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Windows 10 で youtube 動画編集 Kine Master / NoxPlayer6

動画ってものすごく大変だと思ってました。

大正生まれの私の父親は大の映画好きで、会社の演劇クラブみたいなところで監督みたいなことをしてたこともあって、8mmフィルムが沢山残っていますが、編集は全てアナログ、テロップも手書きで、結構手をかけていた事を覚えています。

スマホやデジタルカメラの普及で動画が簡単に撮れるようになったものの、編集作業はPCパワーが必要で、高いアプリを使って時間をかけて行うものだと思いこんでました。それがごく最近になって、ソニーのデジタルビデオカメラにおまけでついてきたPlayMemories Homeというアプリを使ってみたら、意外と簡単に編集できてしまいまい、ちょっと動画をやってみようかと思うようになりました。

絶対に必要になってくる基本の編集はだいたい次のような事です。

  • ムービーのカット
  • ムービーの結合
  • テロップなどの文字入れ
  • 写真を動画に入れる
  • BGM をつける

更に次のような事が出来ると良いですね。

  • 場面転換の効果 トランジット
  • 早回しやスロー
  • テロップの動的表現
  • BGM のループやFade in / Fade out

あまり凝った作りのビデオでなければ、このくらいあれば十分かと思います。PlayMemories Home でできる事は、このうち次のような事です。

  • ムービーのカット
  • ムービーの結合
  • 文字入れ
  • BGM設定 ループと Fade in/out もできました
  • 早回しとスロー

結構できます。ただ、トランジットが無いのと写真(静止画)が入れられないのと、文字入れが単調なのがちょっと寂しいところです。

そこで、もう少し良いアプリが無いかと思って探したところ、どうやらWindows では、CyberLink PowerDirector というのが定番らしく、さっそくデモ版?をインストールしてみました。30日くらい使えるらしいので、どんなものかと。もし良さそうなら、年間6,980のサブスクリプションが良さそうだなぁなんて思いながら、起動して試したのですが、私のPCでは重たくて全然だめでした。 Core-i7 + メモリ12G の仕事用のワークステーションなのですが、気が遠くなるくらい遅いです。グラボが原因だろうか…

PlayMemories Home は、時々またされたりプレビュー再生がぎくしゃくする事はあったものの、全体的にはそこそこのパフォーマンスで編集できていたので、やはり高機能な分遅いのかもしれませんね。(PowerDirectorは軽快さで人気だと聞いたのですが…)

そんなわけで、ちょっとあきらめムードで、PlayMemories Home を使っていたのですが、どういうわけか、ムービーをカットしてそのまま音入れ・文字入れするときはなんともないのに、一旦結合してからだと、最後のムービー書き出し時に相当な確率で失敗します。しかたないので結合せずに編集するのですが、文字入れが超面倒。分割されたムービーごとにタイムラインが切り替わって、しかもそのたびに文字設定がリセットされます。

やっぱりおまけソフトには限界があるのか…. これをだましだまし使うしかないかなぁと思っていたところ、今まで全く考えていなかった、スマホアプリで編集できるということがわかりました。PCでもめんどくさいしCPUパワーが必要な作業をスマホなんかの小さい画面とCPUでできるものか?と思ったのですが、まったくの杞憂でした。

Kine Master というのがそのアプリなのですが、これは本当にすごいです。インストールしてちょっと動かしてみればわかりますが、まさにツボを押さえた作りで、Youtubeにアップロードするようなビデオが、本当にスマホ画面の中でいとも簡単に作れてしまいます。 しかも、ロゴさえ我慢すれば無料です。(有料で使ってもそれほど高いものでは無いです)

試しに作ってみたのが、これ。(スマホは、Xperia Z5です)

折しも、スマホ用ジンバル Zhiyun Smooth 4 を買ったばかり、スマホで撮影した動画をPCまで持ってくるのもちょっと面倒になってきたところです。スマホの中で、しかも旅行中とかに編集出来てしまうのであれば、こんな素敵な事はありません。(ちなみに上の動画はジンバルを忘れてしまったので手持ちです)

そんなわけで、今後は、Kine Master を使っていこうと思っています。 近いうちにサブスクリプションしてしまいそうな感じがします。

ところで、いくらスマホで全部できてしまうとは言え、やはり時々PCの大きな画面でも作業したいなんて思う事もありますが、それも心配不要です。 Windows 上で動く Android エミュレーターというものがあって、PC上で Android アプリが動かせます。

今、人気なのは、NoxPlayer6 というものらしいです。 実際ダウンロードして、インストールしてみましたが、インストールした時点で Google Play も使えるほどの簡単さでした。さっそく Kine Master をインストールして動かしてみましたが、PC上で、マウスでスマホを操作するような形になるので、最初操作自体に戸惑いましたが、慣れてしまえば、何の問題もなく使えそうです。 おまけに、NoxPlayer6はデフォルトは、Android 4.4.2 なのですが、エミュレーターの追加で、5.1.1 や 7.1.2(ベータ) が追加できます。 7.1.2 を追加してみましたが、こちらも問題無く動きました。 こちらもフリーです。PC上で、ブログやYoutubeのスマホ画面での確認なんかしたい時にも使えるので、いろいろと便利ですね。

それでは。

はじめ

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はじめ

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