在宅勤務のコツ らしきもの

私は、普通のサラリーマンですが、もう20年以上在宅勤務を続けています。最初のころは週1で出社していましたが、今は出張を除けばまったく出社することなく、毎日自宅で仕事をしています。Webアプリケーションの開発という、在宅勤務と相性の良い仕事ではありますが、一人で完結するような仕事は皆無で、東京や札幌のオフィスで、あるいは、私の様に自宅で仕事をしている同僚と、毎日のようにオンラインで打ち合わせをしたり、メールや、Issue Tracking System を使って会話をしています。クライアントとの打ち合わせも、オンラインミーティングでの割合が日増しに大きくなっています。

インターネット・モバイルといった通信の活用

この仕事を始めたころは、インターネットは無く、携帯電話もようやく個人で持てるようになってきたという頃で、流石に在宅勤務なんて考えもしませんでしたが、やはりコンピューターネットワークの普及とともに、このようなスタイルが可能になってきたと実感しています。ですので、インターネット、携帯電話といったものうまく使う事は重要なポイントになると思います。

メールだけでは不十分 コミュニケーション手段とプロジェクト管理を分ける

仕事で使う場合、メールは連絡手段と捉えた方がよく、「メールしておいたでしょ」とか「メール来てないよ」といった行きちがいが起きることはあり得る前提でいなければなりません。重要な情報やファイルを絶対にメールで送るべきではないです。インターネットの世界では、メールが確実に相手に届いて、相手がそれを読むという保証はどこにもありません。

メールは、読んだら削除するくらいに考えていた方がよく、その程度で使っているという事を相手にも伝えておいた方がよいと思います。仕事内容やスケジュールを管理するもではなく、あくまでもコミュニケーションや通知の手段として考えた方が良いです。

こんなメールの使い方は避ける

【言った・言わないメール】
「〇月〇日にメールしましたよね!」みたいなことをいう人は、最低だと思っています。毎日100通も届くメールのどこを探せというのでしょうか? 

【夜間や休日のメール】
ほとんどパワハラです。

【だらだら多重引用メール】
引用が何重にもついたメールも、恐ろしいです。自分が出席してもいない事前知識もないような会議で何時間もあーだーこーだと議論したのを録音して、送り付けて、ここから内容を把握して意見を述べよと言われているようなものです。 私の場合はそういうのは、誰からのメールであっても、SPAM扱いです。引用が多重になっているものは一番上しか読まないと決めていますし、一番上が無いもの、つまり引用から始まっているものは読みません。

プロジェクト管理の手段を用意する

メールはコミュニケーション手段と割り切る。その代わりに、プロジェクト管理、作業管理には、Trac / Redmine / Backlog / Slack / Microsoft Teams のような、ツールを活用します。それぞれ癖があって、どれが良いとは言えませんが、開発管理には Redmine 、普段のコミュニケーションとオンラインミーティングには、Microsoft Teams 、ちょっとした連絡には e-mail が割とバランスが良い使い方かなと、今は思っています。

オンラインミーティング

メール同様に、コミュニケーション手段として、オンラインミーティングは欠かせません。できれば、ビデオONの会議が良いです。 自宅作業だと、背景や服装などが気になりますが、最近は「背景をぼかす」といった機能を持っているものもありますし、壁をバックにしたり、後ろに布でスクリーンを作るなどで工夫すれば問題ありません。環境音の問題は、ミーティングの時間をきちんと家族に伝えておけばある程度はなんとかなります。

時間管理

在宅勤務は、好きな時だけ働けば良いというものではないです。同僚やクライアントとの関係もありますし、自己管理という意味でも、オフィスと同じタイムスケジュールとしたほうが何かと都合が良いです。それでも、通勤時間はカットできますし、ちょっと抜けて銀行や役場や医者に行くというようなことはしやすくはなりますので、メリットは大きいです。ただし、同僚や上司からは何をしているのか見えませんので、仕事は責任感を持って行い、オフィスで働いている時以上に信頼を得ることに気をつけなければなりません。逆にトイレに行く時間も無いほど忙しい時でも、それが伝わらずに、どんどん仕事が入ってきたりもしますので、自分が何をしていてどういう状況なのかを常にアピールしておく必要があります。また、タイムカードが無いので残業代が貰えなかったり、休日もあいまいになりがちなので、仕事量と時間の調整は、自分でしっかりとルールを作って管理しないと過労になりがちです。

