我が家の給湯は、最初は貯湯式、途中で壊れたので今は直湯式の灯油ボイラーで、昨年配管途中にピンホールが空いたので修理を見積もってもらったら結構な額、それなら交換と同じという話になったものの、部品不足とかでボイラーが無い。しかたないので、ボンドと自己融着テープで巻いて応急処置してから1年以上普通につかえているといった状態です。あと何年もつかといったところですが、今のところなんとかなっています。暖房はこちらも灯油のセントラルヒーティングで、30年使っているので、パワー設定のプッシュスイッチが何度も押さないと反応しないなど、いろいろあるのですが、こちらもなんとか使えているという状況です。
給湯器がいってしまうと、お風呂に入れないのが一番の問題。ボイラーは、冬だと死活問題です。数年前の大規模停電の後にファンヒーターと電気なしで使えるポータブル灯油ストーブは常にスタンバイしていますが、一酸化炭素の問題で長時間は使えませんし、家全体を温めるには力不足です。
一度、ボイラーが点かなくなって焦ったことがあったのですが、灯油タンクのパイプからの灯油漏れで、タンクが空でした。普段灯油はおまかせで、販売の人が時々チェックしにきてくれて、補充してくれるので、タンクの残量なんて気にしていませんでした。この時は、販売の人の責任でもあるということで、無償で修理と、灯油引き込み(空になってパイプの中に空気が入ってしまうとボイラーが引っ張れなくなる)をしてもらいました。漏れた灯油代(おそらく2万円分くらいか…)は我が家もちでした。
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応急処置で5年、10年ともってしまう場合もありますが、やはり入れ替えを考えておいたほうが良いと思っています。実は2代目のボイラーにしたときも、電気、プロパン、灯油と大成の人が親身になって検討してくださって、一旦電気になったものの、やはり電気は高いからだめかとかで、灯油に落ち着いた経緯があります。今思えばエコキュートの出始めの頃だったのか、あるいは北海道で使えるのか?みたいな時期だったのかも。それと太陽光発電はなかったので(まだ無いですけど)深夜電力ということになって、それもNGの理由だったのでしょう。今は、どうかということですが、ランニングコストということであれば、エコキュートが良いように思っています。実はフロンティアジャパンのチラシでは、太陽光パネル導入と同時なら70%オフということでしたので、太陽光パネル設置と同時に切り替えようかとも思ったのですが、担当の方に相談した結果、まだ壊れていないし、発電量もわからないので、様子を見て後で入れ替えたほうが良いだろうということになりました。取り付けのコストは、灯油ボイラー置き換えだとだいたい20万くらいでしょうか。エコキュートだと設備費が高く60万くらいしてしまうようですので、よほどのメリットがないと灯油ボイラー置き換えかなぁ。
北海道では暖房はとても大事ですから、ランニングコストだけでは語れません。ランニングコストが非常に重要であるということは確かなのですが、無停止というのも大事ですし、当然設備投資という点も、全室暖房となると非常に高価になりますから、ランニングコストの差額で取り返せないと意味がありません。
我が家は新築時に石油ボイラー+全室パネルを取り付けていますので、このまま全室暖房を続けるのであれば、このパネルを使うことになります。ボイラーはかなり老朽化していていつこわれてもおかしくないので、同じ灯油ボイラーに交換するか、エコキュートなどの電気ボイラーに変えるかといった選択肢はあります。いままでは太陽光発電がありませんでしたので、電気が止まったら即暖房無しとなってしまうのを避けるために灯油は必須でした。灯油であれば、最悪ボイラーが壊れてしまったとしても、何らかの災害で灯油の追加入手ができなくなったとしても、外タンクに残っている分は、組み上げてボータブルなどで使うことができますから、安心です。これが、太陽光発電が付くとなると、電力会社からの電気が止まっても自力で発電できますし、蓄電池もありますから、電気という選択肢が追加されることになります。
そんなこんなで、あれだこれだと考えてはみたのですが、今のところ次のように考えています。
というわけで、現在実験として、セントラルヒーティングを停止しました。さっそくみかこさんが寒いと言い出したので、リビングはポータブルで温めています。レッスン室は灯油ファンヒーターになります。(まだ太陽光発電が使えないので石油ストーブで代用) 2Fのこの仕事部屋兼私の寝室も冷えてきました。まずは服を着込むですね。寝るときですが、車中泊で車の中の温度0くらいでも、シュラフとダウンケット2枚でなんとかなるので、大丈夫じゃないかなぁとは思っているのですが、眠れそうに無いくらい寒く感じたら、電気毛布使います。