サーバーリプレース

エプダイの NP11 を買ったのが2010年の1月なので、約3年活躍してくれた自宅サーバーを、同じくエプダイのNP31S というものに交換した。

OSは、あまり大ぴらに言えないけど、XP から、Windows8 になった。 それより嬉しいのは、ようやく 64bit になった事、メモリが 512K(だったかな?)から、4Gと増えた事、CPUがDualCoreになったことだ。 サーバーなので連続24時間365日と過酷な運用のわりには、NP11は低電力で、静かで、比較的安定して動いてくれていたほうだと思うが、なにせパワー不足で、いままで何するにも時間がかかったし、ちょっと重たい処理になると、ハングしたりなんて事があって、それがブログが重たくなるにつれて増えてきたように思う。Windowsってずーっと使っていると何も変えなくてもなんだか重たくなってくるが、世間ではOSもハードもだんたん贅沢になってきて、アプリにも余計な機能がいろいろ加わっているせいもあって、ほとんど構成を変えなくても、パフォーマンスは低下してきてしまう。

というわけで、実は、思いがけず 初 Windows8  となったわけだが、Windows 7 の時に、最悪Vistaで叩かれてずいぶん使いやすくなったと思ったが、Windows8は、更に使いやすくなっているし、安心感もあると思う。 ただし、今回は強烈な”クセ”がおまけでついてきているので、そこさえ乗り越えらればの話である。やはり、「スタート」メニューが無いってのがありゃ?ってのと、スタート”画面”とか、なんていうのか知らないけど、全画面になってしまうアプリ(スマホとかタブレットのやつ)が、じゃまくさいってあたりが気にならなくなってくればなんとか…

ショートカットとしては、Windowsキー+x は、最初に絶対に覚えておかないとダメだね。画面の右上とか左下にマウスカーソル持っていくとメニューが出るけど、なんでこんなに使いづらいものにしたのかなぁ。特にターミナルで作業している時だと、隅が隅じゃなくて、マウスがそれを超えちゃうからイライライライラ…となってしまう。キーボードなら確実なので、いいね。

そのへんの操作感に慣れてしまえば、特殊なことをしなければ、思ったより楽だ。だけど、バッチ処理で、copy コマンドで cドライブ直下にファイルをコピーしようとしたらセキュリティエラーが出るとか、Administratorユーザが見えないとか、BiNDをインストールしようとしたら、BiNDのインストーラは、「完了しました」なんて言ってくるけど、実は、system32 フォルダの下とかはセキュリティがやたらに厳しくなって、まったくインストールできていなくて、exeの無いサービスだけが登録されちゃったとか、今までできていた事がセキュリティの為にできなくなってるというものがいくつかあった。再起動も、いままではタスクマネージャのメニューからやっていたんだけど、それが無くなってしまったので、DOS窓で shutdown コマンド叩いたりさせられた。コンソール直接だとログアウトのメニューのところにあるけど、ターミナルだと無いんだよなぁ。

ファイル共有は、これは一番良かったところだけど、不可解なエラーが無くなって素直になった気がする。 Vistaの時に苦労して設定した事が効いているのかもしれないが、IDとパスワードですんなり共有させてもらえた。ここは、苦労するかもしれないと覚悟していたのだが、とんだ肩透かしだった。

というわけで、だいたいセットアップが終わって、今残っている問題は一つだけ。

iTunesが起動時に毎回、「オーディオの設定に問題を見つけました。…」とじゃまくさいダイアログを表示する。単に、ラインアウトにケーブルが繋がっていないだけで…iTunesはAppleTVなどのサーバーとして利用しているので、NP31Sは音を出さないのだが、毎回このダイアログのOKボタンを押すのは辛い。 なんでかしらないけど、スピーカー繋げれば、Windowsのプレイヤーだと音が出るのに、iTunesだと面倒なダイアログは出なくなるけど、音楽再生はできない。けど、動画は再生できて音も出る。と、流石トラブルメーカーアップルだ。だいたい、iTunes64Setup.exeでインストールしたのに、なんで、32bit ってなっているんだぁ? Program Files(x64)だし、プロセス見ても *32 って、インストーラだけx64なのかい! もう、ばかやろーって叫びたくなるなぁ。 たぶんこれは直らないだろうから、早く脱iTunes計画を立てなければ…

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