キャンプの時は良いのだけど、車中泊で火を使うのは相当気を使う。一酸化炭素中毒については換気すれば良いのだけど、狭い車内で火を使う事そのものに加えて、熱、特に上方向の熱は対策が必要。天井が低いので、見た目で炎が届いていないから大丈夫だと思いがちだが、手を当ててみればわかるように、熱は上に行くから思っている以上に天井が熱くなってしまう。というわけで、火の回りと上を囲むという対策をしたほうが良い。
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我が家の対策はこれ。オダジマ レンジガードと100均のステンレストレー、トレーは磁石で固定しています。
実は先日 Amazon で、FLYFLYGO ウインドスクリーンというのを見つけてしまい、これにすればよかったかもとは思っているのだけど、写真を見てわかるように、幅は狭いほうが良いし、高さは少しでも高いほうが良いので買い替えはしません。レンジガードなので組み立ても簡単です。高さがあったほうが良いのは、湯が湧いたかとか調理の状況とかが見えないから。FLYFLYGOのは上をずらせば見えるけど、それでは本末転倒だからね。上に熱いものとか温めたいものを載せられるという点も気に入っている。調味料とかまな板とかは、流石にこの高さでは載せたいとは思わないしね。
車の天井が低いように見えるのは、実は、我が家はここに、ネットを取り付けて、物を載せているからで、実際の天井は、10cm以上上だ。ネットは、金属の網を下に敷いているので、垂れ下がることは無い。
以前は、アウトドアではOD缶を使っていて、プリムスの2243を愛用していたのですが、流石に車中泊であれは危険すぎるし、OD缶は何かと面倒なので、少し前から、CB缶に統一しようと思い、その時に買ったのが、SOTOの ST-320 通称Gストーブ。
本体自体が風防兼五徳になっていて、コンパクトな上に安全性も高いという、まさに車中泊仕様なストーブになっている。いつでもどこでも、さっと開いてCB缶を接続すればすぐに使えるという便利さ。スノピの小さくなるカセットコンロ?とかがあるけど、それより遥かに使いやすい。鍋サイズは、16cmくらいまでとなってしまうけど、車内で使うには十分。私はキャプテンスタッグのケトルとフライパンを使っています。
これは、キャプでも、ちょっとお湯を沸かしたい時とか、カセットコンロ(ビストロ)のサブで使ったりするのに便利です。
一つ難点なのは、CB缶を接続した時の幅というか長さ。本体が縦長で、それに更にCB缶の長さが加わるので、かなり長くなってしまいます。当然、上のレンジガードの幅には収まりませんし、レンジガードを使ってなかった時も、テーブル上でかなり幅を取ってしまい、使い勝手が悪かったです。
そこで必要になるのが、キャンピングムーンのTC-25。これは、Gストーブとの相性バッチリです。蓋がついていないので、別売りの、タクティカル キャップ 蓋 BKM-107というのを買う必要がありますが、CB缶に付属しているオレンジのキャップでも代用はできます。でも、BKM-107はしっかりしているし、磁石がついていてレンジガードにくっつけて置けるとかメリットが多いのであったほうがよいです。蓋は絶対に必要で、持ち運び時にガスが出てしまわないように、また、CB缶からガス注入時に逆さに置くときにも必要です。(もっとも、私はもっぱら屋外で手持ちで注入していますが…)ガス注入はすごく簡単で、本体を逆さにしてCB缶を垂直に本体にピッタリくっつくように一番下まで押し込むだけ。CB缶によって微妙に異なるサイズに対応するように調整できるようになっていますけど、今のところ100均のものも、コープさっぽろのものも、DCMのものもそのまま使えています。容量がそれほど大きくないので2-3回お湯を沸かしたら補充が必要となりますので、CB缶は一緒に持ち歩いたほうが良いです。私はCB缶を持っていくのを忘れてしまって、途中で3缶セットを買うという自体が何回も発生して、家にCB缶が増えてしまいました。家でも週に4-5回はカセットコンロ使うので、それはそれで良いのですけどね。
そんなわけで、この組み合わせ、結構気に入っています。