最近 4G iPod のバッテリーが持たなくなってきた。
先日も、札幌往復の間、車で聴こうと思って持っていったのだが、
以前は楽々往復聴けたのに、片道でダウン。2時間持たないといった感じだ。
しかも、バッテリーメーターは中間くらいを示しているのに、
バッテリーが無いとかアラートが出ている。
以前はこんなアラートなんか出なかったし、メーターが赤になってもまだまだ再生できたのに…
ビデオも見られる新しいiPodを買おうかと思ったが、安くないし、最近出費が重なっているので
なんとかならないかネットで調べてみた。
すると、バッテリー復活術なるものを発見。
1)短い MP3 をバッテリーがなくなるまで再生し続けてメモリ効果をキャンセルする
2)iPodをこじ開けてバッテリーをはずし、そのまま再起動してバッテリーをつなぎもとにもどすだけで、なぜかバッテリーが復活する。
という2つの方法。
1)は短いMP3(別にAACでもよいのだが…)がミソで、要するにバッテリーを一気に消費するHDDアクセスをしないでリピート再生し続けられる様に短いMP3というわけだ。
2)は、かなり有効な手段らしく、どうやらiPod自体が持っているハード的な問題があり、それを強制的にリセットするとう事の様だ。
せっかくなので両方を試すことにする。
まずは、iPodの開腹。ラミネートされた薄いカードを右側の淵から滑り込ませ、多少の隙間を空けたあとに、少し薄手のカード(BOOK OFFの会員カードを使ってしまった…)を強引に押し込んでこじると、割と簡単に(右下の爪でちょっと苦労したが。)iPodの右側の爪がはずれて開けることができた。
それからバッテリーのコネクタをはずすのだが、あいにくピンセットもラジオペンチも物置の中で、これが結構苦労しながら、無理やりはずした。
で、ネットの情報では、USBでPCにつなぎリセット(MENU+中央ボタン同時押し)せよとの事だったか、私のPCのUSBはパワーが足りないのか、バッテリーをはずした状態では、ローバッテリーマークが付くばかりでリセットもできない。
仕方ないので、USBをPCではなくACアダプターに接続して、リセット。
バッテリーのコネクタを元に戻し、iPodを閉じて短いAACを作成してiPodへ転送して、1曲リピートで延々と再生。
ちなみに短いAACは、メディアレコーダーで1秒くらいの無音録音をしたWAVをiTunesにドラッグしてAACに変換して作成した。 iPodはその1秒のAACを律儀に何度も何度も再生していた。
数時間再生したところでバッテリー切れ。例のアラートは出なかった。
念のため、ACアダプターにつないで、わずかに充電をしておいて、再度同じことを行う。
30秒くらいしかつないでいないのに、1時間くらいは再生したかもしれない。
そのあとは、フル充電して、今度は普通の曲を再生を行ってテストしてみたのだが、
何と9時間も持つようになった。
出費は抑えられたが、どうやら、当分iPodでビデオはお預けになってしまった。 複雑な気分。