Juice Defender の設定について

Juice Defender の設定は、基本設定を使っているうちは簡単なのだが、カスタマイズの設定に踏み込むと途端に奥が深いものになる。

基本設定と、ネットから得た情報で、だいたいわかった気になって、タスカーを使って、似たような処理を組んでみたのだが、確かに、そこそこバッテリーの消耗が抑えられた。 しかし、Juice Defender のカスタマイズの世界を覗くにつれ、「これは全然違う」と気づいた。

タスカーでできることは、Android のメニューで操作する、WiFi の On/Off や、Data通信の On/Off といった、大元のスイッチのOn / Offのタイミング操作だけだが、それは、JDのやっていることとは全然違うのだった。

根本的にバッテリー消費は、データ通信のスイッチではなく、実際に通信が発生して消費されるので、スイッチがONであっても、通信さえ止められれば抑える事ができる。(らしい) 
しかし、タスカーでできるのは、スイッチを切ることで結果的に通信を止めているにすぎないので、十把一絡げでの対処しかできないのだが、JDには、許可アプリケーションといった設定があって、アプリごとに次の設定ができる。

  • 絶対通信させない(disable)
  • 端末がスリープ(簡単にいえばDisplayOff)でない時だけ許可(enable)
  • 端末がスリープでも許可(enable/screen off)
  • 制御しない

もし、大元のスイッチだけで処理しているとすれば、DisplayOff中に、許可したアプリが通信を始めた時点で、接続がONとなり、他のアプリも一斉に通信を開始してしまうので、こんなアプリごとの設定なんて芸当はできないのだ。

———————————-
訂正:

大きな勘違いしてました。 アプリの設定はあくまでもトリガーの中の設定なので、 disable は通サインさせないという事ではなく、そのアプリが通信を開始しようとしても、「切断していたネットワークの接続を復帰させない」という事のようです。アプリごとに通信を遮断できるわけでは無いみたいでちょっとがっかり。例えば、GMail に対して enable/screen off を指定していたとすると、Displayがonとかoffとか関係なく、GMailが通信しようとしたらネットワークを復帰させて、その時他のアプリも全部通信可能になる(制御しているのはアプリ毎ではなく通信のon/offだけ)みたいです。更に、enable/screen off という設定があったので、誤解してしまったのですが、バックグラウンド通信は screen off とは関係なくて、このアプリごとの設定は、「when the app is running and visible」と書いてあるように、アプリがフォアグラウンドの時だけみたいです。(なので、GMailを、enable/screen off に指定していたとしても、GMailがフォアグランドアプリになっていなければ、GMailによって通信開始にならないみたいです。) 逆に、GMailが仮に全く通信をしなくても、GMailがフォアグラウンドになっていれば、通信がONになるということで、その時バックグラウンドで沢山通信をするアプリがあったら、それが disable に指定されていたとしても止まらないんだと思います。結局のところ JDは、アプリがフォアグラウンドかどうかだけしか見ていなくて、制御しているのもアプリごとの通信ではなくて、通信そのものをon/offしているに過ぎないみたい。

となると、JDは私が欲しかったアプリとはちゃうなぁ。

私が欲しいのは、アプリごとに、ディスプレイの on と off の場合で、通信を遮断(できれば wifi / data 別に)指定できるアプリで、今のところ、3G Watchdog が一番近いかな。 Wifi はもうどうでも良いので、3Gで遮断だけでなく、3Gをdisplay off の時だけ遮断というのも付けてくれればいいなぁ。 実はAndroid 4 の標準でも、アプリごとに遮断はできるんですよね。なので、OSにつけてくれても良いのだけど、そうすると、広告殺す事になりかねないので、Google様はやらないでしょうね。

———————————-

 

ちなみに、このアプリごとの設定は、アプリ一覧でどーっと設定していっても良いが、実際に通信要求したときにどうするかを決定する、「interactive」というスイッチもあって、便利そうだ。

昔から使っているアプリで、3G Watchdog という秀逸なアプリがあるが、これには、アプリごとにWifiのみ許可というような設定ができるのだが、それをずっと強化して、Wifiのみ3Gのみ、両方などと許可設定できた上に、更に、Display ON の時だけ、Display Off の時もOKというように設定ができるところが、JDの凄いところだ。 というか、この部分こそがJDのコアの部分であって、DisplayOff 中に通信を一括で遮断するとか、15分に1回許可するというような事は、それを一括で簡単に設定するためのおまけみたいなものだと思う。

というわけで、これから、JDを使ってみようと思う人には、最低でもPro版(私もこれ)を購入して、速攻でadvancedを選択し、とりあえず、Triggers タブで、AppsをEnable にして、interactiveをONにする。というところまで一気にやってしまうことをお勧めする。 もし、更に時間があれば、interactive の隣の configureボタンを押して、分かる範囲で、アプリを、 enable / enable/screen off/disable に割り振るのが良いと思う。

要するに、広告表示とか、本来通信が必要ないアプリの通信を止めてしまう為に、それらはdisableにする。アプリを使っている時だけ通信すれば良いものは、enable で、メールとかLINEとかアンチウイルスアプリとか Display Off でも、通知したり、ウイルスDBを更新してもらいたいといったアプリは、enable/screen off にするわけだ。

用もないのに勝手に起動して削除できない DoCoMoプレインストールとか Sumsung なんちゃらとかは、全部Disable にするのは言わずもがなだ。

他の設定は、デフォルトでそれなりになっているので、あとは趣味で変えれば良いと思うが、ちゃんと英語を読んだほうが良いと思う。Google先生に聞くと日本語でもっともらしく紹介している情報が結構ヒットするが、嘘も多いです。

