余市のまちづくりのプライベートミーティング3回目

 事前のアナウンスは無かったが、今期最後のミーティングとの事。来期は無さそうな雰囲気もあり、あってもおそらく声はかからないような気がする…

私見では、こういうミーティングはもう少しスモールスタートにしても良いのではないか、例えば、4-5人の飲みの延長くらいの規模から初めて、形としてははっきりしないけれども熱い思いをコアとして育てていく様なイメージ。2時間程度の限られた時間でこの広いテーマでなにかをまとめようとしても、各自1発言すら出来ない状態では話し合いにはならないし、良いアイデアが出ても、議事録に記されるだけでは実にもったいない。

インフラ的な事に関しては、2回目のブログにも書いたが、まさに鶏と卵の堂々巡り。いま我々がやるべき事があるとすれば、具体的な「何か」では無いような気がするし、実際町を活性化できるような「何か」が実現可能な状態で見つかるとも思えない。町を変えるには、直接「何か」をするのではなく、最初に町民の意識が変わるような一石を投じるような事ではないだろうか。もし町民の多くの意識を変える事ができれば、それぞれが自発的に町を良くする「何か」をするきっかけになると思う。それぞれは小さな「何か」であっても、数が集まれば、それが余市という町全体の雰囲気になっていくかもしれない。

シャッター街のシャッターに絵を書くのも良いかもしれないし、誰かが空き店舗を借りて何かをするのも良いのかもしれないが、私としては、そのシャッターを閉めた人が再びシャッターを開けたくなるようなものが一番ではないかと思う。たいていは高齢の方が多いとは思うが、商売の大変さも面白さもわかっている人たちのはずだから、シャッターを閉じて年金で静かに余生をおくるより、あまり儲からないかもしれないが、シャッターを開けて、駄菓子屋のおばちゃんのような、楽しい対話のある商売ができる町づくり。余市がそんな町になったら、生活していて楽しいし、生活している人が楽しければ、自然と町が活性化してくるのではないかと思う。

今日出た意見の中で、個人的に一番良かったのは、「駅前や商店街にベンチを」というもの。箱物を作るよりもずっと簡単そうだし、ベンチを置くことで、町中や店の前で対話が生まれれば小さな「何か」が沢山生まれるきっかけになるかもしれない。国道沿いにはベンチが置けないなど、いろいろと否定的な意見もあったが、そこを乗り越える事は可能なように思った。個人的には、各お店がもっと入りやすい雰囲気作りをして、歩道がダメならお店の入り口に座る場所を用意する。工夫して特にその店で買物をしなくても、自由に休んだり、おしゃべりしたり、そこに店主も加わって自然な対話の中で買い物したりできるような雰囲気が理想。入ったことの無いお店のドアを開けるのは結構勇気の居るもので、そのために多くの人がスーパーや大型店などへ行ってしまうが、買い物する側だって、本当は店主と話をしたり、あれこれ店を回ってウインドショッピングを楽しんだりする方が断然楽しい。店先に座る場所を用意することでそういうきっかけになると思う。年一回ベンチスタンプラリーとかもやって、各店のベンチにスタンプを設置したりすることも、「こういう雰囲気でやりますから、何も買わなくても気軽に寄って行ってください」というような事をアピールするきっかけにするのも良さそう。

労働力の問題に関しては、比較的出やすい意見としては、若い人を呼んで…みたいな話だが、それは歓迎はするけれども実際難しい。これからますます高齢化社会になっていくわけだから、40,50,60,70 くらいの労働力を年寄り扱いせずに活用できる町づくりができると良いと思う。このくらいの年齢になってくると、居住環境を大都市に求めない人も増えてきて、むしろ郊外で楽な生活をしたいと思う人も多いと思う。病院等の問題もあるが、札幌まで1時間程度の余市はいいとこ取りの面もある。これから高速道路や新幹線などが整備されてくればますます札幌が近くなる。うまくこのくらいの年齢の人が働き易い環境が整ってくれば、いろいろと経験も積んでいる年齢だし、良い生活環境の中で、理想的な労働環境というものができてくるかもしれない。その事は町を潤して、仕事を引退した後は今度は趣味や、儲けを追求しない、買い物や食事を安く気軽に楽しめるお店を出したりして楽しく充実した老後が送れるような町になるかもしれない。

夢物語かもしれないが、箱物を作るとかバス停をどうするといった事よりもずっと現実的な話のようにも思える。最初にやることは店先にベンチを置く事なのだから。

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