老後資産の出口戦略:自分に合った“切り崩し方”を考える

~現金残高キープ型のゆるやかな管理法~

老後の資産運用において、資産をどう切り崩していくか(出口戦略)は重要なテーマです。
よく取り上げられる「定額・定率・都度・定期一括」などの方法にはそれぞれ特徴がありますが、今回はあくまでも私自身にとって無理なく続けられそうなスタイルを一例としてまとめておきます。


よくある4つの切り崩し方法

方法特徴
定額毎月/毎年、決まった金額を取り崩す。生活は安定するが、実支出とのズレが生まれやすい。
定率残高の○%を取り崩す。資産減に応じて支出が自然に抑えられるが、月ごとの支出は不安定。
都度必要なときにその都度判断して取り崩す。柔軟だが、感情や勢いに左右されやすい。
定期一括年に一度など、まとめて取り崩す。シンプルだが、余る/足りないの波が大きくなりがち。

私に合っていそうな方法:「現金残高キープ型・都度調整方式」

私自身は「比較的冷静に判断できる」タイプではあるものの、都度判断だと無駄遣いが増えるかもしれないという不安があります。
また、定額・定率では生活実態とズレが出る。そこでたどり着いたのが次の方法です:

🔹 基本ルール:

  • 月末に銀行口座の現金残高が100万円(仮)になるように、不足分だけを切り崩す
  • 支出が多かった月は多めに取り崩し、少なければ取り崩さない
  • 結果として、使った金額を自然に把握でき、支出の見直しにもなる

クレジットカード時代だからこそ、残高基準がわかりやすい

最近は買い物のほとんどがクレジットカードや銀行振込ですから、明細を見れば支出はほぼ把握可能です。
現金出費の主な例外は、医療費など一部の現金主義のサービスですが、それも毎月末に引き出して対応することで、ざっくり把握できます。


現金支出のシンプルな工夫

  • 財布には常時5万円程度をキープ
  • 月末に現金が減っていれば、その分だけATMで補充
  • 医療費などの支払いもそこから対応

このやり方なら、毎月の現金出納帳をつけなくても“補充額=使った額”という形で把握できるため、手間が少なく気軽に続けられます。


あくまでも、自分に合った方法として

ここまでご紹介したのは、私自身の性格と生活に合っていると感じた方法であり、万人に最適とは限りません。
それでも、「出口戦略は一つではない」「自分にとって無理なく続けられるやり方が大切」という視点は、多くの方にとっても参考になるのではないかと思っています。


まとめ

出口戦略に正解はありません。
だからこそ、自分に合う形を見つけることが一番大切だと思います。

  • ルールはシンプルに
  • 支出は感覚ではなく、残高で見ていく
  • 管理はがんばりすぎず、でも放置しない

そんな柔らかい姿勢で、これからの資産管理を続けていこうと思っています。

カテゴリー: ZAKKI | コメントする

NISA枠を利用した、税金のかからないポートフォリオのリバランス

~売却タイミングと再投資の考え方~

老後の資産運用では、「どう取り崩すか?」という出口戦略が注目されがちですが、NISAを使った非課税のリバランスも非常に重要です。ここでは、65歳から年金生活に入るという前提で、NISAの年間360万円の枠をどう活用し、含み益を生活費に充てながら、次年度の再投資につなげるアイデアを説明します。


非課税での売却と再投資は、リバランス戦略

NISAでは、売却益も非課税のため、資産の組み換え(リバランス)が税コストゼロで行えます。
たとえば、12月に米国株を売却して非課税で含み益を確定し、翌年1月に新たなNISA枠でインド株や金などへ再投資することで、リスク調整をしながら資産のメンテナンスが可能です。


含み益だけでは生活費はまかなえない

年利5%運用だと、360万円の運用益はわずか18万円。
この程度の含み益では、生活費の柱にはなりません。そのため、NISAでの売却は「生活費確保」ではなく、あくまでポートフォリオ再構成のためのリバランスと捉える方が現実的です。


売却額の計算と安全マージン

翌年のNISA枠360万円をフル活用するには、元本ベースで360万円を確保する必要があります
含み益がある場合、売却額は以下の式で逆算できます:

売却額 = 元本目標額 ÷ (1 − 含み益 ÷ 評価額)

ただし、売却時点の価格変動を見越し、実務上は「380万円程度を売却目安」にするのが安全です。


売却のタイミングはいつがベスト?

  • 11月中旬〜12月中旬はボーナス・年末アノマリーで市場が強含みやすく、狙い目
  • 12月20日頃までに売却すれば、NISA枠の年内処理も安心

売却の判断が面倒なら、「12月20日を毎年の売却日」と決めておくのもひとつの戦略です。


再投資は年初の枠が確定してからでOK

多くの証券会社では12月26日ごろから翌年のNISA枠で予約買付ができますが、この時点ではNISA枠はまだ“仮”の状態
予約した買付が枠を超えると、自動で特定口座に入ってしまうリスクもあるため、
「特定口座には入れたくない」場合は、以下を徹底しましょう:

  • 証券会社の設定で「NISA枠超過時はキャンセル」を選ぶ
  • 年明けに枠が確定してから冷静に買付判断を行うのが安全策

成長投資枠と積立投資枠の使い分けも有効

  • 成長投資枠(240万円):リバランスや一括投資で活用
  • 積立投資枠(120万円):積立設定で長期の安定運用に

全部を一括で使わず、50~80%程度だけ先に使っておき、あとは相場を見て段階的に埋めていく戦略も有効です。


まとめ

年末に売却し、翌年に再投資するというNISAの使い方は、生活費の確保というより非課税でのリバランス戦略と捉えるのが現実的です。

  • 早すぎず遅すぎない12月中旬までの売却
  • 売却額は含み益を見込んで380万円程度
  • 年始のNISA枠確定後に落ち着いて再投資
  • 枠の使い切りは年単位で柔軟に考える

