Categories: アクアリウム

60cm水槽の立ち上げ

というわけで…..今日は60cm水槽の立ち上げの日だ。

当然1日で終わるわけはなく、こういうのはGWのようにまとまった休みが取れる時にやるのが正しい。かな?

 

いままで35cm / 30cm と素人ながら、いろいろ経験した事を生かして、

できるだけ、安く、理想のシステムを立ち上げたいと思っているのだが、さてどうなることやら。

 

まずは、水槽。 ネットでも評判の良い、テトラ RG-60 だ。 61 x 31 x 40  cm と、

少々変則ながら、60cm水槽である。

一般的なものより、幅と奥行きが1cmほど長く、高さが 10cmほど高いようだが、問題無いだろう。

ガラスの厚みも十分で、曲げガラス&底面の枠(上面枠無し)というのが気に入った。

さすがにこのサイズとなると、カラーボックスというわけにはいかないので、

カラーボックスを少し移動して、空いたスペースに水槽台を置くことにした。

水槽台は、GEXのインテリア60cm水槽台 ハイタイプ MS-600H というもの。

キャビネットタイプが主流だが、餌をやるたびにいちいち扉を開けるのは面倒そうなのと、

キャビネットタイプは、加工が結構いい加減で、組み立てが面倒だという話が多いので、

あえてオープンタイプを選択。

値段は、水槽 ¥3,610 + 水槽台 ¥3,900 也。

 

さて、水槽も水槽台も、予想通り、重たくて大きい。

宅配で届いて、水槽は風呂場へ、それ以外は設置する書斎兼寝室兼居室兼….の自室へ。

そして、これからの作業に備えて、半袖シャツに着替えた。

(実は、半袖シャツというのは、途中の写真で写り込んでいるアロハのような寝間着だ。)

下は短パン…を探したのだが、見つからなかったので、トランクス。ま、いっか。

 

風呂場で水槽の一番上まで水を張ってから、水槽台を組み立てた。

この水槽台は、とても良くできている。組み立てもしやすく、加工も正確で、

ドライバー一本で、ぴったり組み合わさった。

構造も、必要にして十分。思った通り、使い勝手も良さそうだ。

水槽に水を張ったのは、水漏れチェックの為と、洗うため。

洗ったあと、水を抜くのが一苦労。 水を抜いたら、きちんと拭いてから部屋へ運んだ。

拭かないと手が滑って落としそうな重さだ。

水槽台の上に、60cm水槽用の水槽マットを敷いてから、水槽を設置する。

フィルターは、やはり、底面フィルターだ。

今回は、定番バイオフィルターではなく、GEXのハイドロフィルター 600 にした。

流体力学がどうのこうのという能書きがあって、水路部分が煙突に向かって葉脈の様になっていて

水の流れにむらが少ないとの事。 バイオフィルターのような何もしかけの無いものだと

よどみが出来てしまうらしい。(実験したわけでもするつもりも無いので、信じてみることにしただけ)

 

底床は、やはり珊瑚かなと思ったのだが、今回は、定番の大磯にした。

細かいほどバクテリアが定着しやすいとのことで、底床フィルターの上に、ローズまっとを敷いて

その上に、1-2mmと極小サイズ(大きめのゴマくらいのサイズ)のものを使う事にした。

45-60cm水槽用 7L 。ちょっと少ないのは、大磯の上に、珊瑚砂を敷こうかなと思ったからなのだが、

みかこさんと相談して、とりあえず、大磯だけでやってみることにした。

珊瑚は白くて綺麗なのだが、ふんが溜まるとちょっと目立つのだ。

エアレーションは、ずっと欲しかった いぶき のエアーストーン 30cm

35cm水槽で使おうかと思ったが、大きさが合わず、あきらめていたものだ。

水を入れてからエアーを通してみたが、噂通りの美しい泡だ。

まさにエアーカーテンといった印象。

 

