脱DoCoMo

最近のDoCoMoは何をやっているのかわからない。iPhoneは出さなくても良いと思う様になったけど、既存ユーザを大切にしないで、MNPユーザばかり優遇するのはどこかおかしい。(他のキャリアやNTT東日本なんかも同じだけど…) MNPを優遇することで他のキャリアからの転向を狙っているのかもしれないけど、実際には、MNPを優遇することがDoCoMoから他のキャリアへの転向を促進しているとしか思えない。だって、いつまでもDoCoMo使い続けていてもちっとも良い事が無いし、FOMAからスマホに変えようとしたら、10年以上も使っていても結構な差額になるうえに、MNPユーザが差別的に月々サポートが優遇されている状況では馬鹿馬鹿しくなってくる。他のキャリアでもMNPユーザは優遇されるので、結局、DoCoMoの契約は、MNP-BOMにしかならない。
 LTEエリアが全く広がらないとしても、DoCoMoのエリアは魅力だけど、DoCoMoのエリアだけに魅力を感じるなら、白ロムかSIMフリー買って MVNOという選択肢もある。MVNOがいつまで今のような価格・サービスを維持できるのか不安はあるけど、既存ユーザを大切にしないDoCoMoであるから、MVNOが使えなくなった時点でDoCoMoを再契約しても良いような気がする。

というわけで、どう考えてもDoCoMoの契約を維持する意味が見いだせなくなってきたので、今年は解約を考えている。実は私自身の携帯は会社に持たされているもので、DoCoMoの契約は、みかこさんに貸している状態。で、みかこさんの携帯といえば、滅多に携帯されることがなく、充電スタンドの上に鎮座している。メールなどは、iPod Touch を使っているので、通話も通信もほぼ0。タイプSSだかで2,100円/月程度の維持費で、いくらiPod touch との2台持ちをまとめられるとしても、これをスマホの 8000円/月に替える気にはならない。ちなみに、iPod touch の方は、IIJmioが950円で、光ポータブルが315円なので、1,295円/月で維持しているので、トータルでは、3,365円/月。
 仮に、6万円の白ロムを買って2年で償却すれば2,500円/月+iijmioが950円/月だから、3450円/月 で、今とトントン。ライトスタートにしても、4500円くらいだろう。(IIJの128kbpsはU300なんかに比べて変な制限もなく安定しているし、月1Gなんて絶対使い切れないと思うけど)

という計算で、まずは、移行準備として、SK17を再度ポータブルルータ化する事にした。前回は失敗したが、その理由は、みかこさんがメールなどを見るデバイスとして、このちっちゃいやつを全く認めてくれず、iPod touch を選択した上に、SK17でテザリングをすると、光ポータブルに比べて、バッテリー消耗が極端に早いという点が問題だった。つまり、SK17 1台でクライアントとして不十分で、かといってiPod touch との2台持ちした場合にバッテリー問題があって、どっちつかずだったのだ。

というわけで、今回は次の作戦を立てた。

最終目標は、iPod touch の廃止(そろそろ古くなってきたしね)で、DoCoMoの白ロム+IIJmioとして、その前に、iPod touch + SK17 の2台持ちで、そこそころ現状と同じような運用ができるようにして、かつ、DoCoMo携帯を解約する。

そのために、考え方を変えて、 iPod touch + 光ポータブル => SK17 とするのではなく、DoCoMo携帯 + 光ポータブル => SK17 への置き換えを行う。 一応SK17をメールやTwitterのクライアントとしてセットアップするが、それはあくまでも補助として、SK17は、通話+テザリングをメインとして、クライアントはiPod touch を維持するというものにした。

そのための対策は、次の通り

  • Fusion IP-Phoneの番号取得(月額維持費が0円なので、滅多に使われない携帯には最適)
  • テザリングでバッテリーの消耗を抑える為、5分で自動で切れるようにする。

Fusion IP-Phoneは、SIPクライアントアプリが必要だが、実はAndroid標準SIPクライアントというものがあって、一部の機種には最初から電話機能をSIP対応に切り替えられるのだ。SK17はその対応機種なので、アプリをインストールしなくても、それ自体の電話機能をそのまま使えるため、VoIPであっても、まったく違和感無く使える。実際に試したところでも、さすがに若干の遅延はあるが、IIJMioでも十分会話ができるレベルだった。

テザリングのバッテリー節約は、タスカーに2つのタスクと1つのプロファイルを追加して対応。

タスクは、テザリングオンとオフの2つ。ただし、テザリングオフの方は、5分間の遅延実行を設定し、テザリングオンは、テザリングオフタスクを停止してからテザリングをONとする。 プロファイルは、スクリーンロックで、テザリングオフタスクを実行する。とした。 その上で、ホーム画面に、テザリングオンのタスクをウジェットとして置く。 これで、テザリングオンウィジェットでテザリングをオンとできて、その後SK17のスクリーンロックになってから5分後にテザリングが自動でオフになるので、長時間テザリングしっぱなりという事がなくなり、バッテリーを気にしなくても良くなる。5分が短いようならもう少し伸ばしても良いけど、テザリングの切り替えは、ネットワークの切り替えに比べればわりと早いので、SK17で再度テザリング開始ボタンを押しても良い。SK17がロックにならないように維持していても良いし、オフになるまでにロック解除してテザリングオンにしてもオフタスクがキャンセルされる。最終的にはいつかの時点でスクリーンロックになって、オフタイマーが起動して、5分でオフになるので、いずれにしてもオフし忘れは防げるはず。

さて、設定は整った。 結果はいかに…

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