「急がず焦らず、でもルールに従って粛々と動く」——これが、老後のNISA運用のコツかもしれません。

カテゴリー: ZAKKI | コメントする

NISAへの移動、今がチャンス?相場下落時の節税テクニック

某トランプさんのおかげ(?)で、今年の株式マーケットはむちゃくちゃな動きを見せています。でも、それは悪いことばかりではないかもしれません。

昨年から始まった「新NISA」。年間360万円までと枠は限られているものの、コツコツ積み立ててきた人にとってはありがたい制度です。でも、既にNISA枠を使い切ってしまった人や、特定口座で運用してきた人にとって、今のような相場の下落は、実は「NISAへの資金移動チャンス」と言えるかもしれません。

含み損?それ、チャンスかもしれません

インデックス投資をしている多くの人は、今年に入って含み益が減った、あるいは含み損になっているという状況ではないでしょうか?

実は、これこそが「特定口座→NISA口座」への移行に最適なタイミングです。

  • 含み損で売れば損切りとなり、税金はかかりません
  • 含み益があっても縮小していれば、納税額が減ります

その状態で特定口座の資産を一度売却し、同じ銘柄をNISA口座で買い直す。すると、将来の値上がり分は非課税で運用できるというメリットがあります。

税金対策としての「損益通算」

たとえば、NISAに移した銘柄は長期保有用と割り切り、サテライトで保有している銘柄の利益確定と損益通算することで、トータルの税負担を抑えることも可能です。

アメリカでは「ウォッシュセールルール」でこのような損益通算は制限されますが、日本にはそのルールがないため、同じ銘柄であっても、合法的に損益通算が可能です。

含み益のままでは「幻の利益」

「利益確定は悪」という考え方もありますが、私はある程度は確定しておくほうが良いと思っています。
理由はシンプルで、確定した利益があれば、たとえ翌年に下落しても「去年はこれだけ儲かった」と思えるから。

逆に、含み益をずっと放置していると、それを自分の資産だと錯覚しがちです。今年のような下げ相場では、少し減っただけでも心理的なショックは大きくなります。

実際には、

  • 含み益から減っていくのは「失った感覚」
  • 含み損から始まって減っていくのは「まだ耐えられる感覚」

こうした心理の違いは意外と大きいと思っています。

隠れた、もう一つのメリット

この買い替えは、なにも一括で行う必要はありません。
たとえば、毎月の積立NISAの原資を、特定口座の定額売却でまかなうという方法もあります。

ポイントは、「定額売却とNISA積立の実行日を揃える」こと。
この方法であれば、タイミングリスクを分散しながら、特定口座→NISA口座への資金移動が可能です。

もちろん、株価が上昇して含み益が大きくなってきた場合には見直しも必要かもしれませんが、長期保有を前提としたインデックス投資であれば、最終的な税額にはほとんど影響しないため、実質的なデメリットは少ないといえます。

さらに、積立NISAをクレジットカード決済で行えば、ポイントも還元されるというオマケ付き。
うまくやれば、資金移動+節税+ポイント取得の“三重取り”が可能になります。

個別株の場合は話が別

ここまで書いたのは主にインデックス投資についてです。
個別株については、話が少し違ってきます。

個別株をNISAで買う人は少ないと思いますし、そもそもいい加減な気持ちで手を出すものではありませんよね。
下がったときの対処は、

  • 事前に決めた損切りラインで撤退する
  • あるいは信じて買い増す

この2つのどちらかで、感情に流されて「なんとなく売る・買う」は避けるべきです。

まとめ:今こそ“移動”のタイミングかも

というわけで、私は今が「特定口座からNISA口座へ移動するチャンス」かもしれないと思っています。

みなさんは、この相場の荒波の中、どんな戦略で動いていますか?

カテゴリー: ZAKKI | コメントする

今こそインターネットは根底から変わるべき

AIが実現するセキュアでシンプルなインターネット

20年以上前、メールクライアント(MUA)の開発に携わっていた頃、インターネットはもっとシンプルで自由な世界でした。転送、返信、BCCなど、ユーザーが自然に使える機能が当たり前のように存在し、それを信頼することで情報がスムーズに流通していました。

ところが近年、セキュリティの強化が進む一方で、かつて当たり前だった多くの機能が制限され、「便利さ」よりも「防御」が前面に出てくるようになりました。SPF、DKIM、DMARC、ARC、SRS……。それぞれが大切な仕組みであることは理解していますが、個々の通信で“自己防衛”を強いられる現在のモデルは、限界に近づいているように感じます。

たとえばメールの転送。これまで自然に使えていたのに、今では技術的・構造的に“なりすまし”と誤解されることがある。正当な送信でも、セキュリティのフィルターに弾かれ、ユーザーには「なぜ届かないのかすら分からない」事態が発生する……。

これは本当に私たちが目指すべきインターネットの姿なのでしょうか?

