車中泊のマット再考2

毎週末何かやっている時期で、アウトドアではあるものの、日帰りのイベントが多く、宿泊までに至らず、車中泊についても、準備ばかりで全然実行できず、なんだか辛い週末が続いています。

私一人なら出かけられるのですが、行きたいという思いはみかこさんも同じなので、私一人で行ってしまうと、後が怖いというか、何が起きるかわからないので、その選択肢はありません。

で、前回のマットを一度も使わないうちに、すでにそのマットは私のベッドにおさまってしまって、これが結構快適でして、無理に圧縮して車に持ち込まなくてもいいかなといった状況です。もちろん、これを車に持ち込めば快適に寝られることは確実にわかってしまっているのですが、問題は快適さと手軽さのバランスなわけですから、マットを布団圧縮袋で圧縮するのに比べればまだ楽な手間でそこそこ快適なエアーマットに入れ替わるほどでも無いなといった感想です。そんなわけで、一度も使わず、試さず第三?の手段を検討しています。

 

それが、前回予告した、折りたたむタイプのマットです。マットには丸めるタイプのものが非常に多いのですが、車の中で作業することが多い車中泊では、丸めるのは実際にやってみるとかなりつらい作業なんです。特に空気を抜きながらとか、ある程度圧縮しながら丸める作業は、広い場所が必要です。ある程度高さのあるテントの中なら良いのですが、フリードでも、車の中でこれを朝やるのがつらいんですよね。夏は蒸し暑いので特に。それに比べて折りたたむタイプのマットは、1秒で完了します。しかも、このタイプのマットは、凹凸が隣同士でかみ合うようになっていて、厚さ2cmの14枚を折りたたんでも、28cmではなく、その半分の14cm にしかなりません。(カタログ値の12.5cmというのは謎ですが、ゴムバンドをかけるとだいたいそんなところです)

おまけにこれ、実際に手にしてみて実感したのですが、むちゃくちゃ軽いです。こういったものは、軽いのは正義だってくらいありがたいのですが、270gは、エアマットの 635g よりずいぶんと軽いです。畳んだ時の大きさも思ったほどではなく、13×12.5x56cm 270g は、人気の秘密といったところでしょうか。ちなみにこの手のものではサーマレストのものが「本物」感が強いですが、こちらは、13x15x51cm 410g で、幅狭いくせに重いです。キャンプなどで断熱性のしっかりしたものが必要な時はこちらになるのかと思いますが、車中泊では冬でもないかぎり、クッション性しか考えないので、値段が1/3以下で、幅広の鹿番長ので十分だと思います。

フリードの寝床はだいたいダブルサイズで、120cm x 200cm ですから、二人で寝る場合は、幅は 一人60cm までいけますので、キャプテンスタッグの 56cm 182cmはちょうどよく、実際に試してみたところ、フリード+の前席を一番前にして、後ろをフルフラットにした状態で、ぴったりでした。(段差解消はしておいたほうが良いと思います。)

ただ、問題は、クッション性で、これは、やはり微妙。今日、これを敷いて、その上にシュラフを敷いた状態で、みかこさんに試してもらったのですが、「固いと感じるけど、無いよりは良さそうだ。一回ちゃんと使ってみないとなんとも言えない」とのお言葉をいただきました。自分も全く同意見で、やはりエアマットを何回か使った後だと、それと比較してしまいますね。ちょっと寝た感じでは良いのですが、朝までだと腰が痛くなりそうな感じがします。

感覚としては、発泡スチロール系の梱包材の上で寝ている感じです。固くはないけど、エアマットやウレタンマットのような、ふわっとした寝心地は期待できません。私のようにどちらかというと固い方が好みだと十分なので、次回は、エアマット一つとこれをもっていって、最初にみかこさんにこれを使ってみてもらって、よさそうならこれ二つ。ダメだったら、みかこさんにはエアマット、私はこれにしようかな。エアマットの労力が半分になるだけでも楽できるし。

そうそう。実はもう一つ考えていることがあって、それはエアマットの膨らます面倒を軽減できないかというものなのですが、実は、エアマットは袋につめることを考えなければ、畳むのは一瞬なんです。バルブを開ければあっという間に空気が抜けますので、適当にまるめて、袋に詰めるのは家に帰ってからでも良いと考えれば楽です。膨らますのは、USB充電式のポンプを使うので、労力的にはたいしたことがないのですが、音と時間が気になるのです。みかこさんには出来ないので、外で待たせたまま二人分を膨らましてはシュラフを置いてってやらなければならないので、1分くらいでもまどろっこしいし、道の駅などでは音がどうも気になります。(実際ドアを開けた状態でも、たいして車外に聞こえないと思うのですが、自分にはうるさいので、やっぱり気になってしまいます)加えてポンプだと最後の最後で力不足で、2-3回は息を吹き込まなければならなかったりもします。それを解消する方法が見つかりそうなので、試そうかと思っています。

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