話は、大磯に戻るが、二度洗いして売っているものもあるが、今回は洗っていないものだったので、

一生懸命洗った。一見綺麗なので、手をぬきがちなところだが、ここで手を抜くと、

あとでむちゃくちゃ後悔する事になるのは、30cmの珊瑚石底床で経験済み。

じゃり洗いは米を洗う要領でというわけで、100円ショップで買ってきた米洗いボウルで4合分くらいずつ洗う。

米を洗った事が無いなんて人も居そうなので、一応要領を説明すると、

「すくって押す」が基本。手を広げて、米…じゃなかった砂利に突っ込んで、左回りにすくって手元に寄せて

げんこつ作ってその山を崩すように押す。って感じかな。イメージ沸かない人は、かぁちゃんにでも聞いてみてね。

手をクマデの様な形にして、ガーッとやる人がいるけど、じゃりだと、手が大変な事になる。

洗う前のじゃり

 米洗いボウルで洗っているところ

 で、洗い終わったじゃりは10Lバケツへ

 

さて、じゃりを洗って、水槽の中(もちろん底床濾過の上)に敷き終えてから、

今回の目玉。 流木が登場。 3本組、あく抜き 「雅」というセット。

デザインだけでなく、魚の安息のための場所を提供するという機能的にも良いと書かれていた。

確かに、デザインだけなら他にもいろいろあったが、このセットには安心感がある。

これがショップの写真で、

こちらは、みかこさんと決めた我が家の配置。魚がくぐるトンネルを作ってみた。

 

もちろん、ただ流木を入れただけではない。

ウィローモスを、巻き付けてみた。初モスなので、どうしてよいかわからないのだが、

とりあえず、糸でぐるぐる巻き。活着したら糸を切ってはずしたいのだが、うまくいくかは、わからない。

というわけで、(上の写真で既にグッピーが写っていて、写真が前後しているようだが)気にせず次。

いよいよ、注水だ。

注水計画?は、なにしろ60cm 、フルで、65L と大きいので、とりあえず半分だけ、水道水を入れてカルキを抜き

そこへ、35cm水槽と 30cm 水槽の水を加える事にした。

35cm水槽で、育てていた?バクテリア付の濾材(しろたま)を、60cmへ移し、

更に、バイオカルチャーを加える。 おまけに、余っていたテトラセイフスタートを適量(あまり全部)入れた。

テトラのセイフスタートは、ニトロバクターではなく、ニトロスピラが入っているということで期待していたのだが、

効果のほどはイマイチわからなかったものだ。 そもそもバクテリア関係は効果は怪しくて、

バイオカルチャーも本当に有効かはわからなく、たまたま30cmが立ち上がるその時に投入したのが、

バイオカルチャーだったという事だけかもしれないが…

で、注水は、高低差を利用して、35cmから60cmへ、30cmから35cmへ、エアーパイプを渡して

自動注水することにした。この様にしたのは、30cmは珊瑚石の為に弱アルカリで、35cmはソイルなので弱酸性

最終的には60cmに集めたいので、できるだけPHを平均化しておきたかったのだ。

 

足し水をしながら、60cmの水位が底面から30cm、底床から20cm強と言ったところで、停止。

今日はここまでとした。

 

今日は魚は入れないつもりだったのだが、魚がいなければ糞もせず、アンモニアも発生せず、

したがって、バクテリアの餌が無くなってしまうので、みかこさんの命にしたがって、

プラティのミッキーマウスプラティ以外の♂ と グッピーの♂ を入れる事になった。

みかこさんは、ミッキーマウスプラティがお気に入りで、ミッキーマウスプラティを増やしたいそうなので、

最終的には、プラティはミッキーマウスプラティだけを60cmに入れる事になるのだが、

まだ立ち上げたばかりで不安なので、とりあえず、ミッキー以外の♂を入れたという、

こいつらが聞いたら、怒りそうな話。

それから、かなり大きくなって、35cm水槽では、あばれてプラティ達にぶつかりまくっていた

ひどじょうの げんさん も早々に60cm水槽に移動になった。

げんさんは、早くも流木の一角にお気に入りの場所を見つけたらしく、あずましくしている。

広い水槽に来たとたん暴れなくなったのは、まだ慣れていないせいなのか、のびのびしているからなのか…

 

明日か、明後日には、ショップが入れ忘れたエアーポンプも届くだろうから、

それが来たら、久しぶりに液体の検査液でアンモニアと亜硝酸とPHを測定して、

良さそうであればミッキーマウスプラティを移すかなぁ。

本当は、この状態で1週間は様子をみたほうが良いとは思うのだが。

はじめ

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はじめ

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