仕事中の家族とのコミュニケーション

多くの人が最初にぶつかる壁がここですね。独身であれば良いのですが、奥さんやお子さんが居る場合、家族からは、「おとうさんが家にいる」=休日的なイメージを持たれがちです。あとはその「おとうさん」の家庭内の立場によって違うのですが、私の場合は、仕事で忙しかろうがどうであろうが、おかまいなしに、話しかけられたり、用事をさせられたりです。「今仕事中だから」と言うと、本人は気を使っているつもりなのでしょうけど、スマホにメッセンジャーでメッセージが入ります。スマホは仕事の連絡用にも使っているので、止めるわけにはいかず、結局仕事の邪魔をされることも少なくありません。とって無下に断るのも角が立ちますよね。こういう感覚というのはどうにもならず、私などは20年以上在宅勤務をしていますが、未だに悩まされています。理解を求めるとともに、諦めと線引きをしっかりしてお互いにストレスを感じないようにしなければなりませんね。

健康管理

状況が許せば、かなり仕事に集中できますので、デスクワークの場合は、長時間PCの前に座りっぱなしになったりします。私はそれで腰を痛めてしまい、医者には回復不可能と言われています。軟骨がやられてしまうと再生しません。今まで様々なタイプの椅子を試しましたが、どれもダメで、結局今は立って仕事をしています。

腰痛だけでなく、特に忙しいときは、自宅にこもりっきりになりがちです。通勤はありませんし、うちは昼食は毎日奥さんが作ってくれるので、外にランチに行くこともありませんし、同僚と飲みに行くという機会もほとんどありません。そうなると、何もしなければ完全に運動不足になります。ジョギングやウォーキングといった運動をされている方はそれを続ければ良いと思いますので、自宅回りでそういった場所を探せると良いですね。注意点としては、近所の目です。「あそこの旦那最近いつも家にいるみたいだね。リストラかしら?」とか、「あそこの旦那はひも?」みたいな誤解を招かないように、機会があれば、自宅で仕事をしていることをアピールしたほうが良いかもしれません。

家でおこなえるものとしては、お勧めなのは、ラジオ体操(テレビ体操)です。日曜の放送だったか週に1日、ラジオ体操1と2を連続しておこなう曜日があるので、それを録画しておいて、毎日、朝か夜時間を決めてやると効果的です。普段運動不足の人がやると結構キツイですよ。私もしばらく続けていたのですが、最近 Oculus Quest というのを買って、今は、Beat Saber に変わっています。こちらもエクササイズとストレス解消とリズム感や反応速度を鍛えるといった意味で、かなりお勧めです。

ワーキングスペース

仕事をする場所(机)は、必ず決めるべきだと思います。リビングや寝室など、家の中をジプシーのように移動したりではなく、「お父さんがここに居る時は仕事中」をアピールする意味でも、また、趣味のものについ気が行ってしまったりしないようにするためにも、仕事をする環境はきちんと決めておいた方が良いです。自分の仕事部屋が家に作れる人はいろいろな意味で線引きができて良いですが、庶民だと頑張っても自分の寝室とか自分の部屋くらいかとおもいます。そこには結構誘惑が多いので、仕事中気が散らないように工夫が必要ですね。私はこれに関しては恵まれていなくて、妻の寝室の一角の2m x 2m のエリアと机一つがワーキングスペースです。それでも、リビングやダイニングで仕事するよりかはずっとましでしょうか。かつての同僚におこさんが小さいときは、トイレにノートパソコンを持ち込んで仕事をせざるおえなかったという人が居ましたけど、辛いですね。

スタンディングディスク

余談ですが、在宅勤務に、スタンディングディスクは結構合っています。 立っているので、寝るわけにはいかず、仕事に集中できますし、腰を痛めることもありません。また、ある程度足腰を鍛えることもできます。青竹踏みを置いたり、バランスマットを置いたりで気分転換することもできますし、逆にちょっと疲れたかなと思ったときは、座ったりして、ON-OFFの切り替えがしやすいです。 私の場合は、普通のPCデスクの上にニトリで3,000円くらいで買った四角いちゃぶ台みたいなのを置いて、その上に、ディスプレイとキーボードとマウスを置いています。ディスプレイは、32インチの4Kディスプレイを使っていますが、特に不安定さは感じません。デスクオンデスクなので、机のものを置く面積は倍になり、この小さなスペースで仕事の資料など結構なものが置けますし、キーボードをどけなくても、書類に記入したりできます。朝から晩まで立って仕事していますが思ったほど疲れず、思ったよりすぐになれて、普段は立っていることをほとんど意識していません。

オフィスでこのスタイルは、かなり奇異に映ると思いますが、在宅だからこそ可能なスタイルですので、興味のある方はお試しください。 私が始めたころはまだかなり少数派でしたが、最近はAmazonでも、スタンディング用のデスクや高さが電動で変わるものとかいろいろ売っているようですので、そういうものを利用するのも良いでしょうね。 ただ、私のお勧めはいぜんとしてニトリのちゃぶ台です。安いし机の面積が増えるのが最大のメリットです。

だらだらといつものように書いてきましたが、コロナウイルスのせいで、これから在宅勤務を始められる方も出てくるかと思います。少しでも参考になれば幸いです。

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