たて型扇風機=タワーファン

昨年の夏、それまで便利に使っていた扇風機の首が折れてしまった。昨年は、ガムテープで何度も固定しなおしてごまかして使っていたが、扇風機の頭は重いので、ガムテープでは支えきれず、だんだん下を向いてしまうのと、あまりにも見た目がみすぼらしく、かえって暑く感じたりもするので、今年は思い切って、新しいのを買うことにした。

普通の扇風機にしようと思ったのだが、アパートで一人暮らしをしている母の部屋が窓が一つしかなく、夏は蒸し暑くなるので、良ければそちら用にも買おうかと考えつつ、今流行のタワーファンにしてみた。

空気清浄機は一年中ONになっているので、扇風機以上の特別な機能は不要だったが、部屋に置いて使うので、デスクトップに置く小型タイプのは避けて、手頃な値段のものを探したところ、比較的評判も良い、Apice(どうしてこれでアピックスと読むのか謎)の、AFT-809R という製品がヒットした。型落ちになるので現行機種より少し安いが機能的な違いはあまり感じられなかった。

届いてみて、最初の印象は、思ったより大きかった。しかし部屋で使うにはこのくらいの大きさの方が良さそうだ。そして、思ったよりは安っぽかったけど、これも値段相応かなと思う。 実際使ってみると、どの機能も問題なくしっかりと動くし、音も特に五月蝿いということはない。風を送る機械なので、当然音はするが、音量・音質とも不快で無い範囲に抑えられている感じで、最強にしても煩くて止めたくなるということは無かった。リモコンも便利だ。

それとしばらく使っていて気づいたのが、風がやさしいということ。普通の扇風機は、1点から風を送る形になるが、たて型の場合は、縦に長いスリットから風が一定の幅(高さというべきか?)で出てくるので、体にやさしい。強烈な風を浴びるという事はできないが、夏の暑い日のそよ風のような気持ちよさがある。

重量的には普通の扇風機と、そう変わらないと思うが、形状も大きなヘッドがスタンドの上についているわけではなく、バランスが良い形をしているので、部屋の中で邪魔にならず、上にハンドルがついているので、向きを変えるのも、ちょっと移動するのも簡単でなかなか便利だった。

というわけで、タワーファン。なかなか満足である。

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