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糖質コントロールとスマホのバッテリー充電

科学的根拠というのは、実際には幻想ではないかとも思いますが、ここで書くことは何の根拠も無い自分が感じた事です。私のブログに書かれている事は全部そうですけど。(^^;

フリースタイルリブレというものを使いはじめました。これは2週間腕に装着しっぱなしで、15分おきに自動で血糖値(のようなもの)を測定し、データをスマートフォンで読み取って管理するというものです。以前は、専用のリーダーが必要でしたが、今は、NFC対応のスマートフォンをリーダー代わりに利用できるようになったので、対応機種を持っている人はリーダーは不要です。私は、Pixel5で、みかこさんは、Xperia 10 III Lite を使っていますが、どちらも(ケースに入れていても)問題なく読み取れています。

血糖値はバッテリー充電に似ている

血糖値のグラフを見て思ったのは、これはバッテリーのグラフに似ているなぁということです。食事=充電 と考えるといろいろわかりやすいと思いました。

スマホの充電で良くない事に、過充電というのがありますが、100%になっているのにまだ充電器に挿したままになっている状態で、これがバッテリーにダメージを与えます。場合によってはバッテリーが膨れて発火もしくは正常に使えなくなるのですが、血糖値も同じようなもので、血中糖度が一定以上あるのに更に食べると身体に支障をきたしてしまいます。最近のノートPCには、「いたわり充電」という機能が備わっていて、バッテリーが80%くらいになるとそこで充電をやめてしまう事でバッテリーを長持ちさせる機能ですが、これがかなり有効で寿命が1.5倍とか2倍になるそうです。人間も、「腹八分目」などと言われますが、腹=胃ではなく、血糖値だと考えれば、適度に血糖値が上がった時点で食事をやめるということが身体に良い、しいては長生きの秘訣と、経験的に教えてくれているのだと思いました。

実際1日のグラフを見ると、食後に血糖値が急上昇します。これは個人差があるかと思いますが、かなり急速充電って感じです。グラフの緑のゾーンから上が危険ゾーンなのですが、放置すると危険ゾーンに突入します。私は朝食はヨーグルト程度、昼食は野菜たっぷりのラーメン(麺は袋麺の半分)、夕食は普通に食べるのですが、このグラフはまさにそれを示していて、朝食より昼食、昼食より夕食のピークが高くなっていて、夕食後は危険ゾーンに突入しています。実は、昨日のグラフは、朝食も昼食も危険ゾーンに入っていたのですが、グラフを見て怖くなって糖質に気をつけるようになったら上昇を抑え込む事ができました。

何をしたか?

朝食はヨーグルトなのですが、それにジャムを入れていたのをやめました。昼食は、ラーメンの中の野菜を最初にある程度食べてから麺を食べるようにしました。また、昼食の前にくるみを大さじ1杯食べるようにしました。夕食も同様に野菜類から食べ始めて、それからご飯を食べるようにしました。そして、夕食後は軽い体操をして、少し落ち着いてから、ビートセーバーをやりました。夕食後のグラフが面白いのですが、食後に血糖値が急上昇し始めますが、ビートセーバーをすることで糖を消費するようで、グラフが一旦下がります。その後風呂に入ったのですが、そこでまた血糖値が上昇します。これは意味がない事ではなくて、もしビートセーバーをしなければ血糖値がそのまま上昇し続けますから、あっという間に危険ゾーンに入り、更に超危険ゾーンまで到達してしまう可能性があるところを、運動することで一旦止めることができたということです。これはいたわり充電と同じような効果があると思っています。このような事で、血糖値ができるだけ安全ゾーン?にとどまるように気をつける事で、健康を維持したいなと考えています。

糖質コントロールに良い食品

いろいろな食品が糖質コントロールに良いと言われていますが、糖質が少ない食品というのは明白なので除外するとして、大きく2種類に分けられると思います。1つは、食物繊維が豊富なもの。これは、どうやら食べたものから糖が血液に取り込まれるのを阻害するような働きがあるようです。糖を繊維にからめてそのまま排出してしまうといったイメージでしょうか。物理的な作戦ですね。もう一つはどういう原理かわかりませんが、お茶のカテキンのように、その成分が糖の吸収を阻害する働きを持っているもので、科学的作戦です。私個人は、そもそも必要以上に糖を取らない(食べない)のがベストだと思っていますが、食べ過ぎた分をなんとかしてくれるものとしては、食物繊維の物理的作戦の方が良いのではないかと思います。科学的作戦は、身体の本来の働きを阻害(=弱める)形になると考えていて、長期的に身体に何らかのダメージを与えてしまわないかが心配されるところです。糖を吸収される前に排出してしまうのと、身体が糖を吸収する働きを弱めるのだと考えれば、前者の方が良いような気がするのです。

なんでダメなの?

これもはっきりと分かっていないのですが、血液中の糖分が多いと、その糖分が血管などの組織にダメージを与えるらしいです。電気のコードに必要以上に電流を流すとコードが破損したりするような感じでしょうか。電気がそうであるように、血管も細いものからダメージを受けるらしく、手足の抹消の毛細血管や、網膜などがやられて、手足のしびれや失明といったことになるようです。脳の血管もやばそうですよね。ま、医者が口を揃えてダメだって言っているものですから、素直にダメなんだと思いますが、理屈をつけるとそんなところかなぁと思います。

