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NISAって何?

NISAとは

貯金をしようと思ったら、銀行に口座を作り入金しますが、その際に「普通」か「当座」かを選ぶ必要があります。多くの人は「普通」を選び、それ以上深く考えません。同じように、投資をする際には「特定」か「一般」の口座を選ぶ必要があります。「特定」は税金を自動で計算・支払してくれるため、サラリーマンの多くは「特定」を選びます。「一般」口座では、利益が出た場合に確定申告が必要です。

ここで登場するのがNISAです。NISAは「特定」や「一般」と同じように、新しい種類の口座として追加されたものです。NISA口座の特徴は、投資で得た利益に対して税金が発生しないことです。そのため、税金の心配をせずに投資ができます。

NISAの口座を使って株式投資をする意味

株式投資に興味のない人にとって、NISAは馴染みのないものでしょう。しかし、毎日の物価上昇を実感している現代日本では、資産を守る手段としてNISAが有効です。インフレが進行する中で、銀行預金だけでは資産の価値が目減りしてしまいます。昭和世代が経験したインフレとは異なり、今の日本では給料も銀行の利子も上がらないため、同じ状態を続けていると貧乏になっていきます。

政府はNISAを通じて、自分で資産を守る手段を提供しています。NISA口座を利用することで、税金をかけずに株式投資を行い、資産を守ることができます。老後の資金に不安がある場合、NISAを活用して資産を守る手段として考えると良いでしょう。

NISAで何をすべきか?

株式投資で一発当てるのではなく、資産を守るためにNISAを活用するのが良いでしょう。NISAには「積立投資枠」と「成長投資枠」があり、積立投資枠は毎月最大10万円の積立投資のみ、成長投資枠は積立も一括投資も可能で、1年間で240万円の上限があります。NISAを利用して、インデックス投資などの安全な銘柄に長期・分散・積立投資を行うことで、比較的安全に資産を守ることができます。

証券会社選び

初心者におすすめなのは、楽天証券などのネット証券です。ネット証券を利用することで、信託報酬が低い投資信託にお金を預けることができます。窓口を持つ証券会社や銀行では、手数料が高くなる場合が多いため注意が必要です。

収入は無いが銀行預金はある

親の遺産や退職金でまとまった銀行預金があるが、収入がないという理由で投資を避ける人も多いです。しかし、長期・積立・分散投資であれば、定期預金と同等かそれ以上の効果が期待できます。収入がないからといって投資を避けるのではなく、将来的に使う予定のないお金をNISA口座で運用することを検討してみてください。

はじめ

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