私は、インターネットという社会基盤そのものが、根底から見直されるべき時期に来ていると考えています。そしてその再構築において、AIの力は欠かせない存在になるでしょう。

セキュリティが「ルール」や「制限」ではなく、「振る舞い」や「意図」を理解して動く世界。送信者の意図、受信者の信頼関係、通信の文脈を総合的に判断し、「これは安全だから通していい」「これは危ないから止める」をAIが判断してくれる世界。

さらに、悪意ある攻撃(フィッシング、ウイルス、ランサムウェア)についても、実行される前に検知・隔離し、必要であれば攻撃元ごとネットワークから自動的に隔離する。そんな予防型・根絶型のセキュリティモデルをAIによって実現できれば、私たちはもっと自由に、もっと安心してインターネットを使えるようになるはずです。

今後も、技術者として、またユーザーとして、インターネットが「本来あるべき姿」を取り戻すために何ができるかを模索していきたいと思います。

“便利さと安全性は両立できる”——その未来を、AIとともに創りたい。

カテゴリー: ZAKKI | コメントする

Soundcore Select 4 Go(Anker)のステレオペアリング

https://amzn.to/4bTHKlB

少し前に黒いのを買って、とても音が良いので、わざわざ2台買ってステレオにしなくても、1台で十分じゃない!と思っていたのですが、Amazon で 2,990 円という値段になっていたので、ステレオがなんぼのもんじゃいってのを試したいだけで、白いのを買ってしまった。

黒いのを買う前は、パープルのとか青いのかもいいなぁと思っていたのですが、黒いのを先にかってしまったので、2台目は白以外は考えられませんでした。 黒で揃えるという手もあったのですが、それでは面白くないですし、ある理由で、黒で揃えなくて良かったと思っています。

その理由ですが、右か左かが、ぱっと見でわからなくなるからです。

最初、ステレオペアリングの方法で手間取りましたが、簡単に書くと次のようにペアリングします。

  • 黒とスマホをBluetooth ペアリングしておく。(ややこしくなるので白い方はしない)
  • 黒の電源を入れる
  • スマホと自動で接続される ※スマホ以外のデバイスでも使っていると自動で繋がらない場合がありますが、その時は普通の Bluetoothペアリングでペアリングします
  • この状態で、白の電源スイッチをポチ(長押しではないので注意)
  • 白の電源が入ったら、黒と白の Bluetoothボタンを、LEDが白の点滅になるまで長押し
  • すると、黒と白がペアリングされて、黒のLEDが青の点灯、白が白の点灯になります。
  • これで、ステレオで鳴ります。黒がL(左)、白がR(右)となります。
  • スマホとペアリングしているほうがLだということです。
  • 電源OFFにする時は、黒の電源を長押しで白も同時に切れます。

と、わかってしまえば簡単なのですが、次のような事で失敗します。

  • クリックと長押しがあるので混乱する
  • ペアリングしようとして、Bluetooth を長押ししたときに、白の電源ONを忘れる。なので、黒が通常の Bluetoothペアリングモードに入ってしまう。せっかくスマホとつながっていたのに、自分で解除してしまい、再度スマホと接続しなおし、その後白の電源いれて、再度療法のBluetoothを長押し….と結構めんどくさいことになる。
  • 何故か、電源ONの時に長押ししてしまう。 慣れの問題かとは思いますが、何回もやってしまった。

というわけで、ややこしくなるので、黒メインと決めたら、黒だけとスマホとペアリングしておくことといった事まで考えると、電源OFFの状態で区別がついたほうがよいので、同じ色で揃えたら、自分で区別できるように印をつける必要が出てきます。風呂なんかで1台だけ使いたい場合も、スマホとペアリングしていない方を持って入ると面倒なことになります。ステレオペアリングしてしまえば、LEDの色で右か左かはわかりますが、電源OFFだと全く同じ2台ですからね。

ステレオ感半端ない!

1台で十分というのは確かなのですが、2台にすると、倍どころではありません。白黒ディスプレイがカラーになったような劇的な変化を目に….いや、耳にします。

小型の Bluetooth スピーカーで、1台でステレオになっているものもありますが、あれは、ステレオであっても、スピーカーの距離が近いので、思ったほどステレオ感がありません。しかし、これは、好きなだけ距離を離せます。もちろん適切な距離というのがありますが、その範囲がかなり自由です。正三角形とか関係ないです。机で仕事をしているときは、デスクトップの左右に、ベッドで寝ているときは、頭の左右にとか、どこでも自由に、割とラフに、ステレオ空間を作れます。バッテリーだし小さいから持ち運べますし、旅行にも連れていけます。私の場合は、車中泊で映画を見る時と、朝コーヒーを飲むときのBGMとかに使います。1台でも十分いけますし、ステレオにすれば、凄いです!

安い時に買えば、2台で 6,000円。この値段もすごいですね。ちょっとしたスピーカーは1台でそのくらいの値段しますからね。

JBLのに比べると少し大きいですが、気になる大きさ重さではないですし、値段も安いですし、音もかなり良いです。すこし低音重視かもしれませんが、スマホにアプリを入れれば、イコライザーが使えますから、好みの音にできます。
自動電源OFFも、5分とか10分とか選べます。デフォルトは 20分でしたが、私は5分二変更しました。

オススメ!

カテゴリー: ZAKKI | コメントする

NISA のアイデア

NISA(2年目になるので新NISAとは言わない)には、積み立て投資枠と成長投資枠がある。最大 1800万という上限があるが、上限まで達するのに年数がかかる場合は、上限なんて気にする必要はないし、買ったものを絶対に売らないと決める必要もない。上限は、積み立て投資枠だけで1800万にしても良いが、成長投資枠は1200万までというさらなる制約がある。

基本的に使い分け

ボーナス購入を使って、積立投資枠で実質一括購入するという裏技もあるが、そんなに余裕があるなら、特定口座で買っとけば?とも思う。積み立てには積み立てのメリットがあるのだから、積み立て枠は積み立てにしたほうが良いと思うので、こちらは悩む必要はない。問題は成長投資枠だ。成長投資枠は積み立てしてはいけないというものではないので、一括投資か積み立てかで悩む人は多い。もちろん株価が常に右肩上がりで上昇するのであれば、一括の方が絶対的に有利だし、仮に1月1日が直近の高値であったとしても、12月31日に株価がそれより高いならプラスになる。

一括投資で恐れているものはなにか?

