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稚魚が食べられない条件?

グッピーやプラティは食仔するということはよく知られていて、
仕方ない事だとは思いながらも、やはりその瞬間を目にするのはどうにもやりきれない思いだ。
母体が苦労して?産んだ稚魚を自身が食べてしまうのを見るのは悲しい。

しかし、我が家の60cm水槽はいま、少し変わった様相を呈している。
今までなら、一瞬で食べられてしまっていそうな稚魚が水槽の中をゆうゆうと泳いでいるのだ。
これは散々産仔に振り回されてきた私としてはとても不思議な良い事でもある。

この水槽をまじまじと見て少しおもった事をメモしておこう

・水槽にはある程度のオブジェがあると良さそうだ。
流木、石、(汽水なので)偽物の水草など、隠れ家や障害物になるようなものがあると良いようだ。特にメダカ用の石というのは、色が稚魚の色に似ており、保護色になるように思う。

・大磯+一部サンゴ石も良さそうだ
底床は小粒の大磯で、稚魚が隠れるようなところは無いが、ベアタンクより、迷彩色としての効果はあると思う。サンゴ石は1cm~2cm程度の中くらいの粒度のものを使っているので、稚魚が丁度隠れやすい。これより大粒のものは、バクテリアの繁殖の問題や、親魚が隙間に頭を突っ込んで稚魚を食べたりするので良くない(グッピー水槽でしばしばそういう光景が見られる)

・外部フィルタのストレーナーには、テトラのブリラントフィルターが良さそう。
コーナー用の、三角のもので、細い溝が切られているのを使っているのだが、これを底床から1cmくらい離しておくと、底床との間や、溝に稚魚が隠れる。

そしてなにより大事なのは、

・元気な稚魚を産ませる

ではないかと思う。 今ではゆうゆうと泳いでいる稚魚だが、時々親魚が食べようとする光景を目にする。しかし、その時にサッと逃げる事で、どうも、親魚も、それが稚魚だと認識するらしい。逃げなければ餌だ。

つまり、親魚もわざわざ稚魚を食べようと思っているわけではなくて、餌と間違えて食べてしまうと思われ、稚魚が元気であれば、親も間違わず、隠れる必要もなくなるのではないか。そう思われるのである。

元気な稚魚を産ませるには、やはり1にも2にも、水質であろう。水質が良ければ元気な稚魚が生まれる。逆に悪ければ、カラムナリスにやられていたり元気が無い稚魚が生まれる。生まれた稚魚は針病で死んだり、親に食べられたり、食べた親が感染したりで、あっという間に水槽が負のスパイラルに巻き込まれてしまう可能性すらあるように思う。

あくまで推測でしかないのであるが、ようやく60cm水槽も安定してきたのかなと思う今日この頃である。

はじめ

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はじめ

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