不規則な(食)生活

夜遅くまで起きていて、朝食が遅れる。昼食はお昼に取るとどうなるか。朝食の分の血糖値があがり、それが下がる前に昼食を取ることになれば、血糖値が必要以上に上がり、危険ゾーンに突入しやすくなります。そうかんがえると、「不規則」とは、睡眠時間とか生活時間という事よりも、血糖値のグラフが不規則なのが良くないのかもしれません。警察の人とか看護婦さんとか、夜勤があるような職種の人は生活リズムを確保するのは難しいと思いますが、むしろ普通の生活をしている人より健康な人が多そうですよね。おそらく、生活リズムは、一般の人と比べると不規則なのでしょうけど、食生活が規則的で、血糖値のグラフは規則的なのかもしれませんね。同様に1日2食の人、1日1食の人もいらっしゃいますが、間食を入れるなどして、1回の食事の時に食べすぎなければ良いのかもしれません。ここでは個人的理由から、高い方ばかり書いていますが、血糖値は高いだけでなく低すぎてもダメなそうですから、食事の回数が少ない人はそちらも気にしたほうが良さそうです。1日に3回の食事というのは、平均的な人にとって、糖質コントロールしやすいために、現代社会ではどの国に行っても同じようなパターンになっているのかもしれませんね。でも細かく見ると国によって違いがあって、朝食をたくさんたべて、後は少ない国とか、夕食集中型とか。ランチタイムにかなりの時間を費やす国とか、食事の時間が異常に短い国とか。これが絶対に良いというパターンはなく、どのようなタイプでも血糖値のグラフが正常であればそれは正解なのかな。

ちなみに、血糖値のグラフが不規則で糖が多めになっている場合、その糖は皮下脂肪という形で身体に蓄えられますよね。そして、肥満という形で見える化される。すべての肥満がそうだという事は無いと思いますが、肥満は万病の元とも言われます。これは肥満自体が万病の元だと考えると???ですが、血糖値のグラフが悪くて結果として肥満になるとすれば、身体の調子が悪いサインという意味であれば納得できます。

高血圧やらなんやら

健康診断であれこれ言われるものの代表格に血糖値と並んで高血圧があります。医者に行くとたいてい血圧測定をさせられることから、体温や血圧は身体の調子を示す重要な指標なようです。血糖値は体温ほど簡単に測定できませんが、血圧は測りやすいですしね。これらは、ピンポイントで身体の何が悪いという事ではなく、「なんか調子悪い状態」を数字で読み取る方法だと考えると、全部が繋がっているようにも思えます。逆に考えれば、特にどこがおかしいという事がなければ、一番コントロールしやすいものでコントロールしても良いのではないでしょうか。体温は多くの人が自然に感じていて、「今日は熱っぽいから早く帰ろう」とかと判断しますよね。その次が血圧でしょうか。そろそろスマートウォッチのようなウェアラブルデバイスで血圧測定ができるようになりそうですが、今でも腕で測定する小さめなデバイスもありますから比較的測りやすくなってきています。しかしそれでも24Hのグラフを取る事はできず、朝夕で各1回のみの人も多いかと思います。私も医師に朝夕の測定を推奨されましたが、やっていません。何故か。朝は血圧が高いのはあたりまえ。夕は私の場合風呂入って酒のんでから測るので低いのはあたりまえ。どちらも平時の血圧とは違うので、朝高いから大変だぁと思って、夕に低くて安心みたいなのがバカバカしくなってしまったからです。で、日中血圧が安定してそうな時に測ろうかなと思ったのですが、仕事中はかなり無理です。

それと、血圧ってコントロールしずらいです。測るだけで血圧が下がるなんて手帳も買ってみましたが、そもそも朝夕の2回だけでは傾向も対策もわからず、ラベンダーの香りで下がるとか、ほとんどまじないか?といった事ばかり書いてあります。

フリースタイルリブレの事を中心に書いていますが、これは本当に画期的で、従来測定が大変だった血糖値を、体温より血圧よりも測りやすく、しかも24時間継続測定できるようにするデバイスだということです。血圧と血糖値が関係しているというのであれば、これからは、高血圧に対しても血圧そのものではなく、血糖値でコントロールできるようになるかもしれません。

フリースタイルリブレは必要か?

血糖値に問題のある人は、ある程度それをコントロールする方法を見つけるまで、継続的に使用しても良いと思われます。 体重コントロールに、測るだけダイエットというものがありますが、24時間の血糖値がわかると、なんとかしなければというモチベーションを維持しやすいですし、何が良くて何が悪いかがわかりやすいので、糖質コントロールしやすいと思うのです。一方特に大きな異常がない人は、継続的な利用はあまり意味が無い様に思います。同様に、ダイエット目的の利用もあまりお勧めできません。血糖値が正常範囲にあるというのがかなり安心材料になるので、下手したら余計食べ過ぎちゃうかも。ただ、毎年の健康診断のように、年一回2週間だけ使ってみるのはありかなぁと思います。そうすることで自分の状態を知ることができ、糖尿病などになることを予防する事もできるのではないかと思います。そう考えるのはこれの値段が高いという事からなので、お金に余裕があるひとは、常時付けていても良いのかもしれません。私には2週間で8,000円というのはちょっと厳しい金額です。効きもしないダイエット食品とかサプリにお金をつぎ込むよりかは安いのかもしれませんけどね。

ウォーキングの勧め

ランニングに比べてウォーキングは軽い運動といったイメージですが、その分継続しやすいですし、気軽にできます。そして、血糖値のグラフを見る限り、これはかなり、予想以上に効果がありそうです。外に出て歩くことで、自然を感じることもできますし、ストレスも解消されたりします。雨の日とかは家の中でラジオ体操などをしても良いと思いますが、天気の良い日は30分でも1時間でも無理の無い範囲で歩くと、想像以上に効果がアルような気がしました。それが理屈ではわかっていたつもりなのですが、血糖値のグラフを見る事で実感としてわかった気がします。

はじめ

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