いわゆる高値づかみというものだと思うが、買った直後からどんどん値段が下がるような暴落が起きることや、一旦下がって上がるけど、購入時の価格を取り戻す前に12月31日になってしまうようなことかと思う。長期投資なので12月31日なんて本当はどうでも良くて、自分が現金化するまでの間にプラスになってくれれば良いというだけなのだけれど、心理的には、せめて年末にはプラスになっていてほしいものだ。それとプラスではあっても、一旦下がってから上がってプラスになった場合に、下がりきったところで買ったほうが差が大きいので、できれば、下がったところで買いたいと思う気持ちもある。

為替の問題

この株価の問題に、更に為替の問題が加わってくる。株価は横ばいでも、ドル円が上がったり下がったりするので、例えば米国株なら、円高の時に買って、円安で売りたいということになる。国内株では気にする必要はないのか?というと、そうでもなくて、例えば、TOYOTA株といったものは、かなり為替の動きと相関があるので、やはり円高で買って円安で売りたい気持ちになる。

いつ買うか問題

結局、一括投資をする場合は、どうしても、いつ買うか問題が出てくるのだが、これに対する答えは無い。誰にも未来は予想できないからだ。ただし、毎日株価チャートを見ていれば、「今買った方が良いかも」と思えるタイミングに出会えることがある。例えば、2024年春ごろのアップルの株がめちゃくちゃ安くなったとき、あるいは、TOYOTAの株が安くなったとき、日産の株が叩き売り状態だったときは、買うタイミングかもしれない。なぜか、「あのアップル」「あのTOYOA」「あの日産」の株がめちゃくちゃ安いということは、あとは、このままその会社が消えていくか、いずれ復活するかのどちらかだからで、どんな会社か知らないのであれば、やめておいたほうが良いけど、「まさかこの会社が無くなってしまうとは思えない」のであれば、そこから多少下がっても大きく下がることは無いと考えれば、大怪我はしない、比較的安全に買える状態にあるということだからだ。

買いのタイミングはいつ来るかわからない。

2024年の4月、5月、7月、8月のマーケットの動きを予想できた人がどのくらいいるのだろうか、そこで儲けた人はいるにしても、正確に予想できたというより、その動きに合わせて、売り買いした人の方が多いのではないかと思う。つまり、1月の時点で4月に下落するのを予想するのは一部の天才を除けば不可能ということになる。もしかしたら、ずーっと右肩あがりかもしれないと思うと、いつくるかわからないタイミングを待って、現金で持ち続けていたら、完全な機会損失ということになる。いわゆる待ちぼうけだ。

とは言ってもねぇ

である。S&P500であっても、一直線に上がるわけではない。1%未満の下落は気にしないにしても、2%, 5% , 10% ともなってくると、気になるわけで、なんとか下げた時に買う手段はないものだろうかと考える

例えば、 5%ルール

現金をたくさん持っている人は、基本は積立投資をしていて、5%下げたら、追加で買うというような方法がある。でもこれ、5%が良いのか、2%が良いのか…10%が良いのか、よくわからないし、状況にもよるけど、結局買いのタイミングがほとんど来なくて、買えないままなんてこともあるらしい。また、買い増しの枠を取って置かなければならないので、成長投資枠の240万フルに使う場合、積立額の決定が難しい。

n分割、積立分一括投資ルール

そこで、自分としては、次のようにすると、案外良いのではないかと思った。まず、基本として、成長投資枠240万につみたて投資するとすれば、月20万ということになる。買いのタイミングがどのくらいの期間で来そうかを考えると、例えば4ヶ月くらいの期間で1回は来るのでは?と見積もって、まず、年初に4ヶ月分 20 x 4 = 80万を一括投資する。これで、金額的には4ヶ月積立投資したことと同じになる。もちろん、上がったり下がったりするけれど、4ヶ月の間大きな下げもなく上がるのであれば、積立投資より有利だ。では、その間に下げたらどうするか?その場合は、次の4ヶ月分の中から、可能な範囲で買いましをする。年初に4ヶ月分の 80万が用意できるのであれば、本来1月から4月までの間で積み立てる予定の現金をプールしておけるので、それを使って買い増すということになる。4ヶ月ごとに生活防衛費に手を付けることになるかもしれないけど、生活防衛費というのはJust In Case の費用だから、毎月の収入がある人であれば、なんとかなるような気がする。

非常食なんかも、毎年買い替えるのに、賞味期限ぎりぎりで全部無理やり食べるか、捨ててしまって新しいのを買い直すより、とりあえず食べちゃって、毎月買い増ししていったほうが良いような気がしないでも無い…もちろん、普段食べるようなものなら、ローテーションしていけばよいのだけど、非常食ってだいたいが高カロリーで、羊羹とかかんぱんとか、普段食べるものでは無かったりもする。

下げた時に、いくら買い増しするかは、そのタイミングと下げ幅によると思う。1月中に下げてしまったら、買い増し資金が十分にないかもしれないし、タイミングによっては、2% や 5% では我慢して、10%下げるまで待つということもあり得る。結果タイミングがなくて買えなくても、5月には次の4ヶ月分の80万を買うことになるので、ずーっと買えないというリスクは避けられることになる。つまりチャンスを狙いつつ、強制的に買うタイミングも作って、積立投資よりかは少し良いリターンを狙うという作戦なのだが、さてどうだろうか?

カテゴリー: ZAKKI | NISA のアイデア はコメントを受け付けていません

眩しいマップランプ

LEDに取り替えているということもあるのですが、走行中のマップランプって眩しくないですか?

