バラの剪定

毎年GWは、雪に荒らされた庭の片付けなんかをして過ごすのあるが、今年は仕事の為、土日も含めて本日1日しか休めず、また、例年より寒いこともあって、雪に倒されたフェンスを起こす作業と、伸びきったバラたちの剪定作業を行った。

剪定というより、メッタギリといった感じなのだが、あまりにも邪魔なので、かなり短く切り詰めてしまった。

もともとバラは伸びるし・痛いし・虫がつくしで反対だったのだが、みかこさんが世話をするのでどうしてもバラを入れたいということで、入れたはずなのだが、結局みかこさんは何もせず、私が毎年痛い目に合っているだけなので、いっそのこと全部刈ってしまおうかともおもうのだが、四季折々に綺麗な花を咲かせるものだから、なかなかそれはできずに居る。

まずは、血だらけになりながら、雪に押しつぶされたり、フェンスやどうだんに絡みついたりした枝をガンガン切り落として庭と、庭の下の斜面に積み上げたのだが、問題は、この枝をどう片付けるかだ。

数年前からごみが有料化になり、また、バラはトゲがあって、袋を突き破るしでどうにも始末が悪い。いっその事ガーデンシュレッダーを買ってチップにして庭に撒けば枝の始末と庭の雑草予防の一石二鳥かと思うのだが、ガーデンが趣味というわけでもないし、シュレッダーを使うほどの大量の枝が毎年出るわけでもないのに、2万円以上もするものを買うのはためらわれ、手で細かく切ることにした。

そんなバラの剪定作業であったが、今年はちょっとした武器を用意した。

いつもは普通の剪定ばさみ(下手したら100円ショップで売っているようなやつ)でチョキチョキ切っているのだが、バラは結構太いところから細いところまであるし、今年の様な思い切った剪定となるとどうしても太いところをかなり切らなければならず、普通の鋏では太刀打ちできない。そこで、今年は、何か良いものが無いかとホーマックで探して、写真のラチェット式剪定ばさみ(¥980)を購入した。 更にこれでも駄目なときのために、折りたたみ式ののこぎり(¥380)を買った。 ノコは最初園芸コーナーで¥580のを手に取ったのだが、クラフトコーナーへ行ったら¥380があったので、そちらにした。趣味でやっているひとが買うのは¥1000~¥3000くらいのが主流のようだが、切れればいいやの最安品。 ラチェット剪定ばさみも、後でネットで調べたら、5千円前後するのが普通みたいで、¥980はラッキーだった。

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このラチェット式剪定ばさみというのが、ブログを書こうと思ったきっかけなのだが、「非常に良い!」 と感動ものだった。 最初は使い方がわからず、全く切れない???と思ったのだが、車で言えばオートマといったもので、細い枝は一発でスパッと切れ、硬い枝になると自動でギアが切り替わり、最初に握った状態だと1/2とか1/3まで切れて、一旦グリップを戻し(刃は戻らずそのまま)握りなおすことで、ほとんど力を入れずに、2回とか3回グリップを握るだけで、硬い枝も楽に切れてしまうのだ。いまだにどんな機構なのかよくわからないのだが、ここ数年無い驚きの仕掛けだ。 おそらく1.5cmくらいの枝までは楽にいけるのではないかと思うが、力を要れずに握りなおすだけで、太い枝に、刃がスッと入っていくのは、なかなかに気持ちが良いものだ。ギアは3段~4段くらいあるようだが、流石に2cm近くなると、グワっと力を入れる必要があるが、普通の剪定ばさみだと逃げ腰になる枝でも、バンバン切れてしまう。 この鋏でも駄目だと思ったら、のこぎりなのだが、ノコを使ったのは10回ほどで、普通の剪定作業であれば、まずこれだけで済んでしまうだろう。

というわけで、本日の作業終了後、ホーマックへ行って、予備用にもう一つ購入してきたのが上の写真だ。 刃も作りもしっかりして、簡単には壊れそうにないが、ネットで5千円も出して買うのは高いので。

楽天で、ラチェット式 剪定 で検索すると、結構ヒットして、そのうちの一つだけ私が買ったものより安いのがあった。 安い順で多いのは、MACと書いてあるものだが、それは握りの形状がいまいちで、手が痛くなりそうだ。この形状が使いやすいのだが、どうも、これもコピー品のようで、元は、ドイツ・マスター社製のものなのかもしれない。
http://item.rakuten.co.jp/laboratory/senteihasami/

最後にもう一つ今回バラとの格闘で活躍したものがあるのだが、それは皮手袋。と言ってもこれも安物で、普段七厘を扱うときにつかっているもので、ホームセンターで一組200円程度のものだ。以前も、バラの剪定でこれを使ったのだが、これを使っても痛かったので、今回は厚手の軍手をして、その上にこの皮手をしたら、かなり強く握ってもトゲが手まで届かず、作業が非常に楽だった。痛くなければバラのトゲも敵ではない。ガシっとつかんでバリバリと切ることができた。高くて強力?な皮手で、トゲを通さない様にするより、トゲが手に届かないように厚手のものをしたほうが良いということにいまさらながら気づいた。

欠点は、厚手ゆえ両手にしてしまうと、鋏が使えないので、左手だけだということ。右手は軍手だけなのだが、左手がまったく痛くないので、うっかり右手も使って枝を握ってしまうと、油断しているだけに思い切り握ってしまったりして、強烈な痛みに襲われることになる。 このうっかりを3回くらいやってしまってしまった。

とりあえず、なんとかバラは片付いた。 今週末は1日かけて土作りをしたり、枯れ草などを片付けたりすれば、あとはみかこさんにバトンタッチ。私は夏と秋で3回から4回くらいの草刈だけとなる。 今年は、春先に主要箇所には除草剤やらオルトランを撒き終えている。 雑草防止用の黒い敷物?も買ってあるので、気が向いたら実験的に使ってみようとは思っている。

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バラの剪定 への2件のフィードバック

  1. そのみ のコメント:

    「このうっかりを3回くらいやってしまってしまった。」のところを読んで、笑いました。右手と左手、不思議な関係ですよね。私も、これに似たような経験あります。

    • はじめ のコメント:

      笑い事じゃなくて、本当に痛いんですから。
      映画とかで、ナイフを手で握って受け止めたりとか、
      有刺鉄線を握っちゃったりとかするシーンありますよね。
      気分はあれやっちゃったような感じです。
      実際にはそこまでではないですけど、今朝まで痛かったです。

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