ペンタタープ + スクエアタープ は最強かも

我が家は焚き火&車中泊のスタイルなので、オートサイトでもフリーサイトでも対応可能です。テントが不要なので、サイトにはタープのみ張ります。道の駅で車中泊になることもあるので、荷物はできるだけコンパクトにしたい為、がさばるテントやタープは避けたいところで、ポールやペグもできるだけ本数を抑えたいと思っています。

そういう理由で、今は、ペンタシールド+スクウェアタープという構成に落ち着いたのですが、これが結構最強ではないかと思っています。 ちなみにスクウェアタープの方は下で焚き火をするので、難燃性のものである必要があります。 コットン、TC、難燃性ポリタフタといった素材が良いです。これらは燃えないわけではありませんが、簡単に燃え広がらないという性質があるので、高さを十分に取れば通常の焚き火は下で可能になります。

現在の我が家のメインとなる機材は次の4つになります。

  • ペンタシールド
  • ロゴスのスクウェアタープ(本当はタープではなくて、ソーラーブロック トップシートというもので、テントの上に被せるものです)
  • 195cm の 16mm 超々ジュラルミンポール 2本
  • 185 ~ 215cm の 32mm アルミメインポール

ペンタシールドはポール1本あれば立つタープで、単体でも十分使えます。実際スクウェアタープを追加する前はずっと単体でした。タープ一張いくらのキャンプ場でも単体で使うと思います。これの問題は、焚き火が屋根無しになるので雨だと辛いということと、タープの縁に座ることになるので、やはり屋根としてはいまいちです。雨のときはタープの内側に移動しますが、ちょっと狭く感じます。広さは、メインポールの高さで変わるので、メインポールはある程度長さが自由になるものを使うと有効です。風が強い時や寒いときは低めに、夏は高めに張れば広く使えます。風+雨+寒い場合は、低めに張ってその狭い空間に入って食事とかすることになるので、一番厳しい状況になります。

ロゴスのソーラーブロックトップシートは、本来はドームテントなどの上にかぶせて、ダークルーム化するものですが、スクウェアタープとしても使える様に設計されています。ロゴスだけあって、ハトメの位置・数、各箇所にハトメと別にループがあるのも素晴らしいです。ペグとハンマーとロープが付属しますが、ペグもロープ(自在金具付き)も8本もついています。ハンマーはこれだけ買ってそのままキャンプに行ってしまうような初心者用で、私は使いませんが、ペグは、グランドシート固定用などには重宝します。ロープはそのまま使えます。デザイン性も高く格好良いのですが、格好だけでなく、遮光率が高く、夏はかなり涼しいです。裏が真っ黒なので、圧迫感も無く、安心感があります。それに加えて、難燃性ポリタフタという最大の特徴があり、下で焚き火ができます。TC素材はコットンより軽いのが特徴ですが、それでもやはりそれなりにがさばりますし重さもありますが、これは本当に軽くてコンパクトです。

ペンタシールドは、1本のメインポールを5本のロープで固定している状態になりますから、しっかりしたメインポールを選べば、安定性は抜群です。張る高さにもよりますが、かなり風に強い構造になっています。メインポールの左右の2本はやや前になりますが、円を最強とすると、半円+若干前2本であるため、ややタープに対して前側への抑えが弱いことになりますので、ポールはほんの少し前倒し(脚とタープ側)にすると、より安定します。

メインポールは、このような理由から、エリッゼの32mmかつ、長さが185-215cm まで 10cm 刻みで変えられるものを使っています。アルミで軽いのですが、太さがあるので非常に安心感があります。足もしっかりしていますし、上部にはゴム製のエンドロックが付属しています。

このメインポールに、スクウェアタープの1辺の中央のハトメを当てて、対辺の左右二箇所を195cmのポールで持ち上げます。スクウェアタープから見ると、三角形の脚で持ち上げられている形になりますが、三角形は円ですから、非常に安定します。そのうち1本はメインポールで5本のロープでガッチリ止まっていますし、他の2本も、30cmのペグを4本(ロープも4本)使って固定しますので、多少の風ではびくともしません。しかも、ペンタタープ側のメインポールは大黒柱でもあり、(LED)ランタンハンガーとして使えますからほぼ中央の良い位置に灯りを持ってくることができますし、前面ポールは1本ではなく左右2本なので、ポールがまったく邪魔にならず、屋根もフラットで広々とした空間が確保できます。更に、ペンタシールド側の左右のハトメを、ペグタウンしますので、念の為メインポールはエンドロックを使いますが、多少の風では抜けません。

ペンタシールド側から見ると、単体だと前面への引張が若干弱かったのが、スクウェアタープによってそちら側の張力が増強されて、かつメインポールに対しても、2本のロープが加わる形になるので、これでどうにかなるなら、さっさとタープを撤収して車に入るべき状況ってことだと思います。視界や風に対して、ペンタシールド側がブロックする形になるので、例えばヘキサタープ1つで対応するのに比べて、安心感があります。焚き火に対しても片側が(ほぼ)閉じているので、前面に大きい風除板を使えば十分で、こちらもそれでダメな状況なら焚き火はしないほうが良い状況だと言えます。

スクウェアタープの前面を持ち上げている2本のポールは、これもメインポールと同程度であれば安心ですが、荷物になるので、16mmを使っています。しかし、今まで持っていた150cmだと若干短いので、195mcmを買い直しました。もともと150cmは、ペンタシールドを高く(フラット気味に)張る為に買ったものですが、結局そういう張り方をしたことはありません。フラットに張るとペンタシールドのメリットが減ってしまいます。 16mmなので、若干しなりますが、超々ジュラルミンなので、簡単に折れることは無いでしょう。庭で雪中焚き火をする時に防水シートを張るのに、結構な張力をかけたことがあり、目で見てびっくりするくらい曲げたことがありますが、しっかり耐えてくれて、使用後もダメージありませんでした。

こんな感じの張り方で、夜はスクウェアタープの中央から前面よりに焚き火を置き、自分たちはペンタシールドの縁辺りにメインポールを挟む形で(ポールが視界に入らない程度に前)座ります。調理は最近はビストロの達人で焼き or 鍋料理なので、楽ちんです。食事が終わったら、テーブルの配置を変えて、椅子を前に出せば、焚き火で暖を取りながら、ウイスキーやバーボンを楽しむのに最高のシチュエーションになります。ペンタシールド側は防水グランドシート(最近は帆布シート)をペグ留めしてあるので、ほぼ荷物置き場です。夜寝るときも、ここに椅子やらテーブルやらをまとめて置きます。食料や生ゴミは車に入れます。必要があれば、コールマンのIGシェード+をペンタシールドの下に入れることもできます。IGシェードは雨天での荷物置き場として購入しましたが、就寝も可能です。ダークルーム版を買ったので、ソーラーブロックとこれを使えば、簡易ダークツールームテントというような形になります。スクリーンが無いので虫には弱いですが、STの中で焚き火なんてしたら、いくら難燃性だと言っても、いざという時に逃げ場が無くなりますから怖いですが、この形状なら、いつでも逃げ出せます。

というわけで、積載性から実用性までトータルで考えて、この組み合わせ最強!と今は思っています。

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