自転車の空気入れの話題。
数ヶ月前に、米式・フレンチ・英式 全対応で、
しかも英式バルブ用のアタッチメント不要という事で買った
携帯用の空気入れがあるのだが、
我が家の英式バルブに差し込んでスコスコと空気を入れようとしても
どうにも入らない。
先端にバルブを差し込む形になっているのだが、
片側が英式、もう片側が米式・フレンチとなっていて、
薄いキャップがついている。
ポンプを押すと、両方から空気が出てくるので
キャップをすることで、片側をふさぐのかと思ったのだが、
それにしては軟なキャップで、空気が漏れてしまう。
結局使えずに、それ以上の追求をあきらめて、
100円ショップのポンプを使っていたのだが、
今日久々に時間が取れたので詳しく調べて見ることにした。
先端はネジ式で分解できるようになっているので分解してみると、
中からころっとゴムのボールが出てきた。
ヤバ!壊したか。と思ったが、しばし考えてようやくわかった。
このゴムのボールが、空気を入れたい方向と反対側に
移動して、そちら側の穴をふさぐようになっているのだ。
つまり、穴をふさぐのはキャップじゃなくてこのボールだったんですね。
というわけで、使いたい側を上に向けて空気を入れればOKだったわけです。
確か説明書なんてものは入ってなかったし、
こういう構造は、自転車乗りには常識なのだろうか…
っていうか、空気入れるときって普通上を向けて入れるの?
ともあれ、この小型のポンプ、わかってしまえば、小さいし軽いし便利。
何より、100円ショップのものより、小さいくせに空気を楽に詰め込める。
めでたしめでたし。