風邪を引いたことがある人は、COVID-19感染の可能性がある

科学的根拠なんてなにもないけど、そのくらい自分の事だと思って、日々を過ごしたほうが良いと思う。これだけ世界的に大変な状況になっているのに、まだ他人事になってないだろうか? 風邪の特効薬が無いように、COVID-19にもワクチンは無いし、感染したら体力勝負になる。新型コロナウイルスと1対1、身一つで対決しなければならない。しかもウイルスは自分の体の中でどんどん増えようとする。つまり世界規模で起きている戦いと同じことが、自分の身体のなかで起きるようなものです。ある日突然。私たちは今、その可能性が低くない状況の中で生活しているということです。

自分だけの問題ではない

感染してしまったら、自分が大変になるだけではなく、自分の周囲にいる人、それが身近な人というだけではなく、たまたま近くにいただけの人に、迷惑をかけてしまう可能性が高くなります。社会の中で人と人は影響しあうものですが、こんな形での影響は避けたいところです。感染していると自覚しているのに、何の対策も無く他人と接触しようとする行為は、その相手に暴力をふるっていることと同じではないでしょうか。

それでも平気ですか?

学校、仕事、様々な不自由が生まれ、快適な生活を過ごせなくなってきています。贅沢な生活ではなく、それぞれの人生を楽しむ生活です。なんでこんなになってしまったのでしょう? ウイルスのせいですか? 政府の対応がまずかったからでしょうか? それもあるでしょうけれど、それでも自分たちでできることはまだあると思いますし、それをすることが私たちの社会の一員としての責任だと思います。

感染しないように気を付けること

これが一番大切だと私は思います。今、誰にでも始められる事ですし、自分の身を自分で守るということですから、これをするのにモチベーションが無いという人はいないのではないでしょうか?

他人の事を考える前に、他人がしてしまったことを批判する前に、自分の身を自分で守りましょう。自分は感染しないように気を付けましょう。自分を守るために何ができるかを考えて、”なにか”のせいにしないようにしましょう。”自分”が、誰かの健康に関して責任を持つ立場にあるならば、自分とその人が感染しないように気を付けましょう。

使い捨てマスクの値段が高いのであれば、それに代わるものを考えれば良いし、消毒用アルコールが手に入りづらいのであれば、石鹸で手を洗えば良いのです。洗っていない手で食べ物を口に運ばないように気を付けたり、爪を噛む癖を直したり、目薬を使って、目をこする癖をなおしたりするだけでも効果はあります。

ウイルスの身体への侵入口はどこかを考えて、そこを守りましょう。例え手が、服が、マスクがウイルスまみれであっても、それを身体に取り込まなければ感染はしないはずです。ウイルスが既に自分の手や服に付着しているかもしれないという前提で自分の行動をみなおしてみるのはどうでしょうか?

https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/advice-for-public

社会生活を壊してはならない

社会を壊さないためには、感染者と接触しないようにする対策ではなく、感染者と接触しても感染しない対策をするべきでしょう。感染してしまった場合は、周囲の人を感染させないように、最大限の努力をすべきです。

感染者というラベルが付けられるのは感染が確認された時であって、感染した時ではありません。感染者と言われていない人でも感染している人は沢山いると思います。風邪やインフルエンザだって、知らず知らずに感染してしまっていることがあるわけですから、新型コロナウイルスだけ、感染者と判明した人と接触していなければ大丈夫なんてことはありません。 学校を休みにしたり、イベントを中止にしたりすることで、一定の効果はあるのかもしれませんが、そんな対策だけに頼っていて、個人が自分の身を守らなければ、食い止めることはできないと思います。全員を隔離しますか? 誰とも接触せず、何もせず、家、いや、部屋に閉じこもる生活を続けますか? そんなことできるはずがありません。社会生活を壊してしまうような対策は結局は状況を悪化させてしまうことにもなりかねません。ウイルス感染の脅威を、生活の不安、経済的な脅威へ拡大しているように思います。社会生活を壊さずに、ウイルス感染の脅威と戦う方法こそが、真に私たちが望むことのはずです。

長期戦覚悟

私たちは今、長期戦を覚悟しなければならない段階に来てしまいました。”春になればウイルスは消える” という期待はまったく持てない様です。ワクチンが開発されているといっても、それが開発され、臨床試験を終えて使えるようになるのは、2021年末だそうです。

長期戦を戦うにはそれなりの戦略が必要ですが、政府からは全くといってよいほど、ビジョンが示されません。いまだに短期的な対応で収束すると考えているような対策しか出てきません。自分の身体で考えれば、ウイルスが全身に転移しているかもしれないのに、体の一部を切り落とすような、あるいは血液の循環を止めるような、そんな対策です。長期戦を戦うには、体力を温存して、全身で戦わなければなりません。体力を失うような別の要因を可能な限り排除して、弱い部分があれば他で補なったり助け合ったりしなければならないと思います。そのためにも、社会生活、いや、社会そのものを壊してはいけないと思うのです。

水際ってどこ?

水際対策って、鎖国ですか? 他国との連携・交流を断ち切ることが、対策なのでしょうか? そもそも、コロナウイルスの水際というのは、国境なのでしょうか? 

真のリーダーが必要です。

様々な組織や機関を正しく動かして、社会全体としてウイルスと戦うには、その資質を備えた真のリーダーが必要ではないでしょうか。

北海道の鈴木知事と、安倍総理。休校対策その他、一見似た様な対策に見えますが、本質は全く違うと感じます。 鈴木知事は休校そのものを手段・目的にしているのではなく、それを通して、道民にウイルスに対して警戒して、個人個人で対策するようにとアラートを出しているように見えます。強いメッセージを感じます。これは、長期戦に対する備えと言えます。一方安倍総理からは、なんのメッセージも感じられません。1-2週間がピークだから、その間休校してしまえば何とかなるんじゃない?といった、状況認識の甘さ、リーダーとしてあまりにも軽率で楽観的な判断にしか見えません。鈴木知事が1週間と言ったのに対して、今学期一杯と言ったことに何か大きな意味や意思、方針、ビジョンを感じますか? コロナウイルス対策に関しては、鈴木知事が国の対策リーダーであれば、日本は乗り切れるのではないかという期待が持てるのですが、安倍総理では非常に不安です。実際、今の日本の状況は、コロナウイルスそのもののダメージから、社会崩壊といった方向へ進んでいるようにすら感じます。

情報を操作したり、各家庭や個人に対してウイルスの正しい知識や対策を浸透させる役目をもつであろう学校を必要以上に、あるいはそれぞれの学校の状況を加味せず一律に休校にしたり。 これでは、家庭や子供たちは、どうやって自分たちの身を守る、つまりは社会の一員としての責任を果たす、正しい知識と手段を学べば良いのでしょうか?

フィリピンの英語の先生がFBに投稿していた画像が素晴らしいので載せておきますが、こういうものを、Googleで検索しても、ほとんど見つけることができません。こういうものの日本語版をちゃんと用意して、子供たちに配って説明するのは、学校にしかできないのではないでしょうか?

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