どうしようか迷うのは、Wifi を enable にするかどうかだけど、とりあえず enable にして、preferred は入れずに、location を学習させて、自宅とか常時ONにしておきたい箇所を keep enabled で常にONに設定するのが良いと思う。 公衆WiFiを渡り歩くような人は別だけど、結局DoCoMoのスポットとか、繋がらなかったり、繋がっても3Gより遅かったりするし、それがつながる様な場所で、データ量がかさむような通信はしない事がほとんどなので、私はそんなものは使わない前提で考えている。実際、無茶しなければ、3G/月のパケホライトで自宅以外は3Gオンリーでも十分やっていけるのだ。

 

2013/01/31

補足

※私の使い方では、バッテリーの温存より、アプリに不要な通信をさせないという事を重視します。 バッテリーの温存を重視する場合は、アプリの設定より、Display Off で一括で止めてしまう設定をメインに考えた方が良いかもしれません。

Staus:
  enable , advanced

Controls:
  Mobile data : enabled ※enable にしないとアプリ毎の指定が無効(常に3G許可)
  WiFi:enabled  ※ enable にしないとアプリ毎の指定が無効(常にWifi許可)
    auto disable:OFF ※ location とどちらかしかONにできない。特定のWifiメインならOFF
    wifi prefered:ON ※ Displayトリガーを使うなら、dataの立ち上がりが遅くなるのでOFFが良いかも
    keep enabled:全部OFF  ※ONにしたらアプリごとの設定の意味が無くなるので

Schedules:
  Schedules:disabled
  ※ この項目は、目的によって変わる。
     バッテリー重視など、基本的に、全アプリの通信をdisable状態にすると考えれば、
     Schedules をenable にして、定期的に許可するのが良いと思う。
     しかし、アプリごとにコントロールして、しかもscreen offでも通信を許可するアプリもあるのであれば、スケジュールで定期的に許可する必要は無いと思う。ただ、ultimate版だと、同期もコントロールできるらしいので、同期のタイミングを自分で制御したいのであれば enable でも良いかな。
  Night: enable 2:00-8:00 は基本的に寝てるので、バックグラウンド含めて一切の通信は不要な為

Triggers:
  Battery: enabled 15%  ※ disabled に出来ないので… スマートフォンである以上、フォン機能を守るためバッテリーが少なくなってきたら通信はカットで良いでしょう。
  Charger: ac ※Docに置いている時は、Wifiだし全部通信許可でいいやと思ったので。 USBは出先での充電なのでdata 通信の時もあり、通信量を節約するためにOFF
  Screen:disabled ※これをenabled にする人が多いと思うけど、そうするとアプリの設定にかかわらず、screen on で全アプリ許可になるので、私の目的だとdisabled
  Traffic:enabled , normal , 15s  ※disable にできないのでデフォルトのまま。ダウンロード中にうっかりscreenがoffになっても継続とかの目的かと思うけど、バッテリー重視でないので、screen off で止めたくないアプリは、enable/screen off に設定してて止まらないので、本質的には不要
  Apps: enabled ※最重要項目 interactive にすると楽ですが、ダイアログは数秒で閉じちゃうので見過ごすこともあり、時間があるときに、configure apps で自分で設定しておいたほうが良いと思う。 なお、バッテリー重視の人は、disabled で良いと思う。
  Location: enabled 今のところ自宅Wifiのロケーションだけ training されている。これは オプションで keep enabled をONにしている。自宅Wifiの時は全部許可!

※ このあたりの設定のややこしいのは、アプリごとの許可と、スケジュールや他のトリガーでの enabled / disabled のどちらが優先されるかが、今ひとつよくわからないところ。 いろいろ試した感じでは、アプリの設定の優先度は低く、例えば、always enabled にした場合には、アプリで disabled に設定しても通信されてしまう。 そのため、私の場合は自宅 Wifi 使用時以外は、ほとんどの項目で、 disabled へ振っている。

バッテリー重視の場合のヒントは、私はあまり興味が無いので詳しく見ていないが、Data / Wifi とも、enabled にして、Wifiは、auto disabled にして、prefer は立ち上がりが遅くても良いなら off、スケジュールは enabled にして、タイミングは好み。Nightは長めにして、Adaptive start/end は就寝時間が安定しない人は適宜設定。 Triggers は、ネットが必要なアプリが多い人は、Sceenを enabled にして、通信しないアプリを使う事が多い人は、disabled。 アプリごとの設定は、Screen を enabled に設定する場合は使わず。disabled にする場合は、通信させたいアプリだけ、enabedにすれば、アプリを起動したら接続してくれるはず。 enabled/screen off は極力設定しない。 wifi を auto disabled にしているので location は設定できない。

他に、wifi の時はドーデモカマヘン。 data 通信の時だけ制御したいんやって人も居るかもしれませんが、そんな設定もできると思います。

最後に ultimate を買うか否かですけど、日本人の気質?として、使えない機能があると気になって仕方がないってのがありますが、私は買わないと思う。 root を取ったらGPSとCPU周波数のコントロールができるので、買うかもしれないけど、スケジュールはNightで十分だし、Bluetoothはほとんど使っていないし、同期は常にONでもいいやと思っているので。Proで十分だと思います。

カテゴリー: スマートフォン パーマリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください