、私もそのうちやろうかな。

5月は暖房も冷房もなく、電気代が安い月なのですが、1日の使用量がだいたい 10 – 13kWh程度です。今現在7月はかなり暑くて日中は常時エアコンがON/OFFしていますし、夜間や早朝でもONになったりします。このスクリーンショットは比較的それっぽい日を選んでみましたが、平均するともう少し差は縮まるかもしれません。太陽光発電+蓄電池をつけているので、電気代自体は毎月1500円くらいで一定のため、このくらいの差は気にするほどではないのですが、3kWh/1日の差があったとして、30日だと、90kWh 。ほくでんの32円で計算すると、2,880円/月が、ほぼエアコン分(2部屋)ということになります。言い方を変えれば、1日100円です。1日100円で、快適になれるなら、まずまずといったところではないでしょうか。ちなみに我が家の場合、不在でも、冷蔵庫やら水槽のエアポンプやらTVその他の待機電力やらで、10kWh を切ることはなかなかありません。在宅でお湯を沸かしたり、調理をしたりすれば、12kWh 前後で、この5月の日は昼に消費量が上がっていないので昼食の調理をしていなかったかで低かったのかも。逆に夜はおそらく洗濯機を使っていたような感じのパターンになっています。

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