安らかに眠る

とは言っても、永眠ではなく、安眠の話です。

こんな片田舎であっても、今の生活は光やノイズが溢れていて、星空の元テントで眠るようなわけにはいきません。 まして、昼寝ともなると、短時間でリフレッシュしたいのに、なかなか眠りに集中できず、かえってストレスになってしまったりといった事もあります。

そこで、安眠について少し対策?を考えてみました。

きっかけとなったのは、Android のアプリ Sleep As Android です。 ここ最近は、UIが使いやすくグラフが見やすいというのもあって、Sleep Time というアプリを使うことが多いですが、いびきチェック機能があるので、Sleep As Android の方は有料でUnlockもしています。 Sleep Time の方は、目覚まし音の選択肢が少ないのとタスクキラーとの相性が悪いのか、ここぞという時には使えませんね。もっとも、ここぞという時は、 以前にも書いた ALAEM CLOCK XTREME 使うと思います。

いずれにせよ、寝ている時にベッドの上に置くことで、振動から睡眠状態を推測してグラフにしてくれるという機能をもっていて、これでだいたいの睡眠の深さがわかるのですが、グラフを見て驚くのは、深い睡眠の割合が、50%を切っていたということです。レム睡眠とかノンレム睡眠とか2時間に1回浅い睡眠状態になるというような話は聞いて知っていましたが、1日だいたい6時間の睡眠のうち、ちゃんと寝れているのは、3時間に満たないようです。 もし、この深い睡眠時間を増やせれば、もっと疲れも取れるのではないかとか、あるいは、1日3時間睡眠とかもできるんじゃないか?なんて思ってしまいます。 知り合いで1日2時間程度の睡眠を、何十年?も続けている人が居て、驚きなのですが、きっとその人はとっても寝るのが上手なのではないでしょうか。

私はと言えば、寝付きの良さには自身がありますが、寝るのはきっと下手なのでしょう。夜中にしばしば目を覚ましますし、トイレにも行きます、自分のいびきで起きることもあるし、寝相の悪さも定評があります。なので、改善の余地ありというわけです。

まずは、いびき対策ですが、これは、若いころからなので、非常に長い間様々な方法を試してきました。腕に付けて電気刺激でいびきを止めるなんてグッズも買いましたが、友人の話では、「それつけてると安心するのか余計にいびきがひどくなる」との事。 ブリーズライトとか鼻のクリップなんて、全く「何の意味があるの?」ってな感じです。 いろいろ試している中で、原因の一つとして口呼吸というのが大きいという事で、以前ブログに書いたイムニタスマスクというのが結構効果ありましたが、あまり毎日使いたくなるようなものじゃないですね。特に耳に掛けるというのがだんだんつらくなってきますし、あれは自宅以外ではちょっと抵抗ありすぎです。で、同様の効果のものが無いかと思っていたら、すっごくシンプルなものがありました。

 

テープで口が開かない様に止めちゃう。…ってものすごく大胆な感じがしますけど、これ、正直今までで一番効果あったかもしれません。ただ、1日30円って、考えてみたら高いんですよね。毎日だし、途中で喉乾いて水飲みたいとか思ったら、更に30円かかるとか…シートに貼ってあるのですが、出張時用に財布に入れて持ち運んで居るうちにぐちゃぐちゃになってしまったりして、あまりよろしくありません。要するに止めりゃいいんだから何でも良いだろうというわけで、ただし、唇なんで肌荒れとか皮がめくれちゃうような強力なのはダメなんで、探して見つけたのがこれ。

 

これを3cmくらいちぎって上下に貼るだけ。一回分2円かからないんです。財布には入りませんが、テープなので持ち運びも楽でぐちゃぐちゃにならない。他にもちょっとしたものを留めるのに使えたりとか(使った事無いですが)、便利。 それに、持っているのを見られても、絶対にいびき対策グッズとは思われないから、恥ずかしさもありません。

というわけで、いびき対策だけで長くなってしまったけど、次。光とノイズですね。

光は、まぁ誰しも思いつくけど、アイマスクです。結論から言ってしまうと、もし、この目的でアイマスクを検討しているなら、これがお勧め!一押しです。

 