助手席って意外と暗い

運転していると運転に集中しているので、あまり気にすることも無いのですが、夜のドライブ中の助手席って意外と暗いのですよね。時々、飴もらったり、何かを確認してもらったりすることがあるのですが、その時手元がまったく見えず、マップランプをONにしないとならないことがあります。停車中はまったく問題ないのですが、走行中にマップランプをつけると、それがフロントウインドウに反射して、前がかなり見づらくなります。なので、妻もそれを気にして急いで探して急いで消すみたいな事になってしまいます。

些細なことではあるのですが、運転しづらくかつ、助手席の焦りみたいなものが加わって、運転に集中できないというか、そういう時間が生まれてしまいます。そういうときはスピードを落としたりして対処するのですが、運転中車内に余計な緊張感を作りたくないなぁと思って、良い方法が無いか探していました。

飛行機の座席の読書灯

そういえば、似た状況として、飛行機の座席があるなぁと思いました。もちろんパイロットの視界の問題ではなく、周囲の席の人のことを気遣っての装備だと思いますが、飛行機の頭上にその座席専用のスポットライトみたいなのがついていますよね。あれを思い出しました。車のマップランプも似たようなものだったらよいのにと。要するに車のそれは、照射範囲が広すぎるのではないかと。

とはいえ、車のそれは、停車中は広範囲に照らすことによるメリットもあって、常にスポットが良いとも言えません。もしかしたら、高級車には、ダブルのランプがついていたり、照射範囲を変えられる機構がついていたりするものもあるのかもしれませんが、フリードのマップランプは至って普通のものです。

別売りのマップランプ

調べてみると、フレキシブルマップランプとか、助手席のバイザーの裏側のバニティーミラー?のランプを使ったりとか、あるいは助手席の天井に取り付けるものとかいくつかの方法があるようでしたが、どれも今ひとつだし、値段も高そうだし、取り付けも結構大変そうなものばかりです。でも、私と同じように思っている人がいるんだなぁと思いました。

読書灯

飛行機の座席のライトは読書灯という位置づけでしょう。なので読書灯はどうか?ということで、Amazonで物色してみると、何種類かタイプがありました。最近人気?なのが、首にかけるタイプで、首にかける扇風機みたいな形をしていて、両側がスポットライトになっています。片側がスポットランプでもう片側がちょっと違う感じになっているものなど、バリエーションがあるようです。他には、ヘッドランプみたいなものもあります。しかし、こんなものを持っていたとして、果たしてみかこさんが使ってくれるでしょうか? 答えはNOですね。ヘッドランプなんて死んでも付けてくれないでしょうし、首のもなんだか安定しないとか首が痛いとか重たいとか、自分でも助手席でこんなもの首に付けてまで何かしたいとは思わないのに、みかこさんが使ってくれるとは思えないです。家で読書する時には良いかもしれませんし、病院の相部屋でベッドで使うのには良いかもしれませんが、車の助手席はありえないですね。

本に挟むタイプの読書灯

いろいろ探しているうちに、本に挟んだり、机に置いたり、周辺のどこかにクリップしたりして使える読書灯が見つかりました。

これにもいろいろありましたが、その中でも、一風変わった形のものを見つけまして、それが今回紹介したいマップランプ….ではなく読書灯です。

全体の形は、フレキシブル読書灯といった感じでそれほど変わってもいないのですが、注目すべきはこのレンズです。レンズの後ろにCOB(ChipOnBoard)タイプのLEDが組み込まれているのですが、LEDの直進性と半球形のレンズをうまく組み合わせていてシンプルな構造なのに綺麗な丸い光を作り出します。通常スポットランプというのは、レンズを使って光を集める構造をしていると思いますが、これは逆に、LEDの光を円形にすることでスポットランプを実現しているのです。この構造のせいかどうかわかりませんが、かなり明るいですし、エッジが立っているのに、光が柔らかく均一なのです。しかも構造がシンプルなので軽量だし、小さいし値段も安い。これは読書灯には非常に良いデザインだと思ったと同時に、まさに私が求めていたマップランプではないかと。台座がクリップになっていて、置くだけでなく、どこかに挟むこともできる。このクリップも先端が可動式で挟みやすいのです。

サンバイザーに挟む

これはサンバイザーに挟んで使えるのではないかと思いました。ただ、私は前席の頭の上に板を渡して軽量の物の物置にしているのですが、その板に挟んでみました。

なかなか良い比較写真が撮れなかったのですが、左がマップランプをつけたところで、右が、この読書灯をつけたところです。マップランプは視界にかなり入ってきて眩しくて、実際運転中は前がかなり見づらくなりますが、読書灯はついているようにすら見えません。

みかこさんに乗ってもらって、バッグから何かを取り出すふりをしてもらったのがこの写真ですが、どうですか?くっきりとした光の輪が手元を明るく照らしています。これで、運転席にはまったく影響が無いのです。

どこにでも取り付けられる

これは、本来読書灯なので、USB-C で充電できるバッテリー式なのです。しかも普通の読書灯より少し容量が大きいらしく、軽量ですが、そうとう長時間使えます。私はこれが気に入ってもう一つ買ってベッドサイドで使っていますが、夜点灯したまま寝落ちしても、朝までついていますし、なんならそんなことを3日くらいやってもついているのではないかと思うほどです。気が向いた時に充電するくらいですが、いままで車のものもベッドサイドのものもバッテリー切れで消えたことがないです。

持ち運び用と、結構しっかりしたケースもついていて、くるっと丸めてケースに入れれば、荷物の中にもぽんと入れられますから、車の移動だけでなく、電車や飛行機などでの移動中にも使えます。先日も小樽のホテルに泊まった時に、ホテルのベッドランプが使いづらかったので、これを使いました。隣のベッドで寝ているみかこさんに光を当てること無く、本が読めましたし、トイレに行くときも部屋のライトをつけづにこれを持って移動できました。

キャンプにも

たかがLEDライト、されどLEDライトなわけで、キャンプに行くと、夜のLEDライトは非常に重要なアイテムです。例えば、大き目のランタンとかを持っていたとしても、食事中に手元を照らすもの、トイレに行くときの明かり、寝る時の自分だけの明かりなど、いろいろなタイミングで明かりが必要で、特にスポット的な明かりが欲しいことが意外と多いです。例えばオイルランプでムードのあるキャンプサイトを作っているのに、昼白色の蛍光灯みたいなのをつけてしまっては興ざめですし、トイレに行くときは、白の方が見やすかったりします。点灯時間ものによっては、2時間くらいしかもたないものもありますし、大型のものは持ち歩くには重かったりしたりもします。そのため複数のLEDライトを持っていたりしますけど、案外これはマルチに使えるなぁと思いました。

色と明るさ

通常この手のものは、昼白色、電球色、意味不明な赤い色、点滅みたいになって、スイッチが一つでロータリー式に切り替わるので使いづらいのですが、例えば、電球色から昼白色にするのに、赤やら点滅やらを経過しないとならないので、それが苦痛だったりします。しかし、この読書灯は流石に赤とか点滅は無いですし、昼白色から電球色まで5段階で色温度を変えられます。しかも本来が読書灯ですから、目に優しいのです。メモリ機能もついていて前回の色を覚えています。明るさも無段階で変えられます。

他にも

アームがフレキシブルなので、方向は自由に変えられます。また、スイッチがヘッドについているので、どのような状態で使ってもスイッチを押しやすいのです。台座ではなく、灯りの場所にスイッチがあるというのは、良い設計だと思いました。この光の特性を活かして、ベッドルームやリビングルームでのくつろぎタイムでの間接照明としても使えると思います。マップランプ探しから始まりましたが、見つけたものは、マップランプにとどまらず、様々な用途に使えるマルチなLEDライトでした。

(追記)お気に入りの使い方

2つ買って、一つは車のマップランプ用兼キャンプ用で、もう一つは自室用に使っているのだけど、自室用の方は、最初は壁を照らしたり、天井を照らしたりして間接照明風に使って楽しんでいたのですが、真っ暗な状態だと、最低の照度にしてもまだ明るいので、寝る前に消してしまったりしていました。それはそれで良いのですが、ふと思いついて、光を床に向けて足元灯として使ってみたところ、これがかなり具合が良くて、以来、朝までつけっぱなしなことが多くなりました。歳のせいか夜中にトイレに行くことがあり、あるいはのどが渇いてお茶を飲みたくなったり、朝起きたときにまだ暗かったりして、リモコンでシーリングライトをつけていたのですが、いきなりかなりの明るさになるので、特に夜中は目が冴えてしまうんですよね。足元さえ見えれば良いので足元灯があれば良いなと思って、これを使ってみたのですが、ベッドで寝ていることもあって、自分の目の高さより上の明かりは気になるのですが、下はほとんど気にならないものなのですね。バスや飛行機やコンサート会場などの足元灯も、ほとんど気になりませんが、あの感じです。最低照度で数日使ってもバッテリーが切れないので充電の手間もそれほどかかりませんし、なんならUSB繋ぎっぱなしでも良いかもしれません。(そう、これ充電中でもちゃんと点灯するのです)車の助手席のマップランプと足元灯って、用途としては案外似ているかも。

カテゴリー: ZAKKI | 眩しいマップランプ はコメントを受け付けていません

アウトドアコーヒー

キャンプ、車中泊、ホテル泊までも含めたアウトドアでコーヒーを飲む時の一つのヒントとして、我が家の方法を書いてみます。

我が家は、基本は、豆で買って、電動ミルで挽いてからのハンドドリップなので、それが好みだという前提になり、フレンチプレスとかエアロプレスとかはは違いますが、お湯を用意するというところまでは同じかもしれません。

お湯

どのような淹れ方であるにせよ、兎にも角にもお湯がなければコーヒーは飲めせん。自宅では簡単に手に入るお湯でも、アウトドアではそうでもありません。ホテルであれば、日本では湯沸かしポットが置いてあるところが多いのでそれを使いますが、キャンプや車中泊では、ガスか電気を使ってお湯を沸かすことになります。私は今はCB缶(カセットガス)のキャンピングストーブで沸かしていますが、アルコールストーブや電気を使ったこともあります。それぞれ一長一短がありますが、どの方法でも、以外にメリットがある方法が一つあります。

山専ボトル

THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル900mlというのものなのですが、別にメーカーも容量もどうでも良いのですけど、一定時間湯温をキープできる水筒ですね。サーモスのこれは、朝、家を出る時に沸騰させたお湯が、翌日の朝くらいに80度くらいまでキープできているというすぐれものです。自分(我が家は二人)の場合は、コーヒー2回分(合計4杯分)程度を一定時間キープできているものが望ましいです。一杯は150ccなので、4杯分で600cc。 余裕を見て 900cc が我が家の適量になります。小さいとメリットが減りますし、大きいと荷物になります。

コーヒーを飲む時に温度が低くなりすぎるのでは?と思われるかもしれませんが、沸かせばよいのです。水から沸かすのに比べたら、かなり時短になりますよ。また、車で移動中に突然?コーヒーが飲みたくなった場合には、若干温度低めですが、すぐに飲めます。80度くらいはキープできているので十分美味しいです。キャンプや車中泊の朝に、お湯を沸かしてコーヒーを飲む時、その日によっては、時間に余裕があって、もう一杯飲みたいというような事もありますが、ケトルだと沸かし直しになりますけど、ボトルがあれば、沸かし直すこともなく、すぐに飲めます。キャンプ・車中泊では、どちらにせよ、水を持ち歩く必要があり、2Lのペットボトルの水とか、ウォータージャグとかで持つことになると思いますが、このボトルがあれば、たいていはこれだけで済んでしまいます。

