ワインを飲むときにいつも使っているのが、デキャンティングポアラーというものです。
要するにワインのボトルに挿して使う注ぎ口なのですが、これがあるのと無いのとでは注ぎ易さがかなり違ってきます。 しかも、デキャンティングと書いてある通り、ただの注ぎ口ではなくって、中に小さな穴の空いた円盤が入っていて、ここをワインが通過するとき(つまり注ぐ時)に、空気を巻き込んでお手軽にデキャンティング出来てしまうというものなんです。
わざわざデキャンタを用意して移し替えたり、神の雫ばりにおぉーって感じのパフォーマンスで注いだりする必要も無く、とってもスマートです。
ただし、ワインが通る時の勢いを利用しているので、ゆっくり注ぐとあまり効果が無く、ある程度の勢いで注ぐ必要があって、これ、みかこさんにやらせると、ただの注ぎ口になってしまうというのがちょっと残念。
なお、勢い良く注ぐには、グラスも大事。たっぷり入るグラスの方が相性が良いと思います。もちろん、なみなみと注ぐという意味ではなく、少しくらいの勢いではこぼれないという意味ですが。 今お勧めのワイングラスは、余市に新しく出来たワイナリー、「OcciGabi(オチガビ)」さんのロゴ入りグラス。イタリアの Bormioli Rocco のグラスにドイツでオチガビさんのロゴを入れたというものなのですが、一客1,000円と、かなりリーズナブルな価格で提供されています。みかこさんがかなり気に入ってとりあえず2客購入しましたが、Amazonやスーパーなんかで同じくらいの値段を出すなら、断然お勧め。
オチガビさんでは、ワイングラスにもこだわっていますが、ワインのボトルにもこだわりを持たれています。日本のワインボトルはあまり形が良くないそうで、しかしボトルを作っているガラスメーカーがお互いに示し合わせてどこも同じ形で、値段も高くなってしまっているとか。であれば関税や送料払ってもヨーロッパのものを輸入する方が良いという事のようです。
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