仙台でレンタカーを借りたのだが、なんとかキャンペーンで安くなるというので、ハイブリッド車にしてみた。
車種はわからなかったのだが、勝手にプリウスだと思い込んでいたら、ホンダシビック。めちゃくちゃ残念だったが、それは仕方ない。
問題なのはその性能であるが、結論から言うと非常に乗りづらかった。
たぶん切り替えできるのだと思うが、Auto Stopという表示がついていて、ブレーキを踏んで車が停止する度にエンジンが切れるのである。エコノミーなのかもしれないが、実際には停止する直前にエンジンが止まり、その瞬間にブレーキアシストの効き具合が変わる(弱くなる)ので、車が予定位置より少し進んで停止するのだ。 ブレーキそのものがプアという事であれば、その分を考慮して踏めばよいのだが、ブレーキの効き具合が変化するというのは非常にコントロールしづらい。まして、止まる瞬間の微妙なところでの変化なので最悪であった。そのため、混雑している仙台市内ではかなりストレスがたまって、将来ハイブリッドに乗るとしても、やはりトヨタにしようと心に誓った。
この現象は、発進時も同様で、ブレーキを離した瞬間にエンジンがかかるのだが、ストップ&ゴーを繰り返す状況の場合、毎回毎回、スタートでエンジンがかかるのは、うっとうしい。運転手に気づかないようにエンジンの回転と停止を繰り返すならまだしも、挙動といい音といい、はっきりと感じられるので、かなりウザイ状態だ。AutoStopを切ろうと思ったのだが、どうやって切ればよいのかもわからず、それらしきスイッチも無く、とうとう1日一杯その状態で運転することを強いられてしまった。
仙台市内は、なれないこともあるが、札幌より更に走りづらい。運転マナーも北海道が最悪かと思っていたら、似たようなものだった。 仙台の人はとても親切な人が多かったのだが、車に乗ると性格が変わるのかな。(^^;
途中、めちゃくちゃ細い道路で信号待ち(と思っていたら信号の無いY字合流であった、こういう道路で1台づつちゃんと合流できるのは流石内地だと思う。北海道では気の弱い人は絶対に合流できない)していたら、前の車との車間が車1台分あるかないかというところに、対向車のミニバン(女性ドライバー)が、右折して反対側の立体駐車場へ見事に駐車したのはすごかった。
おそらく、私の車のバンパーとの間隔は、数cmだったかと思う。レンタカーなので、ぶつかったら面白いなと思っていたのだが、ぶつからなかった。(^^; ものすごい車幅感覚だが、青葉城周辺は、そんなことでもしない限り駐車できないくらい狭かった。伊達政宗もこんな交通事情になるとは想像もしなかったのだろう。
ともあれ、生まれて初めてのハイブリッド車試乗は、とってもがっかりな結果に終わった。
ガソリンが信じられないくらい高くなってしまって、次はハイブリッドかと思っているだけに、ちょっと残念な結果である。