お湯を注ぐ

ケトルから、湯沸かしポットから、山専ボトルから、直接注いでも良いのですが、口が広かったりして注ぎづらい事もあります。そんな時に、一つ持っていると便利なものが、ドリップケトルです。ガラスだと割れてしまう心配があるので、ステンレスかプラスチックのものが良いと思いますが、実は値段まで考慮すると、100均のプラスチックメジャーカップが最強かもしれません。お湯を注ぐ時に、大事なことは注ぐこと自体だけではなく、お湯の温度と量なんですよね。自宅であればコーヒースケールで時間と量を見ながらドリップできますが、それを持ち出すのもなんだか面倒なので、あらかじめ湯量を量ってから注ぐ方が楽なのです。例えばハンドドリップなら我が家は、28gの粉に 450ml のお湯でたっぷり2人分(飲める量は400cc)なのですが、ドリップバッグだと 注ぐ量が 1人分 150cc (飲める量は120cc程度)です。ステンレスのドリップポットは見た目は良いのですが、湯量が量れません。100円のメジャーカップは湯量が量れますが、見た目がちょっとですよね。お湯の温度はキッチン用のデジタル温度計を持っていけばよいですが、湯沸かしからドリップケトルに移す場合は、湯沸かしで沸騰させて、移して少し待つだけで90度くらいまで下がりますから、自宅でだいたいのタイミングを測っておけば、いちいち測るほどでもありません。測ったとしても抽出中に下がりますからね。豆によりますが、我が家は自宅では85度と低めです。以前は92度だったのですが、黒松内のたんぽぽというお店で多少低いほうが甘くて美味しい味になると教えてもらってから、確かに美味しいので下げています。でも、みかこさんが、「熱いコーヒーが飲みたい」と言うので、自宅の時は、カップに熱湯を入れて温めてからコーヒーを注ぐようにしています。

ハリオのドリップケトルエアー

HARIO(ハリオ) V60ドリップケトル・エアーというものがあります。実は自宅でも、朝のドリップバッグや、昼にハンドドリップするときに使っているのですが、お湯の量が量れるし、軽いし安いし割れないし、注ぎをコントロールしやすいしで、かなりお勧めです。基本100円のメジャーカップと大差ないので気にならない人は、100円ので十分ですけど。エアーの唯一の欠点は、上が何故か水平でないということです。ドリップ終わったあとのドリッパーを載せたいとか思っても無理です。スプーンとか箸とか一切のものが載せられませ~ん。なんでこんな形状なんだと不満なのですが、見た目優先だったのでしょうね。特に朝ドリップバッグで飲む時は便利で、1杯分のメモリまで水を入れて湯沸かしポットで沸かすと1分くらいで湧きますから、それを再度これに移して注ぐだけ。めっちゃくちゃ簡単です。車に常備しておいても良いくらいです。バッグにもポンと入れても割れませんから、ホテル泊でも気軽に持っていけますね。

ドリップバッグ

正直ちゃんと選べば、ハンドドリップもドリップバッグもたいした違いはありません。寧ろ一杯ずつ違う豆を選べたり、持ち運びが楽だったり、ドリッパーやペーパーフィルターなどを持ち歩いたり、忘れた~って嘆いたりしないで良いので、アウトドアでは、淹れる雰囲気にこだわる人でなければ、ドリップバッグの方が良いです。ただし、ドリップバッグは自分の好みのものに出会えるまでいろいろ試す必要があります。我が家はスーパーのものは、コープさっぽろで売っている匠のドリップコーヒが今のところ唯一で、これは値段が安いのに美味しいです。片岡物産と言えばモンカフェですが、モンカフェよりコスパは良いかもしれません。モンカフェについていえば、香りはかなり良いですが味は若干コクが足りないような気がして少し物足りません。Amazonでもいろいろ試しましたが、現時点(もしかしたら、これからもずっと)No.1 は、Hills Bros ヒルス シングルオリジン セレクション コーヒーです。安いドリップバッグは 7g とか 8gなのですが、これは、10gです。ちなみに、匠は9gなので美味しいのです。ドリップバッグは 10gを超えると美味しく感じるものが多いです。実は、同じドリップバッグが、Hills Bros HILLS(ヒルス) ドリップコーヒー シングルオリジンセレクションとしてお店でも売られているのですが、こちらは4種類なのです。 Amazon限定のアソート箱は、更にブラジル No.2 が加わった5種類で、この、ブラジルNo.2がまた美味しんですよ。それぞれでかなり味が異なりますので、その時の気分で選べます。朝マンデリン飲んだから、昼はグァテマラにしようとかですね。1杯60円くらいなので、コスパもかなり良いです。豆で買えば100gで800円。一杯いれると20gなので、800/5 = 160円、二人で飲むなら一杯100円くらいまで下げられますが、それより安いです。もっとも我が家は普段は100g 400円くらいの豆にしているので、そちらの方が若干安いですけど。ドリップバッグだと10gでも美味しいですけど、ハンドドリップだと1人前でも20gくらい使いたくなりますね。何故だろうか?あ、お湯の量が多いからかな。一応目安としては、豆の量の16倍の湯量と言われていますので、200cc 飲みたい場合は、12.5g あればよいのですね。二人の時は25gなので、だいたい我が家の量が適量ですね。(私は一人分をハンドドリップで淹れることはほぼありません。そのときはドリップバッグ使います)

まとめ 一番お手軽な方法

ここまでのまとめとして、一番お手軽な方法は?ということですと、次のようになります。

  • ドリップバッグを持っていく
  • 山専ボトルでお湯を持参する
  • ボトルのお湯が熱ければそのまま、冷めていればなんらかの方法で、お湯を沸かし直す
  • メジャーカップで湯量を量る
  • お湯を注ぐ