ほぼ、これのコピーじゃないかと思えるほど、似たような感じのアイマスクが100円ショップCanDoで売ってます(CanDoオリジナルじゃなくて青いビニール袋に入っている方)けど、やっぱり全然違います。最初100円のでも、結構良いと思ったのですが、朝起きると目が圧迫されているなぁと感じて、しばらく使った後に、これを買い直しました。両方ともゴムで留めるのですが、耳掛けではなく、頭の後ろで留めるようになっているのが大事でこれについては100円のもすごいと思ったのですが、調整機能とかゴムの材質をすごく考えてあるなぁという点で、やっぱり高いだけあります。しかし、一番の違いは、目の周りの装着感、圧迫感の無さです。非常に重量も軽くつけ心地も良く、また、立体的になっていて圧迫感が無い事もあって、目を覆っているというより、本当に闇の中に居るという感じになります。 起きた時に目が辛いということもありませんし、女性だと、まつげとか化粧とか気にされる場合もあるようで、そういう人にも好評の様です。 ただ、コンパクトにならない(といっても、このままでも十分コンパクトですけど)というか、立体を壊さないように雑に扱いたくないってところで、飛行機とかの短時間利用目的だと100円ショップのものでも良いかもしれません。万が一紛失してもそれほど財布に痛くないですしね。

最後に、音、ノイズ対策ですが、これも、誰もが考えるように、耳栓しかありません。 問題は、耳栓して目覚ましで起きれるのか?という点と、改めて調べてみると、耳栓ってすっごく種類があるので、どれが良いんじゃ?ってこと。

で、こちらも先に結論書いちゃうと、この目的だったら、これかな。 ただ、こちらは他に試したわけじゃなくて、ネットの評判などでこれにしたら結構良かったという程度です。その昔、子供の頃に、この手の潰して入れる耳栓として、イヤーウィスパーってのが初めて登場して、あの青いケースが付いたやつをみんな持っていましたけど、それの発展系ですね。

使い捨て耳栓という事ですが、1回で使い捨てじゃもったいないですし、特に性能劣化もありませんから、一ヶ月くらい使えるんじゃないかと思います。 これをぎゅっと圧縮して耳に入れるとピタッツ! シーン って感じです。 もちろん、完全無音にはなりませんが、もともと、寝ようって状況だとそれほど五月蝿いわけではないので、十分です。例えば今、階下でみかこさんがピアノの練習をしていますが、これをすると、全く聞こえなくなります。私はピアノの音をBGM替わりに聴きながら仕事するのが好きなので、仕事中は使えないなぁ…ということはおいといて、寝るのには十分ですね。 で目覚ましですが、不思議とちゃんと聞こえます。個人差あると思いますが、私の場合には、絶対起きなきゃならないって時以外は大丈夫な感じです。 特に上述の Android アプリを使うような場合は、セットした時間の前30分の間で、浅い眠りの時に起こしてくれるので、とても楽に起きられます。イメージとしては、既に起きている時に起こされるというか、そんな感じで、なんの抵抗も無くすっと目覚ましの音が耳に入ってきます。

なお、評判の良いMOLDEXの耳栓の中で、このSOFTIESの特徴は、名前の通り柔らかいということでしょう。耳への負担が少なく朝まで長時間つけていても大丈夫そうです。この弾丸型?の形状も良くて、上述のイヤーウィスパーは円柱だったので、どうも収まり悪く、耳から出てきてしまったりと安定しなかったり、だからといって奥までいれちゃって取れなくなりそうで怖いといった記憶がありますが、この形状は非常に楽にフィットします。この形のイヤホンが欲しいくらいです。買う時はお試し8種類とか15種類とかのを買おうかと思っていたのですが、もうこれで十分満足でした。

というわけで、いびき、光、ノイズと睡眠を妨害するものの対策をいくつか考えて見ましたので、アプリで計測しながら、しばらく、様子を見てみようかと思います。 なんだか寝るのが楽しくなって来ました。 スマイル

12月13日追記: 

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かなりDeepSleepの割合が増えました

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