(余談)マスク不足の真の要因
マスクが足りなくなった本当の理由は、マスクの製造が追いつかないということではなく、みんなが必要以上に、しかも一気にマスクを買っているからです。マスクは足りないのではなく、各家庭に使われないマスクが死蔵されていまっているはずです。その要因となっているのが、社会不安です。政府の対策が国民の不安をあおるような結果になっているから、多くの人が不安に思ってマスクを買いに走る。しかもいつまで続くかわからないから、本当に必要な数以上のマスクを買うし、隣の人が今必要な分が無くて困っていても分け合うということをしない。こんな状況がマスク不足を生み出しています。そして、そこに、転売屋という、人の弱みに付け込んで金儲けをする人間が拍車をかけているのです。その対策が転売禁止ですか? 転売を禁止したら状況が劇的に改善されるのでしょうか?
マスク不足対策は、みんなでやれば簡単な事です。
・必要以上に買わない事
・しばらくは周りの人と譲り合う事
・絶対に不適正価格(=定価があるものは定価以上の価格)で買わない事
・無駄遣いしない事 長期戦も視野に入れて、使いまわし等も検討する
とはいっても、いまさらどうにもならないし、各家庭に死蔵マスクが十分たまって、店にマスクが出回るまでにはもう少しかかると思いますから、当面は、今持っている人はそれを洗って使いまわすとか、バンダナやハンカチを使うといった方法を考えると良いと思います。今日見たTVの映像で、たぶんUSの映像だと思いますが、ティッシュ1枚を鼻と口に当てている若い男性がいましたが、あれだって一定の効果はあるはずです。
私はといえば、義母の病院送り迎えの為に買ったマスクが一箱残っていたので、買い足しはしませんでしたし、しようとも思っていません。それでも、マスクが出回るまでには多少時間がかかると思われましたので、一つを洗いながら何回も使っています。ただ、使い捨てマスクを洗って使うのはあまり気持ちの良いものでもないので、先日、Amazonで、何か代わりになるものが無いかと探していて、NAROO MASK というものを見つけました。似た様なものはいくつかあり、洗って使えるようです。私は眼鏡着用なので、普通のマスクだと曇ってしまって車の運転ができないとかがあるのですが、これは曇りづらいようです。ウイルスの大きさに対してメッシュが大きく、効果が薄いという人も居ますが、それは普通のマスクでも同じようなことで、だからマスクはしなくても良い、しないほうが良いというのは極論でしょう。なお、転売屋は、どうやら安いものを沢山買い占めて高く売るようですから、一つ2,000円前後というこういう商品は、Amazonでもまったく普通に売られています。2,000円は決して安くはありませんが、何回も洗って使えますし、本来スポーツ用に開発されたもののようですから、ジョギングやサイクリングといったことも使えるなどメリットも多いので、トータルで考えれば、納得のいく価格かもしれません。使い捨てマスクというものから少し視点を変えれば、こういうものもあるということで紹介しておきます。
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