LOOOPでんきからほくでんに切り替える時に、プラン選択を迫られましたが、ほくでんのプランなんて知らなかったので、ほくでんのホームページで調べたら、50Aで、我が家の使用量だと、「エネとくLプラン」がお勧めだということなので、「とく」って書いてあるし「エネとくLプラン」で申し込んだのですが、実際どのくらいお得なのかを、シミュレーションしてみたところ、ぜんぜん得ではないという結果になってしまって、ほくでんに問い合わせていました。
index
シミュレーションでぜんぜん得ではないと出たのは、私の計算ミスだったのですが、問い合わせの際にLOOOPでんきの1年間の電気使用量を伝えていたので、ほくでんのサポートの人も親切に計算してくれて電話を頂きました。で、「確かにお宅の場合は、従量電灯Bの方がお得です」とのこと。「いや、すみませんあれは私の計算ミスだったのですが、そちらで計算してもそうなりますか?」と聞き返したら、「電気使用量から計算すると”エネとく”が有利なのですが、燃料費調整額を入れると従量電灯Bの方が安くなってしまいます。いまほくでんは値上げを予定していまして、その値上げ次第でまたどうなってしまうかはわかりませんが、今は従量電灯Bの方がやすいので、変更しますか?」とのことでしたので、従量電灯Bでお願いしました。この時初めて燃料費調整額が小さくないのだということと、ほくでんの値上げを同時に知ったのですが、まさに1月前の12月から、ほくでんは、自由料金の燃料費調整額の上限を撤廃し、そのために、「○とく○プラン」は、ほとんど崩れてしまっていたのでした。
そして更なる値上げの話。LOOOPから切り替えたことを後悔したのはこの直後です。切り替えをキャンセルできたのかもしれませんが、計算だけでは判断できないと思って、とりあえずほくでんに切り替えて、切り替えまでの約1ヶ月、LOOOPでんきでどこまで電気料金を下げられるかをあれこれ試した結果が、先日のブログ記事です。
結果、現時点では、ほくでんの従量電灯Bの方がお得となりましたが、「エネとくL」を選んでいたら、後悔していたことでしょう。 … と言いたいところですが、実は、2月と3月はおそらく政府補助が含まれているのではないかと思いますが、燃料費調整額がマイナスなので、3月のほくでん料金はエネとくLの方が安くなるのかもしれません。ちなみに燃料費調整額の上限というのは、計算上、(おそらく)燃料費調整額を、実際の燃料価格の積算と基準燃料価格から、計算された増減額(電気代単価に加わる額)と、基準燃料価格の1.5倍(上限)として計算された増減額を出して、上限があるプランは安い方、上限が無いプランは高い方になるのではないかと思います。なので、マイナス補正の場合は同じになるはずです。これもおそらくですが、1月10万超えと悲鳴が聞こえていたオール電化のお宅などは、2月と3月で一旦ほっとされるのではないかと思います。そして対策の時間と心の準備を与えてから、6月に値上げという筋書きなのかもしれませんね。実際北海道の場合、命の問題があるので、これは単純に数ヶ月の猶予期間ではなく、1年の猶予期間に相当するものだとも思えます。「春まで待つから、次の冬が来る前になんとかしてください」的なニュアンスを感じます。ですので、特にオール電化のお宅で、1月の電気代にショックを受けたお宅(大変だと騒いでいる人も多いですが、ぜんぜん平気な人も沢山いるみたいです)は、次の冬にまでには戦争が終わって、燃料代や物価の上昇が収まることを期待しつつも、この状況が続いた場合も想定して、なんらかの対策をしておいたほうが良いかもしれませんね。