最近、みかこさんの(という名目で) Canon IXY Degital L2 というカメラを買った。
名目が名目なので、おしゃれな感じのカメラが良いと思ったのだ。
それに、第一の目的は機動力。今のカメラは絵は好きだがちょっと大きい。
小型でデザインも良く、そこそこの絵が取れそうなもの、かつ信頼できるメーカー
のものとなると、他にあまり選択肢はなかった。
結論から言うと非常に満足している。
ただ、最初から割り切っていたことだが、5Mピクセルと、画素数は豊かだが、
画像サイズばかり大きくて、絵はそれほどでも無い。
画素数でははるかに及ばないFujifilm 4900Zの方がやはり良いようだ。
そういうわけで、新しいカメラを手に入れても、4900Zはこれからも出番が無くなる事は
なさそうで、メデタシメデタシであった。
やはりそれだけレンズというものは重要なわけで、光が入ってくる入り口が大きくて
より多くの光を得ることは画素数よりもはるかに重要な事なのだが、カメラを
選ぶときに、画素数で比較してしまう人は多い。
同様の比較で、吸引パワーばかりを比較されがちな掃除機とか、最大馬力のみを
比較されがちなバイクなど、こういう話は良くあるが、
掃除機はパワーよりピックアップ率の方が大事だし、バイクはパワーだけでなく
トルクもしっかり無いと面白くない。回転馬力型のエンジンなんて疲れるだけだ。
それに性能が良いのは分かっていても価格というものもあるしね。
やはり話がそれてしまったが、
安易な数値比較にひっかからずに、正しく自分に合ったものを選ぶ事が
大切だと。今回はそんな結論だ。
そうそう、Contax i4Rというカメラも気になったのだが、カール ツァイスのレンズのせいか
絵づくりのせいか、わりとはっきりくっきりとした絵が好みの私には合わなかった。
デザインは面白いんだけどね。
それに作りもちゃちらしい。壊れ易いのはカメラとしてはそれだけで失格なのだ。