スタバのVIA

私はインスタントコーヒーは口に合わないので飲みませんが、スタバのVIAだけは別です。山専ボトルとの相性が抜群で、お湯を注ぐだけでいつでも飲めますので、いつでもどこでもコーヒーが飲めます。特に、ネスレ スターバックス プレミアム ソリュブルブラック スティックギフト SV-20S という缶入りのギフトセットがあるのですが、この缶がすばらしくて、携帯に便利なのです。シルバーの缶の蓋をちょっと開けて、気分で一本取り出して、さっとコーヒーを淹れるって、クールでしょ?ハードボイルドの葉巻みたいです。

カテゴリー: ZAKKI | アウトドアコーヒー はコメントを受け付けていません

株式投資に踏み出す為の簡単な計算

かつて昭和の時代、銀行預金は絶対的な選択肢であり、親からは「貯金しなさい」と教えられたものです。その背景には、高い利率と、投資が一攫千金を狙うギャンブルのように見られていたことがあります。しかし、現在では銀行預金の利率はごくわずかで、NISAのような制度が普及したことで、「貯金だけでなく、投資もしよう」という考え方が広がっています。

「300万円の銀行預金を活用する場合」を具体例として、自分を納得させる意味でも、投資が思っているほど危険ではなく、資産形成に役立つ可能性があることを計算で確認してみます。

300万円の銀行預金を活用する場合

例えば、次の車の購入資金として300万円を銀行預金に預けているとします。楽天銀行の普通預金(年利0.18%)であれば、1年間で得られる利息は以下の通りです。

300万 x 0.18 / 100 = 5,400 円

一方、この利息を投資で得るには、いくら必要でしょうか?投資の年利を仮に7%とすると、次のように計算できます。

5,400 / 0.07 = 77,143円

つまり、300万円のうち約7.7万円を投資に回すだけで、銀行の利息を上回る可能性があるのです。

7.7万円の投資が、300万円の銀行預金に匹敵するパワーを持っていることを考えると、少額を投資に回すだけでも大きな意味を持つことがわかります。

投資のリスクとインフレの目減りを期待値で比較する

「投資で大きく損をするかもしれない」と考える場合、それは可能性と確率を誤解している場合が多いようです。投資とインフレによる目減りを期待値で比較してみましょう。

ここでは、インフレ率を2%/年として計算してみます。つまり、毎年 物の値段が2%上がり、現金の価値が2%下がる計算になります。銀行の利子だけでは、この目減りを補えません。そこで、例えば300万円のうち100万円をS&P500に投資するケースを考えてみます。

この場合、次のようなリターンが想定されます。

  • +15%のリターンの確率:45% → 利益:+15万円
  • +5%のリターンの確率:35% → 利益:5万円
  • -10%の損失の確率:19% → 損失:-10万円
  • -50%の損失の確率:1% → 損失:-50万円

期待値を計算すると、

(15万円 × 0.45) + (5万円 × 0.35) + (-10万円 × 0.19) + (-50万円 × 0.01) = +6.1万円

残りの200万円は銀行預金に残しておけば、0.18%の利子で3,600円が得られます。これを加えると、期待値は+6.46万円となり、インフレによる6万円の目減りを補うことが十分期待できます。

一方、300万円をそのまま銀行預金に置いた場合、インフレ率2%で価値が年間-6万円目減りすると仮定されます。このように期待値で考えると、投資には合理的な意味があると考えられます。

株式投資は、最悪50%減るかもしれないと単純に考えると、-50万円と-6万円を比較してしまい、「50万円減るより6万円減った方がマシだ」というネガティブな結論に至りがちです。その結果、投資に踏み切れないかもしれません。しかし、期待値で計算してみると、実際には+6.46万円と-6万円を比較することになります。このように、期待値で考えれば、投資はリスクとリターンを冷静に判断した上で、検討する価値が十分にあると言えるのではないでしょうか?

投資を考える上での視点

このような計算をしてみると、投資を検討する際の材料として使えるかもしれません。「最悪のケースを考えて不安になる」ことは自然なことですが、一方で「何もしないことによるリスク」も存在するのです。

投資をするかどうかはもちろん個人の判断です。ただ、銀行預金と投資のリスクとリターンを冷静に比較することで、自分に合った選択肢を見つける助けになるのではないでしょうか。

カテゴリー: ZAKKI | 株式投資に踏み出す為の簡単な計算 はコメントを受け付けていません

株はハロウィーンに買え

今日の米国市場は、まさにそんな感じで、バーゲンセールの様相を呈している。

SOXLが-12%超え、その他も含めて、ほぼ全面安。何買ってもお買い得状態。

セクターMAP見ても真っ赤っ赤。

ところが、果たしてこの状況で買えるのか?が問題。頭ではわかっていても、実際に目にすると怖いというのが本音だろう。分足チャートで見ていると、ちょこちょこ上がっては、ドーンと下がるみたいなのを繰り返しているのだから、果たしていくらで指値を入れれば正解なのか、ちょっと低めだと買えないままどんどん上がっていくし、ならばと少し高めに入れれば、思った以上に下がる。ジェットコースターが次どうなるか予想できてしまっては面白くないかのように、突然予想を裏切って上がったり下がったりしている。

結局買えないまま、指を加えて見ているだけで夜が明けてきて、そこそこのところまで上がって終了なんてことになる。見てるだけなら損はしないけど、「あそこで買っておけばよかった」という残念な思いだけは残るよね。こういう全面安の状況で、「買わないで良かった」となることはあまりないからね。

カテゴリー: ZAKKI | 株はハロウィーンに買え はコメントを受け付けていません